レビー小体型認知症の診断が難しい6つの理由

私が最も信頼しお世話になっている家族会レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会 のサイトに2つのコーナー(カテゴリー)を頂いて記事を書いていることは、以前にもご報告しました。

「しば記者デスク」と命名頂いたコーナーでは、「レビーなんて病気、聞いたこともない」という方が、「レビーに大変詳しい方」に最短でなれることを目指して、分かりやすい解説を連載中です。

「レビーってそもそも何?」に始まり、昨日は、「レビーの診断が難しい6つの理由」を書きました。→こちら こうした知識があれば、
「長谷川式で高得点だから、認知症ではありません」
「脳の萎縮がないから、認知症ではありません」
「脳血流も心筋シンチグラフィも正常ですから、レビーではありません」
という医師の誤診に気付けます。

是非、お読み下さい。記事は→こちら

レビーの全症状もこのブログに書いたものに加筆しています。
具体例などを入れ、更に詳しく、わかりやすくなっています。


もう1つ、「体験記」のコーナーは、ご本人や介護家族の体験談集です。
近日中に5人目の方の体験記を載せます。

これは、私も取材させて頂きながら、本当にたくさんのことを学び、感動し、勇気を頂いています。
皆さんにも、その素晴らしさをそのままお届けするべく、力を尽くしています。

あらゆる方に、是非ぜひ読んで頂きたい貴重な資料だと自負しています。
「体験記」は→こちら

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ルコウソウ
ナス目ヒルガオ科サツマイモ属ルコウソウ
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レビーを知らない専門医

レビー小体型認知症と診断するのが難しいケースも有りますが、多くは容易です。
きちんと診断できない専門医が多い事は事実です。それはレビーに関する知識が十分提供されていないからです。
医師向けの情報は、皆さんが考えている以上に乏しいのが現状でしょう。
あと他の疾患をレビーと誤診する弊害より、レビーをアルツハイマーやパーキンソン病と誤診する弊害のほうがはるかに大きいと言う事実を理解している専門医も多くは有りません。
このため、レビーの誤診は続いています。

私は、錐体外路症状(広い意味でのパーキンソン症状)の有無を重要視しています。明らかなアルツハイマーで有っても、錐体外路症状があれば、レビーを念頭に置きます。時間とともにレビー化しているケースが少なくありません。
私も、ここ3年ほど認知症の診療に携わっていますが、純粋なアルツハイマーはほとんど見た事が有りません。
最近では、純粋なレビーも少なく、LPCがほとんどというのが現状です。
前頭葉症状も理解すると、確認は非常に容易なのですが、多くの専門医は判っていないようです。

誤診

hokehoke先生、ありがとうございました。

今、このブログの読者のご家族で、何人の医師に診せ、どの検査をしてもレビーか、うつ病か特定できないという方がいらっしゃいます。

介護家族としては、当然、一刻も早く正確な診断をして欲しいと思うのですが、誤診の一番の問題は、hokehoke先生の書かれた通り、(薬剤過敏性という症状のある)レビーをレビーでないと診断して処方薬で悪化させることですよね。

ですから慌てて白黒を付けるよりも、レビーの可能性が0%と言いきれるまでは、常にレビーの可能性を念頭に置いて、処方薬の種類と量に気を付けた方が、安全です。

最後に「レビーではなかった」とわかれば、「良かったね」で済みますが、うつ病やアルツハイマー型やパーキンソン病と誤診して、その治療薬で劇的に悪化したら、取り返しがつかないことになりかねません。

(抗うつ剤、抗精神薬、アルツハイマー型に通常使われる量のアリセプト、ある種の抗パーキンソン薬でレビーは悪化します。)

昨日もある方から認知症を診る診療科の医師以外は、(30代でも)レビー小体型認知症という病名すら知らない場合が珍しくないというお話を伺いました。

その先生方は、医学部時代、教科書にレビーの文字はなかったのですから、一方的に非難はできません。
それにしても、全医師の基礎知識の更新、何とかならないものなのでしょうか?


プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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