胃ろうとレビー小体型認知症

ここ数年で胃ろうへの反応は、変化をしてきたといいます。胃ろうをしないという選択をする人が、増えてきたそうです。
しかしそれが、胃ろうの良い点と悪い点の両面から熟考した結果の選択ではない場合もあると読売新聞が伝えています。(2013年4月8日読売新聞→記事全文
以下(青字部分)は、その記事からの抜粋(原文通り)です。

一方、胃ろうだけが不要な延命措置としてクローズアップされているとの疑問の声も聞かれた。
茨城県内の病院では、胃ろうを拒否する代わりに、むしろ苦痛の大きい鼻からのチューブを希望する患者や家族が増えた、と困惑する。患者に正しい情報が伝わっていないためで、看護部長は「胃ろうのほうが口から食べるリハビリもしやすい」と訴える。

経口摂取と併用して安全に食べるための道具」(東京都の病院)という声もあった。また、胃ろう患者の半分近くが、再び口から食べたり、経口摂取と併用したりするという新潟県の病院院長は「口から食べられるようにしても病院側のメリットは少ない。リハビリが普及する仕組みを考えるべきだ」と話す。


また、「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(家族会)に参加した時、伺ったお話もレビー患者や家族には、重要な情報だと思いました。

レビーは、その症状からアルツハイマー型と比べて、より早い時期から”嚥下(えんげ)障害”(飲み込みの困難)を起こす場合が多い。
そうなると食事だけでなく、薬を飲むことが難しくなり、様々な全身症状をでコントロールしているレビー患者にとっては、”生活の質”(QOL)だけでなく、生命にかかわる問題となる。
レビー患者(特に比較的若い患者)は、早めに胃ろうを造ることが、良い結果をもたらすことも多い。胃ろうによって体調が安定すれば、生活の質も高く保つことができる


*関連カテゴリ:「胃ろう・嚥下障害
(単純に決めつけるのではなく深く理解し、共に考えましょう。リハビリが重要です)

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メキシコ万年草(セダム)。
(取っても取ってもなくならない「雑草」なんだそうです。)

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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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