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若年性認知症・「隠したって何もないもん」再放送

NHKある夫婦の記録「隠したって何もないもん」>というタイトルで2回にわたって内容をご紹介した番組が、再放送されるそうです。

仙波康雄さん(57才。49才の時、若年性アルツハイマー型認知症と診断)と京子さん(57才。家族会「めぶきの会」代表)夫婦が、病気をどう受け止め、どう生きてきたかを描いています。

とても良い番組ですので、是非見てみて下さい。(→「内容を書いた記事」)


[ 番組名 ] ハートネットTV

   「隠したって何もなんないもん 〜若年認知症 ある夫婦の選択〜」


 [ 再放送日時 ] 2013年 3月6日(水)午後8:00〜(Eテレ)


<関連情報>  
*「若年性認知症コールセンター」0800−100−2707 月〜土の10〜15時。
(経済的支援制度や就労相談、医療・介護相談に専門家がアドバイス)

<若年性認知症・関連記事>
*「若年性アルハイマー型認知症を患った佐藤雅彦さんの素晴らしい講演(動画)
 (レビーとピック病の動画も)
*「ボランティアに生き甲斐を持ち、進行もしていない若年性認知症の方の例
*「認知症のわたし(朝日新聞連載記事)
*「認知症の方本人はどう接して欲しいと思っているのか
*「若年(性)認知症の方とその家族が直面している経済的問題と対策
*「認知症と生きる人のためのサイト」(「3つの会@web」)

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「ハートネットTV」の公式サイトから。康雄さんと京子さん。
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母の涙の記憶

<これは、先日の「母の記事」への追記です。>

母の涙を見ていたとき、古い記憶が、よみがえりました。

私が、高校に入学した頃に読んで感動し、母に読んで聞かせた本の一節があります。
山崎朋子著「サンダカン八番娼館」(1975年)という本です。
幼くして娼婦としてマレーシアに売られ、過酷な人生を送った女性を描いています。
(大宅壮一ノンフィクション賞を受賞し、後に優れた映画にもなりました。)

私が、母に読んだのは、その女性が、著者(山崎朋子)に語った言葉でした。


  「—けどな、おまえ、人にはその人その人の都合ちゅうもんがある。
 
   話して良かことなら、わざわざ訊かんでも自分から話しとるじゃろうし、
  
   当人が話さんのは、話せんわけがあるからじゃ。

   おまえが何も話さんものを、どうして、他人のうちが訊いてよかもんかね」

               (文春文庫 P.242「さらば天草」の章から)


「良い言葉だね」と笑って言ってくれるとばかり思っていたのですが、母の反応は、違いました。母は、口をぎゅっと結び、目を真っ赤にして聞いていたのでした。
それは、母という人、母の人生に、触れたと感じた瞬間でした。


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スノーポール
公園の花壇の花が、みんな一斉に朝日を向いていました。
公園の西側の道から見ると、みんなこんな風に輝いていました。

カテゴリを少し変えました

レビー小体型認知症の詳細な症状、レビーかどうかを調べるためのチェックリスト
求める方が多いので、1つの「カテゴリ(記事の分類の意)」にまとめました。

「カテゴリ」の一番上、「レビー小体型認知症他の症状チェック(早期発見を!)」をクリックして下さい。カテゴリは、こちら。
(「カテゴリ」のある場所は、PC画面の左下、「月刊アーカイブ」の下です。)

兄弟や親戚にこのカテゴリを知らせる時は、以下のアドレスを貼付けて下さい。
http://nonohana7.blog134.fc2.com/blog-category-23.html

ここには、3大認知症アルツハイマ型、レビー小体型、脳血管性)に前頭側頭型認知症ピック病など)を加えた4大認知症+パーキンソン病早期発見するための情報(初期症状やチェックリスト)も入っています。

『このごろ、家族が、何となくおかしい。どことなく変な感じがする』
『以前は、こんなことをする(言う)ような人じゃなかったのに・・』
『こんなことで怒り出すような人じゃなかったのに・・』
『好きな趣味もやらなくなって・・。もしかして、うつ?』

などと感じたら、1度チェックしてみて下さい。→記事は、こちらです。


このブログは、書き始めた当初、人に読まれることを想定していなかったので、カテゴリもあまり整理されていません。すみません。これから少しづつ整理していく予定です。
タイトルもほとんど何も考えず、当時の状況をそのままタイトルにしました。
(父の前頭側頭型認知症—ピック病—は、その後見つかりました。母も施設に入り、母の介護を直接することは、なくなりました。)
アクセスカウンターがないのもそのためです。

途中から一部記事を限定公開せざるを得なくなり、記事の内容が、自分の介護記録から認知症医療・介護情報発信へと変わっていきました。
自分が、当初、情報不足で苦しんだので(そしてネット上で知り合った多くの方に助けて頂いたので)同じ介護家族の方と情報を共有し、お互いに助け合うことができれば・・と願っています
このブログが、少しでもお役に立てたら、とても幸せです。

<その他のカテゴリ>
*「レビー小体型認知症について
*「認知症とは/ケア・介護など
*「認知症の予防・診断・治療
その他、色々あります。

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水仙(スイセン)
好きな花です。

幻視や妄想のため知的能力を低く見られるレビー患者

前回の記事からの続き>

もちろん母は、終始頭がクリアーという訳ではありません。
おばの葬儀に関しては、いくつもの「物語」が、同時に代わる代わる現われました。

「○○ちゃん(おば)のお葬式は明日だから喪服が要る」と言った直後に「先週、誰かのお葬式に行ったら○○ちゃんが車いすで来ていて元気そうだった」と言います。言うことがクルクルと変わるので、聞いている側が混乱し、どこまでわかっているのかわかりません。

けれども長く話をしていると、母は、昔の通りの母だと感じるのです。

最近聞いて心に残った話を母にもしました。福島出身の西田敏行が、東京の高校に入って方言をバカにされ、上野動物園の寂しげなゴリラを1日中見ていたという話です。
母は、目に一杯涙をためて聞いていました。
「・・辛かっただろうね・・」 (母は、昔からよく人のために涙を流す人でした。)
「お母さん、ちょっと、涙もろくなった?」
「うん。すぐ泣ける・・。涙でプールが一杯になるよ」

母は、2010年にグループホームに入った時から、私があげたぬいぐるみを生きたペットだと思っているようでした。表情、感情表現が豊かで、部屋を走り回ると言っていました。
しかし最近(2月初旬から)それが、ぬいぐるみとわかっている発言を時々します。
「・・・お母さん、これ・・何?・・生きてる?」
「(長考)・・あんたには、そうは見えないのかも知れないけど・・、私には、どう見ても、生きてるように見えるの」

私たちは、レビー小体型認知症を患う人を誤解しているのではないかと思いました。
部屋に子供やお化けや軍人が居る、ぬいぐるみが泣くと聞くと、私たちは、どうしても「頭のおかしい人。何もわからなくなった人」と思ってしまいます。

でも幻視は「風邪で咳が出る」と同じ、1つの症状に過ぎないのではないでしょうか?
健康な人間には想像もできませんが、本物とまったく区別のつかないものが、目の前にありありと存在し、動いているのです。本物と思う方が、自然でしょう。
今、あなたの目の前にいる家族が、実は幻視だと人から言われたところで、誰も信じないのと同じだと思います。

レビーには、幻視から派生した妄想もあります。
それを聞くと、ますます「この人は、もう何もわからない人なのだな」と思います。
でもそれも咳と同じ、ただの1つの症状です。論理性の一部が弱まっただけ。
感情はもちろん、人格も知性も理性もなくなった訳ではありません。
母は、何年もの間、たくさんの症状に覆い隠されていましたが、その奥底でずっと母のままで居たのだと初めて痛感しました。

母は、薬で回復したのではありません。どうして会話も成り立たないような状態からここまで回復したのかもわかりません。家族は「いつもは違う。たまたま調子がとても良かっただけ」と言っています。
(更に下記の<関連記事>「家族会の方が語るレビー」を参照して下さい。)

<関連記事>
*「家族会の方が語るレビー」(「本人はしっかり状況をわかっている」)
*「人・動物・虫だけではないレビー小体型認知症の幻視の種類と特徴
*「レビー小体型認知症の特集記事シリーズ(朝日新聞。2013年1月)
*「医師に幻視を訴えないため誤診されることの多いレビー小体型認知症

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梅(ウメ)




3年振りに母の思考力は正常と感じる

今月初めに帰省した時、「母の言うことの8割は幻視と妄想に基づいた話だけれど1割は頭脳明晰」と書きました。(残りの1割は問題のない普通の会話。)
(→記事「進行しない母」
今回会った時、母は、ほとんど正常だと思いました。
ここまで正常だと思ったことは、2010年以来なかったことです。
昨日は、1時間以上会話をして、7〜8割位は、まったく正常で、2割位が、幻視と妄想に関することでした。

幻視が幻視であること、周囲の反応や自分の症状なども正しく理解していました

母「私ね、もう色々見えてもお父さんには言わないことにしたの。言うと”また変なこと
  言って!”って顔するから・・。ううん。怒んないよ。別に怒ったりはしないけど、
  嫌そうな顔するから・・もう言わないの。
  よくわかってる人は、話を合わせてくれるよ。ああ、合わせてくれてるんだなぁって
  思って・・
(微笑み)私も(話を)合わせておく・・
私「お母さん、何でもわかってるんだね!何の問題もないじゃない!」
母「あるよ。名前、みんな忘れるし・・。色々わからなくなるし・・」

私「調子の良い時と悪い時って、自分でわかる?」(注:レビーは差が激しいのが特徴)
母「わかるよ。あぁ、今日は、ダメだって思う」
私「ダメな時は、どうするの?」
母「そういう時は、考えない」
(注:悪い時は、傍目からも思考が停止している。顔付きも違い、ほとんど話さない。
 しかし私と会話ができないような状態の時は、最近はほとんどない。)

母「あんた、こんなにしょっちゅうここに来て、○○(私の夫)が気を悪くしない?」
私「しないよ。長く行って来たらいいって言ってくれたよ。優しいよ。・・仲良いしね」
母「仲良くするために、うんと努力してくれてるんだよ。それを忘れちゃダメ」
私「うん。そうだね。私も頑張んないとダメだね」
母「お互い努力しなきゃ夫婦は上手くいかないからね。お互い様だよ。
  そうだ。そういえば、昨日、○○(私の夫)と駅で会ったよ。”あっ!お義母さん!”
  ってびっくりしてた。ちょっと立ち話しただけで、すぐ別れたけど」

全く正常な会話の中に、妄想(現実にはなかったこと)が、唐突に入り込むので一瞬驚きます。しかしそれにこだわることもなく滑らかに会話は流れ、次には、まったく正常な会話に戻ります。

続く(→こちら)

*カテゴリ:「レビー小体型認知症について
<関連記事>
*「家族会の方が語るレビー」(「本人はしっかり状況をわかっている」)
*「レビー小体型認知症の主症状
*「「どうやってレビー小体型認知症と知るか」(更に詳しい症状)

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蝋梅(ロウバイ)
蝋細工のような花。香りが良い。
去年撮影したこの木に今年は花が付かなかった。

帰省して来ました

親戚に不幸があり、お通夜に間に合うように大急ぎで郷里に戻りました。

しばらく実家に居るつもりでしたが、私の家族が風邪で寝込んでいると知り(他にも事情があり)あたふたと関東に戻ってきました。

コメントや非公開コメントを書いて下った方々に返信したいと思っていたのですが、PCのキーボードがないと長文が打てない時代遅れの人間なので(実家にPCはありません。)返信できずにいました。
もう少々お待ち下さいね。

母のこと、父のこと、亡くなった○○おばさん(帰省の度に会いに行く伯母ではありません。)のこと。
思うことが多々あり、今は、頭も胸もいっぱいです。

また徐々に書いていきます。

しば

ドラマ「ペコロス、母に会いに行く」と主演女優のダンスボランティア

2013年2月17日放送のBSプレミアム ドラマ「ペコロス、母に会いに行く」を見ました。心に深く染みる良質なドラマでした。(ドキュメンタリー部分も。)
(追記:BSプレミアムの公式サイトに再放送は、翌日曜の午後0時~1時とあったのですが、2月24日に再放送があるということを確認できません。)

制作スタッフ全員が、認知症という病に真剣に誠実に取り組んでいることが、ひしひしと伝わってきました。丁寧に心を込めて作ったとわかる番組でした。

中でも愛らしい母(光江さん)役、草村礼子さんの演技には、心打たれました。
認知症を患う光江さんの愛らしさも不安も哀しみもよろこびも「かみさま」と呼びたくなるような表情も、丁寧に過不足なく驚くほどリアルに演じていらっしゃいました。

原作者役、イッセー尾形さんの押さえた演技も、言葉にならない想いで胸が張り裂けそうだった(当時は涙すら出なかった)自分を投影でき、救われた気がしました。

あのドラマが繰り返し再放送され、認知症を患う方への理解が深まることを望みます。


草村礼子さんは、映画『Shall we ダンス?』で「たま子先生」を演じた方です。
草村さんの公式サイトを訪ねて、草村さんが、介護施設でダンス・ボランティアをしていらっしゃることを初めて知りました。車いすの方とダンサーが、手をつなぎ、音楽に合わせて一緒に体を揺らすことを楽しむのだそうです。

草村さんの公式サイトから依頼や問い合わせをすることができます。

 動画YouTube ダンスボランティア「夢のダンス」紹介動画(語り:草村礼子)

認知症予防効果の調査(’06)では、座って手や頭を使う趣味よりも体を動かす趣味の方が効果が高かったそうです。(読売新聞2011年5月)
特に異性と手を握って踊る社交ダンスは、効果が高いと何かで読んだことがあります。

若くてカッコいい男性ダンサーと踊ったら、母には、絶大な効果があると思います。
母だけでなく多くの方は、若く美しい異性と接するととても良い表情になります。
見栄えの良い男女学生は、全国各地でグループを作って介護施設を毎月訪問し、握手して回って欲しいと私は、本気で思っています。

<関連記事>
「ドラマの原作者(漫画家)と田口ランディさんの対談」
*「このドラマについて
*このブログのカテゴリ:「介護家族の心理

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草村礼子さん(公式サイトより)

処方薬で起こる認知障害(朝日新聞)

2013年2月15日、16日に朝日新聞に掲載された記事から一部抜粋(青字部分)。
シリーズで認知症に関する役立つ記事を書いているのは、笠間睦医師。

全文はアピタル→「薬剤で誘発される認知症(薬剤性せん妄)」その1その2

実は、投薬された薬によって、認知障害が引き起こされることは結構多くあります。ベンゾジアゼピン系の抗不安薬・睡眠薬、パーキンソン病の治療に用いられる抗コリン薬抗ヒスタミン薬(=かぜ薬など)、抗潰瘍薬の一部(シメチジンなど)、ステロイド抗うつ薬などは、薬剤誘発性の認知障害(薬剤性せん妄)の原因となり得ますので、これらの薬剤の投薬後には注意して経過を観察する必要があります。(「その1」から)

(うつ病患者の)脳のセロトニンを増加させる薬物療法(SSRI型の抗うつ薬)。
「長期間使用することで無気力(apathy)が現れることがある。またセロトニンが増加することで逆にイライラが強くなることもあり、精神症状が増悪する可能性にも注意しなければならない」ことが指摘されております。

セロトニンの活性を高める簡単な方法があります。

セロトニンは、朝になって太陽の光を浴びると働き出します。

運動と脳活動の関連について研究した有田秀穂教授によると「ウオーキングや自転車漕ぎなどの歩行リズム運動、ガム噛みなどの咀嚼リズム運動、坐禅における呼吸リズム運動(丹田呼吸法)は、セロトニン神経を活性化させるのに有効であり、脳波にα2成分が増加し、内側前頭前野の血流が増加して、クールな覚醒状態や集中力や意欲など気分状態に好ましい効果が現れる」そうです。
リズミカルな運動(フラダンスも含む。)がセロトニンの活性化によいわけです。

*薬は、薬検索のサイトがいくつもあり、誰でも簡単に調べることができます。
 薬には、一般名と製品名があります。(例:アリセプトの一般名はドネペジル塩酸塩)
「だから薬は(全部)恐い」と決めつけるのではなく、患者の様子をよく観察し、薬に
 ついて調べ、医師に報告相談することが大切
です。

<関連記事>
*「危険な薬一覧。処方箋をチェック」(詳しいです。家族会サイトに私が書いたもの)
*「レビー小体型認知症は薬で悪化する」(新聞記事)
睡眠薬、抗精神病薬の副作用か?(レビー小体型認知症患者の体験談)
<カテゴリ>
スロージョギング(脳と体の健康を) まさにリズム運動。
うつ病について

追記:「高齢者が服用すべきではない薬剤の一覧(国立保健医療科学院・今井博久氏作成、2008)」→「レビー小体型認知症Web事典」に掲載。(ダウンロードして下さい。)

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菊(キク)

今夜のドラマ「ペコロス、母に会いに行く」

見たいなと思って、忘れていらっしゃる方のために。

今夜、認知症の母親を介護する男性が描いた漫画を原作にしたドラマを放送します。
原作の魅力を十分に伝える、見応えのある内容かどうかは、見てみないとわかりません。(ごめんなさい)

この漫画家・岡野さんと作家・田口ランディさんが対談した番組(こちら)は、とても良かったです。

今夜の番組の情報は、こちら → テレビドラマ「ペコロス、母に会いに行く」

追記:記事→「このドラマを見た感想

ペコリス母に会いに行く
漫画「ペコロスの母に会いに行く」
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作者の岡野雄一さん(ペコロス)とグループホームに暮らす母・光江さん
(写真は、「ハートネットTV」公式サイトから。)
光江さん(本人)のしぐさや表情の1つ1つが、本当に愛らしくて素敵でした。
何となく「かみさま」という言葉を連想するのは、なぜでしょう。

睡眠薬、抗精神病薬の副作用か(レビー小体型認知症患者の体験談)

<追記:ご本人のご希望により、ここにあった体験談は、限定公開にしました。>

(記事の続き)

母(しばの母)は、腰椎圧迫骨折(重症)の大手術後から、上記の2.〜4.が、突然強く出ました。
(2. 記憶障害  3. 泣いたり怒ったり、感情の起伏が激しい 
 4. 別人になったようにベラベラと人に話し掛ける)

ベラベラ話すことは支離滅裂。夜は叫び、昼も何をするかわからず、拘束されました。
その姿は、敢えて言葉にすると「気がふれた」という印象で、家族には衝撃でした。

その後、少しつづ元に戻り、歩行器で歩けるようになった頃、幻視を減らすと処方された抗精神病薬(リスパダール)を飲んで体が固まり、ほとんど歩けない状態になって退院。
退院しても一晩中叫ぶ、オムツを外して投げるという状態が続き、別の病院で微量の抗精神病薬(セロクエル)と睡眠薬を処方されました。
しかし飲ませてもまったく眠らず、足腰が立たなくなり、日中に眠り続けました

母は、どんな有名な病院へ行き、どんな薬を飲んでも改善しない不運な例でした。
効果を実感したのは、抑肝散(飲み始めた時だけでしたが。)とサプリメントのみです。

しかし少しづつ薬を減らし、長い時間をかけて徐々に良くなり、今では、すっかり落ち着いて、穏やかに生活しています。(睡眠薬を止めた結果と私は考える母の変化
こんな穏やかな日が来るとは、2010年には、まったく想像ができませんでした。

家族を守るためには、薬についての知識が欠かせません。
認知症薬物治療マニュアル コウノメソッド2013>は、薬の知識を得るには大変参考になります。(治療のマニュアル本も)
レビーは、薬への反応も個人差が非常に大きいので、○○病院へ行きさえすれば、○○先生にすべてお任せすれば、必ず良くなるということは、ないと思います。
知識を得て、患者をよく観察し、医師と話し合うことが大切です。

「認知症を悪化させる薬の処方(読売新聞)」
「早期発見されず薬で悪化するレビー小体型認知症」(1)(=体験談)(2)
「抗精神病薬の恐ろしさ」(体験談。他3人の体験談へのリンクあり)
*「処方された薬で悪化した例」(ご家族からの相談と回答)
「病気を知って家族を守ろう」(レビー小体型認知症の診断基準へのリンクあり)

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山茶花(サザンカ)?

「困ってるひと」大野更紗著

大野更紗著「困ってるひと」。深く揺さぶられ、限りなく勇気付けられました。
(以下、青字部分は、すべて本からの抜き書きです。)

著者は、世にも希な難病にかかり「心身、住居、生活、経済的問題、家族、わたしの存在にかかわるすべてが、困難そのものに変わった(P.5)」という若く聡明な女性です。

その症状と検査・治療の壮絶さを読むと、他のどんな病気も「この病気と比べれば、まだ楽だ」と思えてしまうほどです。にもかかわらず、大野さんは、次のように綴ります。

それでも、いま、「絶望は、しない」と決めたわたしがいる。こんな惨憺たる世の中でも、光が、希望があると(略)疲れきった顔のオジサンに飛びついて(略)女学生を抱きしめて、「だいじょうぶだから!」と叫びたい気持ちにあふれている(P.6)

略)病の痛みや苦しみは、その人だけのものだ。どれだけ愛していても、大切でも、近くても、かわってあげることは、できないわたしの痛みは、苦痛は、わたししか引き受けられない(P.55)
(病態は)(略)かなり大ざっぱに体感だけを表現すれば、24時間365日インフルエンザみたいな感じだろうか。まあ、そこは仕方ない。治らないものは治らないんだから、仕方ない(P.287)

わたしは何故かこれまで、難病をカミングアウトするかどうか、という類の葛藤を感じたことがない。(略)だって難病も障害も、べつにその人は悪くない選んでもいない。地球上の人類の中で、一定数の確率で誰かが負うことになる「難」のクジを、たまたまひいてしまっただけである。(略)お財布の中の運転免許証やTUTAYAの会員証に、障害者手帳が加わっても、わたしはわたしである(P.179)

思い立ったら一直線という性分(P.82)」の大野さんは、想像を絶する困難の中でも医療や福祉の問題を冷静に観察、分析し、多くの問題提起をしています。

優しく、まっすぐ目を見て話してくれる医師が少ないこと。(P.59)
何時間も持った末の「五分間診療」に患者も医師も疲れ切っていること。(P.81)
役所に福祉サービスを申請することがどれ程大変かということ。(第10章、第14章)

(略)自力でネットをつなげて、わけのわからない情報にふらふらさせられるよりも、はじめから患者がより正確な情報にアクセスできる環境をきちんと整えたほうが、医学的見地からも合理的であると思うのだが。(P.83)

今思えば、あの病院は、わたしにいろんな大事なことを教えてくれた。重度の障害や、難病、あるいは精神疾患を抱えた人たちが、日本社会の中で、どういう扱いを受けているか。(略)弱者にされるとは、どういうことか。(P.101)

先生もサイババではなく人間であるので、その時々の機嫌や事情というものがある。先生が激務の中でいろんなことを忘れたり誤解したりするリスクを計算に入れて、備えておかなくてはならない(P.300) 等々。

泣いても、絶叫しても、薬の副作用で危篤状態になっても、死を願う時があっても、それでもなんとか自分の人生を生きていこうとする大野さん。その体験をユーモアに包んで語ることのできる大野さん。尊敬します。

追記:大野さん・平川 克美氏・六車 由実氏の対談→こちら(医学書院公式サイト)

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ポフラ社から出ています。是非買ってお読み下さい。
既に文庫化。(→アマゾン





怒りを消す方法(2)

河合隼雄(臨床心理学者)の「こころの処方箋」(新潮文庫)は、20年以上前に読んで救われた本です。イライラする気持ちとどう向き合うかを書いたこの章も当時、繰り返し読みました。


   < イライラは見とおしのなさを示す >(P.46〜49)

いわゆるイライラするとき、というのは、そのわけがわかっているようで、その実は、ことの本質がわかっていないときが多いのではなかろうか。
 (略)
こんなとき、私が彼女の立場にあるとしたら「イライラするのは、何かを見とおしていないからだ」と心のなかで言ってみて、イライラを直接に夫にぶっつける前に、見とおしてやろうとする目を自分の内部に向けて、探索してみるだろう。
 (略)
イライラは、自分の何か—多くの場合、何らかの欠点にかかわること—を見出すのを防ぐために、相手に対する攻撃として出てくることが多いのである。
 (略)
目を自分の内に向け、「何か見とおしていないぞ」とゆっくり構えると、イライラのなかから有益な発見が生じてくることになる。 
 (略)
だいたい心の問題は「急がば回れ」の解決法が得策のように思われる。

55ある目次も面白く、それぞれに意味深いです。例えばこんなものがあります。

  人の心などわかるはずがない
      言いはじめたのなら話合いを続けよう
   己を殺して他人を殺す
       100点以外はダメなときがある
     男女は強力し合えても理解し合うことは難しい
         ものごとは努力によって解決しない
      うそは常備薬 真実は劇薬
           危機の際には生地が出てくる
        「幸福」になるためには断念が必要である
              すべての人が創造性を持っている


<関連カテゴリ>
*「介護家族の心理
*「認知症ケア・介護など
*関連記事:「怒りを消す方法(1)

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サザンカ(山茶花)?

怒りを消す方法(1)

漫画「ペコロスの母に会いに行く」2」でご紹介した言葉。

「お母さんの介護が、辛いんじゃないの。お母さんの介護をしているときに、鬼になってしまう自分が、辛いわけよ。介護の辛さって、自分の闇と向き合うことだよね。やらなきゃいけないのに、こんなに嫌とか、優しくしなきゃいけないのにできないってことが、一番辛い」(田口ランディ。作家)

これを聞いてから『じゃあ、どうしたらいいのか』とずっと考え続けていました。

2013年2月10日(日)の日本経済新聞文化欄に「瞑想のすすめ」というエッセイが載りました。執筆者は、永井均氏(哲学者。日本大学教授)。
(以下、永井氏の文章からの引用は、青字で区別)

ヴィパッサナー瞑想(ブッダの実践した瞑想法に近いといわれるもの)を半年続けてみて、「怒りが瞬時にしゅわっと消える」効果があると書いています。

どういう瞑想か、大雑把に言えばこんな感じです。
怒りなどの主観にどっぷり浸かれば、その感情が膨らんでいくばかりだが、客観視すれば、本質も見えるし、苦悩も消える

具体的には、心に浮かんだことをアナウンサーが実況中継するように言い換えます。

「あの野郎、〜しやがって!」
→「誰々の顔が思い浮かんで、あの野郎〜しやがって、という思いが生じた」
客観的視点に立てば、それをたとえば「嫉妬」と本質洞察することもできる。

これはお金もかかりませんし簡単なので、「バカみたい」と思わずに1度試してみて損はないと思います。

ヴィパッサナー瞑想について本を書いている「スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老」(本に書かれた肩書き。)の解説を本から引用します。(以下、青字部分)

怒りが生まれたら「あっ、怒りだ。怒りだ。これは怒りの感情だ」とすぐ自分を観てください。
怒りそのものを観察し、勉強してみてください。
「今この瞬間、私は気持ちが悪い。これは怒りの感情だ。ということは今、私は怒っているんだ」と、外に向いている自分の目を、すぐに内に向けてください。(略)
そうすると、怒りは生まれたその瞬間で消えてしまうはずです。

(「怒らないこと」アルボムッレ・スマナサーラ著P.142〜143)

<関連カテゴリ>
*「介護家族の心理
*「認知症ケア・介護など
*関連記事:『怒りを消す方法(2)

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梅(気の早い梅がやっと咲き始めました。)

TVドラマ「ペコロス、母に会いに行く」

漫画「ペコロスの母に会いに行く1」」と「(介護者の悩み等について作家の田口ランディさんと語り合う)」でご紹介した漫画が、ドラマ化され間もなく放送されます。

 NHK BSプレミアム 2月17日(日)午後10時~11時
 タイトルは漫画とは少しだけ違って「ペコロス、母に会いに行く」
 出演:イッセー尾形、草村礼子,柾木玲弥,山田真歩,安藤サクラほか

以下の紹介文(青字部分)は、「NHKBSオンライン」(公式サイト)からのコピーです。


“ハゲちゃびん”の漫画家ペコロスこと雄一が、父の死後に認知症と診断され施設で暮らす母みつえの老いの日々を見つめる、笑えて泣けて、切なくもほのぼのした家族の物語。

父の死後、少しずつ認知症が始まった母。
症状から、母の中によみがえった父。
それをいとおしく見つめて介護する息子。
40歳で故郷・長崎にUターンした“ハゲちゃびん”漫画家ペコロスが、施設に暮らす認知症の母とのおかしくも切ない日々をつづった話題の漫画をドキュメンタリードラマ化。
介護というどこか暗く直視したくない現実を、温かいタッチの絵と長崎弁で“ほっこり”そして“切なく”描く。


<関連記事>
このドラマを見た感想
*漫画家岡野さんと作家田口ランディさんの対談→「Eテレの番組
様々な種類の認知症を早期発見するための知識とチェックリスト
*漫画にしたら絶対に面白いと思う「レビー小体型認知症の母の日常
*カテゴリ:「認知症ケア・介護など
*カテゴリ:「介護施設のこと

ペコリス母に会いに行く
漫画「ペコロスの母に会いに行く」
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作者の岡野雄一さん(ペコロス)とグループホームに暮らす母・光江さん
(写真は、「ハートネットTV」公式サイトから。)

「治す」介護(自立支援介護)新聞記事から

2013年2月1日の日本経済新聞から。→記事全文(日経新聞公式サイト)
以下(青字部分)、一部抜粋して要約。

   < 介護はお世話からリハビリへ 「普通の生活」基本に >

おむつゼロ、自力歩行などの「自立支援介護」に力を入れる介護施設が増えている
(自立支援介護とは、介護施設で治し、自宅へ戻る介護。「出たり入ったりする」)
それを推進している国際医療福祉大学大学院教授竹内孝仁氏へのロングインタビュー。

*高齢者ケアには、非常に重要な<基本ケア>がある。
1. まず水が大切。1日1500cc位の水が必要。脱水が意識低下、失禁の原因となる
2. エネルギー源になる食事も1500~1600kcal位は必要。普通食が良い。
3. 便秘にさせない。便通が体調を悪化させ、認知機能低下も起こす。
4. 運動。1番良い運動は歩くこと。自立した生活を可能にする。

*「おむつゼロ」を達成している特別養護老人ホーム(全国で40位ある。)では、要介護4の人のほぼ全員が歩けるようになる
要介護5で寝返りが打てない人でも、5秒つかまり立ちができれば、すぐ歩行器訓練を始め、歩けるようになる

床ずれを防ぐのに一番効果があったのは、座らせること。寝たままにさせない。

*認知症は、引っ越しや家事を嫁に全て任せたこと等をきっかけになるという話が多い。
脳だけの問題ではなく、非常に多くの心理的、社会的な要因が絡んでいる
そういう病気だと考えないと認知症を正しく理解することはできない。

*紙を食べる等の異食は、水分、食事、お通じ、運動の基本ケアで3分の2は治る
基本ケアは、すべて体調に関係している。体調が良くなれば、認知機能も上がる
残りの3分の1は別の理由があるので固有のケアを考えていく。

追記:この記事に関しては、水分量と栄養量に対する疑問視や重要なご意見を頂きましたので、是非コメント欄も併せてお読み下さい。

<関連記事>
オムツなし・パワーリハビリを実践する特別養護老人ホーム

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特養で使われている6種の器機の内の1つ。(世田谷区立きたざわ苑の公式サイトより)
目的は、筋力増強ではなく、使っていない筋肉を(「楽です」と言う範囲で)使うことで、全身のバランスを改善すること。
これらの器機を使うことで、歩けない人でも安全に無理なく入浴と同程度の運動を気持ち良くできる



介護で人間的成長/介護短歌で心の整理

小谷あゆみさん(「NHK福祉ネットワーク・介護百人一首」アナウンサー)の話をYouTubeで聞き、印象的だったのでご紹介します。
(動画はこちら→<認知症きらきらネット 動画インタビュー >)

以下、青字部分は、インタビューの内容の一部を要約したものです。


最初は、癌を告知されたように、みんな絶望し、嘆き、何をどうしたらいいのかわからない。
けれども介護をしていく内に、『受け入れるしかない、前向きにならないとやっていけない』と切り替えてきた方を取材で大勢見て来た。
そういう人たちは、介護を通して「人生の達人」になっている

人生には、介護だけでなく、抗(あらが)えない出来事が降り掛かってくる。
突然の死であったり、転勤であったり、失恋であったり。
しかしその抗えない出来事を受け入れて、前向きに、ついでに楽しんで明るくやっていこう、そういう態度を身に付けた人が、介護者には多いと感じる
介護を通して人間的成長を遂げている

介護は、真面目に一生懸命する人の方が、ストレスをため込みやすい。
介護の悩みは、隣近所の人や親しい友達にも気軽に言えないもの。
介護されている人は、たまに来る家族や親戚には、しっかりした姿を見せたりするので、一番近くで一生懸命やっている介護者の苦労が周囲に理解されず、孤立するという現状がある

誰にも吐き出させない思いを吐き出そうというのが、介護短歌。
『なんで上手くいかないんだろう?!もう!!』という思いを言葉にしてみる。
「は・ら・が・た・つ。いや、ちょっと違うな。く・や・し・い・な・・かな」と。
悶々とした思いを五七五に当てはめる作業が、心の整理になる


*「介護百人一首公式サイト」(過去の入賞作品/応募方法)

<関連記事>
*「認知症介護家族の心理変化
*「漫画「「ペコロスの母に会いに行く」
*「書くことが心理療法になる
*カテゴリ:「介護家族の心理

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近所の生け垣。覗き込んだら丸い蓋がありました。

進行しない母(頭脳明晰な時も)

「レビー小体型認知症は、進行が早い」という記述を以前(母が急激に悪化した2010年以後)は、ネット上のあちこちで見た。
去年初めて「10年進行しない人もいる」とレビーに詳しい方から聞いた。
2013年1月13日の朝日新聞にも”個人差が大きく、進行する一方ではない”と書かれていた。(→関連記事

母を見ていても、レビーは右肩下がりで落ちて行くわけではないと強く感じる。
落ちて行く部分もある。例えば、体力。呼吸や嚥下(飲み込み)も若干弱ってきた。
けれども運動能力は、ほとんど落ちていない。

車いすに座って一人でスプーンで食事ができる。
箸もポロポロこぼしはするが、使うことができる。
つかまれば、自分で立ち上がって、5秒程度立っていることができる。
2011年7月には、「末期」と医師から言われた母(当時、要介護5)がだ。
(一昨年から寝返りは打てない。しかし突然動いてベッドから落ちそうになる時もある)

薬で良くなった訳ではない。むしろ減らしたことで改善した。(→関連記事
ベッド上のマッサージとリハビリ(有料)も大きな効果があると感じている。

今回驚いたのは、認知機能に何の問題もないと思える会話を毎日していたことだ。

母の話すことの8割程は、(恐らく幻視が原因の)妄想に基づいている。
「○○(私の兄)、どこに行ったの?ご飯だから呼んで来て」(兄は最初からいない)
「子供達が、毎日たくさん来るよ。足のない子とか、親のいない子とか、家が焼けちゃった子とか。うん。どうしてか可哀想な子らばっかり・・。市役所まで歩いて行って食べ物を拾って来たら喜んで食べたよ。え?市役所には、色々な食べ物が落ちてるんだよ」

最近は、固有名詞がよくわからなくなってきた。孫の名前がわからない時がある。
地名は全くダメ。東京もわからない。私や孫達の住む場所は、説明しても理解できない。
私の話すほとんどの言葉を聞き間違える。「ペロペロ泣く」など独創的な表現をする。

にもかかわらず、話すことの1割程は、驚くほど明晰だ。それが毎日続いた。
母「お父さん、自分の奥さんが、おかしいのを人に見せたくないんだろうね」
私「何もおかしくなんかないじゃない。どこがおかしいの?」
母「名前を忘れる(即答)。・・指がさっと動かない。・・変なこと言う。」

絵本の「ひとまねこざるときいろいぼうし」の読み聞かせを終えた後。
私「結局、動物園に入れられちゃうなんて、何だか可哀想だね」
母「可哀想かどうかなんて本人にしかわからないことだよ。本人がいいって言うなら、
  人がどうこう言うことはないの」

<続く>

*この記事のコメントに嚥下(飲み込みの)障害に関する情報があります。
 胃ろうで回復し口から食べられるようになった方の例や誤嚥予防効果の高い
 嚥下体操の動画へのリンクなど。

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プリムラ





帰宅しました

無事、帰って来ました。
母には、変化がありました。

久しぶりに兄とも会えました。
兄も元気にやっています。

また少しづつ書いていこうと思います。


昨日は、バタバタしていて豆まきをしそこなってしまいました。
この20年近く毎年豆まきをしてきたのに・・・。(実家ではなく自宅で)

幼いの頃、母が「鬼は外!福は内!」と部屋にまく駄菓子を兄妹3人で競って拾い集めたのは、忘れられない思い出です。1年で1番楽しい行事でした。

私は、お菓子は、まきませんでしたが、去年まで毎年必ず子供(既に成人)を引っ張り出してきて、一緒に豆をまきました。

『あ〜あ、今年は、ついに・・』と思って帰って来たら、豆がまいてありました。
豆を買って来て、まいたのは、誰・・・?! 

プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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