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9月2度目の帰省1日目(1)トラブル 兄のこと

帰省のために自宅を出る寸前、帰省先の役所の長寿保健課から電話がある。
父が受診した病院から”(介護保険用の)意見書は書けない”と連絡があったという。
父に介護保険のことで電話連絡をしたら「そんなものを頼んだ覚えはない!」と怒って電話を切ったからだと言う。医師の意見書がなければ、介護保険の申請はできない。
何が起こったのかよくわからないまま、「今からまた帰省する所なので実家に着いたらまた連絡する」と切る。

実家に着き、まず冷蔵庫の中を見る。野菜を全く買っていない。もちろん肉も魚もない。相変わらず賞味期限の切れたものばかり。何を食べて生きているのだろうか。

まず父の受診した病院に電話し、院長(2度会って信頼している。)と話したいと伝えるが、学会で3日後まで帰らないと言われる。
父を病院に連れて行く前に相談にのってもらった保健所の保健師(とても頼りになる。)に電話をし、相談する。
もう一度、長寿保健課に電話して詳細を訊くか、病院のケアワーカーに詳細を訊くように言われる。本人に電話をすることはないはずだと言う。

長寿保健課に電話すると、病院から電話があり、問題は既に解決したと言われる。身長、体重を訊くために父に電話をしたという。
もうそれ以上追求するのを止める。こんなことにエネルギーを浪費したくない。
それにしても介護や福祉のことは、1つ、ことを進めるのに、一手間で済むことがない。何度も何度も役所に足を運んだり、訳のわからないことが起こる。

兄の通所施設に電話して、前回「ショートステイの延長は、緊急措置であり半年も1年もという訳にはいかない」と言われたが、役所の福祉課に訊くと、どこも入所まで何年待つかわからないという現状を話した。
「半年後、もし父が悪化し、兄の世話が全くできなくなったとしても、兄には、行き場がないということでしょうか?」
確約はできないが、施設入所も優先順位というものがあるので、その時の状況によって優先的に入所できるということがあると説明される。少し安心する。しかし入所申し込みは、これから始まる。
ショートステイ先に兄の着替え一式を置いておきたいので持ってきて欲しいとも言われる。
「これはここで保管するから」と言っても兄は頑として聞かず、全て持って帰るのだという。
夏物秋物を選び、全てに(靴下にも)名前を書く。ズボンが足りないので買ってこないといけない。

伯母(母の亡くなった兄の妻)に電話をし、明日の父への告知に立ち会って欲しいと頼む。(メールでは依頼してあった。)
伯母は、「(姉妹2人で行くなら)私まで行くと大げさになるから行かないつもりでいた」と言う。
伯母が居ることで父が精神的に落ち着くことと、アルツハイマーなら診断されたこと自体を忘れると言われたので、証人になって欲しいと伝える。伯母は、体の調子が悪そうだったが、「それなら行くね」と快く言ってくれた。

兄の長年通っている歯医者にも電話をする。前回の帰省で、入れ歯の具合が悪いことがわかったが、その後の治療で治ったのか訊くと、主治医が電話に出てくれた。
精一杯の努力はしているが、歯のケアを兄自身ができないので、歯は減っていく一方であること。
入れ歯は、自転車と同じで、入れさえすれば噛めるというものではなく、兄には、どんな入れ歯を入れようと使いこなすことが難しいと言われる。インプラント手術が最終手段だが、費用もかかるし、兄が、手術を理解して受けられるかどうかも疑問。
毎週金曜日の5時は、兄のために時間を空けてあるので、週1回でも口腔ケアのために通い続けて欲しいとのことだった。
ショックを受けた。
けれども兄のことを一生懸命考え努力してくれている人達が(通所施設も含め)大勢いるのだと知り、感謝の気持ちで一杯になる。
今度は、兄を毎週金曜日に帰宅させるか、予約の曜日を変えてもらうかのどちらかを手配しないといけない。

前回の帰省で返事を保留していた保険会社の担当者にも電話をして、解約金や満期の受取額などを書いた資料を用意して欲しいと伝える。2日後の午後に会う約束をする。

ここまで済ませて、やっと仕事から帰って来た父と共に母のグループホームに行くと、母は、ベッドで熟睡していた。
入れ歯も外しているせいか、別人のように衰えて見える。
職員「毎晩全然寝ませんからねぇ。今は、寝かせてあげて下さい。疲れていると思いますから」
後でまた来ると伝えて、一旦帰宅する。父の危険な運転で。




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今後書く記事の参考にしたいと思っています。
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しば

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お帰りなさい

カレンダーを見ながら、今頃お父さんと病院かしら…と心配していました。
帰宅早々ブログを更新するエネルギーが残っているのには、まだまだ若さを感じます。

大変だった様子ですね。次々とやらなくてはならないことが増殖する時期があるものです。すでに次の帰省の予定もアリなのでしょうか。
やっと涼しくなりましたから、少しでも疲れが取れますように。

クリちゃんへ

いつもありがとう!
書くこと(吐き出すこと)が、ストレス解消になるというのか、落ち着くというのか、書かずにはいられなくなります。
もう若くはないですよ。

本当に涼しいと体が楽ですね。
次回は、今月の28日から10月2日にかけて帰省する予定です。(あくまで予定ですが)
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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