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ついに出た!レビー漫画 その2

このブログの読者のSimsimさん(お母様がレビー小体型認知症)の作品です。

(幻視3部作→その1  その2 その3 転倒→その4 妄想→その5 アルツハイマー型との違い→その6 人物誤認→その7 レム睡眠行動障害→その8 異変の始まり→その9 夜中の転倒→その10
症状の描写が正確ですので、介護・福祉・医療関係の方々にも是非読んで頂きたいです。

注:著作権はSimsimさんにありますので、勉強会の資料などで利用されたい方は、
  コメント(公開/非公開)でご一報下さい。

追記:既に医学部やケアマネの研修、家族会の勉強会など色々な所で利用して頂いています。

幻視、読者に判り易いよう描かれていますが、本人には、本物と全く同じに見えます
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ひ孫の幻視-1_convert_20131023141129

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 < 解説 by しば >
これは、レビーと診断される前に、私の母にも毎日のように起こった「事件」です。
これが、医学的な妄想(修正不可能な思い込み)なのか、私には、よくわかりません。

母が、まだ主婦として家族3人の日常生活を1人で支えていた頃、突然、起こりました。
記憶力も理解力も思考力も目立って落ちたとは感じていませんでしたが、この(ありえない)思い込みだけは、何をどう言おうと絶対に修正されることがありませんでした。
それは、家族を混乱と不安の世界に突き落としました。

父は、当時、幻視も思い込みも怒鳴って否定することで解決しようとしていたので、それが母を精神的に追い詰め、更に症状を悪化させていたと思います。
とても難しいことですが、家族が落ち着き、冷静に、適切に、温かく接して、安心を与える以外に改善に向かう方法はないと思います

ここで病院にかけ込み、レビーの薬剤過敏性を知らない医師から処方された向精神薬(抗不安薬、精神安定剤等)を飲ませると起きていられない歩けない等の副作用が出て、一気に悪化します最低限の薬の知識は、絶対に必要です(関連記事参照)

<関連記事>
*レビー漫画:(1)故人の幻視を不思議がる (2)孫の幻視で興奮 (3)風景の幻視
       (4)転倒 (5)妄想
*「レビー小体型認知症 初めの一歩 まずここから読もう!」最重要リンク集
*「幻視はどう見え、どう感じているのかを疑似体験しよう!」体験すれば理解できる!
*「薬で悪化する家族を救う方法 まず処方箋をチェック危険な薬一覧
*「2013年10月2日放送のためしてガッテンに補足」レビーは怖い病気ではありません
関連記事

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No title

このケースは、レビーで良く見られるカプグラ症候群と考えたほうが良いかも知れません。
そうしますと、盛岡の長兄宅にいる実在のお孫さんと「自宅にいるお孫さん」の二組のお孫さんがいると言う事になります。
本人には、盛岡にそのお孫さんがいる事は判っている様ですが、自分のそばにも確かにいると思っているようです。
レビーの幻視は、基本的には知らない人と言う事になります。

妄想は、側頭葉に存在する大脳辺縁系が大きな原因と考えられています。レビーの幻視は、シャルルボネ症候群と同じように、側頭葉にある過去の記憶から作られた映像(過去の記憶のままではない事が多い)が、視覚野に送られて生じていると考えたほうが良いと思われます。
幻視も妄想も側頭葉の機能障害が原因と考えると、このケースは興味深いケースですね。

母の様々な幻視

hokehoke先生、コメントありがとうございました。

同じことは、私の母にも起こっていますので、この幻視と妄想(?)に関しては、いったい何だろうとずっと疑問に思っていました。

母の場合は、私や孫が毎日300キロの距離を行ったり来たりしていると考えているようでした。
何十分も説明して、最後に
「ね?私、瞬間移動なんてできないんだから。わかった?」
と言うと
「でも(瞬間移動を)してるんだよね?どうやってやってるの?」

また別の時は、
「毎日帰省してたらいくらかかると思う?そんなお金ないよ」
と言うと
「うん。だから、大変だなぁと思って・・」
という具合でした。

また、私のきょうだいの幻視が見える時に、本人から電話があり「あんた、今、ここに居るよ。(幻視に向かって)ねえ、○○、あんたから電話だよ」と言ったそうです。

この辺りの思考は、まったくわかりません。

「幻視は知らない人」である場合が多いのですが、母の場合(Simsimさんもですが)、亡くなった母の父親や兄が、頻繁に会いに来ます。
母は、それをとても喜びます。

私もその様子を見たことがありますが、母は、目を輝かせて手を振り「元気?」と話し掛けていました。
「認知の変動」の低調な時ではありませんでした。
意識も表情も非常にしっかりしている時に突然起こりました。

「お祖父ちゃんは、亡くなったよね?」
と恐る恐る聞くと
「そうだよ(何、当たり前のことを言ってるの?)」
と答えて平然としています。
これは、ナータリング症候群というものなのでしょうか。
http://nonohana7.blog134.fc2.com/blog-entry-716.html

他に母に多いのは、施設の職員さんが、家族や親族に見えるというものです。
妄想なのかと思っていましたが、どうもはっきりと幻視でそう見えるような気がします。

幻視で見える動物は、犬や猫などの小動物や蛇が多いといいますが、母の場合は、クマ、馬、ライオンなどもよく見ます。
クマと馬は、母が大好きな動物です。
もちろん恐怖感はなく、見て喜んでいます。

母の場合は、怖い幻視はとても少なく、多くは、母を楽しませたり、慰めたりする幻視のように思います。

No title

同じ!うちの母も電話で話してて「じゃあ、◯◯(私の名)に替わるね」と言ったことがあります。カプクラと言うよりも、両方同じ人間だと分かってるけど、分身の術のように存在してるという感じでした。
「誰に替わるの?」「◯◯」「じゃあ、今話してるのは?」「◯◯」「同じじゃん!」「うん」と。

また、母も亡くなった親族に時々会っていたみたいです。
昔読んだホラー小説に、徐々になくなった人達の世界が見えて行って、こちらとの繋がりが薄れて行く入院患者の話がありましたが、ベースには同じ幻視がありそうですね。

でも、それって否定するものでもないんじゃないかな?
私もたまに死んだ知り合いに夢で会いますよ!死んだ人だって分かってて「元気そうじゃん!良かった」って数時間一緒にいて、「またね。元気でね」って別れるの。心の安定の為に、脳が見せている気がします。夢でも嬉しいから・・

私の記憶力は特殊なので、夢も細部まで覚えていることが多いのですが、他の人もすぐに忘れてしまっても、普段から似たような夢を見ていると思います。自然なことだと思えば、幻視もそれ程変でもないかも・・

幻視は、夢と同じ?

kimiさんのお母様にもありましたか、分身の術!
これをきょうだいから聞いた時は、頭の中が?で充満してしまいましたが・・。

私も祖父(母の父)の幻視の話を聞くと「いいな〜!私も会いたいよ!今度私の所にも来てってお祖父ちゃんに伝えといて」と本気で言っちゃいます。

私の父は、相変わらず「死んだ人が出てくる訳ないだろ!」と言っては、喧嘩になっていますが・・。

確かに、「脳が見せているもの」という意味では、夢も幻視もまったく同じですよね。

夢では、故人が出ようが、空を飛ぼうが、誰もが、まったく不思議とも思わない訳ですから、それに近いものと考えると、支離滅裂な幻視話もなんとなく受け入れやすくなりますね。

脳の機能が低下することで、より「無意識」とつながりやすくなっているのかもしれません。
ユングの言う「無意識」は、創造性などの宝庫ですから、認知症を患ったがゆえに、すごい創造性を発揮し始めるということも有り得るんじゃないでしょうか。
そう考えると、なんだかワクワクしますね。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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