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レビー漫画(6)アルツハイマー型との違い

このブログの読者のSimsimさん(お母様がレビー小体型認知症)の作品です。
(幻視3部作→その1  その2 その3 転倒→その4 妄想→その5 アルツハイマー型との違い→その6 人物誤認→その7 レム睡眠行動障害→その8 異変の始まり→その9 夜中の転倒→その10
症状の描写が正確ですので、介護・福祉・医療関係の方々にも是非読んで頂きたいです。

注:著作権はSimsimさんにありますので、勉強会の資料などで利用されたい方は、
  コメント(公開/非公開)でご一報下さい。
追記:既に医学部やケアマネの研修、家族会の勉強会などで利用して頂いています。
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アルツハイマーvsレビー_convert_20131207200348
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 < 解説 by しば>

この病気の発見者、小阪憲司医師によるとレビー小体型認知症には、3種類あります。
純粋型:30~40歳代でパーキンソン症状から始まる患者が多い。患者数は少ない。
通常型:70歳前後で発病。患者数が多い。アルツハイマー型記憶障害あり
    約3割はパーキンソン症状が出ない
自律神経症状型:記述なし。(不眠、便秘、立ちくらみ等多様なレビーの自律神経症状
(小阪氏の「第二の認知症 増えるレビー小体型認知症の今」P.105から)

パーキンソン症状から始まった方は、(若年性)パーキンソン病と診断されます。
記憶障害から始まった方は、アルツハイマー型と誤診されることが非常に多く、自律神経症状だけが際立つ方は、うつ病自律神経失調症等と誤診されることが多いです。

一般にレビー小体型認知症では、記憶障害よりも注意力などの低下が目立つと言われています。簡単な計算ができなくなるのも計算能力が落ちたのではなく、注意力低下が原因だそうです。

レビーと生きる方で、同じことを(言ったことを忘れるために)延々と繰り返し話し続けるという症状は、私は、聞いたことがありません。
アルツハイマー型との合併があれば起こるのかも知れません。(→詳細

この漫画を見ると、幻視(亡き夫の幻覚)以外は、「どこが認知症なの?」と思われると思います。
レビー小体型認知症は、「認知の変動」という症状で意識状態が低下している時以外は、ごく普通の人に見える方が少なくありません
(しかしその状態で幻視が見えるので、症状と知らないと周囲は驚いてしまいます。)

私の母も記憶障害が目立たず、面会者の多くは「認知症じゃないよ!」と言いました。
世話好きだった母は、老人ホームでも他の入居者を慰めたり、励ましたりしています。

<関連記事>
*「アルツハイマー型とレビー小体型の幻視の違い」(映画から)
*「レビーを疑ったら、診断されら、まずここから読もう」(チェックリストも)
レビー小体型認知症は「認知症」なのか(他の病気とは違う症状とケア)
関連記事

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No title

simsimさん、しばさん
山形でもわかりやすくて、あのとおりなんですよ、って声聞きました。
ぜひ続けていただきたいです。
小冊子作りたいですね~

No title

ありがとうございます!
お陰様で、色々な研修や勉強会で使って頂いていて、本当にうれしいです。

私も読んでいて、『うわ!母と同じだ〜!』とびっくりしてしまいます。

しばらく前にも老人ホームで、
「子供が学校から帰ってくるんです。夕食の支度をしないと。私、家に帰ります」
と延々と繰り返す方に、(安心させるための)笑顔で「そうね。そうね。大丈夫よ。今、言ってあげるから」と、ずっと言ってあげていた母の忍耐強さ、気使いに驚いたことがありました。
(調子の悪い時は、「同じことばっかり言って」と不機嫌になることもあります。)

本当に、一冊にまとめたいです!
みなさん、応援して下さいね。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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