医師の心得集から・薬について

近藤誠著「医者に殺されない47の心得」(P.70〜71)に紹介されている「ドクターズルール425—医師の心得集」(クリフトン K.ミーダー医学博士編。福井次矢京都大学教授訳。1994年発行)からの抜き書き。原文通り。
(< >内の番号は、ルールの通し番号。)


<171> 薬の投与を開始した後で出てきた新たな症状は、その他の原因が明らかになら
     ない限り、その薬によるものと考える
(P.40)

<173> 4種類以上の薬を飲んでいる患者についての比較対照試験はこれまで行われた
     ことはなく、3種類の薬を飲んでいる患者についての試験もほんのわずかしか
     行われていない。
     4種類以上の薬を飲んでいる患者は、医学の知識を超えた領域にいるのであ
     る。
(P.41)

<204> 老人のほとんどは、服用している薬を中止すると体調がよくなる(P.47)

<287> 効果があるかどうか疑問に思った薬は、おそらく無効である(P.67)

<311> 数ヶ月以上続けて薬を服用している患者は、医師の側から中止しない限り一生
     服用を続けることになろう。
(P.73)

<313> 薬を1種類加えるときには、処方していた薬を1種類止めること(P.73)

<353> 経験を積んだナースの観察を尊重せよ(P.81)

<関連記事>
*「認知症症状を悪化させる薬の処方(新聞記事)
*「認知症薬アリセプトの副作用
*「薬によって激しい副作用が出やすいというレビー小体型認知症特有の症状

「投薬された薬によって、認知障害が引き起こされることは結構多くあります。ベンゾジアゼピン系の抗不安薬睡眠薬、パーキンソン病の治療に用いられる抗コリン薬抗ヒスタミン薬(=かぜ薬など)、抗潰瘍薬の一部(シメチジンなど)、ステロイド抗うつ薬などは、薬剤誘発性の認知障害(薬剤性せん妄)の原因となり得ますので、これらの薬剤の投薬後には注意して経過を観察する必要があります。」
2013年2月15日朝日新聞に掲載された記事の抜粋。笠間睦医師の書いた記事→こちら

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ゴデチア
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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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