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孤立する認知症高齢者(NHKスペシャル)

2013年11月24日のNHKスペシャル「”認知症800 万人時代” 助けてと言えない 孤立する認知症高齢者」を見ました。<再放送は、11月28日(木)午前0:40(27日深夜)>

一人暮らしをしている認知症の高齢者が、都内には大量に居る。
認認介護(認知症の妻が認知症の夫を介護など)もざら。
彼らは、介護サービスがあることすら知らないまま、放置されている。
なんとかならないかとケアマネ同士でよく話すが、仕事に追われて、どうにもならない」
3年前(2010年)に 東京都でケアマネジャーをしている友人から聞きました。

番組は、そうした社会の暗部にライトを当て、「あなたは、どうしますか?」と視聴者に疑問を投げかけて終わっていました。

多くの方と同様に、私も見ながら、暗たんたる気持ちになりました。
しかし落ち着いて考えていけば、それほど絶望することはないと思えてきました。

ただ座り込んで、国の助けを待っていたら、死んでいくだけでしょう。
でもインターネットを利用している私たちは、そこまで無力ではありません。
現在の多くの高齢者のように情報弱者ではない。

ネット上で情報を集めることも、家族会に連絡を取ることも、同じ境遇の仲間を見つけ助け合うことも、ネットワークを広げることもできます。
独身者が集まって1軒の家を借り、助け合いながら老後を生きることもできます。
地域で孤立している高齢者を探し出すアイデアを考えることもできれば、仲間を集め、ボランティア組織を作って実現させることもできます。

自分たちの頭と心と手足を動かしていけば、いくらでも道は開けていくはずです。
失敗を怖れずやってみて、失敗したら、どんどん改善していけばいいだけのことです。
実際、そんな風に動いている方達が、全国に数え切れないほどいらっしゃると思います。

大切なのは、人ごとだと思わないこと
いつか必ず自分の身にも降りかかってくる問題だと思って、今から準備を始めること。

関心を持って、知識を得る、老後に孤立しないように地域に仲間を作る、高齢者のためにボランティアをしてみる・・。やれることは、いくらでもあります。

近所の一人暮らしの高齢者に話し掛けてみる、街で困っている高齢者に声をかけてみる。
そんな些細なことでも、皆がすれば、番組が示していたような希望も未来もない社会を変えていくと、私は信じます。

<関連記事>
*「認知症カフェ、全国に広がる」(新聞記事)
*「同じ病気の仲間が集まり朗読会」(新聞記事)
<家族会など>
レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会(私がお世話になった会です。)
認知症の人と家族の会
認知症フレンドシップクラブ

P1020888_convert_20131125190157.jpg
川面(かわも)に映る紅葉

関連記事

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No title

しばさん、こんにちは。

おっしゃる通りです! ネットの弊害もいろいろ言われますが、わたしはネットはこもりがちな高齢者、障害者、介護家族を救うと思っています。

「でもインターネットを利用している私たちは、そこまで無力ではありません。
現在の多くの高齢者のように情報弱者ではない。

ネット上で情報を集めることも、家族会に連絡を取ることも、同じ境遇の仲間を見つけ助け合うことも、ネットワークを広げることもできます。」

先日のカミングアウトの記事とも関連しますよね。
まずは、ネットで情報を集め、家族会に連絡する、ということが出来ますよね。

ネットはSOSのツールです。
インターネットがなかったころは、SOSの無線機を積まずに太平洋を単独航海しているヨットのような気分でした。

助けに出逢えるのは何万分の一の確率です。

今は本当によい時代になりました。

しばさんのブログも、社会に大いに貢献してくださっていて、本当に感謝です。

MKさん

ありがとうございます。

「高齢者にタブレット端末を」
http://nonohana7.blog134.fc2.com/blog-entry-830.html
にも書いたんですが、デイとか特養などの介護施設でうまく端末を使ったら皆さん、凄く楽しめると思うんですよ。多様に。

デイも皆で童謡を歌うとか、お決まりのことだと、楽しめない方も大勢いらっしゃると思います。
タブレット端末を使って、自分の好きなプログラム(将棋とか楽器とか)を選んで楽しめたらいいんじゃないかと思っています。
リハビリプログラムも開発されればいいのに。

どこかのデイでは、ゲームセンターにあった「もぐら叩き」などのゲーム機械をリハビリに使って好評だそうです。
誰だって単調で面白くもないリハビリなんてやりたくはないですよ。
「もぐら叩き」なら私でも燃えます。80代でも90代でも同じです。

医療、介護、福祉にしても、もっとネットを活用して便利な社会にしていくことは可能だと思います。
超高齢化社会になって、ビジネスチャンスだということになれば、段々そういうことに取り組む方も増えていくのでしょうか。

「ネットで仲間」といえば、しばらく前に読んだ平野啓一郎の「空白を満たしなさい」という小説を思い出しました。
「生き返る」という現象が、次々と起こって、困惑している当事者たち(生き返った人)が、ネットで仲間を募って、自助グループを作り、集会を開いて話し合うということをします。
MKさんがおっしゃるような「時代」だと思います。
(この小説は、読み易く、面白く、得るものも多く、おすすめですよ。)

No title

しばさん

「高齢者にタブレット端末を」 読ませて頂きました。
おもしろそうですね!

確かに若年性の方などは、デイサービスに行って、童謡や折り紙だとめげるようです。もぐらたたきなんて、イイですね!

ある病院ではパーキンソン病のためのリハで
テレビゲームのWii Fitを使っていると聞きました。
なるほどね~と思いました。

PS.
紅葉の写真、すごく綺麗ですね~~~

MKさん

若年(性)認知症の場合、進んで行く気のするデイサービスは、ほとんどないというのは、以前からよく聞いています。
若年(65才未満)の方には、高齢の方とは違う問題が多々あります。

WilFitで自宅で運動をするという話は、私も最近、初めて聞きました。
私は、まだ未経験なんですが、やってみたいなと思っているところ。
天候とか気温とか気にせず、いつでも気軽にできるのは良さそうですね。

写真、誉めて頂いてありがとうございます。
凄〜くうれしいです♪
カメラ(ミラーレス一眼)の機能もわからないまま、自己流で適当に撮っているので、いいんだか、悪いんだか、自分ではよくわからないんですよ。
でも楽しいから、いいんです。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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