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若年性レビー小体型認知症だった母

 <はじめに>
若年性レビー小体型認知症は、進行が早く短命な症例だけが、医師によって紹介されていますが、母は、その例に全く当てはまりません。
下記リンクのHさん(60代男性)、Kさん(50代女性)も発症後10年経過していますが、自らの体験を明確に語られています

*下記記事文中の専門用語は、クリックすると解説につながります。

 <母の病状と経過について>

母(75才)は、67才の時、パーキンソン病と診断されました。
既に出揃っていたレビー小体型認知症の症状を伝えたにもかかわらず。(記事
レビーと正しく診断されたのは、その5年後(今から3年前)でした。

母の本当の発症年は、いつだったのか、記憶を辿り、家族に話を聞き、考えました。
家族も気付かないほどゆっくりと進行していたのですが、「そういえば、あの時、”切り株が人の顔にしか見えない”と言った」等、当時聞き流していた様々な言動を家族それぞれが思い出しました。

母は、(65才未満で発症する)若年性レビー小体型認知症でした。

30代で自律神経症状、40代で認知の変動、50代で幻視、60代でパーキンソン症状が始まりました。
71才でレビーと診断され、72才で要介護5になりました。

71〜72才頃が、体も頭も最悪の状態で、その後はゆっくりと回復し続け、要介護4になりました。
75才の今、一人で座って上手に食事をし、家族とテンポ良く、普通に会話をします。
時々妄想が混ざり、記憶が混乱する時もありますが、それ以外は、正常です。(記事

母が歩けなくなったのは、「幻視を消すため」とリスパダールを処方されたためです。
自宅介護ができないほどBPSD(本人・家族が困る症状)が激しかったのも圧迫骨折の大手術と薬によって慢性せん妄になっていたためだと今はわかります。
しかし母は、2年半かけて、とても良い状態まで回復してきました。

もし母が、早期からレビーと気付き、ストレスや過労を避ける生活をしていたら、適切な治療をしていたら、転倒骨折対策をしていたら、向精神薬など飲まなければ・・・。
母は、多少の不便や不調を抱えながらも、大きな困難もなく、自宅で平和な生活を続けてこられただろうと思います。

若くして発症した母ですが、今は、体調も精神状態も安定していますし、飲み込みの問題(嚥下障害)もなく、まだまだ元気に生きていけそうです。

今月、母とかわした会話です。
私「お母さん、あと20年は元気でいてね!」
母「20年?!そりゃ〜無理だ・・」
私「じゃあ、あと10年にしてあげるから、85までは、元気でいようね!」
母「うん!死ぬまでは、頑張るよ!」

< 続く >

<参考記事>
*「レビーの家族を薬で悪化させない方法」(飲ませてはいけない薬一覧
*うつ病と診断された10年後に若年性レビーと診断されたKさん(50代女性)の体験
 体験談治療と経過本人が語る症状
*「若年性レビー小体型認知症 Hさんの体験談」(リンクもご参考に)
*「レビー小体型認知症は認知症なのか
*「若年性認知症 普通の人として普通に暮らす
*「認知症のわたし(朝日新聞連載記事)
*「NHKある夫婦の記録「隠したって何もないもん」
*「認知症の方本人はどう接して欲しいと思っているのか
*「若年(性)認知症の方とその家族が直面している経済的問題と対策

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露草(ツユクサ)
母の好きな花の1つ。まだたくさん咲いています。


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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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