スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

公的支援の受け方(体験談)(2)障害者手帳

自立支援医療を申請する時、同じ窓口で、同時に申請できるのが、障害者手帳(正式には、精神障害者保健福祉手帳)です。
(歩行障害などパーキンソン症状から始まった方は、身体障害者手帳を申請する方が多いです。両方を申請することもできます。)

同時申請なら1枚の診断書—この窓口で渡される記入欄の多いもの—で済みます
診断書以外は、手帳に貼るための証明写真を1枚用意するだけです。

 障害者手帳 詳細。(受けられるサービスは、所得制限等で若干異なります。)

病気のために「日常生活や社会生活に制約のある方」が対象になると書かれています。
ある方は、レビー小体型認知症と診断後、すぐに病院のソーシャルワーカーから「自立支援医療とセットで申請するように」と勧められたそうです。

1級から3級に分けられ、級により、住む地域により、受けられる支援は違います
支援の内容は、役所にある冊子を見て下さい。(ある市の冊子は100ページ弱。)
3級では支援も限られますが、上手く利用すれば、交通公共施設税金など色々な支援、優遇措置があります。
会社(公共交通機関、携帯電話会社など)によっても内容が変わります

ちなみに私の知人は、40才を過ぎてから発達障害と診断され、この手帳を取得しました。
障害者枠で再就職し、若い頃から続けて来た看護師として働いています。


  <「精神障害」という言葉>

脳の病気や障害を診る科を日本では、精神科と呼びます。
心臓の病気は、心臓病と呼ぶのに、脳の病気は、(一般に)精神病と呼び、
脳の病気(や障害)によって起こる障害は、精神障害と呼ばれています。

私の兄は、昔、「精神薄弱(精薄)」と言われていました。今の「知的障害」です。
『あの純粋で心優しい兄の”精神”が、”薄くて弱い”とは、いったいどういう意味なのか』と、私は、子供の頃から疑問と反抗心を強く抱いていました。

精神」という言葉は、「脳機能」なり、より正確な名称に変えて欲しいと思います。
同時に、脳の病気に罹られた皆さんとご家族には、この言葉で傷ついたり、拒絶しないで欲しいです。言葉に負けないで、跳ね返し、堂々と支援を受けて頂きたいです。


  < 誰もが、精神障害者になりえる >

以前から繰り返し書いていますが「人間には2種類しかいません。今、障害を持っている人とこれから障害を持つ人です」(放送大学講師の言葉)。

誰もが、様々な臓器を病むように、脳という臓器の病気にもなります
その人の人格や精神や心の強さや美しさとは、まったく関係なく、人は、がんになるのと同じように、脳の病気にもなるのです。
そして脳の病気になったからといって、その人の人間としての存在価値が変わることはありません。
脳のほんの一部の機能が落ちて、色々な不便が出て来たとしても、その人はその人です
違いますか?

「認知症や子供の障害を受け入れられないのは、その人自身の心の奥底に偏見差別が潜んでいるから」と読んだことがあります。
ならば、まず病気や障害を正しく理解することで、自らの誤解と偏見を手放しましょう
 
 →(3)障害者年金に続く

<関連記事>
*「精神科医療医が1割負担になる自立支援医療の受け方(体験談)
*「若年(性)認知症の方の抱える問題」(一番は経済的問題です。)
*「若年性レビー小体型認知症の治療例」(リンクも参照)
*「レビー小体型認知症 治療の具体的注意点(1)」「(2)治療で悪化した例
*「病気を打ち明けることの利点(体験談)」(若年性レビー小体型認知症)
大野更紗さんらの「見えない障害バッジ」
*外部リンク「障害者手帳で行こう!」(手帳で利用料が免除・割引になる全国の施設一覧

P1020928_convert_20131226075319.jpg
12月の薔薇(バラ)
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。