「認知症の人にやさしいまちづくりガイド」

追記:毎日発信している認知症情報は→twilogをご覧下さい
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認知症になっても大丈夫な地域、社会をつくるためのガイドブックができました。
私たちの親が、家族が、自分が、認知症になっても安心して、生き生きと自分の町で
暮らし続けられる社会をつくるヒントが、ぎっしりと詰まっています。

    認知症の人にやさしいまちづくりガイド
    セクター・世代を超えて、取り組みを広げるためのヒント


写真が多く、わかりやすく、楽く、色々な勉強会でもテキストとして活用できそうです。

     ★ 全ページ無料公開。ダウンロードできますこちら

    < 内容は 〜目次から〜 >
  データで見る認知症 / 認知症の人から見たまちの状況(アンケート調査)
  認知症の人にやさしいまちづくり 6つの課題 / まちづくりのヒント①②③
  英国 認知症フレンドリーコミュニティを加速させる仕組みづくり
  まちづくりの課題を突破する6つのヒント

    < 作ったのは >
  国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
  認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ
  協力:スマートエイジング 浜銀総合研究所 富士通研究所
   (平成26年度厚生労働省老人保健健康増進等事業。
    認知症の人にやさしいまちづくりの推進に関する調査研究事業)

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(写真は→認知症フレンドシップクラブの公式サイトから)

超高齢化社会を前に、私たちは、今、発想を変えるべき所に来ています。
高齢になることが、認知症になることが 問題なのでは ありません。
病気になったり、障害を持った途端に、それまでの、自分らしい、普通の生活
できなくなる 社会のあり方が 問題なのです。そして それは 変えられます

★ずっとご紹介してきた「旅のことば—認知症とともによりよく生きるためのヒント」
 も来月から発売アマゾン(予約受付中)  →内容詳細が分かるスライド
 認知症と診断された本人にも家族にもこの社会の誰にも知恵を与えてくれます。
 こちらのスライドも是非↓

おれんじドア(認知症本人のための相談窓口) in 仙台

39才で若年性アルツハイマー病(若年性認知症)と診断された丹野智文さんは
同じ病気の方々の力になりたいと、お仕事を続けつつ、活動をされています。
これは、丹野さんたちの活動「おれんじドア」のチラシを書き写したものです。
東北の皆さん、ぜひご参加を! 日本中に広がるよう、拡散もお願いします!

丹野さんのスピーチ動画が見られますこちら(大熊由紀子さんのサイト)
左下の「今年もまた縁を結ぶ会」から「第3部」(2015年4月のシンポジウム)を。

★丹野さんがお話しされる「宮城の認知症ケアを考える会 講演会」7月25日

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  認知症と診断されたご本人の、その不安一緒に乗り越えられたら

 おれんじドア —ご本人のためのもの忘れ総合相談窓口—

認知症の診断を受けて、これから先、どうなるだろうと不安で仕方なかったとき、
私を前向きにさせてくれたのは、私より先に診断を受け、その不安を乗り越えてきた
認知症当事者の方々との出会いでした。
このオレンジドアには、もの忘れなどで不安を抱える方や認知症と診断されたご本人
ぜひ足を運んでいただきたいと思います。(おれんじドア実行委員会代表 丹野智文)

   日時:2015年5月23日(土)14時〜16時
          6月27日(土) 同上
          8月22日(土) 同上

   場所:東北福祉大学ステーションキャンパス1階「郷(ふるさと)』
      宮城県仙台市青葉区国見1丁目19番1号(公共交通機関をご利用下さい)

   主催:おれんじドア実行委員会 代表 丹野智文

   後援:宮城の認知症ケアを考える会/認知症の人と家族の会宮城県支部
      認知症介護研究研修仙台センター/東北福祉大学

問い合わせ:070-5477-0718(月〜金 10時〜15時)


オレンジドア
クリックすると拡大します。

<関連記事>
丹野さんも登場する「RUN伴」(ランとも)感動動画
丹野智文さんの徒然日記 *丹野さんが出演された ハートネットTV
5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集
若年性レビー小体型認知症 うつ病に誤診(新聞記事)
若年性レビー小体型認知症 デイケアで改善 復職(新聞記事) 
若年性認知症4万人 早期発見の課題(NHK)

「若年性認知症4万人 早期発見の課題」(NHKの放送)

追記:コメント欄をお読み下さい。 次の記事は、19日中にアップします。
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2015年4月10日 NHK「特報首都圏」で放送された番組を見ました。
「認知症だと気づかない〜若年性認知症4万人 早期発見の課題〜」

内容を抜粋してご紹介すると
●若年性認知症は、初期症状から認知症とは気づきにくい→発見が遅れる
働き盛りの時期(40代〜50代)の発症で、失職し、経済的に困窮する。
医師も認識不足かつ高齢者と違い脳画像にも出にくくうつ病との誤診が多い。

●早期で軽度認知障害(MCI)の段階なら生活改善(食生活・運動)で
 改善したり認知症状態(自立した生活が不可能な状態)への移行を予防できる

●「認知症は怖い・人間がダメになる」と思われてきたが、それは違う
  脳の機能のほとんどは、正常なまま

●若年性認知症の経過は、15〜20年であり、どんどん進行するわけではない
 人生を考え直す機会となり、診断されてからもやること・やれることはたくさんある

< しばの感想 >(コメントで指摘を受けて17日に訂正しました。)
番組は、希望を伝えていて良かったです。
ただ認知症にも色々な病気があるということは、番組では触れませんでした。
認知症の検査として紹介されていたものは、記憶障害(アルツハイマー病の主症状)を調べるもので、記憶障害のない、或は軽いレビー小体型認知症や前頭側頭型認知症の方は、見つけ出せません

「認知症には、色々な種類があり、記憶障害がない種類もあります」
という一言を私は、認知症番組の中には、必ず入れて頂きたいと思っています。

様々な症状長年苦しみ、多くの病院で検査を繰り返しながら、記憶障害がないために早期発見も適切な治療もされず、更に苦しみを深めているレビー小体型認知症の方々がいます。
異変に気づきながら物忘れはないし、しっかりしているから認知症ではないと思った」と多くの家族は語ります。

若年性レビー小体型認知症の 中には、パーキンソン症状があればパーキンソン病、なければうつ病誤診されている方が少なからずいらっしゃると思います。(激しい症状があれば統合失調症と誤診されることも)

家族が、診断に疑問を持ち、自分で調べ、レビー小体型認知症とわかり、医師と治療法を変えた途端に見違える程良くなった方々がいます。

認知症=アルツハイマー病ではありません
レビー小体型認知症の症状を知って頂きたいと願っています。


<関連記事>
認知症の種類別症状と早期発見チェックリスト(認知症に間違われる病気リストも)
 (高齢者の場合は、加齢に従い、いくつもの種類を合併することがあります。)
5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集(若年性認知症も)
読売新聞医療ルネサンスに掲載された「若年性認知症シリーズ」(万引き。リンクでレビーも)
とても役立つ認知症動画集(よくわかる講義動画など必見)
レビー小体型認知症に承認されたアリセプト(抗認知症薬)の副作用

速報:若年性認知症の放送

今日、2015年4月10日(金)夜7時半〜

   NHK「特報首都圏で放送があります。

認知症だと気づかない 〜若年性認知症4万人 早期発見の課題〜

   番組の放送内容 詳細は→こちら

しば:「認知症=物忘れ」と思っていると、絶対に気づかないと思います。
   不眠、頭痛、体調不良といったうつ病に似た症状で始まる方は多く、
   大変しっかりしているのに、ごくたまに「あれ?」と思うようなミスをします。
   ほどんどの家族は「仕事のストレス疲れているだけ」と見過ごします。
   本人も「大丈夫。病気じゃない」と否定します。
   しかし本人は、自分の異変に戸惑い不安を募らせ、家族に心配をかけまいと隠し
   ながら、必死で異変格闘している場合があります。   

<関連記事>
若年性アルツハイマー病藤田和子さんの詳細な体験談
若年性レビー小体型認知症3人の体験談リンク集(Kさんは樋口直美さん)
*「レビーフォーラム2015」での樋口さんの講演原稿全文(配布資料も)
若年性ピック病(前頭側頭型認知症)の体験談(読売新聞)
5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集(若年性も)
若年性認知症の方々のための掲示板(3つの会)
レビー小体病本人のための掲示板

万引き・性格変化はピック病だった(新聞記事)

ピック病は、症状を読むと「反社会的行動」等とあり、衝撃を受ける病気ですが、
適切な治療接し方次第でとても良くなる」とご家族から伺っています。
ただし誤診アルツハイマー病躁うつ病など。)が多く、処方された薬で更に激高するなどの話も聞いています。
治療接し方天と地に分かれるのは、レビー小体型認知症とよく似ていると思います。
社会活動を続けるオーストラリアのクリスティーン・ブライデンさんも46才の時、診断名が、アルツハイマー型から前頭側頭型に変わっています。(出典

2015年3月27日付読売新聞「医療ルネサンス」若年認知症5回シリーズの3回目。
以下は、記事から一部抜粋、一部要約。(記事全文は、読売新聞のサイトで有料)

     < 少量の抗精神病薬で改善 >

男性(36)は、就職後、体調が優れず体重も激減し会社を辞めた
その頃から万引きを繰り返すようになった。
母親が理由を尋ねても、男性は、さみしそうな顔で黙り込むだけだった。
世話好きで朗らかな性格が一変し、大声を張り上げ、荒々しくドアを閉めたりした。

自治体の紹介で名古屋フォレストクリニックを受診。
認知機能テストに問題はなかったが、年号を尋ねると干支を答え、別の質問でも同じ答えを繰り返した。
河野和彦院長は、ピック病(前頭側頭型認知症)と診断した。
急に怒り出したり、窃盗など反社会的な行為を繰り返したりする。
同じ言葉の反復も特徴の1つだ。

男性は、通常よりもごく少量の抗精神病薬ウィンタミンを処方された。
激高することは徐々に減り、症状は、落ち着いてきた

「抗精神病薬を適切に使って、怒りっぽさ徘徊暴力などを改善すれば、患者と家族の苦悩を軽減することができる」と河野さんは説明する。
低用量の抗精神病薬を使う治療法と治療が受けられる医療機関をホームページで紹介している。


同シリーズ2回目レビー小体型認知症 うつ病と誤診
同シリーズ4回目レビー小体型認知症 デイケアで認知機能改善、復職へ


<関連記事>
認知症の種類別 症状と早期発見チェックリスト
ピック病をアルツハイマー病と誤診 アリセプトで悪化(アピタル)
*カテゴリ:ピック病について
ピック病介護家族の体験談
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レンギョウ

レビー小体型認知症 介護家族と本人の活動(新聞記事)

追記:レビーフォーラムの講演など認知症本人たちの講演の感想をかかれたブログ
   →「若年性アルツハイマー介護日記」 by スリブリさん

追記:お母様を介護しつつ舌癌と賢く闘っていらっしゃる素敵な女性のブログ
   →「いつも ごきげん!」(舌癌の方に情報勇気をくれます)

追記:毎日発信している認知症情報は→twilogをご覧下さい
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(この記事の本文)
2015年3月24日大分合同新聞夕刊(その他地方紙)に掲載。とても良い記事です。
記事を書いたのは、時事通信記者。(以下青字部分。一部抜粋。一部要約。)
レビー小体型認知症写真_convert_20150402072744
クリックで拡大して読めます)

  < レビー小体型知って 認知症の約20%占める 家族らが情報交換の場>

レビー小体型は幻視などの特徴的な症状があり、初期の診断でうつ病パーキンソン病と間違われることがある。
市販薬を含む多用な薬への過敏性もある。
患者家族らが情報交換の場をつくり、患者本人も情報発信を始めた。

加畑裕美子さんがリーダーを努めるレビー小体型認知症介護家族おしゃべり会ネットワークは、札幌市、東京都、石川県かほく市、名古屋市、大阪市、福岡市の6カ所でそれぞれの発起人が家族のおしゃべり会を開催している。
月1回程度、介護する家族が集まり、医療機関の情報や介護のノウハウ、息抜きの世間話などを自由に語り合う。

「症状が特徴的なので、患者の家族同士でしか分かり合えない面があります」
症状にはがあり、変化が早いので、事前に知っておけば正しいケアのために備えられる」と加畑さん。

若年性レビー小体型認知症の樋口直美さんレビーフォーラム2015で発言。
樋口さんも最初は、うつ病と診断され、薬剤過敏性に苦しんだ。

現在は、幻視・認知機能の低下はなく自律神経障害意識障害などと闘っている。
幻視は、本物と全く見分けがつかず、虫はまだしも、人がいつどこに現れるか分からないのは本当に怖いです」
それを家族がとがめることで、更なるストレスを与えることになるという。

「レビー小体型は、脳の萎縮や記憶障害も軽いなど他の認知症とは異なる特徴があります。反応しない時でも聞こえて、理解して、記憶もしています。
が合わずに状態が悪くなっている場合も多く、適切な治療で回復します。
医療・福祉関係者は、病気を学び、正しく理解してほしい」と樋口さんは話した。



<関連記事>
レビー小体型認知症の日常を描いた漫画10作(研修用に使われています)
レビー小体型認知症チェックリスト 各症状の説明へのリンク
2分でわかるレビー小体型認知症(重要記事へのリンクも)
「レビーフォーラム2015」での樋口直美さんの講演全文
若年性レビー3人の体験談リンク集(Kさんが、樋口直美さん)
その他の若年性認知症体験談リンク集(認知症種類別 5種類)


デイケアで改善 若年性レビー小体型認知症(新聞記事)

追記:レビー小体型では、記憶力よりも注意力空間認知能力が低下すると言われます。
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2015年3月30日付読売新聞「医療ルネサンス」若年認知症5回シリーズの4回目。
記事から一部抜粋一部要約。(記事全文は、読売新聞のサイトで有料)

   < 薬物治療に加えデイケア >

男性(56)が異変を感じ始めたのは2011年。
一方通行を逆走。運転トラブル。駐車場からの出し入れも難しくなった。
その年の暮れ、年末調整の提出書類で住所の漢字が、翌年には、自分の名前の漢字の一部が書けなくなった。
会社でも鍵をかけ忘れたり、するべき準備ができなくなった。
妻は「仕事のストレスや疲れがたまっているだけ」と思ったが、会社から受診を勧められた。

男性は13年に総合病院でアルツハイマー型認知症と告げられた。
だが、筑波大病院で精神神経科教授の朝田隆さんはレビー小体型と判断した。

階段で宙に浮き手招きする老人や、足をはう無視など幻視の症状にも悩まされていた。
幻視の症状を抑える漢方薬の抑肝散を処方された。

男性は、同病院が軽度の認知障害の患者向けに行っているデイケアに毎週参加している。
ダンス、楽器の演奏、計算、図形の区別など頭と体を使い、脳を活性化して改善を目指す。

朝田さんの研究によると薬物治療を続けながらデイケアに参加した患者18人は、半年後に認知機能テストの平均点が上昇したが、参加しなかった患者30人は平均点が下がっていた。
「ごく早期ならば、進行を抑えることができるのではないか」と朝田さんは期待する。

男性はデイケアの効果もあって、認知機能も改善。幻視も消え、休職中の会社に復職する。
「高度な仕事は難しいだろうが、軽作業はできる。働いて少しでも収入を得たい」
男性は認知症を受け入れながら、諦めずに一歩づつ前に進もうとしている。

<関連記事>
2分でわかるレビー小体型認知症(重要記事へのリンクも)
若年性レビー小体型認知症 うつ病に誤診(読売新聞)
「レビーフォーラム2015」での樋口直美さんの講演全文
若年性レビー3人の体験談リンク集(Kさんが、樋口直美さん)
その他の若年性認知症体験談リンク集(認知症種類別 5種類)

プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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