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公的支援の受け方 (体験談)(3)障害者年金

子供の教育費や住宅ローンがのしかかる時期に発症し、働けなくなる若年性認知症(推定発症年齢、平均51才)と生きる方には、特に必要な支援です。(→関連記事
(この体験談は、複数の方から伺ったお話を合わせています。)


レビー小体型認知症と精神科で診断された時、病院のソーシャルワーカーが勧めたのが
自立支援医療障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)の同時申請
(同時なら1枚の診断書で可。詳細は、夫々の上をクリック)
その後、勧められたのが、精神障害者年金だった。(初診から1年半は申請できない。)

「自分では、”何とかやっている”と思っても、普通に生活ができている訳ではない。
病気で働きたくても働けなくなったのだから、事故で働けなくなったのと変わらない。
そういう時のために、若い頃から保険料を払い続けてきた。堂々と申請するべきだ」
と言われ、勇気を奮い起こして年金事務所に電話をし、言われた通り、年金手帳病院歴を持って年金事務所に行った。(若年性レビー小体型認知症。50代前半)

初診日前からの年金保険料の未納の有無初診日から1年半以上経っていることを確認。
今までの病状やかかった病院(名称、場所、初診日、最終通院日)などを詳しく伝える。

うつ病と誤診された時点から対象になる(誤診を証明する必要はない)と言われ、沢山の書類の書き方の説明を受け、手渡される。
書類には、書くべき所に鉛筆で印をつけられたので、自宅で混乱することはなかった。

戸籍謄本、住民票、初診の(誤診した)病院現在かかっている病院両方の診断書(5千円弱〜1万円強かかる。申請が通らなくても自己負担)を用意しなければいけない。
自分で書くものの中では、病気の症状や経過等を詳しく書く申立書が大変だった。

指定の診断書の項目はとても細かい。日常生活能力(7種類)の判定等は、余程詳しく日常生活のことを伝えておかなければ、短い診察の中では医師も把握できないような内容
診断書を書くことに協力的な医師と日常生活の何でどう具体的に困っているのか(症状)を正確に伝える努力の両方がなければ、作成は不可能だと思った。

また初診の(過去の)病院での病状は、初診時の病状ではなく、初診から1年半後からの3ヶ月間に限定される。レビー小体型認知症特有の波で、その時期にたまたま調子の良い状態が続いていれば(理不尽だと思うが)過去の障害の認定は困難になるかも知れない。

過去の障害を認められると5年前まで遡って年金が支給される。それ以前は時効。
当時の病状や生活の困難さを詳細に記録した日記などがあれば、役に立つと思う。

書類を揃えて年金事務所に行くと、全て(診断書含む)を念入りに点検された。
訂正部分が複数あったが、1つ1つ指摘されるままに訂正印を押し、その場で書き直す。
無事終了し、書類を受理された。

審査結果が来るのが、3ヶ月半後、年金の最初の支払いは、その50日後と説明される。
(支給金額など詳細は、日本年金機構の公式サイトを。


追記:若年性レビー小体型認知症で障害者年金を受給していらっしゃる方とほぼ同じ病状で、年金事務所では該当すると言われた方ですが、不支給(障害が軽く、該当しない。)の通知が来たそうです。

<関連記事>
*公的支援の受け方・体験談 自立支援医療 障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)
*「若年性レビー小体型認知症の症状と治療」(体験談)リンクも参照
*「認知症という病気を隠す苦しみと打ちあけて良かったこと」本人と家族の体験談

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シャコバサボテン(しゃこ葉サボテン。別名:デンマークカクタス)
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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