幻視を利用したレビー小体型認知症の検査法開発

「レビー小体型認知症の幻視の種類と特徴」という記事へのコメントでとても興味深いニュースを紹介されました。

花や草木の写真を見せて、幻視の有無を調べることでレビー小体型認知症患者を高率で発見できるというもの。

母もパーキンソン病と診断される前(今から7、8年以上前?)から「夕方になるとなぜか庭の植木の中に人の顔や動物が見える」と言い始めました。それが、幻視の始まりでした。
しかし当時の私は、レビー小体型認知症という病気を全く知らず、『視力が落ちて良く見えないのだろう』と思っただけでした。

その内、「夜中にトイレに起きると、階段に馬や熊(母の最も好きな動物)がいる。”なんでこんな所に居るの?”となでると手がその体の中にズボッと入る」と言うようになりました。
10年程前から母に現われていたレム睡眠行動障害(睡眠中に大声で話す・叫ぶ・暴れる。レビー小体型認知症の初期症状であることが多い。)を「ストレスからくる寝ぼけのひどいもの」と当時、精神科医から診断されていました。
私は、これも「夢と現実が混同した寝ぼけ」だと思い、聞き流していたのでした。
(母が、レビー小体型認知症と正しく診断されたのは、2年前2010年の5月です。)

以下、2012年5月31日のgooニュースから全文コピー(青字部分)。

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 花や木が動物や人の顔に見えたら注意 東北大グループが認知症検査法開発

東北大大学院医学系研究科高次機能障害学の森悦朗教授の研究グループは、アルツハイマー型に次いで多いとされる「レビー小体型認知症」を、他の認知症と識別する検査法を開発した。
患者に風景や動植物などの写真を見せ、被写体に無関係な人や動物の顔が見えた場合、レビー小体型の可能性が高いという。

レビー小体型認知症はアルツハイマー型にはみられない幻視症状を伴うが、短時間の診療で幻視の有無を確認するのは難しく、混同されることが多かった。
グループは、壁のしみや雲の形が人の顔や動物の顔に見える現象「パレイドリア」に着目。
平均年齢75歳のレビー小体型患者、アルツハイマー型患者各34人と健康な20人を対象に、ピントをぼかしたカラー写真25枚を示し、花や草木がどのように見えるか質問した。

その結果、4枚以上で「何かに見える」と回答した人はレビー小体型では全員、アルツハイマー型は4人、健康な人ではゼロとなり、90%以上の確率で症状を識別できた。
「何かに見える」と回答した人の8割以上は、人や動物の顔、姿に見えると答えたという。

レビー小体型は、認知障害や運動障害を併発することが多く、アルツハイマー型とは投薬法も異なる。このため、症状に合わせた早期の治療や介護が必要とされる。
グループの西尾慶之講師は「簡便かつ客観的な方法で識別できることが分かった。今後は人間が顔を識別する脳のメカニズムを解明したい」と話している。
研究成果は31日付の英科学誌「Brain」に掲載された。


*追記(2013年4月17日)
写真の実物(解説付)はこちらで見ることができます(東北大学発表のもの)。
この写真によって幻視がない患者でもレビーに特有の「パレイドリア」(壁のしみ等が人の顔や動物の姿に見える現象)を確認できるそうです。
☆検査に使われた写真に似ているものは→こちら(実際に患者に試した反応も)

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ニゲラ(黒種草)
つぼみも実もSFっぽいです。
花のアルバムは、こちらです。

レビー小体型認知症の幻視の種類と特徴

追記:→若年性レビー小体型認知症本人が講演で語った幻視 (2015年1月27日)
(本人にしか分からない見え方、気持ち、苦しみに愕然としたという方、多数。)
同じ方が語る「いつ、何が見えるのか/幻視・幻聴・幻臭の具体例」
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小阪憲司著 「第二の認知症 増えるレビー小体型認知症の今」には、レビー小体型認知症の幻視(幻覚)について詳しく書かれている。
以下の青字部分は、この本からの引用。

追記:幻覚(幻視)は、アルツハイマー型でも見えますが虫はレビー患者に特徴的とEテレの認知症特集(健康番組)で医師が語っていました。

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幻視は、レビー小体型認知症患者の80%に見られる。
(言い換えれば、2割の患者に幻視は見えない。)

見えるのは、人・子供・動物・虫が主だが、その理由は、解明されていない。

幻視は、実物と同じようにくっきりカラーで見え、リアルに動いたりする。
突然現われ、数分から数十分続くことが多い。

頻度は高くないが、静物景色などが見えることもある。
(例:部屋に川が流れている。が咲いている。指先から糸が出てくる。)

母の幻視も人・子供・小動物(猫など)が主だが、「テレビに映っている人の頭に釘が刺さっている」「夫の足にひどい怪我があり、出血している」「青ライオンが寝ている」「(人の)からコンニャクが出てくる」「が飛び込む」「顔が半分つぶれたお化け(幽霊)が立っている」「天井から人が降りて来る」など様々。

施設職員など周囲の人を家族や親戚と頻繁に見間違い、何人かは、親戚だと信じ、常にその名前で呼んでいる。
ぬいぐるみのサルに豊かな表情と活発な行動を見、生きたペットだと信じている
そのサルが、「子供を産んで数が増えた」「犬に噛まれて大怪我をした」「皆に鍋にされて食べられた」と言うこともあった。(これらは幻視から起こる妄想

レビー小体型認知症には、幻視の他にも視覚認知障害がある場合がまれではない。

   <視覚認知障害の種類とその例>

1. 錯視(見間違い)ゴミが虫に、布団が動物に、壁に掛けたコートが人に見える。
2. 変形視     地面波打つ。家が傾いている。部屋がぐにゃぐにゃと歪む
3. 実体的意識性 (人の気配を感じる)背後に人がいる。人が通り過ぎた気がする。
4. 幻の同居人   自宅の2階に誰か知らない人が住みついていると感じている。
5. カプグラ症候群(替え玉妄想)親しい家族の外見は同じでも中身は別人だと信じる。
6. 重複記憶錯誤  同じ顔の妻が2人いる。自宅がもう1軒他にある。車が4台ある。
7. ナータリング症候群 死んだことを知っているのに生存していると思い込む。

母も亡くなった実兄が来たとよく言い、既に亡くなったことを伝えると「そうだよ。お葬式に出たじゃないの」と平然と答えることが一昨年あった。
(今は、わざわざ「亡くなった」とは伝えない。)

母に幻視がどう見え、どう考えていたのかを書いた記事は、こちら。 
母は、以前は、幻視を「自分にしか見えない幻」と理解し、人に隠していた
幻視に悩まされた時は、それが幻視であることを説明し「一緒に触ってみよう」と幻視に近寄るだけで消えた
抑肝散(漢方薬。レビー小体型認知症の幻視に効果を認められている。)を飲み始めた頃は、幻視が消えたようだったが、効果は長く続かず、今も常時何かが見えている。

追記:「幻視(写真)を利用したレビー小体型認知症の新検査法」→こちら
   (リンクから実際に検査で使用された写真を見ることができます。)

  →「検査に使われた写真に似た花の写真数枚」と患者の反応

追記:幻覚として他に幻聴体感幻覚がある方もいます。(「第二の認知症」P.66)
例「触れられている」「痛い」「熱い」「虫が付いている」「腕の中でミミズが動く
(↑出典)。むずむず脚症候群(レストレスレッグズ症候群)と診断された方もいます。

追記:幻視がぼやけて見える例も→記事(コメント欄に更に様々な例あり)


この講演の動画
*「幻視(幻覚)への対応方法(具体例)」(注意点/声のかけ方)
*「本人には幻視はどう見え、どう感じているのか」(当事者体験談)
*「完全版:レビー小体型認知症の全症状集(詳細)
*「レビー小体型認知症 早期発見チェックリスト(3種類)
*「幻視はどう見え、どう感じるのか疑似体験してみよう
*「幻覚を起こす脳の仕組み」(著名人の動画2つ)
*「アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の幻視の違い

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梅花空木(バイカウツギ)だそうです。
大きな木の花です。

認知症症状は非日常の中で現われやすい

認知症は、家族が早期に発見することが、とても難しい病気だと繰り返し書いてきた。
(記事は、こちら。

どうしたら早く気が付けるだろうかと常に思っていたが、「ぼくが前を向いて歩く理由 ―事件、ピック病を超えて、いまを生きる―」(中村成信著)の中に1つのポイントが書かれていた。(以下、青字部分。原文通り)

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日常とは違う状況になったときも、症状は現われやすい。
たとえば、旅行や入院、葬儀の場・・・など、非日常的な場に身をおいたときに、その場にそぐわない行動をとり、周囲から気づかれるケースも少なくない。
医師が病気を診断するときにも、患者に検査入院をしてもらい、病院という非日常でどんな行動をとるかを観察することで、診断に役立てる場合もあるという。

(第2章診断「症状が現われやすいのは、職場」から。ページ数は書かれていない。)

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これは、認知症と診断される前の父と母にも当てはまる。

2010年3月、要支援2(要介護2ではない。)だった母と家族旅行に行った。
父が、長い距離を歩けない母に1台目の車いすを買ってきたのは、その前日だった。
母は、急激に体が動かなくなっていたが、記憶障害のない母が認知症であることに、私はまだ気が付いていなかった。

母は、ホテルで4時頃から起きて「ちょっと日の出を見てくる。お風呂に行く」と言い出した。
「まだ真っ暗だし、大浴場は6時から」と言い聞かせたが、母は、「タオルはどこだったかな」などとずっと大きな声で独り言を繰り返していた。
変だとは思ったが、寝ぼけているのだと思い、認知症の症状だとは思わなかった。
4時頃起きる前には、夜中に私が支えて3度トイレに行き、異常に長い時間トイレに居た。
今、振り返れば、母は、既にその時から「夜眠らない人」になっていた。

同じ月、密度の濃い付き合いがあった伯父(母の実兄)のお葬式があった。
父は、読経の中、遅刻してやって来た。
理由をきくと「仕事だ」と言った。
(父は自営業で、仕事は、理由を付ければ簡単に断ったり、時間の調整ができる。)

その時も見過ごしてしまったが、今、思えば異常だったと思う。
父の異変に私が気付いたのは、その数ヶ月後。
ピック病(前頭側頭型認知症)と診断されたのは、その半年後だった。


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ドクダミ
花のアルバムは、こちら。

患者の心に寄り添う必要(新聞記事)

5月22日の日本経済新聞夕刊の記事の中からコピー(下の青字部分。全文原文通り)。
レビー小体型認知症の母を「薬で治すんだ!」と言い続けている父のために、大きく拡大コピーをして実家の壁に貼ったものだ。

認知症に対して、薬(アリセプトなど)によって進行を遅らせたり、薬の副作用で起こっている症状をその薬の中止や減量で抑えたり、風邪薬のように対処療法に効果のある薬はある(抑肝散など)。
けれども風邪そのものを治す薬が、いまだにないように、アルツハイマー型認知症も脳血管性認知症もレビー小体型認知症も前頭側頭型認知症(ピック病など)も薬で治す(完治/根治する)ことはできない。

認知症を起こすたくさんの病気の中で治るのは、手術によって脳内の問題を取り除くことができる特発性正常圧水頭症(とくはつせいせいじょうあつすいとうしょう)や慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)などごく限られたものだ。
(詳しくは、こちら。

徘徊や暴言や物盗られ妄想など、困った症状が出てきても、それを治す薬もない。
その背景にある不安や淋しさや悲しみを深く理解して、その心に寄り添い、安心させることが、最も有効だと言われている。

しかし「心に寄り添う」ということは、健康な家族に対してでさえ、実は、とても難しいことだ。
『私が、あなたのために、ここまで心配し、心を痛め、苦しんでいるのに・・』
『私が、あなたのために、ここまで時間と労力を使い、努力してあげているのに・・』
そこにこだわればこだわるほどいらだち、怒りや恨みが、生まれてくる。

「心に寄り添う」ためには、「私」を取りあえず横に置いておかなければいけないのかも知れない。
これだけのことをすれば、これだけのことが、当然返ってくるはずだという期待も。

介護や看病や育児などが、人を成長させると言われるのは、そんな禅の修行のような面があるからだろうか。


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日経新聞

     < 患者の心に寄り添う必要 >

 聖マリアンナ医科大学の長谷川和夫名誉教授の話

認知症は、物忘れではなく、病気だ。
脳全体に萎縮や老人斑というシミが見られる「アルツハイマー型」のほか、脳梗塞や脳出血が原因の「脳血管性」、脳内に異常なたんぱく質がたまる「レビー小体型」などがある。

認知症の半分以上を占めるアルツハイマー型向けの薬は、日本では「アリセプト」しかなかった。
2011年には、新しい飲み薬や貼り薬などが発売され選択肢も広がっている。

ただ、認知症の大半は、治らない。
どの薬も症状の進行をゆるやかにできても、根本的に治すことができない。

患者が自分らしく暮らせる期間を長くするには、薬物療法だけでなく、家族や介護に携わる周囲の人たちが、患者の心にどれだけ寄り添えるかがカギを握る。


*2012年2月に読売新聞に掲載された長谷川氏へのインタビュー記事は、こちら。


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タチアオイ(立葵/ホリホック/ホリーホック)
すっと1本高く伸びた茎にたくさんの花が付きます。
最初の花が、咲き始めたところです。
花のアルバムは、こちらです。

母の最近の様子

母は、要介護5から要介護4になりました。
正直に言って、とても驚きました。このまま悪くなる一方だと思っていましたから。

車いすに座って自分で食事をしている姿を見ても、以前よりも姿勢が良く、適度な速度でしっかりと手を動かしていました。
以前からですが、飲み込みにも問題は見られません。
週2回受けているリハビリ(外部から)と特別養護老人ホームでのリハビリ計画(少しづつ普通の車いすに座らせる)が、最大限に効果を上げている様子。
本当に有り難いとしか言いようがありません。

しばらく前には、リハビリの先生から「急速に体が固まってきている」と言われました。
今回は一転。「体が柔らかくなってきた。筋力も付いてきて座位も取れるようになった。調子の良い日は、座位の状態で支えると、自分で足を踏ん張ってお尻を少し浮かせられるまでになった」
改善の理由は、「季節的なものなのか、何なのか、よくわからない」と言われました。

頭の状態はというと、1言では説明できません。
良い時には、昔のままの優しい母に戻り、深い内容の会話もできます。
悪い時には、妄想に取り憑かれて怒り出し、何をしても納まりません。
それを自覚もしています。
母「私、頭がバカになったから、すぐ怒って、止められなくなるんだよ」

アルツハイマー型の記憶障害はありませんが、理解力は、落ちていると思います。
写真絵本を見せた時、母は、その風景を「きれい!」と喜びました。
私「アラスカだよ」母「春休みに1番で行けば、見せてくれるって言ってたよね」
こういう返答に困るような会話が、かなり増えました。

母は、常にたくさんの妄想の中で生きている感じがしました。
妄想は、よく家族に対する怒りを引き起こします。
「ちょっと(実家に)戻ってお昼ご飯を作って、また午後に来るよ」と言うと、
「(私、しばも含めて)家族全員ここ(特養)に住んでいるのに、わざわざどこに行くのか、なぜ私を置いて外食するのか」と怒り出します。

認知症の妄想は、正しい説明で納得させることは、不可能です。
何とかうまくごまかそうとしても、記憶はありますから、「またそういういい加減な嘘をついて私をだまそうとする」と余計に怒ります。

食事の後の「トイレに行きたい。連れてって。後は、私1人でできるから」も復活。
これも怒り出して、手がつけられなくなります。

職員に対しては、常に礼儀正しく、怒りをぶつけることは少ないそうです。
家族には、怒鳴ることが多く、皆、かなり消耗しています。
しかし時間を変えて会いに行けば、穏やかな母に戻り、優しい言葉で労(ねぎら)ってくれる時があります。


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撫子(ナデシコ)(園芸種)
実家の庭にたくさん咲いていました。
花のアルバムは、こちら。

帰宅しました

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認知症有病率は従来の報告よりかなり高い

2012年5月24日の医療ニュース。CareNet.comから全文コピー(以下、青字部分)。

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  わが国の認知症有病率は従来の報告よりかなり高い 
  第53回日本神経学会学術大会より

わが国の最新の全国調査によると、65歳以上の認知症有病率は14%と推計され、これまで報告されていた有病率(3.8~7.2%)と比較して明らかに高くなっていることが、現在開催中の第53回日本神経学会学術大会(5月22日~25日、東京国際フォーラム)における認知症疫学に関するシンポジウムにて、筑波大学 朝田 隆氏より報告された。


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「1人暮らしの高齢者の中に、認知症であるにも関わらず医療とも福祉ともまったく無縁に生活されている方が、相当数居ると思われる。そういう方たちをどう見つけ出し、サポートできるかが大きな課題」と、以前、都内でケアマネジャーをしている友人が言っていました。

息子や娘でも重症になるまで中々気がつかない認知症を、夫婦2人の世帯で、老いた配偶者が発見することも相当難しいだろうと思います。

「家族が認知症を発見するための記事」をご参考に、早期発見・早期治療を!


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この多肉植物にこの小さな花が咲きます。名前不明。
植木鉢ではなく石垣に雑草のように広がっていました。

花のアルバムは、こちら。

ピック病の多様な症状と治療(その2)サプリメント

「ピック病の多様な症状と治療法(その1)」の続きです。(記事は、こちら。
hokehoke医師から頂いた情報です。(青字部分)

日経メディカルに掲載された「フェルガード」(市販サプリメント。種類は色々あり。)の効果とレビー小体型認知症への使い方ガイドラインについては、こちらの記事を。

(注byしば:フェルガードは、7割の方に効果が出ると言われています。)

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ピック病患者に対して、サプリメントの「フェルガード100M」(1日2~3包)で良い状態を保つ方法もあります。
フェルガードの長所は、前頭葉の機能改善効果が高いことです。
しかしコントミン(処方薬。前の記事を参照。)なしで「フェルガード100M」を始めると、非常に強い興奮を起こす場合もあるようです。

河野和彦医師(名古屋フォレストクリニック院長)は、「フェルガード100M」を1度に3包飲ませてみて興奮が見られるなら、フェルガードの効果が期待できる(薬に反応する)と考えているようです。
(注byしば:強い興奮を起こす可能性を考えれば、1番最初から3包を試しに飲ませることは、避けた方がよいかと思います。)

フェルガードの効果が出るまで時間がかかる方もいるようです。
通常は、飲み始めて1~3ヶ月で明らかな効果が出ることが多いですが、10カ月かかる方もいるようです。
飲み方は、「フェルガード100M」を1回に1包、1日2~3回飲むのが普通です。

陽性症状(興奮する・怒る等)の強いピック病患者の場合、コントミンで興奮を抑えてから、フェルガードの使用を勧めます。
フェルガードで大興奮が見られる場合があるためのようです。

フェルガードの作用には、ガーデンアンゼリカの直接作用(短期間で効果あり。)と、フェルラ酸+ガーデンアンゼリカによる神経回路修復作用(効果が出るまで長期間かかる)があります。
後者の作用により前頭葉の機能が、回復してきます。

前頭葉の機能回復は、認知症の方にとって重要な作用だと考えられます。
前頭葉の機能の改善が十分行われれば、興奮しなくなります。
興奮は、ガーデンアンゼリカの直接作用のためですが、この反応があれば、後者のフェルラ酸+ガーデンアンゼリカによる神経回路修復作用も期待できるということなのでしょう。

私は、ピック病にフェルガードを使用した事はありません。
1例のみ前頭側頭型変性症の非流暢性失語症に使用して、著名な改善効果を確認。
レビー小体型認知症では、前頭葉の機能改善効果が、非常に大きいことを確認しています。

前頭葉機能が障害されるピック病に効果が期待できることは間違いないと考えています。
しかし大部分の方は、適量のコントミンで穏やかになり介護しやすい状態になります。
もちろんピック病に方に対しては、必要以上に干渉せず、ストレスを与えないと言う事が重要です。

河野先生の名古屋フォレストクリニックでは、コントミン+フェルガードで治療を行っています。
フェルガードの前頭葉の機能改善効果が出るとコントミンを減量することが可能のようです。3~6ヶ月でコントミンが不要になる事が多く、それ以後は通院が不要になるそうです。


*カテゴリ「ピック病について

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紫蘭(シラン)
白い種類があります。

ピック病の多様な症状と治療法(その1)

これは、認知症専門医(河野和彦医師の治療法を行うコウノメソッド実践医)をされていらっしゃる読者(ハンドルネーム:hokehoke)のコメントを記事に書き直したものです。

ピック病(前頭側頭型認知症/前頭側頭型変性症)は、他の病気と比べて情報が少なく、正確な像を掴みにくい病気です。
ピック病に関わる多くの方のご参考になればと思います。

注:これは、1医師が善意で下さった意見であり、医師により意見は異なると思います。
  治療に関しては、主治医によくご相談下さい。

 以下(青字部分)、hokehoke医師のコメントです。
(原文通りではありません。ご本人の了承を得て、少し書き直しています。)

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ピック病の症状は多彩です。
人格の崩壊が目立つ方から、短期記憶障害などのアルツハイマー症状を持つ方まで様々。
しかし共通する特徴は、「マイペースな行動」(周囲の状況や人を考慮しない)です。

よく「人格が変わる」と言われますが、元々の性格が強く出る方も多いです。
抑うつ的(無関心)になる方もいます。
同じものを多量に集める方も多いようです。(ゴミ屋敷の家主は、ピック病の方が多いという話もあります。)

河野和彦医師がブログで、ピック病をはじめとする前頭側頭型認知症(前頭側頭型変性症)の方をよく取り上げています。
そのあまりに多彩な症状には、戸惑いを覚えるほどです。
アルツハイマー型認知症と前頭側頭型認知症の合併例もあり、診断が、難しい方がいます。
(レビー小体型認知症の方にも前頭側頭型認知症の症状がみられる場合もあります。)

ピック病患者への対応としては、できるだけ干渉しない・ストレスを与えないことが大切です。
認知症の方一般に、介護者が困る言動(BPSD。暴力、暴言、徘徊など様々。)に対して頭ごなしに否定したり、非難や叱責をしないことは、大事です。

ピック病の場合、少量のコントミン(4~12mg)から試してみると良いかも知れません。
コントミンが効く方の場合は、穏やかになり介護が楽になります。
コントミンさえ効けば、認知症の中でピック病の治療が、最も簡単かも知れません。

少なくとも7~8割程度の方にコントミンは、効果があります。
しかし5%程度の方に興奮が見られる(奇異反応が出る)場合があるようです。
(→その2 に続く

追記:コントミンと同類の薬にウインタミンがある。

*カテゴリ「ピック病について

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オダマキ

楽ラクワンポイント介護(Eテレと公式サイト)

昨日、たまたまEテレの「楽ラクワンポイント介護」を見て、目と耳を疑いました。
全身に力の入らない人を”1人で”ベッド脇のポータブルトイレに移乗させ、トイレ介助する方法を紹介していました。

「もう手や足に力がないからトイレに行けないと、あきらめないでください。
介護する側、される側がどうやったら楽に行けるのか、どうやったら最後までトイレに行けるのかという事を真剣に考えれば可能性はあります」
(講師の青山幸広さん)

ちょっと頭を殴られたようなショックを受けました。
青山さんは、「おむつをしない」「機械浴に入れない」「閉じ込めない」「薬に頼らない」をモットーにした介護アドバイザーだそうです。

この番組は、すべて公式サイトで内容を見られます。(短い動画付き)
自宅で介護されていらっしゃる方には、非常に役立つと思います。

  → 「楽ラクワンポイント介護」公式サイト


 本放送 毎週土曜日 20:45~20:50 Eテレ
 再放送 翌週火曜日 15:25~15:30 Eテレ


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モミジの種
どこにでもある普通のモミジです。

5月22日から25日まで帰省する予定です

いつでも帰省できるわけではないので、帰省できる時には、帰省しようと思います。
無理そうな場合は、キャンセルします。

認知症患者に絵本の読み聞かせが良い(本人が楽しめる)と聞いたので、図書館で何冊か借りて持って行きます。
現在の母の理解力がどの程度かは、よくわかりませんが、日によって差もありますから、色々あればどれかは楽しめるのではないかと思っています。

しかしあらためて「絵がきれい、話がシンプルでわかりやすい、楽しい」絵本を探すと、思ったよりも難しいですね。
名作絵本は色々あっても絵が地味だったり、話が難しかったり、ハッピーエンドではなかったり・・・。
昔、子供に読んだ絵本の名前と短い感想を全部記録しておけば良かったと、今頃になってつくづく思いました。(将来、孫が生まれた時も役立つでしょ?)

「きれい、シンプル、楽しい」の条件を満たす絵本やそんな絵本の紹介サイトや本があれば、是非ぜひ教えて下さい。
よろしくお願いします!

追記:今朝(5月20日)の日経新聞に「絵本の庭へ」(児童図書館基本蔵書目録 1)(東京こども図書館編さん)という本が紹介されていました。厳選した1157冊の名作を紹介しているそうです。読んでみようかな。


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タツナミソウ(立浪草)
紫色のものも見ました。日陰で見つけることが多いですが、偶然?
こんな小さな雑草の花が好きです。

家族が認知症を発見するために(チェック項目)

「認知症=物忘れがひどくなる=アルツハイマー型認知症」と考えている方は、多いようです。
「9割の介護者が、認知症介護に関わる前に知っていた症状は、記憶障害のみだった」という記事を読みました。→「介護ニュースの記事」(全国300人対象のネット調査結果)

繰り返し書いていますが、初期のピック病(前頭側頭型認知症)やある種(少数)のレビー小体型認知症(注1)では、物忘れ(記憶障害)はほとんど目立たないといいます。
要介護5で、妄想がひどく、よく支離滅裂なことを言う私の母も最近の出来事(昨日来た人の名前や話の内容等)は覚えていることが多いです。

認知症には、色々な種類があります。(種類別特徴はこちら)
物忘れ以外にも「何かおかしい」「こんな人ではなかった」と家族が思えば、認知症の疑いが濃厚だと母の主治医は、言っていました。

物忘れ以外にも、以下のような変化が起こることがあります。
(長谷川和夫・聖マリアンナ医科大学名誉教授監修の無料パンフレット2種―1つは「ちびまる子ちゃん」の絵付き―を元に色々な本やサイトに書いてあったこと、自分の経験、人から聞いた経験から書いています。
個人により、認知症の種類により、進行の度合いにより症状は、異なります。)

注:幻覚の見えるレビー小体型認知症の早期発見チェックリストこちらを

<認知症、早期発見のめやす>

  *熱心にしていたこと(趣味など)をしなくなった。(興味や意欲が低下した。)
  *日課(風呂、下着を替える等)にしていたことをしなくなった。

  *約束の日時や場所を間違えるようになった。(ドタキャンが増えた)
  *慣れた道でも迷うことがある。(不慣れな場所で戸惑う・混乱する・不安げ)

  *服装や身だしなみ(髪や化粧等)を気にしなくなった。(だらしなくなった。)
  *季節・気温に合った服を自分で選べなくなった。(毎日同じ服。組み合わせが変)
  *以前できた家事(衣替え等)・作業(確定申告等)・家電操作ができなくなった。

  *食べ物の好みが変わった。同じものを食べ続けるなど食習慣が変わった。
  *におい(悪臭・良い香り)が、よく分からなくなった。
  *料理が下手になった・面倒がって買って来る・品数が少ない。簡単な品ばかり。

  *ささいなことでひどく怒るようになった。(或は、自分勝手、頑固になった。)
  *自分の失敗を人のせいにしたり、巧みに言い訳(嘘をつく等)をして取り繕う。
  *ひどく疑い深くなったり、心配性になったり(不安感が強い)、寂しがる。

  *その人らしくないことを言ったりしたりするようになった。(配慮のない発言等)
  *会話が噛み合わない(トンチンカン)、話のつじつまが合わない時がある。

  *自分の(ひどい)物忘れは、年相応だと信じて疑わない。(アルツハイマー型)
  *深刻な場面でも心配せず、あっけらかんとしているように見える。
  *「頭が変になった」「バカになった」と言うことがある。(レビー小体型)

  *無気力になり(或は、ふさぎ込み)何もせず、ぼんやりしている時がある。
  *日中ウトウトと眠ってばかりいる。
  *表情(目つき)が、虚(うつ)ろで活力を感じられない時がある。

 ★さらに病気を絞り込む→認知症の種類別 早期発見のための知識とチェックリスト

追記:旅行、葬儀など非日常的な場面で言動の異常に家族が気づく事が多いそうです。

追記:せっかく家族が気づいても早期であればある程、画像検査にも知能テストでも異常が出ず、誤診されることが大変多いです。
特にレビー小体型認知症は。誤診が多い6つの理由


初期には症状は目立ちませんが、本人は違和感や不安感を感じることが多いそうです。
多くの家族は、たまに「あれ?」と思いながらも、「歳のせい」と気に留めません

本人も巧みに言い訳をしたり、上手くごまかして取り繕ったり、人のせいにします。

その頻度が、長い時間をかけて少しづつ増えてきても、同居家族は既に慣れてしまい、重症化して問題が起こるまで認知症とは気が付かないことの方が多いそうです。(ある医師の言葉)

肉親よりも婿、同居家族よりも遠くに住む家族や親戚の方が、異常に気付きやすいといいます。
肉親は、「あのしっかり者のお父さん(お母さん)が認知症になるわけがない」「絶対なって欲しくない」という気持ち(感情)が強いために客観視が難しく、「これが年相応」と思い込みやすいようです。

注1:小阪憲司医師が「純粋型」と呼ぶレビー小体型認知症患者。患者数は少ない。30~40歳代でパーキンソン症状から始まる患者が多い。平均罹患期間(平均余命)8.7年。
他に「通常型」(患者数多。70歳前後で発病。アルツハイマー型記憶障害あり。
約3割はパーキンソン症状が出ない。平均罹患期間6.4年)と
「自立神経症状型」がある。
(小阪氏の「第二の認知症 増えるレビー小体型認知症の今」P.105から)

追記 2013年9月:この平均余命は、良い治療法が見つかってきた現在では、全く当てはまらない。発症後10年経っても良い状態を保っている若年性レビー小体型認知症のKさんの例もある。こちら

追記:認知症早期発見10か条(2014年3月22日放送)(記事の一番下)
1. 同じ話や質問を何度もする。2. 同じ物を何個も買ってたまっている。3. 冷蔵庫の中に古い物がたまっている。4. 通超・キャッシュカード・診察券を何度も再発行する。5. 常に探し物をしている。6. 自分で薬が飲めなくなった。7. 昔のことばかりを話している。8. ニュースへの関心が薄れた。9. ドタキャンが増えた。10.外出する機会が減った。

*家族が家で簡単にできる認知症早期発見の簡易テストは、こちらです。

*アルツハイマー型認知症等を早期発見できる一言の質問は、こちら。
認知症を疑ったら「認知症あんないダイヤル」☎0120-1652-44(9~21時)。最寄りの病院や地域包括支援センターを紹介してくれるそうです。

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カルミア(アメリカシャクナゲ)
人より大きな木です。オシベが傘の骨みたいな花も不思議ですが
お菓子のようなつぼみは、さらに不思議。
花のアルバムは、こちら。

若年性認知症の相談窓口一本化(新聞記事)

2012年5月18日日本経済新聞夕刊の記事。
日経公式サイトから全文コピー(青字部分)。


  若年性認知症の相談窓口一本化 都内に全国初拠点

65歳未満の人が発症する「若年性認知症」の患者や家族の相談を受け付ける東京都の総合支援センターが18日、都内にオープンした。若年性認知症の支援は医療、介護、障害、就労など幅広い分野に及んでおり、相談窓口を一本化。本人の状況に応じて必要な支援を行う。都によると、若年性認知症の相談支援の拠点設置は全国初。

都は特定非営利活動法人(NPO法人)、いきいき福祉ネットワークセンター(東京・目黒)に事業を委託。相談は都民が対象で専門の支援員が対応する。

駒井由起子・同センター長は18日の開設式で「若年性認知症の社会参加の場はまだまだ少ない。いろいろな支援制度を組み合わせ、本人や家族に支援の手を差し伸べないといけない」と述べた。

厚生労働省の研究班が2009年にまとめた調査によると、全国の若年性認知症の推計患者は約3万7800人で平均年齢は51歳。患者数は若干増えているとされる。

同センターの電話相談は平日午前9時~午後5時。予約による面談相談にも応じる。
問い合わせは同センター (電)03・3713・8205。


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昼咲月見草(昼咲桃色月見草)
私は「琉球月見草」と人から習ったが、北アメリカ原産らしい。
愛する雑草の1つ。小さな空き地一面に咲く。
花のアルバムは、こちら。

介護と仕事の両立に関する個人相談会(無料)

仕事を続けて行くことに困難を感じていらっしゃる介護者の方々のための無料個人相談会が、月1回東京都内で開かれます。

主催する(株)スマートエイジングは、介護者が仕事を続けていけるようにサポートする日本で初めての会社です。(今年設立。)

代表取締役の徳田雄人さんは、NHKの番組ディレクター(認知症、医療、介護などの番組を担当。)を辞めて、NPO法人地域認知症サポートブリッジ事務局長、NPO法人「認知症フレンドシップクラブ」東京事務局代表をされている若い有能な方です。
私も会社の内容は、まだよく知らないのですが、徳田さんとは面識があり、信頼できる方だと思っています。

介護と仕事の両立に悩んでいらっしゃる方におすすめします。

以下(青字部分)は、徳田さんのブログからのコピーです。
詳細(連絡先)は、こちらを→「安心できる医療・介護に出会うために(認知症版)
 

現在、お仕事をされている方で、親や配偶者の介護について相談をしたい方が対象です。コンサルタントが、現状についてお話を伺い、アドバイスをさせていだきます。 事前予約制ですので、各回開催日の2日前までにお申し込みください。希望日時をお伺いし、調整の上で、こちらからご返事差し上げます。

5・6月の予定は以下の通りです。

<開催日>
5月31日(木)18:00~22:00(事前予約・3組限定)
6月20日(水)18:00~22:00(事前予約・3組限定)

<会場>
下目黒住区センター第三会議室(目黒駅徒歩8分)
東京都目黒区下目黒2-20-19


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バラ
近所に咲いていた花です。たくさん咲いていましたが、
この花だけが、こんな不思議な形をしていました。
花のアルバムは、こちら。

状況と依頼

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レビー小体型認知症とパーキンソン病の関係

(冒頭部分は、2013年7月に書いたものです。)2014年4月に書いた最新情報

パーキンソン病(或は、アルツハイマー型認知症、うつ病、統合失調症など)と診断後
幻覚(幻視・幻聴)」「注意力や記憶力の低下」「現実ではないことを言う」等が
起こった場合は、レビー小体型認知症である可能性が、極めて高いです。診断基準
…………………………………………………………………………………………………………
レビー小体型認知症
「発見チェックリスト(医師作成2種+1種)で確認し、主治医にご相談を。 

        (更に詳しい情報・診断基準などは→こちらのカテゴリを」)

完全版:レビー小体型認知症の症状詳細 リンク集
               (全症状の解説。ネット上で最も詳しいです。)
 
注:パーキンソン症状幻視出ない方も居ます記憶力低下が目立たない方も


     < パーキンソン病や他の認知症とレビー小体型認知症の違い >

1.「薬剤過敏性”は、パーキンソン病や他の認知症ではあまり見られず、レビー小体型
 認知症に特有
」(レビー小体型認知症の発見者・小阪憲司著「第二の認知症」P.92)

2. 河野和彦医師は、立った時の左右の足の開き方が、パーキンソン病では狭くレビー小
体型認知症・正常圧水頭症・脳血管性認知症
では広い患者が多いと説明→こちら

3. 河野和彦医師は「認知症薬アリセプトを飲んで歩きにくくなった患者は、レビー小体型
認知症
」と2013年6月の講演(→内容)で話しています。

追記:レビー小体型認知症患者の中にはパーキンソン症状の出ない方幻視の見えない方もいます。認知機能がほとんど低下しない症例もあります。(→関連サイト

注)神経内科医の中には、レビー小体型認知症という病気自体を認めていない方あり。
2013年現在、有名大学病院に通院するパーキンソン病患者に対し、レビー小体型認知症の可能性を無視した例をレビー小体型認知症介護家族から直接伺いました。(記事

追記:「少なくとも病理学的にはほとんどの PDD(パーキンソン病)は、DLB(レビー小体型認知症)であることを臨床家は知るべきであ る」小阪憲司医師の論文(「老年医学Update 2006-07」P.133)から。

追記:「認知症を伴うパーキンソン病」とレビー小体型認知症の違い等、パーキンソン病と認知症の関係は、この記事のコメント欄にこちら

<関連動画・記事>
*「レビー小体型認知症 初めの一歩 まずここから読もう!」(最重要リンク集)
*動画「パーキンソン病とレビー小体型認知症の関係」齋藤正彦医師

*「レビー小体型認知症を理解するための動画」(この病気の発見者の講義)
*家族会のサイト→<レビー小体型認知症 体験談集>
*→「知識ゼロからでも良く分かるレビー小体型認知症講座」(レビーに精通する)
*カテゴリ「レビー小体型認知症について

************************************
(以下、2012年5月に書いたもの)

介護家族必読とご紹介した「第二の認知症 増えるレビー小体型認知症の今」(小阪憲司著)。(記事はこちら
この中に、パーキンソン病とレビー小体型認知症の関係が記されている。

私は、過去の記事で、「母がパーキンソン病と長年誤診されていた」と書いているが、それは、誤りだった。
パーキンソン病とレビー小体型認知症は、ほぼ同じ病気(「レビー小体」という物質が脳内に現われる病気)であり、パーキンソン病の診断は、誤診とはいえないというのが、小阪医師(レビー小体型認知症の発見者)の考え方だ。

以下、青字部分は、本からの抜き書き。


パーキンソン病は、もともと認知機能が損なわれない(認知症にならない)病気だと考えられていた。
しかし1800年代後半に認知障害が起こることが指摘された。
最近では、パーキンソン病の人の70~80%は、早晩、認知障害を伴うと報告されている。(P.55)

パーキンソン病は、レビー小体型認知症と兄弟のような関係にある。
両者ともレビー小体が必ず現れる同類の病気だ。
そのため、特徴的な症状は両者に共通しているものが多く、認知障害もその1つである。
ちなみに日本神経学会による「パーキンソン病治療ガイドライン」では、2011年版より新たに認知障害の記述が加えられた。(P.56)

1996年 レビー小体型認知症の国際的研究グループ(CDLB)による診断基準の発表。
    「レビー小体型認知症」の命名決定。
2005年 診断基準が改訂される。
    「パーキンソン病」「認知症を伴うパーキンソン病」「レビー小体型認知症」を
     まとめて「レビー小体病」とよぶことが記載される。 (P.63)

レビー小体型認知症の場合、レビー小体が大脳皮質に広く出現している。
一方パーキンソン病では、レビー小体が脳幹を中心に現われる。
つまりレビー小体が主にどちらの部位にみられるか病名や症状を決めることになる。
2つは、本質的には同類の病気・スペクトラム(連続性をもつもの)だと考えられ、両者を合わせて「レビー小体病」という。(P.101)

 <パーキンソン病の主な運動症状>(P.50)(レビー小体型認知症にも共通)

 1. 振戦(しんせん)。 手足が震える。
 2. 筋固縮(きんこしゅく)。 筋肉がこわばる。
 3. 無動・寡動(かどう)。 動きが少なく鈍くなる。
 4. 姿勢反射障害。 姿勢バランスがうまく保てない。

注byしば
レビー小体型認知症では、出る症状の種類・出る順番に非常に大きな個人差がある。
パーキンソン症状幻視まったく出ない方も少なくない。認知機能の低下が殆ど見られない例もある。記事(発症10年経過の若年性レビー小体型認知症Kさんの例)

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↑ 著者:小坂憲司医師(レビー小体型認知症の発見者)。
全般的な知識を網羅。同著者の「レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブック」も。
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↑ 著者:河野和彦・名古屋フォレストクリニック院長(講談社発行)
「ドクターコウノの認知症ブログ」に書かれたことが、介護者にも分かり易く整理されている。極めて実践的、実用的。
薬の副作用と気付かずに苦しんでいる多くのレビー介護家族の強力な助けに。(→詳細

<関連記事>
パーキンソン病とレビー小体型認知症について書いた記事の重要リンク集
レビー小体型認知症の疑い/診断 → 初めの一歩 まずここから読もう!
パーキンソン病とレビー小体型認知症の関係を説明したTBS「駆け込みドクター」の内容
5種類の認知症別 本人と家族の体験談集
とても役に立つ認知症 無料動画集


この講演の動画

若年性認知症への支援徐々に(新聞記事)

2012年5月10日の日本経済新聞夕刊「らいふプラス」面に掲載された記事のご紹介。
(以下、青字部分は、記事からの引用)

内容は
1. 若年性認知症患者向けの支援施設、デイサービスなどの広がり。
2. 若年性認知症患者(離職率80~90%)の就労支援について。

  記事全文→「日本経済新聞公式サイト」

若年性認知症の推定患者数(2009年)は、3万7800人。
平均年齢51才。
人口10万人あたり47.6人。(現在は若干増えている。)

 <記事で紹介された主な相談機関>

1. 認知症介護研究・研修大府センターのコールセンター
  電話 0800-100-2707(月~土。10~15時)
2. 地域障害者職業センター(全国52カ所)

若年性認知症の就労支援のあり方を研究する独立行政法人「高齢・障害・求職者雇用支援機構」の障害者職業総合センター(千葉市)が、去年9月に専門医を対象にした調査では:

 <就労支援がうまくいった要因として>

1. 発症後の早い段階で上司が診察に同行
2. 主治医や家族と密に連携
3. 産業医の適切な指示 (など)

記事では、会社の理解を得ることで、配置転換により仕事を続けていける例を紹介。

しかしそのためには、家族の冷静で適切な行動、理解ある受容的な上司(会社)、患者や家族を支援する能力まで備えた優れた主治医・産業医の3つが揃わなくては不可能なので、実際には相当難しいだろうと、記事を読みながら思いました。
まず、国民全体が、若年性認知症について知り、理解を深めていかなければ、道は開けないだろうと思います。


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メキシコ万年草(セダム)だそうです。
とても小さな花で、たくましく茂っていました。
(取っても取ってもなくならない「雑草」なんだそうです。)

在宅介護者の悩み(新聞記事)

2012年4月28日の中日新聞の記事です。在宅介護者334人へのアンケート結果。
よく言われていることではありますが、介護者の抱えている問題が、あらためてはっきりとわかります。

介護者自身の変化としては、体調の変化、出費の増大、働き方の変化の順になっています。
心身の疲労・不調だけでなく、経済的にも追い詰められている厳しい状況が見えます。


以下、「中日メディカルサイト」より全文コピー。(青字部分)


  NPO法人りらねっとアンケート

在宅介護者に関する調査報告書を手にする村松理事長=浜松市東区で 浜松市内で介護サポートに取り組むNPO法人りらねっと(村松真美理事長、東区笠井新田町)が、在宅介護に携わる市民の悩みなどの実態についてのアンケートを行い、報告書(A4判、32ページ)をまとめた。 

アンケートは今年1月、福祉関係者らの協力で、同市東区で在宅介護をしている男女334人(うち8割が介護対象者と同居)から回答を得た。設問は21項目。

「在宅介護を始めてから自身の生活の変化」で多いのは、(1)体調の変化(2)出費の増大(3)働き方の変化-の順。

「できなくなったこと、制限されたこと」の問いには、5割以上が「旅行・レジャー」を挙げ、「友達との付き合い」「趣味やスポーツ」が続き、ストレスを抱えている状況がうかがえる。

「一番の不安は」の問いには、「いつまで介護が続くのか分からないこと」がトップだった。

村松理事長は「男性は女性と比べ、介護を仕事と同様にぎりぎりまで頑張ってしまう傾向があることも分かった。介護者の負担が軽くなるサービスの利用など、さらに役立つ情報を発信していきたい」と話す。

報告書は一般に無料で配布する。問い合わせは、りらねっと=電053(545)7389=へ。



*このブログ内の関連記事は、「100万人の男性介護者の悩み」「介護者を旅行に送り出そう!」があります。

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ハマナス
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物忘れのひどくなる病気(橋本病)

あまり広く知られていませんが、うつ病になるとアルツハイマー型認知症のように物忘れがひどくなります。(本人は、それをよく自覚しています。)
すべてのことに興味を失い、非活動的になり、高齢者の場合は、認知症と誤診されることがあります。

他にも物忘れがひどくなり、頭の回転の遅くなる病気があります。
その1つは、甲状腺機能低下症(その多くは橋本病)です。
甲状腺ホルモンの量が低下する病気で、決して珍しくはありません。
しかし症状が多様で、正確な診断に中々辿りつけないことがあるようです。
更年期障害だろうと諦めて、症状が進むまで放置している人も少なからずいるのではないかと思います。

この病気になった人は、症状によって様々な科を受診するそうです。
  記憶力・気力・集中力の低下、動作緩慢、抑うつ症状  精神科
  むくみ(体重増加)                 腎臓内科や泌尿器科
  だるさ、冷え(体温低下)、不定愁訴         婦人科
  コレステロール値の上昇               内科
  声がかすれる、出にくい、低くなる          耳鼻咽喉科
  朝の手のこわばり、筋肉痛、関節痛          整形外科
  (関節痛は、筋肉痛ほど多くない症状のようです。)
  動悸、脈が遅くなる(徐脈)             循環器科
  肌がカサカサになる                 皮膚科
その他:汗が出にくい、眠気、便秘、脱毛(特に眉毛)、月経血が多い、息切れなど。

症状の出方には個人差があり、これらの症状の多くが出る人もいれば、ほとんど出ない人も中にはいるそうです。

血液検査ですぐわかりますが、近所の内科ではなく、専門医にかかる方が、確かです。
(患者なら陽性であるはずの自己抗体が、陰性と出る患者も数%存在。)

追記:薬物治療(甲状腺ホルモンを飲み続けること)によって症状は和らぎます。

追記:2014年6月13日のNHK「ドクターG」で取り上げられました。主訴は、手足のしびれ肝機能低下を示す数値。肝臓が悪くなくても筋肉の障害から肝機能低下と同じような数値が血液検査で出ることがあるそうです。

*甲状腺の病気にとても詳しいサイト:「田尻クリニック
*甲状腺の病気で有名な病院:「伊東病院
*朝日新聞掲載の記事(認知機能の低下と回復時間についても)
*「甲状腺の病気パーフェクトアンサー106」浜田昇・岡本泰之編集(診断と治療社)は参考になる本です。

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紫蘭(シラン)
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食事より運動療法が効果(新聞記事)

21012年5月8日日本経済新聞夕刊に掲載の記事全文(原文通り)。
以下、青字部分は、Nikkansports.comからの転記。


 アルツハイマーには食事より運動療法

アルツハイマー病の記憶障害の改善には、食事療法よりも運動療法がより効果的と、京都大の木下彩栄教授(神経内科学)のグループがマウスを使った実験で明らかにし、4日付の米科学誌電子版に掲載された。

アルツハイマー病はタンパク質「アミロイドベータ」が脳内に蓄積して神経細胞に障害を与えることが一因とされる。マウスに高脂肪の餌を与えると記憶力が悪化し、アミロイドベータが多く蓄積するとの報告がある。

木下教授は「高脂肪食でも、運動をすればアルツハイマー病を防ぎやすく、進行も抑えやすい」と話している。

遺伝子操作でアルツハイマー病にしたマウスに約5カ月、脂肪分60%の高脂肪の餌を与え続け、後半約2カ月半は回し車で運動させた。

実験では、マウスの記憶力を確かめるため、あらかじめ覚えさせておいた水槽の中のゴールへ泳いで到達できる時間を測った。

運動をしなかった高脂肪食マウスが約35秒かかったのに対し、高脂肪食で運動したマウスは約16秒だった。運動させずに脂肪分10%の普通の餌を食べたマウスは約25秒、運動と普通の餌を組み合わせたマウスは約17秒だった。

また運動をした高脂肪食マウスは、アミロイドベータが、運動しなかった高脂肪食マウスと比べて約50%減り、運動と普通の餌を組み合わせたマウスと同じだった。(共同) [2012年5月7日21時40分]



☆中高年でも心肺への無理な負担なく始められ、ウォーキングの2倍のカロリーを消費できるスロージョギングのカテゴリは、こちらです。

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シャガ
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ピック病を患う中村成信さんの記事

前頭側頭型認知症(ピック病が含まれる)を患う中村成信さんのご著書「ぼくが前を向いて歩く理由」を以前ご紹介しました。

2012年5月2日3日の読売新聞で中村さんのことが記事になりました。
中村さんのご本の要約のような内容になっています。

  [本人の思い]中村成信さん(上)「万引き」で病気に気づく
  (記事は「ヨミドクター」を)

  [本人の思い]中村成信さん(下)戸惑い、つらさ…経験を伝える
  (記事はこちら


ピック病は、ネットや本で症状を調べると「万引き」を筆頭に、反社会的な行動を示す言葉がズラズラ並んでいます。
しかし中村さんも書かれていますが、その言葉から想像する「邪悪な行為」と本人の意識とは、かなりズレがあります。
中村さん自身、盗んだ記憶はなく、冤罪だと確信していました。

症状の書き方には、配慮がなされるべきだと私は思います。
症状を隠せという意味ではありません。
何の説明もなく、ただ単に反社会的な症状を並べれば、人には、誤解と偏見を、本人と家族には、耐え難い苦痛を与えるだけだと思うからです。

私も父がピック病と診断され、そうした症状を読んだ時、絶望以外の何も感じませんでした。
けれども実際には、書かれたことと現実の姿の間に確かに距離があるのです。
ピック病の方を他に知っている訳ではありませんが、彼らは、決して反社会的な人間ではありません。

(私には、父が本当にピック病なのかどうか、今もわかりません。しかし中村さんのご本を読んだ時に、父との共通点が多いと思いました。深刻な場面であっけらかんとしているところなどは、特に。)

追記:コメントで指摘があり5月5日20時に一部書き直しました。

*カテゴリ「ピック病について

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雨の中の鈴蘭(スズラン)
雨の中でも良い香りが強く漂います。
しずくの重みでどれも水平に傾いています。
花のアルバムは、こちら

レビー小体型認知症患者に関わる人の必読本

レビー小体型認知症の発見者、小阪憲司医師の『第二の認知症―増えるレビー小体型認知症の今』を読みました。(楽天ブックスはこちら)
レビー小体型認知症に関して書かれた本の中で最良のものだと思いました。
 その理由は:
 1. かなり専門的なことまで広く、詳しく、かつとても分かりやすく書かれている。
  (医学的な知識のない一般の人にも十分理解ができる。)
 2. 症状、原因、診断、治療、病院・医師選び、介護の方法と困った問題への対応、
   介護家族の苦しみ、サポート機関や制度、誤診の問題、アリセプトの問題など
   本人と家族が直面するほぼ全ての問題について公正に正確に書かれている。

医療関係者でもない私が書いても説得力に欠けますが、ネット上で「公正で正確な」情報に辿り着くのは、中々難しいことです。情報が偏っていたり、古かったり、入力ミスがあったりすることは、多々あります。
私も常に公正で正確であろうと努力していますが、自分自身の体験に基づく主観が、書くことに反映していることは確かです。


この本から抜き書きしたい部分は、たくさんありますが、以下の青字部分は、全国のすべての人に知って欲しいことです。

レビー小体型認知症患者は、全国で推定64万人。(P.60)。

しかし多くの人は、誤診され、そのため病状を悪化させたり進行を早めている。(P.120)

その理由は、この病気を知らない医師がまだ多いからだ。(P.206)

2010年の全国調査では、特別養護老人ホームにいる認知症患者1143人中、レビー小体型認知症の診断を得ている人は、わずか1.0%。(P.206)



介護家族だけでなく、医療、介護に携わる方には、是非読んで頂きたいと強く願います。

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ライラック(リラ)
和名:紫丁香花(ムラサキハシドイ)

レビー小体型認知症についての講演会

レビー小体型認知症の発見者、小阪憲司医師の新しい著書『第二の認知症―増えるレビー小体型認知症の今』を先日、記事でご紹介しました。
その刊行記念講演会が、6月に東京新宿で開かれます。

以下、青字部分は、紀伊国屋書店の公式サイトからのコピーです。
問い合わせ、チケット予約は、(↑)にアクセス下さい。


  第105回紀伊國屋サザンセミナー
     『第二の認知症――増えるレビー小体型認知症の今』刊行記念講演会
        レビー小体型認知症を知っていますか?

        講師:小阪憲司

レビー小体型認知症は、近年注目を集めている認知症です。
患者数は64 万人と言われていますが一般の認知度はまだまだ低く、誤診も多いという現状があります。
この病気の発見者で、長年認知症の臨床と研究に携わってこられた小阪憲司先生に、特異な症状で介護の難しい病気の特徴と早期発見の重要性、医療・介護現場で起こっている問題について、わかりやすくお話しいただきます。

■小阪憲司(こさか けんじ)
「レビー小体型認知症」の発見者として世界的に知られている。横浜市立大学医学部教授、聖マリアンナ医学研究所所長、横浜ほうゆう病院院長などを経て、現在メディカルケアコートクリニック院長、レビー小体型認知症研究会代表世話人、横浜市立大学名誉教授。
著書に『知っていますか?レビ-小体型認知症』(メディカ出版)、『レビ-小体型認知症の臨床』(共著、医学書院)など。

■日時:2012年6月25日(月) 19:00開演(18:30開場)
■会場:紀伊國屋サザンシアター(紀伊國屋書店新宿南店7F)
■料金:¥1,000 (税込・全席指定)

※講演会の前後に、劇場ロビーにて「レビー小体型認知症家族を支える会」による
  無料相談会を実施予定です(事前申込み不要、チケットをお持ちの方が対象)。


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ネモフィラだそうです。(和名:瑠璃唐草、小紋唐草)
あちこちの花壇に沢山植えられています。
花のアルバムは、こちら
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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