医師の選び方(「医者に殺されない47の心得」近藤誠著)

菊池寛賞を受賞した医師の本で、どこの書店にも平積みになっています。(→アマゾン

この本に書かれた様々なことをどの程度信じて良いのかは、医師でない私には判断ができません。しかし以下の文章は、私も(苦い経験を経て)100%同感します。

注)これは、がん患者を想定しているので、認知症の場合は、2点変わってきます。
1.正常圧水頭症などの例を除いて手術は一般的にはしません。2.レビー小体型認知症の場合は、症状に合わせて認知症薬、抑肝散、パーキンソン治療薬などが出るので、他の病気と比べると薬の種類が多くなります。

以下、青字部分は、本からの抜粋。全文、原文通りです。


 < 近藤誠の書く「医者を選ぶときの心得」 >(P.180〜181)

*巨大図書館やインターネットで自分なりに幅広く情報を集める
*患者としての直感を大事にする。
*あいさつしない医者、患者の顔を見ない医者、患者を見下す医者はやめる
説明をうのみにしない
*医者の誘導に気を付ける。
薬の副作用、手術の後遺症、生存率をしっかり聞く
質問をうるさがる医者は見限る。
*いきなり5種類以上の薬を出す医者は、要注意。
セカンドオピニオン、場合によりサードオピニオンを求める。
*検査データやレントゲン写真は患者のものだから、臆することなく借り出す

入院後でも「しまった」と思ったら、転院する権利があります。(略)
この治療はおかしい、と思ったときも、すぐ行動です。(略)
病院は、うかうかしていると命をとられます。
決して「お任せ」にしないことです

<関連記事>
*「認知症を悪化させる薬の処方」(読売新聞)
*「抗精神病薬処方の恐ろしさ(体験談)
*カテゴリ:レビー小体型認知症と各種認知症 早期発見のための知識とチェックリスト

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コモンタイム(ハーブ)
ベランダで満開。とてもとても小さな花。
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しばさん

今日のブログの近藤誠さんの本、本屋さんで少し立読みしました。

実は私以前乳癌患者でしたので、とても馴染みのあるお名前だったので、なんだかコメントしたくなりました。

私の治療中、ある講演会のあとの懇親会で近藤先生とお話出来る機会があり、自分の治療の相談をさせていただいたのですが、病院の外であるにも関わらず、意見していただき、大きな決断が出来た事を今でも感謝しているんです。
その後も縁あってお酒の席で楽しくお喋りさせて頂き、その頃、自分の癌と同じ触感のシコリが愛犬の足の付根にある事に気づき、獣医では摘出手術をすすめられ、悩んでいたので、獣医でもない近藤先生に相談したんです。
「見守ってあげなさいよ。うちの犬も乳癌だけど、長生きしてるよ」と先生。手術は私達のエゴかもしれないと思い、あれから10年。愛犬は近所一の長寿犬となりました。
そのお酒の席でも遅れて到着した私を席から立ち上がって迎えて下さった事がとても印象深い、人間らしい先生でした。
こんな医師ばかりだったら、安心してお話できますよね。それがとても難しい世の中ですけど。

karaさん

コメント、どうもありがとうございました!
大変興味深く読ませて頂きました。
karaさんは(ワンちゃんも)治療が良い方向にいったようで本当に良かったですね。

近藤誠氏は、とんでもなく勇気のある方だと『患者よ、がんと闘うな』(1996)の頃から思っていました。孤立無援で闘い続けてきた方ですよね。いや。医師以外(一般人、患者、読者)では、支持する人が少なくなかったわけですが・・。


つい先日、医療の世界をよく知っている友人と会い、色々な話を聞きました。
「誤診や誤治療の問題は、レビー小体型認知症に限らない。」
「ほとんどの医師は仕事をこなすだけで精一杯で、日々進歩していく治療法やどんどん出続ける新薬について勉強する時間も気力もない。」
「親の病院を継ぐため、不況でも食いっぱぐれがないから医師という職業を選んだという人は、決して少なくない」
等々。
賢い患者・介護家族になって、良い医師を見つけ、一緒に治療法を考えていかなければいけないのだとあらためて思いました。

 

しばさん

ほんと医者のいいなりになってはいけないと思います。苦しいけれど、学び、選び取らないといけませんね。

又私事ですが、同じ頃に乳癌の治療を受けた癌友は探し求めて集まっただけあって(?)それぞれが予後不良と言われる症例でした。
治療の合間にも女ばかりでしたから情報交換で盛り上がっていました。
全員が主治医の提案した治療を途中で切り上げ、その後の検診すら受けなかったのですが、全員13年経った今も健在なんですよ。特異な患者達かも知れません。
勿論皆が同じ考えではありませんでしたが、必要ない治療は受けない!そこは皆一緒でした。
皆主治医の事は好きでしたけど。

父にも納得のいく治療を受けさせたい!まだまだ勉強が追いつきません。お世話になりますが、宜しくお願いします!
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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