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血管性認知症(皮質下血管性認知症)の「まだらボケ」 症状

認知症発症後も高齢者の脳内は、変化を続け、他の病気(認知症)との合併が増えます

アルツハイマー型の高齢者は、血管性認知症やレビー小体型認知症を合併し、レビー患者もアルツハイマー型や血管性認知症等を合併する場合は、決して少なくありません。
*詳細・正確な数値は、こちらを久山町の調査報告

そのため血管性認知症(脳血管性認知症)のことを知っておくことは重要です。

以下、青字部分は、2013年1月7日の朝日新聞掲載の記事からの一部抜粋一部要約です。
(→記事全文—アピタル—)

「血管性認知症では、記憶障害よりも、実行機能障害、遂行機能障害が目立つ。
具体的には、物忘れはそれほど目立たないが、レンジの使い方がわからない、衣服を前後反対に着る、歯磨きのしかたがわからないなど、生活上の支障が出る

感情の易変性(感情障害)が目立ち、怒りっぽい。ときに暴力行為がみられる。」
(川畑信也:エキスパートの思考法・認知症診療─病歴、問診・診察から診断を考える④ 治療 Vol.94 1628-1632 2012)

「アルツハイマー型においては、明確に自己主張するということがあまりない。
脳血管性においては、プライドが高く、ややかたくなに自己主張を押し通そうとされる」
(小澤 勲:認知症とは何か 岩波新書出版, 東京, 2005, pp63-66)

脳血管性では、一般的に「物忘れ」を深刻に受け止める傾向が強く、悲観的な印象。
できることとできないことが入り混じるまだら認知症)。
感情失禁(強制泣き、強制笑い)も目立つ。(笠間睦)

「脳血管性認知症の人たちは、日によって、あるいは一日のうちでも覚醒度(意識レベル)のゆれがみられる。情動にも認知レベルにもゆれが生じる

具体例:朝『おはよう』と声をかけても呆然としていて答えがない
    昼頃にはすっかり元気になって、顔つきまですっきりし、声をかけてくる。
    その中間の時間帯には、挨拶しただけで、涙がどどっとこぼれる(情動失禁)。
    丁度その時、おむつ交換のスタッフが来て声を掛けると急に激怒される。」

(小澤勲著『認知症とは何か』)

<関連記事>
*「脳血管性認知症(皮質下血管性認知症)」(朝日新聞2013年1月5日)
*「脳梗塞・リハビリによる回復の体験談
*「認知症は合併する(久山町の調査)
*「各種認知症早期発見のための知識とチェックリスト
 (前頭側頭型認知症—ピック病—とパーキンソン病も)

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柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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