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大晦日に

この1年間、本当にありがとうございました。
1度でもこのブログを訪ねて下さった方も含めて、すべての方に、心からお礼申し上げます。


今日、たまたま読んで心から共感した言葉。

「生命の本質とは、絶え間のない流れ」(福岡伸一)

福岡氏は、刻々と生まれ変わる細胞を取り上げて、そう語っています。
「生命」は、他の言葉に置き換えても通ずると思います。

どんな苦しみも悲しみも困難も変化していきます。
今、ここにある幸せも留めておくことは、できません。
でも有り難いことと、深く味わい、慈しめば、それは、はかないものではない気がします。


I wish you a happy new year!
どうぞ良いお年をお迎え下さい。

しば

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蓮の花(是非ともクリックし、拡大して見て下さい)
今年撮った中で一番好きな写真です。



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一日一笑っていいなぁ・・再び

大変な1年だったからこそ、笑って新しい年を・・。


ご存知の方も多いでしょうが、何度見ても大笑いできるラーメンズのコントをYouTubeから。
ラーメンズ、大好きです。

ラーメンズ 「不思議の国のニポン」(その1)
(その2)
(その3)


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写真集「未来ちゃん」(撮影:川島小鳥)から。

「一日一笑」っていいなぁ・・

ど~しても、これが、よく知る人に見えてしまうのは、私だけですか?

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スロージョギング(12)日経新聞の記事から

2011年12月28日、日本経済新聞夕刊「現代ランニング事情⑨」(シリーズの9回目)にスロージョギングの記事が載りました。
20~30歳代の人を対象とした脳への影響についても書かれています。

この記事の田中宏暁教授が講演・実技指導をする千葉市後援「スロージョギング健康法体験講座」の詳細は、こちら(イベント情報サイト「ことさが」)を!

以下(青字部分)は、記事の抜き書きです。(全文は、日経Web版の会員は読めます。)


   < 現代ランニング事情⑨ 中高年は「にこにこペース」>

福岡市では福岡大学スポーツ科学部の田中宏暁教授が提唱するスロージョギングを市の介護予防事業に取り入れている。

疲れず、息も弾まず、笑って走れるスロージョギングの「にこにこペース」は、20代の平均で時速7キロ。50代で5キロ。70代で4キロ。
初心者は、時速4~5キロを目安に1日30~60分走るとよい。

「このペースは、主に遅筋という乳酸をためにくい筋肉を使うので疲れが少なく長時間走ることができる。つらくないのでランニング習慣を継続でき、徐々に”限界”を高めることで、運動経験がなくてもフルマラソンを走る持久力が身に付く」
「スロージョギングは、ウォーキングの約2倍のエネルギーを消費するので、内蔵脂肪を燃やす効果が高い」
と田中教授は語る。

スロージョギングは、各地で高齢者の転倒予防教室や中高年向け生活習慣病対策プログラムに取り入れられている。

近年の脳科学の発達により、スロージョギングが脳の働きを高めることも分かってきた。
大脳生理学者の久保田競・京都大学名誉教授は「複雑で重要な精神活動を司る脳の前頭前野の活動を活性化させる」と話す。

20~30代を対象に30分のスロージョギングを週3回、12週行ったところ、複雑な課題を解くテストの正解率が高くなった。
「無理なく有酸素運動を続けられるスロージョギングは、判断力や決断力に関わる前頭前野の部分も活性化させると久保田名誉教授。
研究は進化を続け、鬱(うつ)や認知症の領域にも広がっているという。
以上。


追記:脳への影響。詳しくは「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」久保田 競 ・ 田中 宏暁 (著) 。記憶力、対ストレス力もアップするそうなので受験生にも。

スロージョギングに関するこのブログの今までの記事はこちらを。

追記:スロージョギングでは、ウォーキングでは鍛えられないインナーマッスルの大腰筋(年齢と共も急速に衰える筋肉)を鍛えるので、つまずいたり、転ぶことが少なくなるそうです。大腰筋を鍛えると姿勢が良くなる、ウエストが引き締まる、ヒップアップする、腰痛や冷え性や便秘やむくみが改善されるなどの効果が出るそうです。

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血液検査で脳梗塞、うつ病診断(「あさイチ」から)

2011年12月27日の「あさイチ」で注目の報道があったので「あさイチ」の公式サイトからコピーした内容を掲載します。(リンクを貼った部分一部書き直しています。)

血液検査で無症候性脳梗塞やうつ病かどうかがわかるというものでした。

うつ病の場合、リン酸エタノールアミン(PEA)という物質(番組では、「喜びを感じる作用をする物質」と説明していました。)の量が、健康な人、適応障害やパニック障害など他の病気の患者と比べても低くなるため、約9割の精度でうつ病の診断が可能だそうです。
PEAの量によってうつ病の重症度や回復の度合いもわかるらしいと説明していました。
まだ試験段階だそうですが、これが実用化・普及すれば、うつ病治療に何が有効かという研究も飛躍的に進むのではないかと期待します。

脳梗塞のリスクを2週間でなくし、うつ病も治すスロージョギングの効果も数値で証明できると良いなと思っています。

以下、青字部分は、「あさイチ」の公式サイトからのコピーです。



    「 血 液 検 査 で こ こ ま で わ か る 」

簡単な血液検査で、さまざまな病気を早期発見・診断できるようになりつつあります。番組では、「かくれ脳梗塞」「うつ病」の血液検査の仕組みとそのメリットをお伝えしました。

  < かくれ脳梗塞について > 

正式には「無症候性脳梗塞」といいます。自覚症状はないものの、脳内の細い血管が梗塞した状態。放置すると、脳卒中や認知症のリスクが高まるという調査結果もあります。
これまでMRIなどの精密機器でしか発見できませんでしたが、2年前から一部の医療機関で血液検査によるリスク判定が受けられるようになりました。

  < かくれ脳梗塞の血液検査を受けられる医療機関 >

現在、関東を中心にした120あまりの医療機関で受けられます。下記ホームページにその一覧があります。検査費用は、医療機関によって異なりますが、7千円~1万円です。
提携医療機関一覧
(千葉大学発ベンチャー アミンファーマ研究所ホームページより)


  < うつ病の血液検査について >

うつ病か、うつ病でないかを、血液検査のデータを使い、診断に補助的に役立てるというもの。まだ試験段階ですが、番組で取材した下記のクリニックで受けられます。

外苑メンタルクリニック」(東京都港区南青山)


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キバナマーガレットだと思います。

認知症は病気によって症状が全く違う

認知症と一口に言っても、その症状は、病気の種類によって全く違います
同じ病名の患者でも、脳のどの箇所にどの程度の問題があるかにより症状が違います
アルツハイマーのようなレビー、ピック病のようなアルツハイマーなど、1人ひとりの症状の個人差が、びっくりする程大きいのが認知症です。(医学の教科書通りには、症状が出ないわけです。)
しかも認知症状を引き起こす複数の病気を併発することもあります。(→その研究結果はこちら。必読です。)

そのため認知症は、誤診されることが(私の主観で、統計は知りませんが)あまりにも多い病気です。
(特に若年性認知症、レビー、前頭側頭葉変性症、正常圧水頭症など)
一般的な医師は、以下に書かれた雑誌の内容すら理解していない(記憶していない)と3人の医師から聞きました。

認知症は、「先生に任せておけば安心」という病気ではありません
家族もその病気について勉強しなければいけません。
けれども何千何万という病気の中から、たった1つ2つの病気について学ぶことは、多くの方が考えるよりずっと易しいことです。何も恐れることはありません。
良い本、良いサイト、そして希望は、いくらでもあります
しば
(私は、医療関係者でも介護関係者でもありません。ただこの1年10ヶ月の間、多くの方に多くのことを教えて頂きました。皆さん、親身になって教えて下さいました。本当に心から感謝しています。
かつての自分と同じ状況に居る方々に、私も、必要な情報を届けられたら幸せだと思っています。)

追記:認知症は、合併することがとても多く、誤診も多いという記事を書きました。こちら。
追記:各認知症の早期発見の方法は、こちらを。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下は、雑誌「NHKためしてガッテン2011Vol.10 春号」(P.36~37)より抜き書き。
(「認知症の介護」の特集の中の「認知症の診断で起こる誤診とは?」より。)
抜き書き部分は原文通り。一部追記してあります。追記部分の文責は、私、しばです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 熊本大学神経精神科専門外来   追記(byしば)小阪憲司医師の以下の著書の数字
 2009年のデータより      「レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブック」
  アルツハイマー病  56%      アルツハイマー病  50%
  レビー小体型認知症 17%      レビー小体型認知症 20%
  脳血管性認知症   10%      脳血管性認知症   15%
  前頭側頭葉変性症   7%       その他      15%     
  正常圧水頭症     5%


 < アルツハイマー病 >(追記:何度も同じことを言う)
特徴 記憶力や判断力が失われていく
対策 症状を抑える薬
脳の神経細胞がダメージを受ける。
アルツハイマー病は、脳が徐々に萎縮していく病気。脳の神経細胞が次々にダメージを受け、記憶力や判断力が低下していきます。「アリセプト」などの薬が処方されます。アリセプトは、神経細胞の働きを増強させ、認知機能を一時的に改善します。

 < レビー小体型認知症 >(追記byしば:優良サイト「レビー小体型認知症とは」)
特徴 幻視、運動障害など
対策 症状を抑える薬、薬の調節
見えるはずのない人や虫が見える。(追記byしば:動物や子供も多いです。)
脳にαーシヌクレインという物質がたまることで起こります。記憶障害に加えて、幻視や筋肉が硬くなって動作がゆっくりになるなどの症状があります。薬で症状を改善できる場合もありますが、副作用が強いので的確に調節することが大切です。
(追記byしば:記憶障害は初期から出る人と中々出ない人がいます。
身体症状が先に出るとパーキンソン病と診断されることが多いです。幻視を医師に訴えると、パーキンソン病の薬の副作用だと説明されます。ヨチヨチ歩き、転倒骨折の危険が高いです。
レビー小体型認知症の薬だから副作用が強いのではなく、この患者は、アリセプトなどあらゆる薬に対して副作用が激しく出る場合が多いのが特徴です。薬の種類や処方量には、家族が厳重に注意。)

 < 脳血管性認知症 > (→具体的症状

特徴 能力がまだら状に低下する
対策 血圧のコントロール
脳梗塞(こうそく)が主な原因に。
脳梗塞や脳出血など脳の血管が詰まったり破れたりすることによって起こる認知症。この病気は障害が起きた脳の場所によって、ある能力は低下しても、ほかの能力は比較的大丈夫という具合に、まだら状に低下するのが特徴。血圧のコントロールで進行を抑制できることも。

 < 前頭側頭葉変性症(ピック病など含む) >
特徴 同じ言動を繰り返す、自己抑制が効かないなど
(追記byしば:初期には記憶障害がないことも。場違いな言動や買い物の異常等も。)
対策 介護の工夫
机を繰り返したたくなどの症状が。
同じ動作を繰り返す、自己抑制がきかなくなるなど、さまざまな症状が。また毎日同じ時間に同じ行動をするなどの特徴もあり、この特徴を利用して1日の行動計画を立てると介護がしやすくなります。

(追記by しば:実像がよりわかりやすい記事→介護家族の体験談 →映画

 < 正常圧水頭症 > (→チェックテスト
特徴 歩行障害、尿失禁など
対策 手術を検討
見逃されやすい認知症の1つ。
脳脊髄液という液体で脳が圧迫されることで発症。少し足を開き気味にして小刻みにゆっくりと歩き、方向転換のときに不安定で転びやすくなる特徴が。尿失禁などの症状も。手術で余分な脳脊髄液を排出させると、症状はかなり改善されます。

追記:上記の説明では、簡略過ぎて見逃すことがあります。
   さらに詳しい記事は→種類別・早期発見のためのチェックリスト

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バラ

「楽しく笑って介護したい」映画監督関口祐加(新聞記事から)

2011年12月24日の毎日新聞の記事から。(全文は、毎日のサイトを。

アルツハイマー病の母親の姿を映像で記録している映画監督・関口祐加さん。
関口さんのシンポジウムでの発言を原文通り引用。(一部省略)
私が、特に共感する部分、心に残った部分を赤色に。


 < 介護は人生そのもの >

母は昨年5月、初期のアルツハイマー病と診断された。(略)
アルツハイマー病の母は私にとってすごく魅力的なのだ。
母はごく普通の人、世間体を気にし、良妻賢母で、私と妹を育て、米屋をしていた父の商売を助け、一生懸命に生きてきた昭和ひとケタの女。
認知症の症状が出るようになってから、いろんな事にこだわらなくなり、ガハハとか笑うような性格になった。
すごいと思った。これは娘というより監督目線。
でも、私の中では監督と娘というのは切っても切れない存在。
その母を見て、撮りたいと思った。

(略)彼はアルツハイマーの父を介護してきた。
お父さんは亡くなっているが、症状が進んで息子の顔が分からなくなった。
いろんな病院に連れて行ったり、リハビリをやったりする時、彼が運転していくので、お父さんは彼を息子ではなく、運転手さんだと思うようになった。
彼のすごいところだが、運転手さんになりきろうと考えた。帽子をかぶって手袋をして、運転手になりきった。
お父さんと一緒にお風呂に入ると、お父さんが「なんて奇特な運転手さんだ」と喜んだ。
彼はアルツハイマー病を一緒に楽しんで、と私に言い、その言葉は私の気持ちを楽にしてくれた。

三十数年ぶりに、今母と一緒に暮らしている。
介護は、私にとって介護される側の問題ではなくて、介護する側、私の問題なんだ、と感じさせられることが多い。
母によって、私という人間の器が試されている。


母はいろいろな能力がなくなっていくが、病以前よりすごいなと思うのは、直感で人を見抜く力だ。
本気で母に向かっているのか、そうでないのか、母は見抜く。

この感性だけは私を驚かせる。
母に笑わされることも多い。
介護する側には、自分が楽になるような接し方がある。
介護は人生そのものだと思う。
自分の人生を考える機会を母からもらっている。


私は気張って介護をしない。
楽しく、笑って介護したい。
自分では「一日一笑」と言っている。
介護する人間も楽にできるように、いろんな公的サービスを上手に使って、母とこれからも行けたらいいなあと思う。
状況によっては家に人をどんどん呼んできたい。
(略)

映画「此岸、彼岸(仮題)」は2012年初夏、全国公開の予定。


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山茶花(サザンカ)

すご~く寒いですが・・・

Happy holidays!

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母の骨粗鬆症。一転「普通の車いすに乗って大丈夫」

今日、妹が、母を整形外科に連れて行ってくれた。
母の骨の現状と骨密度の検査のためだったが、ちょっとしたトラブルがあってレントゲン検査だけとなった。

新しい骨折(本人も気が付かない内に背骨が押しつぶされていく。)も見当たらず、安定していると言われたそうだ。
車いすは、本人が痛がらなければ、普通の車いすに乗せても問題なく、移乗も1人でやって構わないという。
(現在は、2人で抱え上げる形で行っている。)

私には、思いもよらない結果だった。
前回の医師の説明は、深刻なものだった。
「○○さんの骨は、ボロボロの状態です。いつ折れてもおかしくありません。くしゃみや寝返りで折れることもありますし、何もしなくても重力で徐々に潰れて(骨折して)いきます。寝たきりになると急速に骨は弱っていくんです」
ならば今は、更に弱い骨になっているのだと思い込んでいた。

骨粗鬆症だなどと考えたこともなかった時に、突然「骨がボロボロだ」と言われ、骨折予防のためにポータブルトイレを使うことも避けている今、「普通の車いすで問題ない」という。
理解できない。
風に吹かれるままに右に左に吹き飛ばれる落ち葉になった気がする。
いつも先が予測できず、いつも医師の意外な言葉に右往左往する。

もちろん母の骨が「安定している」ことは良いことだ。
(それが何を意味するのかは、よくわからないけれど。)
けれども「それ見たことか」と母を普通の車いすに乗せてどこにでも連れて行こうとする父を押さえなければいけないという新たな問題も起こってくる。
元日も「絶対に(母を)家に連れて帰る」と父は言い張っている。
元日、その場にいられない私は、頭が痛い。


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ハマナスの実




車いすで階段を登り下り

母が、車いす生活になって1年9ヶ月ほど。
どの家、どの店、どの施設、どのトイレを見ても『ここは、車いすでは入れないな(或は、「入れるな」)』と、まず思います。

車いすで玄関までスムーズに行ける家というのは、まずほとんどありません。
誰もがいつかは、歩くのに不自由するのに・・・。
不思議なことだと思うようになりました。


車いす利用者にとって階段は、エベレストのようなものです。
乙武洋匡さんが、大震災の後、マンションの高層階にいる自分の子供たちと何日も会えなかったと話しているのを聞いた時には、胸が痛みました。

かなり幅広のベルトのようなものを首に下げて車いすを吊り、2人の介護者と1人の車いす利用者が階段を登っているのを見たことがあります。
中高年女性介護者では、ちょっと厳しいだろうと思いました。


昨日、「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」のブログを見ていて、車いすのままスルスルと階段の昇降ができる機械があることを初めて知りました。
スカラモービルというドイツ製品です。(詳細は、こちら。動画付き。)

価格が書かれていないので、販売しているアルバジャパンという会社に電話をしました。
「専用車いす仕様」のものが、130万2千円。
1番安い「コンビ仕様」のものが、124万円。

安く使う方法はないかと質問すると、
「介護保険を使ったレンタルでしたら月6千6百円です」

この会社に連絡すれば、実際に使う場所で、実際に使う人を乗せて体験させてもらえるそうです。
階段の幅などに条件があるようですが、使えるかどうか実際に試せるというのは、親切ですね。


「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」は、私が最も頼りとしている家族会です。
困難に直面した時、いつも適切なアドバイスを頂いてきました。
ここが無料で配布している「ゆるりん通信」は、レビー小体型認知症に関する情報が、驚くほど充実していて、本では得られない詳細情報満載です。
医療などに関する情報も偏りがなく、公正です。

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スカラモービルを使っているところ


BPSD(周辺症状):「困った症状」は何を意味するか

鷲田清一著『「待つ」ということ』を読みました。
中に認知症のことが書かれている部分があります。
一文一文が、心に突き刺さりました。

本の中でご紹介したい文章は、たくさんありますが、まず周辺症状(BPSD。以前は「問題行動」と呼ばれていた。)について書かれた部分を抜き書きします。(青字部分)

母も去年、腰椎圧迫骨折で入院中「便こねをした」とつなぎのパジャマを着せることを求められました。
自宅介護中も夜中に繰り返しオムツを外してしまいました。
もの盗られ妄想、嫉妬妄想など、周辺症状がない時がありません。
周辺症状によって家族は追い詰めれますが、一番追い詰められているのは、本人なのだと思うと、受け止め方も変わってきます。

以下、一部は、原文通りではありません。
ここで引用されている小澤勲著「認知症とは何か」も良書です。



弄便(便いじり)。これは失敗したコーピング(対抗戦略)と考えられると小澤は言う。
 
 「お尻のあたりに何かが挟まっているみたいで気持ちが悪い。
 触ってみよう。
 何かグニョグニョしたものがある。何だろう。
 でも、これを取り除けばいいんだ。
 手に何か付いたなあ。布団にこすりつけたら、まあ、何とかなった。
 お尻のあたりも少しマシになったようだ。
 あれっ?すごい顔して嫁さんが飛んできた。怒ってる。
 何を怒ってるんだろう?
 ひどくまずいことを私はしたらしい。何をしたのだろう・・・」

 自分に起こった不具合を何とかしようとする人ほど周辺症状、なかでも妄想や徘徊
 などの陽性症状を招き寄せることが多い。
 何とかしようという意欲まで失ってしまうと、陽性症状はあまり見られなくなる。
 その意味では、陽性症状は認知症を生きる人のエネルギーの発露でもある。
 (小澤勲著「認知症とは何か」)

(弄便、収集癖、もの盗られ妄想、家族を記憶から消去する言動、相手の誤認、作り話)
これらはきっと、「対処し難いと感じた事態を何とか切り抜けようとする彼らの思い」が生んだ「成果」なのである。

老人の棘のある言葉には、周囲に迷惑をかけているらしいじぶんへの不安やさらには怯えがこもっている。
強い否認は、逆に整合的な話を作り上げてでもひとつの世界を維持しようというやむにやまれぬ戦略の裏返しにほかならない。

(『「待つ」ということ』P.100~102)


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菊?

「のみ込む力 鍛えて防止」(日経新聞から)

2011年12月18日(日)の日経新聞から。(以下、要約。)

窒息事故や誤嚥(ごえん)性肺炎を防ぐためには、筋力アップが有効。

<のみ込む力の主なチェック項目>(心当たりがあれば専門医に)
 *やせてきた
 *食事中にむせる
 *食べるのが遅くなった
 *口から食べ物がこぼれる
 *声がかすれてきた

浜松市リハビリテーション病院の藤島一郎病院長によると
「摂食・嚥下障害」の原因は、3つ
  *嚥下運動に関する筋肉や神経の障害
  *舌や食道などの嚥下組織の障害
  *認知症などの精神活動の障害

抗がん剤や利尿剤、抗精神病薬などでものみ込みに影響を与える場合が少なくない。

のみ込む力が衰えると窒息事故の他、誤嚥性肺炎につながる。

自分で食事のとれる人は、食事前に軽い運動で首回りの筋肉をほぐすこと。
舌骨上筋群(あごの下から首の筋肉)を鍛えることも大切。
あおむけに寝て首を起こしたり、おでこを押さえて下を向いたりする。

呼気筋力アップには、水にさしたストローを吹く。
「ハッフィング」という腹から息を吐き出す訓練も。

しかし脳梗塞などの後遺症でのみ込めなくなった人の回復方法は、違う。
麺棒でのどを刺激する「アイスマッサージ」が代表的。
方法は、リハビリテーション科、耳鼻咽喉科、神経内科、歯科で教えてもらえる。

食事は、食べ物の大きさと水分量、柔らかさ、とろみなどの条件が大切。
特別用途食品として売られているゼリーは、症状の度合いによって指標が示されているものも多く参考になる。

参考になる本 藤島一郎著「口から食べる嚥下障害Q&A」
ネスレ日本の「摂食・嚥下障害と食事のポイント」は、レベルに合わせた食事も紹介する懇切丁寧なサイト。

「嚥下障害・胃ろう」に関する(このブログの)今までの記事は、こちらを。

藤島式嚥下体操のやり方(イラストで詳しく図解)
 (「浜松市リハビリテーション病院」公式サイト)
嚥下リハビリを相談できる全国の医療機関一覧
 (「日本摂食・嚥下リハビリテーション学会」公式サイト)

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サザンカ(山茶花)のつぼみ

障害者ときょうだいと認知症を患う人

障害者の兄弟姉妹を「きょうだい」と呼ぶそうです。
「きょうだい」の抱える問題を扱ったEテレの番組「ハートをつなごう」が1月4日5日に再放送されます。
一般の方は、何の興味も関心も持たない問題だと思いますが、こんな問題もあるということを知って頂けたらと思います。(きょうだいに関する過去の記事は、こちらを。

「きょうだい」の問題は、家族の問題でもありますが、多くの人の意識(無関心も含めた偏見・差別)の問題でもあります。
知的障害者に対する意識は、認知症を患う人への意識にも通じると感じています。


大江健三郎の「静かな生活」という小説があります。
知的障害者の妹である若い女性の一人称で書かれ、大江健三郎の小説の中では、最も読みやすいものです。
ユーモアとあたたかさと深い知恵が散りばめられた素晴らしい作品です。

大江光さんをモデルにした「オーちゃん」は、言語障害のある兄とは、だいぶ違いますが、それでもユーモラスなところ、思いやりの深い所など、兄を彷彿とさせる部分が多々ありました。
妹の「マーちゃん」も学生時代の自分と似ている所があると思いました。
一生結婚はできず、兄妹で暮らすのだろうと考えているところなど。

この小説は、大江健三郎の義弟の伊丹十三によって映画化もされました。
(予告編の動画はこちら)
渡部篤郎主演(これがデビュー作)のとても良い映画でしたが、興行的には、失敗したそうです。

韓国映画の「オアシス」は、脳性麻痺(知的障害ではない。)の女性の恋愛を描いて心に深く残る作品ですが、日本では絶対に作れない映画だろうと思いました。(スポンサーも付かなければ、客も入らないでしょう。)

知的障害者の姿をありのままに伝えるものは、過去にはあまりありませんでした。
最近は、「ちづる」(自閉症、知的障害)などのドキュメンタリー映画が出て来ましたね。

障害者も認知症を患う人も、そのありのままの姿を知れば、私たちと同じ普通の人だということがよくわかると、私は、いつも思っています。
(できないことが色々あるという意味では「普通ではない」と思われるかも知れませんが、程度の差こそあれ、誰にもできないことはあります。
「心は、普通の人と同じ」と言えば、より正確なのでしょうか。
でも「きょうだい」である私は、「できないことのある普通の人」と考えています。)

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ストレプトカーパス(イワタバコ科)
9月からずっと咲き続けています。

ホルモン補充療法の中止

最近、同世代の同性の友人から「更年期障害のホルモン補充療法は、その後、どうなったか」と質問されました。
(更年期障害は、45~55歳の女性に起こる多様な症状です。
治療についての過去の記事は、こちらを。

あっ・・すっかり忘れていました。
2010年11月から始めた治療は、2011年9月に完全に止めました。
今は、何の問題もなく元気に生活しています。
何が起こったのか、医学的なことは全く分からないので、少し躊躇しますが、経過を書きます。


9月に胸の張りが起こりました。痛みはありませんでしたが、3週間位続きました。
普通は、黄体ホルモンを飲むとそうなりやすいのですが、無関係に起こりました。
女性ホルモンが、過剰な状態になっているのだろうと考えました。
わざわざ病院に行くのもあまり気が進まず(ちょっと滑稽じゃないですか?)、試しにエストロゲンパッチを止めてみました。恐る恐るです。

医師は、この治療は、いつでも止めたくなった時、スパッと止めろと説明していました。
でもホルモンの減少で起こっている症状を、更に減少した所で止めれば、もっと重い症状が出るはずだと思っていました。

予想に反して、止めても何の問題も起こりませんでした。
胸の張りは消え、更年期障害の症状も出ないので、そのまま治療を止めました。
(正確に言えば、2ヶ月半の間に1度だけ夜中のホットフラッシュがありました。)
症状の消失には、驚きました。
更年期障害は、脳の視床下部(自律神経を司る。)の混乱から起こるそうですが、混乱は10ヶ月で自然に(?)治まってしまったわけです。


では、なぜ突然胸が張ったのか。なぜ視床下部の混乱が治まったのか。
はっきりした理由はわかりませんが、9月にあった唯一の変化は、スロージョギングを再開して心身の状態が、劇的に良くなったことでした。

「違うでしょ?!」と言われそうですし、私自身、正直よく分かりません。
想像するのは、体全体が、すべて繋がっていて、絶妙なバランスを保っているのだろうということです。
体全体がバランスを取り戻す中で、脳も含めた各臓器も正常に働き、ホルモンの分泌も増え、自律神経も整い、そのために自分でも驚く程健康になったということではないかと考えています。

スロージョギングが人間を健康にする(万能薬のように多様な効果を発揮する)詳しいメカニズムは、まだ解明されていないそうです。
言われても良くわかりませんが、「筋肉がサイトカインの分泌を正常化する」「遺伝子を発現させたり抑制させたりする」のではないかと考えられているそうです。(「スロージョギングで人生が変わる」P.66から)

異常な肩こりも冷え性も肌荒れも頭痛も倦怠感も憂うつな気分もずっと続いていると、それが異常だとは気が付かなくなります。体質かと諦めてしまいます。
でもそれは、間違っているようです。
肩こりも肌荒れも頭痛も倦怠感もうつ気分もなくなって、冷え性も大きく改善した今、そのメカニズムにとても興味をひかれています。


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ひなぎく(デイジー)









レビー小体型認知症のチェック項目(新聞記事から)

追記:最新「レビー小体型認知症 早期発見チェックリスト→こちら
…………………………………………………………………………………………………

毎日新聞(2011年12月11日)に「レビー小体型認知症 患者数はアルツハイマー型に次ぐ多さ」と題した記事が載った。
幻視など、具体的にどんな症状が出たのか、患者の症例を紹介し、注意点などが書かれている。

記事全文は、毎日新聞の公式サイト「毎日jp」を。

以下は、青字部分は、記事の抜粋。(原文通り)

76年以降の一連の研究でレビー小体型認知症を発見した横浜市立大学名誉教授の小阪憲司医師によると、認知症患者の約2割がレビー型で、アルツハイマー型(約半数)に次いで多い。にもかかわらず医師の認知度はまだ低く、誤診が多い。

小阪医師は「高齢でアルツハイマー型認知症、うつ病、パーキンソン病のいずれかが疑われる場合、必ずレビー小体型認知症のことも頭に置いて診断すべきだ」と指摘する。幻視が出る前にうつ状態が10年続いた人や、パーキンソン症状だけだった人もいる。



(以下は、この記事に載っていたレビー小体型認知症であるかどうかのセルフチェック(自己検査)項目。

・・・レビー小体型認知症のチェック項目(合計3点以上なら疑いが強い)・・・

□薬剤過敏性(かぜ薬などが効きすぎたことがある)=2点

□幻視=2点/妄想(人がいるような気がする)=1点

□意識消失発作(てんかん発作除く)=1点

□夜間の寝言=1点/夜間の叫び声=2点

□嚥下障害(食事中にむせる)=1点

□趣味もないほど真面目=1点

□日中に半ば眠ったような状態になる、1時間以上昼寝する=2点

□安静時に手足が震える=1点

□歯車現象(力を抜いた患者の腕を取って動かすとガクガクする)=2点
 ファーストリジッド(動かす最初だけガクッとなる)=1点

□体が傾斜することがある=2点/軽度の傾斜=1点

 (名古屋フォレストクリニック・河野和彦医師作成)


<関連記事>
*「チェックリスト改訂版 2013年
*「レビー小体型認知症の主症状
*「「どうやってレビー小体型認知症と知るか」(更に詳しい症状)
*「幻視を利用した検査方法」(植物やシミ等が人や動物の顔に見える特徴が)
*「病気を知って家族を守ろう」(「レビー小体型認知症の診断基準」へのリンクあり)

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ヤツデの花。

レビー小体型認知症のチェック項目(新聞記事から)

追記:最新「レビー小体型認知症 早期発見チェックリスト→こちら
……………………………………………………………………………………………

毎日新聞(2011年12月11日)に「レビー小体型認知症 患者数はアルツハイマー型に次ぐ多さ」と題した記事が載った。
幻視など、具体的にどんな症状が出たのか、患者の症例を紹介し、注意点などが書かれている。

記事全文は、毎日新聞の公式サイト「毎日jp」を。

以下は、青字部分は、記事の抜粋。(原文通り)

76年以降の一連の研究でレビー小体型認知症を発見した横浜市立大学名誉教授の小阪憲司医師によると、認知症患者の約2割がレビー型で、アルツハイマー型(約半数)に次いで多い。にもかかわらず医師の認知度はまだ低く、誤診が多い。

小阪医師は「高齢でアルツハイマー型認知症、うつ病、パーキンソン病のいずれかが疑われる場合、必ずレビー小体型認知症のことも頭に置いて診断すべきだ」と指摘する。幻視が出る前にうつ状態が10年続いた人や、パーキンソン症状だけだった人もいる。



(以下は、この記事に載っていたレビー小体型認知症であるかどうかのセルフチェック(自己検査)項目。

・・・レビー小体型認知症のチェック項目(合計3点以上なら疑いが強い)・・・

□薬剤過敏性(かぜ薬などが効きすぎたことがある)=2点

□幻視=2点/妄想(人がいるような気がする)=1点

□意識消失発作(てんかん発作除く)=1点

□夜間の寝言=1点/夜間の叫び声=2点

□嚥下障害(食事中にむせる)=1点

□趣味もないほど真面目=1点

□日中に半ば眠ったような状態になる、1時間以上昼寝する=2点

□安静時に手足が震える=1点

□歯車現象(力を抜いた患者の腕を取って動かすとガクガクする)=2点
 ファーストリジッド(動かす最初だけガクッとなる)=1点

□体が傾斜することがある=2点/軽度の傾斜=1点

 (名古屋フォレストクリニック・河野和彦医師作成)


<関連記事>
*「チェックリスト改訂版 2013年
*「レビー小体型認知症の主症状
*「「どうやってレビー小体型認知症と知るか」(更に詳しい症状)
*「幻視を利用した検査方法」(植物やシミ等が人や動物の顔に見える特徴が)
*「病気を知って家族を守ろう」(「レビー小体型認知症の診断基準」へのリンクあり)

P1040248.jpg
ヤツデの花。

実家で起こっている色々なこと

実家では、相変わらず色々なことが起こり続けている。
母を歩けるようにして、自宅介護をしたい父は、母を特別養護老人ホーム(特養)からリハビリ中心の老人保健施設(老健)に移したいと言い出した。
妹は、介護施設のことなど何1つ知らなかった父が、自分で調べたということに驚いていた。

案じていた通り、週末帰宅する兄と父の間の緊張は高まり、妹が訪ねた時、爆発したそうだ。
両者とも怒り出したら簡単には治まらない。
妹がいる時で本当に良かったと思う。

母は、悪い状態が続いているらしい。
支離滅裂なことをずっとしゃべり続けているが、何を言っているのかよくわからないと妹がいう。
それでいて家族を非難する時には、なぜか核心を突き、理路整然とし、語彙の誤用もないという。
「笑って受け流すことができない」と妹は、もらす。
私だってできない。
11月の帰省時、何を言われるかと思うと、会いに行くのに勇気が必要だった。

良いニュースは、兄が、入ったグループホーム(ケアホーム)に居る世話人が、とても優しい人だということだ。
リビングには、クリスマスツリーが飾り付けられ、世話人は、(言葉によるコミュニケーションが難しい)兄にも色々話し掛けてくれるという。
それだけのことで、何だか座り込んでしまいそうな程ほっとする。

両親共に兄の面倒を看られないとわかった時、兄の行き先は、決まっていなかった。
兄を引き取ることを真剣に考えた。
何よりも大きな問題は、兄が、まったく新しい環境に慣れることが可能なのかということだった。
両親から離れ、親戚から離れ、長年お世話になっている先生たち(施設職員)と離れ、仲間や友人たちと離れ、私たち家族以外、誰1人知らないこの土地で、兄が、幸せに暮らしていけるのか・・・。
それは、ほぼ100%不可能なことに思えた。

母を、兄を施設に入れたことの痛みは、死ぬまで私の体の中に存在し続けるだろう。

それ以外に、選択肢は、なかったと思っている。
それが最善の選択だったと思っている。
だから自分を責めることはしない。
私は、割り切っている。

けれどもどこまで割り切ったところで、この痛みを消す方法はない。
死ぬまで心の奥に抱えていくしかない。
血を分けた肉親なのだ・・。
生まれた時から一緒に暮らした家族なのだ・・。


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何年か前に母が絵手紙教室で描いたサンタ

スロージョギング(11)ピッチと歩幅

 <無料体験講座について>

2012年1月14日に千葉市で開かれる「スロージョギング健康法体験講座」の受け付けが始まっています。
NPO法人認知症フレンドシップクラブ主催、千葉市後援の無料講座です。
「ためしてガッテン」に出演されたスロージョギングの提唱者、田中宏暁教授が、九州からいらして講演と実技指導をされます。
既に東京や埼玉からのお申し込みもあります。
(会場までは、東京駅から快速38分+徒歩7分です。)
定員もありますので、お早めにお申し込みをされることをお勧めします。

♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~

スロージョギングを人に勧めると「走り方がわからない」とよく言われます。
そこで「ピッチ」と「歩幅」についてもう少し詳しく書きますね。

 <走る時のピッチについて>

田中教授にスロージョギングで走る時のピッチ(1分間に何歩走るか)を伺いました。
180という答えを頂きました。

180BPM(1分間あたりのビート数)の音楽を探してみました。
ぴったりの音楽はなかったのですが、近いものが色々ありました。
90BPMならもっとありそうです。良い音楽があったら教えて下さい。

 「大塚愛のさくらんぼ」(175BPMぐらいでやや遅いです。)

  RADWIMPSの「ます。」(ほぼ180BPM)
   ↑現在、閉鎖。
  
RADWIMPSの「One Man Live」              
   ↑現在、閉鎖。
 「剣の舞」(クラシック音楽。180BPMぐらい)

 「ジューダス・プリーストのセンチネル」(ヘヴィ・メタル。180ぐらい)
   ↑現在、閉鎖。
 「東京スカパラダイスオーケストラの水琴窟」(ジャズ。約180。出だしはスロー)

この音楽に合わせて走ればピッチは大体正しいことになります。
普通に考えるよりずっとテンポが早いです。(歩幅が小さいため)
好きな曲のテンポを知りたい方は、このサイトが便利です。→<メトロノーム
 <歩幅について>

歩幅は、通常歩行の歩幅(70cm)よりもずっと狭く、10~40cmです。
その場で足踏みしながら、少しづつ前に出ていくような感覚でいいのです。
(田中宏暁著「スロージョギングで人生が変わる」P.20から)


あとは、下のイラストの注意点に気を付けて走れば完璧です。
動画は、「田中宏暁教授の講座1」「田中宏暁教授の講座2」をどうぞ。
スロージョギングに関する今までの記事は、こちらを。

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JAFMate(2011年4月号)より

母と祖母と曾祖母の歴史

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リハビリの中止を選択する日

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Eテレ「シリーズ認知症 地域で生きる」放送中

Eテレ「福祉ネットワーク」という番組で「シリーズ認知症 地域で生きる」を放送しています。

  放送日時  2011年12月5日(月)~8日(木)(8~8:30pm)
  再放送      12月12日(月)~15日(木)(正午から)

以下、「福祉ネットワーク」の公式サイトに書かれた紹介文のコピーです。


6日は、秋田県羽後町。この町では、退職者や主婦などによる「パトロール隊」を組織し、高齢者世帯の見まもり活動を続けている。安否確認から生きがい作りまで、さまざまな支援を行いながら、認知症の人の暮らしを支えている。さらに、身寄りのない高齢者には、民生委員、司法書士なども含めたネットワークを作り、財産管理等を代行する「成年後見人制度」を積極的に活用。きめ細やかな支援によって、念願だった夢を叶えた女性の姿を紹介する。


7日は、大阪市の取り組み。65歳以上の独居世帯数の割合が全国で最も多い大阪市。そのうち、認知症の人は全体の2割に上る。1人で暮らす認知症の高齢者を支えるために、大阪市が独自に取り組んでいるのが「ネットワーク推進員」。認知症の人になにか困り事があれば、すぐに現場に駆けつけ、必要な支援につなげる心強い存在だ。さらに大阪市では、本人を支援する介護の専門家がトラブルに直面した時にバックアップする「特命の支援チーム」を設置。認知症の専門医や看護師などのスペシャリストが、あらゆる相談に対応する仕組みを作り上げている。


8日は、視聴者からの反響に応える生放送。番組に寄せられた感想や質問に、医療や介護の専門家が答える。また、認知症と向き合うご本人をスタジオにお招きし、安心して地域で暮らしていくためにどのような支援が必要なのか、社会に求めることは何かをお聞きする。


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百日草(浦島草)

母が父とのドライブ後に熱を出す

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胃ろうを中止するための指針案(読売新聞から)

2011年12月5日の読売新聞 に胃ろうの中止に関する記事が載った。

胃ろうに関しては、賛否両論がある。
食べられなくなった患者に十分な栄養を与えて回復させ、再び自分で食べられるまでになり「生活の質」を向上させるという素晴らしい面がある一方、意識もないような患者を長年生かし続けるという面もある。
胃ろうにすると施設入所の時に断られる場合もある。

胃ろうに関しては、(嚥下障害と一緒に)カテゴリーを作って記事を書き溜めてきた。
様々な新聞やテレビで紹介された特集記事を載せているので参考になると思う。


以下、YOMIURI ONLINEからのコピー(記事全文。青字)


   終末期の人工栄養補給、中止可能に…学会指針案
 
高齢者の終末期における胃ろうなどの人工的水分・栄養補給は、延命が期待できても、本人の生き方や価値観に沿わない場合は控えたり、中止したりできるとする医療・介護従事者向けの指針案が4日、東京大学(東京・文京区)で開かれた日本老年医学会のシンポジウムで発表された。

近年、口で食べられない高齢者に胃に管で栄養を送る胃ろうが普及し、認知症末期の寝たきり患者でも何年も生きられる例が増えた反面、そのような延命が必ずしも本人のためになっていないとの声が介護現場を中心に増えている。

そこで、同学会内の作業部会(代表・甲斐一郎東大教授)が試案を作成した。広く意見を募って修正し、来年夏までには同学会の指針としてまとめるという。


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落ち葉

スロージョギング(10)恥ずかしい・続かない・時間がない方のために

この所、シリーズでご紹介しているスロージョギング。(今までの記事は、こちら。
「効果を読むと惹かれるけど、恥ずかしくて始められない」「やっぱり続かなかった」
という声を周囲からチラホラ聞くようになりました。

梅方久仁子著の「ゆっくり走れば健康になる」を読んでいたら良いアドバイスがありました。
要約すると、こうです。(以下、青字部分がそうです。)

通行人は、あなたが思うほど、あなたに注目していない。
見られるのは一瞬だが、あなたにとっては24時間の体調や将来の健康がかかっている。
遅くても、今、走り出す自分の方が、走り出さずに今後どんどん走れなくなる自分よりかっこいい。
最初は恥ずかしくても、慣れればすぐに気にならなくなる。


私も最初は、何十分も走れる自信がなく、恥ずかしく、家の中を走っていました。
一度も走ったことのない人間にも走れるということは、初日からわかりました。
付け加えると、どんなに体力のない高齢者でも3ヶ月続ければ、スピードは自然にアップして、ニコニコペースのまま、ぐんぐんどこまでも走れるようになるそうです。(田中宏暁著「スロージョギングで人生が変わる」から。)

もの凄くゆっくりなのは、最初だけです。
40~50代なら1ヶ月で楽にスピードアップすると思います。
最近は、スロージョガーも少しづつ増えています。
(追記:2012年1月に田中宏暁教授に質問すると家の中でのスロージョギングは「何の問題もない」ということでした。勿論シューズを履く必要もありません。)

「遅いぞ」とやじられたら?という質問に対する答えも参考になります。

そういうときは、にっこり笑って「ゆっくり走る方が、実は健康にいいんですよ」と自信たっぷりに答えるといい。
苦しいのに頑張るのは時代遅れで、楽なペースでゆっくり走る方が、最新のスポーツ科学に基づいたトレーニング方法。「気の毒に。知らないんだな」と思おう。

継続のコツは「続かなかったら、再び始める」。
毎日走ろうとは思わず、週3日とか4日とかゆるい目標で始める。
長く中断してしまったとしても「ああ、やっぱり続かなかった」とあきらめるのではなく、「ああ、しばらくやってなかったな。またやるか」と再開すれば、何の問題もない。


私も遠距離介護が始まってから1度も走らず、1年7ヶ月中断していました。
「よ~し。また走ろう」と再開したのは、ほんの3ヶ月前です。
再開して本当に良かったと心の底から思っています。
介護が大変で心身の余裕がなかった時期でも、もし走っていれば、遥かに良い精神状態、健康状態でいられただろうなとも思っています。

田中宏暁著「スロージョギングで人生が変わる」には、1分間走法が紹介されています。
「体力に自信のない初心者には、1分走って1分歩くを繰り返すことを勧めている。
平均年齢78才のグループが、この走法で、初日から全員20分楽に走れた。」

これは、熟練者にもお勧めだそうで、まとまった時間が取れないなら、1分間走法を日に30~60回でも良いそうです。
30分続けて走るのも、5分×6回も1分×30回も効果は同じだと書かれています。

「20分以上運動を続けないと脂肪が燃焼しないので減量効果がないという説には、根拠がない。(略)短い時間でも動くことでエネルギー収支をマイナスにすれば、最終的には脂肪が減って減量の効果がある」そうです。

この走法だと30~60分走る爽快感は得られないと思いますが、家の中でも、通勤・買い物の途中でも、どこでもいつでも繰り返しできるところが画期的ですね。

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JAFMate(2011年4月号)より「スロージョギングの正しい走り方」。
普通の走り方とは全然違います。とても小さな歩幅で1分180歩で走ります。
(この画像は、こちらのブログにありました。)

レビー小体型認知症のケア 読売新聞の記事から

2011年11月29日の読売新聞に「レビー小体型認知症のケア」という記事が載った。
新しい情報はないが、レビー小体型認知症についてあまり知らない人には、親切な記事だ。
レビー小体型認知症の特徴である幻視、レム睡眠行動障害などに対する対応の方法が書かれている。

  * 読売新聞の記事全文は、こちら。

  *レビー小体型認知症の基本を知る(私の知る)最も良いサイトは、こちら。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の母の幻視は、2009年の年末から急にひどくなった。
私の幻視を見て布団を敷いたり、私の子供の幻視を見て昼間に風呂を入れたり、知らない子供の幻視を見てお菓子を出したりということが増えていった。
電話でいくら「私や子供たちは、ずっと○○に居て、遠い実家には行っていない」と言っても理解しなかった。
私が血だらけで死にそうになっていると、泣いて毎日電話をしてくる母に、いくら説明しても理解しなかった。

父は、長い間、怒鳴り散らして幻視を否定していた。
「そんなもん、居るわけがないだろ!!何をバカなこと言ってるんだ!!」
父も母も毎日辛かっただろうと思う。

母は、この状態になってもレビー小体型認知症とは診断してもらえなかった。
脳のCT画像に異常はなく、幻視は、パーキンソン病治療薬の副作用と言われた。
幻視を消すために薬を止めれば動けなくなると言われ、それ以上何も言えなかった。


レム睡眠行動障害は、6年以上前から始まっていた。
(レビー小体型認知症と診断されたのは、その5年後。)
母は、病院に相談に行ったが、「ストレスによるもの」と言われて、そのままになった。
夜中に叫ぶ、父に殴りかかる、立ち上がってベッドから飛び降りる、正座して父に訳の分からない説教をしたこともあったという。
父は、安全のためにベッドを低くし、ベッドの周りにクッションを敷いた。
母は、自分で手首にひもを付け、ベッドに縛って寝た。


レビー小体型認知症には、薬に過敏に反応しやすいという特徴もある。
他の病気には、ごく普通の処方や処方量が、劇的な悪化を招くことがある。

繰り返し書いているが、母は、レビー小体型認知症と診断された直後に「幻視を減らす薬」と処方されたリスパダールを飲んで歩行困難になった。
急に歩けなくなったのに、その原因に医師も看護師も薬剤師もケアマネジャーも気が付かなかった。

レビー小体型認知症では、そういう信じられないようなことが起こる。
アリセプトで徘徊が始まったり、抗うつ剤で寝たきりになった例を介護者本人から聞いた。
医療従事者、介護従事者で、そのことを理解している人は、決して多くないと私は感じている。
素人は「ありえない」と思うが、「ありえないこと」が繰り返し母に起こり、人にも起こっていることを耳にし続けている。
状況は、急速に改善されているのか、それとも何も変わっていないのか、私にはわからない。
ただ一刻も早く、そういう状況を変えて欲しいと切望している。


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イチョウ。
銀杏(ぎんなん)がなる。





11月の帰省4日目(2)妄想と現実が混じる母との会話

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11月の帰省4日目(1)父の想い

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プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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