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若年性レビー小体型認知症 Kさんの治療 その後(3)

50代のKさんは、パーキンソン症状はなく、自律神経症状薬剤過敏性が強い。
Kさん「レビーは、症状も治療も一人ひとり違いますが、自分の治療の成功や失敗が、同じ病気の方に少しでも参考になるなら幸せです。情報も寄せて頂ければ嬉しいです」

 <今までの経過・治療・気持ち>
Kさんの体験談治療と経過漢方治療本人が語る症状認知症の苦しみ

 <その後の経過と治療>
10月は、体調の悪い日が多く、治まっていたうつもぶり返した。
気温が毎日大きく変動したり、長雨・台風が来ると、頭痛だるさが悪化した。
リバスタッチパッチ(イクセロンパッチ)の増量の是非を主治医に相談した。

「それほど早く薬の効果が薄れることは、あまりない。うつは、季節的なものかも。
増量は、判断が難しいところ。良くなるかも知れないし、副作用が出るかも知れない」


増量はせず、シンメトレル(パーキンソン病薬)を試してみることに。
「誰にでも効く訳ではないが、もし合えば、かなり頭がスッキリするはず。
効果を感じなかったり、合わなければ止めて下さい」

困っていたリバスタッチパッチを貼った部分の赤いかぶれは、ヒルドイドクリーム(保湿クリーム)でも予防効果がなく、リンデロン軟膏を処方される。
「ステロイドといっても飲む訳ではないので、副作用を心配することはない」

漢方医院で処方された真武湯で、重症の冷え性は治ったと報告する。
「それは良い!冷えは、全身の血流、つまり脳の血流も悪くなるということですから」

シンメトレルは、2回飲んだが、頭に嫌な違和感を感じたので止めた。
リンデロンは、かぶれに効くが、貼ってある部分は、常にかゆい
うつは、気候の安定と共に消えた。晴天が続くと体も随分楽になる。

10月、漢方医は、真武湯を1日5g(1日3回の総量)から6gに増量。(通常は1日7.5g)
(漢方薬局では、その微妙な量を1回分づつアルミの袋に小分けし密封してくれる。
それで特に料金が高くなるということもない。)→今までの漢方薬治療の詳細

しかし1袋(2g。1日で6g)を飲むと眠ってしまった。
(通常量2.5gでも眠ったので、3分の2に減らして、良い効果を感じていた。)
朝と昼は、自分で少し量を減らして飲み、夜だけ1袋(2g)飲んでいる。
医師も「通常は起こらない反応なので、なぜそうなるのかはわからない」と言う。

真武湯を飲むようになって、以前と比べると長く眠れる日も増えている。
「夏でも寒く、冬は何枚着ても常に寒い」という状態が長年続いていたが劇的に改善した。体質だと思っていたので、治療で治るとは思っていなかった。

追記;非公開コメントで抗ヒスタミン薬(レスタミン他)が、かゆみに効果があったという経験談が寄せられました。医師への相談の際のご参考に。
公開コメント欄にもかぶれ対策のコメントがあります。

→「その後の症状と治療」に続く。

<関連記事>
*「レビーの薬剤過敏性と副作用の怖さ」(危険な薬剤一覧。家族会のサイト)
*「新しい認知症ケア」介護家族が薬などの詳しい医療知識を知ることができる良書
*「ominaeshiさんとKさんの体験談(空間認知能力)」(時間感覚/料理に苦労)
*「ominaeshiさんの語る若年性レビー小体型認知症の苦しみ」 今までの経過
*「Hさんの語る若年性レビー小体型認知症体験談」「車いすで沖縄家族旅行
*「若年性認知症 普通の人として普通に暮らす
*「認知症のわたし(朝日新聞連載記事)
*「NHKある夫婦の記録「隠したって何もないもん」
*「認知症の方本人はどう接して欲しいと思っているのか
*「若年(性)認知症の方とその家族が直面している経済的問題と対策

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紅葉(モミジ)
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No title

しばさん、こんにちは!

うちの主人もリバスタッチ、今年の春から貼っています。
とても調子がよくなりました。
(それまでは眠ってばかりで夢うつつ。体の動きも悪かったのですが、随分改善しました。)

レビーの人はリバスタッチは9ミリまでしか使えないとのドクターのお話です。今、7・5ミリ(四分の三)貼っています。

また、レビーの人だけ、リバスタッチにかぶれるそうですが、そのほかの病気の方はかぶれないそうです。(ドクターも、なんでだろうね???とおっしゃっていました。)

14日間、パッチに番号を振って、同じところに貼らないようにしています。まずはパッチを貼ってから、その他の部分にヒルドイド・クリーム(プラスチックのチューブ)を使用し、毎日朝晩、べったり、大きな面積に刷り込みます。(胸と背中、腕にべったりです。)

主人は赤くはなるものの、痒みは今のところ抑えられています。赤みが強い時にはリンデロンを塗ります。3日くらいで赤みは消えます。ヒルドイドのクリームより軟膏(アルミのチューブ)の方が、効き目が良いと風の便りで聞きました。

漢方薬の情報をありがとうございます。
漢方薬って結構効くのですね、ビックリ!

主人は自律神経が落ち着きません。
何か良い、漢方薬でも、、、と思います。






No title

リバスタッチで色々な症状がかなり改善したというお話は、ご本人や介護家族の方々から伺っています。
でも有名な医師でも無条件にアリセプトを出すという話も伺っています。

2013年11月2日開催のレビー小体型認知症研究会での医師らの発表を聞いていてもレビーの治療薬はアリセプトを前提としていて、リバスタッチ(イクセロン)の名前は、出て来ませんでした。

(この会の賛助会員と寄付のトップに書かれているのは、アリセプトを販売している会社です。)

かぶれ防止情報、ありがとうございます!
困っている方、かなり多いようです。

漢方薬に関しては、記事に書きましたが
http://nonohana7.blog134.fc2.com/blog-entry-1114.html
腕の良い医師にかかること(針灸師もピンからキリまでですね。)
すぐ諦めず、自分の体にあった漢方薬と量に出会うまで忍耐強く治療を続けることが大切なようです。

大学病院で漢方治療を専門に行う科が、千葉市にあります。
でも予約してから何ヶ月も待たされるようです。
それだけ効果があるのだろうと想像します。

悪夢に効く漢方薬とか、西洋医学にはないものも漢方には色々あるようです。
でも「証」と呼ばれる漢方の分類による体質によって、同じ症状でも出す漢方薬が変わるので、漢方医に「証」を判断してもらわないと、素人判断は危険だそうです。

(冷え性のための漢方薬も何十種類もあり、真武湯が、誰にでも効くわけではありません。)
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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