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医師はレビー小体型認知症を知らない(新聞記事)

2013年8月31日の朝日新聞にレビー小体型認知症の記事が掲載されました。

   →「虫が見える第二の認知症」(朝日新聞公式サイト)

神経内科医等からは存在すら無視されることの多い(参考記事)この病気を取り上げて下さったことには深く感謝します。
しかし訂正して頂きたい部分があります。掲載当日に朝日新聞と書いた医師に訂正をお願いしましたが、回答がありませんので、ここに再び書かせて下さい。
以下、青字部分は、新聞記事から抜き書き。原文通り。


 「レビー小体型認知症とは、幻視、パーキンソン症状、認知の変動が特徴です」

幻視、パーキンソン症状は、最後まで出ない方がいます。
限られた紙面で全ては書けないと思いますが、これらの症状がないからレビーと思わず、誤診・誤治療をされる方もいます。
幻視 詳細記事> <パーキンソン症状 詳細記事> <認知の変動 詳細記事

 「レビー小体型認知症は、病理学的にはパーキンソン病とたいへん似ています。
  両者は幻視から始まるか、歩行障害から始まるのかの違いだけ」


発症前からよく見られるのは、レム睡眠行動障害(悪夢で叫ぶ・暴れる。大声の寝言等)。
幻視という症状の有無、また幻視が、どの段階で出るかは、人により異なります。
幻視を本物と信じて医師に報告しなかったり、隠す例もあります。

初期症状は、うつの方が多いです。(元気がなくなり、意欲が低下する。不眠、頭痛等うつ病の症状を伴うことも多く、うつ病と誤診されやすい。)
これは、パーキンソン病の初期にも現われます。(→こちら

 「レビー小体型認知症は、物忘れが目立たず
  幻視が前面に出るタイプの認知症とも言えます」


レビー小体型認知症は、症状に個人差が非常に大きいです。
アルツハイマー型そっくりの物忘れから始まる方、自立神経障害から始まる方、パーキンソン症状から始まる方、妄想から始まる方、出る症状も出る順番も本当に様々です。

ただアルツハイマー型と比べると脳の萎縮は少なく、認知機能では、記憶障害よりも注意力の低下が目立つのが一般的です。

 「幻覚に対して精神科から統合失調症の薬が、
  パーキンソン症状に対しては神経内科からはパーキンソン病のお薬が、
  抑うつ傾向に対しては、心療内科から抗うつ剤を処方されている患者さんがいます」


これは、事実です。日本中でこの処方がなされます。
そしてこの処方で、劇的に悪化する患者が、数限りなくいます。(→薬剤過敏性

幻視に処方される統合失調症の薬は、リスパダール(リスペリドン)です。
リスパダールを飲むと身体が硬直して歩けなくなり、飲み続ければ寝たきりになります
 →体験談集(T.H.さんの例からお読み下さい。)

しかしそんなことは医学の教科書に書いていないので、医師も薬剤師も知りません
「認知症が悪化したね」と更に増量。嚥下障害を起こして死んでしまいます。(→記事

パーキンソン病の薬の内、抗コリン薬も絶対に飲ませてはいけない薬です。(→記事
多くの抗うつ剤でも廃人になります
飲ませてはいけない薬一覧
 
この事実を知っているのは、ごく一部の医師、特別に勉強熱心なケアマネ等一部のプロ、そして(私も含めて)被害にあった介護家族たちです。

私たち介護家族は、何も望んでいません。
ただ、薬で多くのレビー患者を悪化させることを止めて欲しいだけです。
患者と家族を苦しめ続けている現状を、医師の皆さん、今、変えて下さい。

<関連記事>
*「薬剤過敏性のあるレビー患者がどんな薬を飲むとどういう反応がでるのか
 (治療に関して家族が今、できること。飲ませてはいけない危険な薬一覧)
*「レビー小体型認知症 早期発見チェックリスト3種
*「完全版:レビー小体型認知症の全症状 詳細 
*「体験記集
*「パーキンソン病とレビー小体型認知症の関係

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オクラの花(野菜のオクラです)
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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