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若年性レビー小体型認知症 リハビリ入院 体験談

若年性レビー小体型認知症のHさん(63才。東京都在住)は、10年前にパーキンソン病と診断され、昨年2月にレビー小体型認知症と診断され直しました。
昨年11月から、45日間のリハビリ入院をされ、大きな効果があったとのこと。
これは、奥様のMさんの書かれた体験談です。(原文は、もっと長く丁寧ですが、字数の関係で敬語表現他を省かせて頂きました。)

 < リハビリ入院体験記 「リハビリで自分の病気と闘う」(2013年11月)>

夫は、2013年秋から立ったり座ったりの動作などが難しくなり、車いすを使い始めた。
薬もだんだん効かなくなり、気持ちも落ちていった。
そんな時、パーキンソン病を対象としたリハビリも行う専門病院が兵庫にあると知った。
東京では、回復期リハビリがほとんどで、進行性の病気のリハビリを行う病院は少ない。
本格期なリハビリを強く望んでいた夫のために、遠いけれど思い切って入院を決めた。

夫は、ヤール3(運動障害の段階)で特定疾患難病)の制度(医療費助成制度。都では通称「マル都医療券」)が使えるので、収入に応じて、医療費、入院費は月一定額で済む。
しかし都の制度(マル都医療券)は、都と契約している病院でしか使えない。
入院先の病院は、今回初めて都と契約して下さったので、入院の希望が叶った。
主治医の診断書を持って診察を受けに行き、入院の必要を認められ、後日入院した。

パーキンソンを熟知したスタッフによる理学療法(体を動かす)、作業療法(手先や日常動作)、言語療法(発音や飲み込み)が、毎日それぞれ40分ずつ。
他に音楽療法、水泳、料理、集団でのゲーム等も入り1日平均4種類のリハビリを受ける。

東京では、デイサービスでのリハビリを週数回(1回20分)と訪問リハビリを週1回(1回40分)だけだったので、このメニューについていけるかどうか、初めは心配だった。
しかしリハビリを望んでいた夫にとっては、まさに天国。「1日があっという間だった。」

リハビリの結果、夫は、行きに使った車いすではなく、杖2本を使い、自分の足で歩いて帰って来た
お土産に、クリスマス会やリハビリの様子を撮影したDVDと、自宅用リハビリメニュー(本人が実際にしている写真入り)をいただき、大感激だった。

「どんなに良い薬を飲んでいても、リハビリをしなければ身体が弱る。身体が弱ればますます動きたくなくなり、悪循環だ」と先生から伺い、私もリハビリの大切さを再認識。

帰宅した夫は、「デイケアのメニューが物足りなくなった」と言い、デイケアの後に散歩に行くなど、リハビリに対する意識が、ますます高くなった。
できることは、なるべく自分でやりたい』という自立性も高まったように思う。

「厳しいリハビリをすることが、自分の病気と闘っている実感が持てる唯一のときだ
63才の夫は、リハビリ=闘病という意識で取り組んでいる。

<関連記事>
*「Hさんの体験談」と「車いすで行った沖縄家族旅行
*「若年性レビー小体型認知症Kさんの体験談と具体的治療法
*「若年性レビー小体型認知症ominaeshiさんの幻視体験談」リンクでその他体験談。
*「レビー小体型認知症7人の体験談」家族会サイト。年齢も症状も多様

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兵庫県のリハビリ専門病院で杖2本を使って歩かれるHさん
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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