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認知症と生きる方と一緒に楽しむ

先日、テレビでパキスタンの子どもたちが、小石で遊ぶ映像を見ました。
驚きました。母が、昔、見せてくれたお手玉遊びにそっくりだったからです。
「お〜て〜だ〜ま〜お〜ひ〜と〜つ〜」と可愛い数え歌を歌いながらします。

すぐYouTubeでお手玉の動画を探したのですが、母の見せてくれたものはなく、代わりに見た事もない複雑な遊び方の動画が、いくつも出て来ました。(→動画

こんな豊かな文化だったとは。ちゃんと教えてもらえば良かった・・と悔やみました。
(ちなみにけん玉は、最近、米国で流行って逆輸入されているそうです。→動画
またお手玉は、脳に作用してうつ病や認知症に効果があると書いてある本があります。)


認知症を知らない多くの方に訊かれます。「認知症の人と何を話せばいいんですか?」
勿論、なんでも話せます。普通の人間ですから。宇宙人ではないですから。
言葉の出ない方だったら、こちらから好きなことを話せばいいです。

ただ記憶は、新しいものから消えていきますから、昔の話ほど盛り上がります。
人生で一番輝いていた頃のこと、楽しかったこと、子供時代や若かった時のことは、目を輝かせて詳細に話してくれます。

私も母が認知症になってから初めて知った家族の歴史が、たくさんあります。
母が小さな子供だった戦争中の暮らしのことも色々聞きました。
終戦の日、どこで、どんな風に玉音放送を聞き、何を思ったかも聞きました。

また、体で覚えたことは忘れないといいます。(六車由実著「驚きの介護民族学」)
お手玉、農機具の使い方など、「どんな風にするの?」と質問してみると手真似でやってくれると思います。

絵が思い出すきっかけになることもあります。(「昭和こども図鑑」写真参考)
母は、慢性せん妄だった頃、この本の三輪自動車の絵を見て、赤ちゃんだった兄と父と3人で行った旅行のことを、突然、目を輝かせて話し始めました。

そんな昔のことを色々教えてもらうのは、とても面白く、濃密で豊かな時間がゆったりと流れていくのを感じます。
知らない土地を相手の案内で、散歩するつもりで、ゆるやかに付いて行けばいいです。
立ち止まったり、寄り道も一緒に楽しんで、色々教えてもらいましょう。

追記:歌もずっと覚えているものの1つです。歌詞の本などがあると一緒に歌えます。

<関連記事>
*「認知症の高齢者の楽しめるもの
*「驚きの介護民俗学」六車由実著
*「高齢者にタブレット端末を

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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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