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同じ病の仲間で集まり朗読会(新聞記事)

2013年11月7日の読売新聞から。
ぜんそく、がん、糖尿病など様々な病気と共に生きる方が、同じ病気を持つ仲間同士で集まり、朗読会をするという活動の記事です。

これは、全国に広がってほしい素晴らしい活動だと思います。
言葉の力の大きさを哲学者の池田晶子さんは、こう言い切っています。

死の床にある人、絶望の底にある人を救うことができるのは、医療ではなくて言葉である。宗教でもなくて、言葉である。」(池田晶子著「あたりまえなことばかり」)

『レビー小体型認知症(特に若年性)にもこの活動があれば!』と瞬時に思いました。
課題は、色々あります。レビーは、歩行障害自律神経障害認知の変動、日中の眠気、意識障害などで外出が大変な方が多いです。でもそれならネット電話もあります。
全国に点々といらっしゃる皆さんでネットワークができたらいいなぁと想像しています。

以下、記事からの抜き書きです。(→記事全文


  < 同じ病の仲間 集まり朗読会 >
        
同じ病を持つ人が集まり、本を順番に朗読する。そんな取り組みが始まった。
「言葉と声の力」で自分を見つめ直し、元気になれるという。

(紹介された10冊の中から)山本さんが選んだのは、「十歳のきみへ 九十五歳のわたしから」。日野原重明さんが、10歳の頃の自らを振り返り、命や家族のことをつづった。
同じ本を選んだ参加者で、円卓を囲み、自己紹介代わりに、本を選んだ理由を話す。

参加者が、本から抜粋した文章を印刷したプリントを手に順番に読む。
全員が読み終えると、コーヒーを片手に、和やかに感想を話し合った。
「声を出すことは気持ちいいし、温かなつながりを持つことができた」と笑顔で。

朗読の指導をしている青木さんは、(略)ある思いを感じるという。
病気になって気付いたことや、ありがたく思ったことを伝えたい、との意思だ。
「自分の言葉で話すのは苦手でも、作家の文章を借りて表現する朗読は、その願いをかなえる一つの方法」「心底共感していることが伝わってきました。今の自分にぴったりの言葉に出会ったからですね」

<関連記事>
*「病気になったら(詩)」(リンクでその他の詩もご紹介)
「困ってる人」大野更紗著(とても勇気づけられる言葉の数々)
*「ニャン公の季節 片倉もとことうつ病(調子の悪い時、しんどい時の在り方)

P1020784_convert_20131107191033.jpg
コキア(和名:ホウキギ)
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この植物

コキア(別名ほうきぐさ)ではないですか?

春夏は緑で、秋にこんな色に紅葉します。
そのまま刈り取って、逆さにして箒にできると聞いた事がありますが・・

kimiさん

コキアでした。
ありがとうございました。
ネットで検索するととてもきれいな写真が沢山出て来ますね。
一面のコキア畑(?)見てみたいなぁ。

No title

しば様
なかなか、次の作品に着手できず、ごめんなさい。

先週、母のところに行った時のこと。
「お母さんの長い人生の中で一番うれしかったことは、
なあに?」と聞くと、しばし考えて
「あんたが生まれた時かな。私もうれしかったけど、
お父さんは本当にうれしそうだった。」と話してくれました。
私は4人兄弟の末っ子。上には兄が三人。待ちに待った
女の子でした。でも、兄の方が女の子っぽくて可愛かったと。
「じゃあ、一番悲しかったことは?」
また、しばし考えて、、、、、、。
「お母さんのお母さんが亡くなった時かな?」
「うーん、お父さん(夫)が死んだ時かな、、、」

見当識障害で、今自分がどこにいるのかも
定かではない母が、極めて明晰に自分の人生を
振り返っていました。しかも、私への気遣いまで。
私は(気遣いかもしれませんが)、ものすごくうれしくて
兄たちには言えないけれど、夫と職場の仲間には
自慢しました。
私にとって、これからの人生を支えて
くれる宝物になりました。
               simsim     

No title

しばさん

家族会では、介護のことを中心に話すものだと
思っていましたが、このように本を朗読し合う試み、
すばらしいですね!



simsimさん MKさん

simsimさん

次回作は、全然急ぐ必要ないですよ〜!
じっくり、ゆっくり、楽しく、納得いく作品を描いて下さい。
いつまででも、楽しみに待っています!

simsimさんの漫画、本当に評判が良くて、もの凄く沢山の方から「あれは、いいですね!」と言われています。
医学部の先生や映像の仕事をされている方も「わかりやすい」と誉めて下さいましたよ。

お母様のお話は、本当に素晴らしいですね・・。
レビーは、訳の判らないことを言っても、次の瞬間には、本当に思慮深いこと、哲学的なことを言ったりするんですよね。

私も3年前(せん妄がひどかった時)母から「(あんたが生まれた時)うれしかったよ!」と言われたことがあります。
半世紀近く、そうではないと思っていたので、それは本当に大きな一言でした。(知的障害のある兄ほどには重視されていないと子供の頃は、思ってたんですね。)

私も言葉というのは、人を支えるものだと思います。


MKさん

はい。具体的に困っていること、悩んでいることを話し合うのも勿論ものすごく大切だし必要なことです。

でもそれに加えて、『本を読んでみる、その中に自分の心に強く響く言葉を見つける、声に出してみる、それを人と共有する』というのは、また違う次元で大きな力を与えられると思います。

私が、特に必要だと思ったのは、病気と生きていらっしゃるご本人ですね。
特に最近、継続的にインタビューさせて頂いている若年性レビー小体型認知症と生きる方々。
思考力は保たれ、自分の病気の進行も正確に把握しながら生きていらっしゃる。
言葉にすること、人に話すことが困難な想いを抱いて生きていらっしゃると感じます。
こうした朗読会は、そうした方々にとって深い意味を持つのではないでしょうか。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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