血流を良くする薬が軽度認知症の進行を抑制(朝日新聞)

アルツハイマー型認知症で効果が確認されたというニュースです。
自律神経障害があり、脳の血流が不安定というレビー小体型認知症にも同じ効果があるかどうかは分かりませんが、脳の血流は、重要なカギの1つなのだろうと思います。

<追記:この薬(プレタール)を試した若年性認知症の方の体験談→こちら

小林弘幸(順天堂大学医学部教授)著『自律神経を整える「あきらめる」健康法』P.63
には、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスと血流について書かれています。
交感神経が過剰に優位でも副交感神経が過剰に優位でも結果的には血行が悪くなる

レビー小体型認知症で脳の血流が悪くなる仕組みは、まだはっきりと分からずにいるのですが、薬以外でも血流を改善する方法が、多々あるのではないかと思っています。

以下、青字部分は、2014年2月27日のニュースを朝日新聞公式サイトより全文転記。
更に医学的に詳しい記事は→こちら(マイナビニュース)


   < 血液サラサラ薬、認知症を抑制 年内に臨床試験開始へ >

脳梗塞(こうそく)の予防に広く使われる血液の流れをよくする薬を飲めば、軽度認知症の進行を抑えられるという研究成果を国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)などがまとめ、2月27日付の米科学誌プロスワンで発表した。
効果をさらに確かめるため、年内に臨床試験を始める予定という。

同センター脳神経内科の猪原匡史医長らは、認知症患者が血管の病気を併発しがちなことから血管を広げて血を固まりにくくする脳梗塞などの予防薬「シロスタゾール」に着目。
この薬を飲んでいたアルツハイマー型認知症の患者にどんな効果があるかを調べた。

その結果、シロスタゾールを6カ月以上飲んだ34人は、飲まなかった36人に比べ、認知機能の下がり方が平均で約8割遅くなっていたことがわかった。

ただ、効果がみられたのは、仕事や日常生活が何とかこなせる程度の軽い認知症の人だけだった。症状がすでに進んだ人では効果ははっきりしないという。

シロスタゾールを飲むと血のめぐりがよくなり、認知症の原因とされる脳内の老廃物を流し去る働きが上がるらしい。
(小宮山亮磨)


*シロスタゾールの商品名は、プレタール(他)です。

<参考記事>
*「脳の血流を良くする鍼灸のツボ
*「冷えは、脳も含めた全身の血流が悪くなるという医師の発言」(漢方薬 改善例)
*「認知症予防になる指体操の動画」(NHK公式サイト)
*「温泉旅行が認知症に効果があった例」(関連記事に)
*カテゴリ「運動で認知症予防」踏み台昇降・ウォーキング・スロージョギング

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木瓜(ボケ)
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<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

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認知症に関連するビジネスもしていません。
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’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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