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日経新聞 強い恐怖体験後 不眠がトラウマ防ぐ

不眠にもプラスの効果があるという記事が、2011年8月22日の日経新聞に掲載された。

認知症でもうつ病でも不眠に悩まされる人は多い。
(認知症の場合、何%の人が不眠、或は、昼夜逆転になるかはわからない。うつ病の場合は、ほとんどの人が不眠になる。)
なぜ不眠になるのだろうかと長年思っていた。

人間には、生存本能がある。
寝なければ死んでしまう。
生存本能に反する症状を出すということは、脳自身が、死を希求しているということ?

しかしこの記事を読むと、認知症やうつ病の不眠にも本人を守るための何らかの意味があるのかも知れないと思う。
それはいったい何だろう?


不眠で一番辛いのは、『眠れなくて困った!どうしよう?!』という考え方(不安)だ。
『どうせ眠れないんだから起きていよう。2~3時間でも眠れれば死にはしない。何ということはない』と完全に開き直ると数時間の睡眠時間でも意外と生活していける。(体重は減る。)
時間はかかっても、ストレスが減れば、また徐々に眠れるようになる。
(これは、私の経験。)

しかし自宅介護をしている家族が、一晩中叫んでいたり(2010年夏の母がそうだった。)暴れ回わったり、勝手に外に出て行ってしまうと介護する家族は、限界まで追い詰められる。
精神科への入院や施設入所を考えざるを得ないケースだと思う。



2011年8月22日の日本経済新聞の記事。(青字部分)

 < 強い恐怖体験後 不眠がトラウマ防ぐ >

国立精神・神経医療研究センターの栗山健一室長らは、強い恐怖を体験後に多くの人が陥る一時的な不眠に恐怖体験がトラウマとして定着するのを防ぐ作用があることを見つけた。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)の抑制などにつながるという。

睡眠には日中の経験を記憶として脳に定着させる作用がある。
しかし、あまりに強い恐怖が記憶として定着すると、関連する物体や風景をも恐れてしまう。

実験では20~33歳の健康な28人に車の運転者の視点で、他の車などと衝突する映像を見せた。
その後、半数は徹夜、半数は、普段通りに眠ってもらった。

3日後、再び映像を見せて、恐怖感の有無を測定した。
眠った人は安全運転の映像にも恐怖感を示したが、徹夜だった人は示さなかった。
不眠により記憶の定着が抑制された効果とみている。

栗山室長は、恐怖体験後の睡眠薬の投与について
「眠れないのは(トラウマを防ぐ)自然な防衛反応の1つ。不眠に耐えることにもメリットがある」としている。


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ハナトラノオ(シソ科)でした。
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8月の帰省3日目 1年進行していない父は認知症ではない?

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8月の帰省2日目「帰りたい」 キャデラックに乗った鬼

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8月の帰省1日目 9割正常に話す母 細かく刻まれた一口食

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日経新聞 若年性アルツハイマーと遺伝子の関係

2011年8月22日の日本経済新聞に掲載された記事。
この横に「アルツハイマー予防薬を治験」という記事があった。
遺伝という言葉に、決して悲観してはいけないと思う。


以下、新聞記事からの抜き書き。(青字部分)

 <特定の遺伝子型を持つ人 (アルツハイマー病の)原因物質、早期に蓄積>
 <若年性(アルツハイマー病)解明に一役>

東京大学、東京都健康長寿医療センターなどは、特定の遺伝子型を持つ人で、アルツハイマー病の原因物質が若いうちから脳内に蓄積し始めることを突き止めた。
日米豪の182人を対象にした調査で、「アポE」と呼ばれる遺伝子の4型を持つ人は持たない人に比べ、蓄積が約11年前倒しで始まることがわかった。
(陽電子放射断層撮影装置(PET)や血液検査を実施。)

アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドベータが脳に一定量蓄積する人の割合は年齢とともに増えるが、4型を1つ持つ人では実年齢より11歳年上並みの割合になった。
2つ持つと23歳年上と同等だった。

また物忘れが出始めたが発症前の「予備軍」の6~7割は4型を持っていた。
成果は若年性アルツハイマー病発症の解明にも役立つとみている。

米国では今年3月、アルツハイマー病診断の指針を国の専門機関などが作成。
アミロイドベータの蓄積が始まったばかりの初期段階から病気と診断し、早期に薬を投与する動きが出ている。


<アルツハイマー病とは>

脳神経細胞の死滅等で認知機能が低下して社会生活に支障をきたす認知症の一種。
認知症患者の5~7割を占めるとされる。
国内では、65歳以上の1割は認知症にかかっているとの分析もある。
医師が認知機能テストなどをした上で診断する。
軽度認知障害(MCI)は、病名ではなく予備軍と考えられている。
記憶障害などがなく健康でも脳の画像診断で60代の約1割、70代の約3割で、原因物質の1つアミロイドベータが蓄積していることがわかってきた。


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オジギソウ

26日に帰宅しました

無事に帰宅しました。

母は、先月(特養に入った月)と比べれば、比較的状態が良かったです。
(レビー小体型認知症ですから波はありますが・・・。)
先月は、あのままどんどん悪化するのかと、暗たんたる気持ちになりました。
今、思えば、あの時は、環境の変化によって一種のせん妄状態になっていたのかとも思います。

日によって時間によってあまりにも大きく違うので、「現状」を把握することも難しく、1ヶ月後に起こることも予測がつかないというのが、レビー小体型認知症の母の現実です。
波を平均化して見てみれば、認知機能はなだらかに下降していると思いますが、今回も普通の健康な人のように会話ができる時もありました。

もう少し主治医とお話がしたかったなど、悔やまれる点もありますが、比較的ストレスの少ない帰省ではありました。
また少しづつ書いていきます。

日記部分は、非公開になっていますが、タイトルを見て、何か質問などありましたら公開/非公開コメントでお寄せ下さい。
可能な限りお答え致します。
(送信時に「非公開コメント」を選択された場合は、コメント欄には、一切何も出ません。
個人的に返信を希望される方は、必ずメールアドレスのご記入をお願いします。)


しば


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ユリ

日経新聞 アルツハイマー予防薬を治験

帰省する日に興味深い3つの医学記事が出ていました。

アルツハイマー病は、認知症患者の50%とずっと認識してきましたが、この記事では5~7割となっています。
他の認知症との合併型も合わせると7割になるということでしょうか。


以下、日経新聞からの抜粋です。(青字部分)


2011年8月22日の日本経済新聞の記事。

 <アルツハイマー予防薬を治験 東大病院> 
 <来年度 医師主導、発症前に投与>

東京大学病院は、来年度、アルツハイマー病の予防薬や進行を抑える薬の開発につながる医師主導の臨床試験(治験)を始める。
脳内に病気になる兆候はあるが発症していない人に薬の候補物質を投与し、効果を見る。

過去に製薬起業が開発を断念した薬でも早い段階から使えば効果が出やすい可能性があるとみている。
治験の結果は製薬企業と共有し早期実用化に役立てる。

来年度後半からアルツハイマー病と診断される前の段階にあたる「軽度認知障害(MCI)」や早期アルツハイマー病の100人程度ずつに投与する計画。
数年後には、健康だが、脳神経細胞死滅の原因となるたんぱく質アミロイドベータの蓄積がみられる人や遺伝子の特徴から病気を発症しやすいと考えられる人を対象に試験を見当。

製薬企業は予防薬の治験は、効果の確認が難しいとして避ける傾向にある。

厚生労働省の臨床試験拠点整備事業のなかで、一連の試験実施のために今後5年間に30億円程度をかけ、専任スタッフ約50人をそろえた専門組織をつくり体制を整える。

<アルツハイマー病とは>

脳神経細胞の死滅等で認知機能が低下して社会生活に支障をきたす認知症の一種。
認知症患者の5~7割を占めるとされる。
国内では、65歳以上の1割は認知症にかかっているとの分析もある。
医師が認知機能テストなどをした上で診断する。
軽度認知障害(MCI)は、病名ではなく予備軍と考えられている。
記憶障害などがなく健康でも脳の画像診断で60代の約1割、70代の約3割で、原因物質の1つアミロイドベータが蓄積していることがわかってきた。


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ルコウソウだそうです。
ナス目ヒルガオ科サツマイモ属ルコウソウ。(?!)
涼しげな葉っぱが生い茂って、中々良い感じです。

日経新聞「「認知症を知る」(下) 介護・地域編

日本経済新聞(2011年8月21日)の特集記事(SUNDAY NIKKEI)。
今回の記事で目新しい情報は何もないが、施設を探し始める前の家族には、施設の種類もよくわからないと思うので抜き書きする。(青字部分のみ)

場所にもよると思うが、すぐに入ることができる施設は、有料老人ホーム以外は、ほとんどないと思う。
どこも大勢の人が、入所の順番が来る日を待っている。

グループホームは、ある程度自立した生活ができる人たちが、共同生活を送るための場所。
車椅子で、かつ目の離せなかった母(当時は要介護4)は、あるグループホームでは、「対象外。特別養護老人ホームへ」と断られた。
受け入れてくれるグループホームに入ったが、圧迫骨折で動けなくなってからは、風呂に入ることが不可能になり、衛生状態の悪化を理由に退所を余儀なくされた。

特別養護老人ホーム(特養)には、寝たまま入浴できる装置がある。
しかし医療が必要になると入院せざるを得なくなる。
胃ろうの人、インシュリン注射が必要な人などの入所を断る所もある。
暴力をふるう人は、断られる。
一般的に何百人(都内では、千人を超すと聞いた。)もの待機者(入所待ちの人)がいる。
まだ入所を考えていない時から、多くの施設を見学して回って、複数に入所申し込みをしておいた方が良い。

老人保健施設(老健)も本来の目的から外れて、自宅介護の難しい人が、特養に入所できるのを待つ施設になりつつあると聞く。

以下、新聞記事のコピー。(青字部分)


<認知症の人が介護保険で利用できる主な施設>

 「グループホーム」(認知症対応型共同生活介護)

少人数の認知症の人が家庭的雰囲気の中で介護を受ける。
利用者負担(費用):月12万~20万円程度


 「特別養護老人ホーム」(特養)

主に重度の人が利用。亡くなるまでの利用になることが多い。個室タイプ、相部屋タイプで費用も違う。
月5万~15万程度


 「老人保健施設」(老健)

原則は、リハビリで家に戻ることを目指す施設。
月6万~16万程度


 「介護療養型医療施設」(老人病院)

慢性病などで長期療養が必要な人が入る。
月7万~17万程度


 「有料老人ホーム」(特定施設)

民間企業などが経営。入居金が数千万円などの高級タイプも。
月15万~30万程度


(注)利用者負担は目安。施設の場所や利用者の状態などによって異なる。
施設の費用は、「高齢者の住まいガイドブック」(高齢者住宅財団)などを参考に作成。
一部施設やサービスを除き、認知症以外の要介護者も利用できる。


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マツヨイグサ(待宵草)
原っぱに咲いている。

22日~26日、帰省します

その間、コメントやメールに短い返信はできますが、今まで通り、記事の更新はしませんのでご了承下さい。

今回も先月に引き続き、予定は、ほどんどありません。
特養側の希望により、特養の主治医を含めたスタッフとの話し合い、前の主治医への相談くらいです。

ある銀行の母の定期預金が満期になるので、特養まで来てもらって、私の立ち会いで手続きをしようと思ったのですが、満期日の1ヶ月以内でなければ手続きはできないと言われました。
ちなみに、母の状態には、大きな波があるので、調子の良い時に当たるまで繰り返し来てもらうことは可能かと質問したのですが、OKということでした。
すべての銀行が、そんな風に対応してくれるとは思いませんが・・。


先日、ある友人から「どうして毎月お墓参りに行くのか」と訊かれました。
長い間、帰省は、1年に1度でしたし、「帰省したらお墓参り」というのが習慣になっていたので、何となく行かないと落ち着かないんです。
大好きだった祖父母や曾祖母に顔を見せたいし、大事な法事の時、行けなかった亡き伯父にも申し訳なく感じていますし・・。
別に信仰からではなく、『せっかく帰省したんだから、ちょっと会いに行こう』という感じです。


関東は、突然、秋になり、夕べは秋の虫が鳴いていました。
その2日前の夜には(夜ですよ、夜)、熱帯夜の中でセミが鳴いていました。
今朝、散歩したら、萩の一輪目が咲いていました。
紫式部の実も、まだ緑ですが、たわわに付いていました。
異常な蒸し暑さの中で、私がヘロヘロになっている間に、虫や草花は、ちゃんと着々と次の準備をしていたんですね。
凄いなぁ。

では、明日、何か書けたらまた書きます。

みなさん、お元気でいらして下さいね。

しば

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フウセンカズラの花。
肉眼ではよくわからない位小さい。

噛むということ

母の毎回の食事は、おかゆ状の「刻み食」から一口食に変わった。
(追記:「一口食」と聞いて、普通食を一口大に切ったものだと思っていたが、実物を見てみると、グループホームで「刻み食」と呼ばれていたものよりも細かく刻まれた食事だったので驚いた。食事形態は、施設によって呼び方が異なる。)

「この頃、ご飯、おいしくなったよ。なんで?」
と母は、妹に訊いたという。
食欲も出て、以前よりずっと多くの量を食べているようだ。

以前、「誤嚥(ごえん)性肺炎を防ぐ」の記事の中のにあった。
「咀嚼(そしゃく)に使う筋肉は、使わないと2週間で約4割も力が落ちる。
1ヶ月で元の30%になる。
こうなると普通食は食べられず、離乳食のような食事になる。
柔らかい食事を続けると舌の筋肉も落ちる。
舌を動かせなくなり、中長期に影響する。」

母もあと少し遅ければ、普通の食事を食べる筋力を失っていたかも知れない。


誤嚥(ごえん)性肺炎は、唾液や食べ物が、誤って気道に入ることで起こる。
誤嚥性肺炎で入院すると多くの場合、医師から「胃ろう」(カテゴリの中の「胃ろう・嚥下障害」参照)を勧められる。
「胃ろう」とは、簡単な手術で胃に管を付け、流動食を口や鼻からではなく、胃に直接入れることだ。

しかしどんな人でも簡単に十分な栄養が摂れる「胃ろう」には、様々な問題点もある。

噛むことを重要視し、噛むためのリハビリに熱心に取り組む医療・福祉施設もある。
一度は、食べられなくなっても、リハビリの効果で回復し、また食べられるようになる人たちもいる。

2011年2月9日に放送されたためしてガッテン(噛むことの効果)の公式サイトには、以下のように書かれている。

(噛むことが)脳の中の「運動」や「感覚」をつかさどる部分や「記憶」や「思考」、そして「意欲」に関係する部分まで活性化させることがわかってきました。
1年間ほぼ寝たきりだった人が、(噛むことによって)歩けるまでに回復することがあるのも、噛むことで脳の広い範囲が活性化されることが関係していると考えられています。



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芙蓉(ふよう)

おすすめサイト「認知症フォーラム.com」

認知症の基本情報を得るのに良いサイトを探していたら、NHK、NHK厚生文化事業団、読売新聞社が主宰して全国で開かれている「認知症フォーラム」の公式サイトがありました。

先日もテレビで放送された「認知症フォーラム」の内容を記事でご紹介したところです。
周囲の人の接し方の工夫で、症状が良くなるという感動的な番組でした。

このサイトには、様々な基本的なQ&Aがあり、家族が初めて認知症になって困っている方々には、とても良いサイトだと思いました。

動画(放送されたフォーラムの内容だと思います。)も豊富。
動画検索もできます。
(ただフォーラム開催年に注意。年数が経つと治療状況などは変化します。)

情報量もかなり多いです。
認知症に付いてよく知っている人でも学ぶことがあります。

「フォーラム」という所をクリックすると過去の開催地とパネリストの名前と紹介文があり、それを読んで、興味のあるパネリストの動画を選んで見ることもできます。

これからの開催地も書いてあります。
(鹿児島、神奈川、長野、富山、鳥取、徳島となります。)


  おすすめサイト: 「認知症フォーラム.com


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オリーブの実
初めて見た。乾燥した土地に生える植物のはず。
この蒸し暑さ、辛くないのかなぁ・・。

「認知症を知る(医療編)」 日経新聞の特集記事から

2011年8月14日日本経済新聞に「認知症を知る(上)医療編」という一面記事が載った。
認知症についてあまり知らない読者に向けて書かれた基本的な情報。

今回は、その内容紹介の3回目(最後)。
文は、要約せず、所々抜き書きしている。

記事の中に、自宅介護に行き詰まって精神科病院に入院させ、落ち着いたという事例が出てくる。
去年の夏、母も一晩中大声を出し、横に付く介護者は、ほとんど睡眠時間が取れなかった。
私と父が毎晩交代で母の横で寝たが、父は、睡眠不足とストレスからすっかり人が変わったようになり、些細なことで激怒し怒鳴りまくっていた。

その時には、精神科病院に入院させるという選択があることに気が付かなかった。
そういう知識があるだけでも介護殺人や心中は、減るのではないだろうか。

家族、親族、知り合いに認知症を患った人がいないという人は、介護施設に入ることが、どれほど困難かということを知らない場合がある。
「母の介護が大変だ」と言えば、「老人ホームに入れたらいいじゃない」と言う。
「何百人も待っている」と言えば、「そうなの?!じゃ、一生入れないじゃないの」。
実際には、入所順位は、客観的点数で決まるので、重症化や介護者の状況などによって母のように突然入所できる。
深い闇の中、突然、蜘蛛の糸が、天上からするすると下りて来るかのようだ。

悲惨な話になってしまったけれど、認知症にも色々な種類があり、人により症状も様々だ。
落ち着いて穏やかな生活をしている人もたくさんいる。
母もだが、認知症になったからといって、突然、何もわからなくなる訳ではない。
病前の人格も喜怒哀楽も愛情も深いコミュニケーションも残されている。
介護には、笑いも発見も深いよろこびも感動も分かち合いも成長もある。


以下、青字部分が、記事からの抜き書き。


<悪化時には入院も>

89才の認知症の女性は、大声を出して騒ぐなどの症状が出、デイサービスを断られた。
グループホームや老人保健施設(老健)にも入ったが、すぐに退去を求められる。
家では夜中に何度もトイレに行き、排せつに失敗することもあって、介護者は眠れない状態。
限界だった。
そんなときに紹介されたのが、精神科病院への入院だった。
入院先は、埼玉県飯能市の飯能老年病センター。
ここは、精神科だけでなく内科も充実。

薬物療法のほかに、レクリエーション療法もあり、夜は眠れる日が多くなった。
大声も減った。
「母は、表情も穏やかになり、本当に助かった」と介護者(娘)は話す。
「家でも介護施設でも手に余ると感じたら、がんばり過ぎる前に相談してほしい」飯能老年病センター副院長。

入院も公的医療保険が使える。
このため長く入院する患者の負担は、食費、おむつ代などを合わせて月10万~20万程度が目安のようだ。

しかし今、「退院できるにもかかわらず精神科病院に長期入院を続ける認知症患者の増加が問題となりつつある」(厚労省)。
背景には、いったん激しい症状が出た人を介護施設で受け入れてくれないなどの事情がある。

地域の介護施設の質の向上、相談支援体制の充実、別の病気を併せ持った認知症患者の医療・介護体制の整備などが求められている。

<進む予防治療技術>

7月にパリで開いた国際アルツハイマー病学会での話題の中心は「発症する前の段階での治療」。
アルツハイマーの原因となる脳内の物質アミロイドの生成を押さえる薬(ワクチン)を投与することが考えられ、開発競争が起こっている。
順天堂大大学院で認知症診断・予防・治療学を担う田平武教授は「近い将来、60歳ぐらいで予防治療を実施すれば、90歳ぐらいまで生きても病気にならないような技術ができている可能性は十分ある」と語る。

しかし今の時点での予防は大切。
「適度な運動」「バランスのよい食事」「ストレスの削減」といった生活態度は認知症にもよいそうだ。
高血圧などの生活習慣病対策とも重なる。


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ひまわり

認知症の診断(基本) 日経新聞の特集記事から

2011年8月14日日本経済新聞に「認知症を知る(上)医療編」という一面記事が載った。
認知症についてあまり知らない読者に向けて書かれた基本的な情報だ。

今回は、その内容紹介の2回目。
文は、ほぼ原文通りで、所々抜き書きしている。
これを読んで、まず私が、思ったことを先に3つ記述する。

1. 画像診断の精度は、100%ではない。
別な言い方をすれば、画像で異常が見つからないタイプの認知症患者がいる。
母は、去年の春、「CTで異常はないので認知症ではない」と言われた。
同じ話は、人からも何度か聞いたことがある。

家族は、様々な症状に困り果て、抱え切れない程の不安を抱えて、すがる思いで専門医を訪ねるのに「脳の萎縮は歳相応です。正常です」と断言されてしまう。
正常ではないから、受診拒否をする家族を説得し、必死で受診したのに・・・。

「家族がおかしいと思えば、その人は、認知症ですよ。それは医師より正確です」
これは、母の前の主治医が言った言葉だ。私は、これが真理だと思う。

2. 新薬のことも書かれていた。
しかし、以前このブログでも書いたので、詳細は、こちらを。
アリセプトや新薬は、進行を遅らせる効果があるが、完治はしない(治ることはない)。

3. 認知症は、人格や頭の良さや生き方に関係なく誰でも患う病気だ。
どんなに素晴らしい人格を持った人でも、どんなに立派な仕事を成してきた人でも、認知症になる。
今、これを読んでいる貴方もあなたの大切な人も、もちろん私も、近い将来、若年性アルツハイマーになる可能性がないとは、誰にも言えない。
まして老いが進めば、認知症になって何の不思議もない。
認知症は、がんと同じ、いつ誰の身に起こってもおかしくない多くの病気の内の1つに過ぎない。
特別な病気ではない。

以下、青字部分が、日経新聞の抜き書き。(全文掲載ではない。)



  認知症を知る(上)医療編 症状多様、早期受診を
 
<患者は300万人超か>

「嫁が私の物をとる」と言う、まだ元気な70代女性。
医師が認知症を疑って専門病院の受診を勧めるが「私はぼけていない」と拒否。
家族の説得で病院に行き、認知症と診断。
けんかしても仕方ない、本人だって不安なのだとわかった嫁は、義母の話を否定せず、よく聞くように。
すると義母と嫁の仲も改善。
この患者の場合は、薬ものまないままで穏やかな状態が続いているという。

「認知症は家族など周りの人の接し方が大切。
家族にきちんと認識してもらうためにも、認知症の中でもどのタイプなのかを知るためにも、早期に専門医の診断を受けるべきだ」
と埼玉県秩父市の健生堂医院の奥野暁子医師は話す。
一度きちんとした診断を受けておけば、後は普段の掛かり付け医でも管理しやすい。

厚生労働省は認知症の医療体制を整備するため、一定基準を満たした各地の精神科病院などを「認知症疾患医療センター」と認定している。
開業医などが疑わしい患者を診たときは、最寄りのセンターへ紹介する流れをつくりたい考えだ。

では専門機関では、どう診断するのか。
基本的には、複数の知能機能検査や家族などの情報から判断する。
コンピューター断層撮影装置(CT)などの画像診断も併用。
初期の人ほど画像診断が必要になるという。
(診断や治療は健康保険など公的保険が使える。)

診断後は、「まず家族に落ち着いてもらう。家族が落ち着けば患者も落ち着くことが多い」と秩父中央病院の黒沢尚医師。

早期受診の重要性は高まるばかりだが、家族が「うちの親に限ってそんなことはない」などと、なかなか理解しないことも多い。
奥野医師は「長生きすれば通る道。偏見を持たずにおかしいと思ったら早めに手を上げよう」とアドバイスしている。


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デュランタ・タカラヅカ
こんな花の房が無数に付いている姿は、華やか。

レビー小体型認知症の介護者向け勉強会

(追記:今朝書いた記事を同日夜に書き直しました。)

ブログ読者の友人から聞きました。
世田谷区では、レビーの介護家族(区民限定)向けの勉強会があるそうです。
羨ましいなぁと思います。
第一線で活躍されていらっしゃる先生方には、(ご多忙を極めていらっしゃるとは思いますが)是非、全国に向け情報を発信して頂きたいと切に願います。

勉強会の講師の織茂智之医師は、<「パーキンソン病」「レビー小体型認知症」がわかるQAブック―原因のレビー小体は全身に>という本を今年の6月に小阪 憲司医師(レビー小体型認知症の発見者)と共著で出版しています。

織茂 智之氏のデータ(amazonからのコピー)
関東中央病院神経内科部長。1956年生まれ。
東京医科歯科大学神経内科、都立広尾病院循環器科、関東逓信病院神経内科などを経て、現在に至る。
1995年以降の一連の研究にて、レビー小体病において心臓のMIBG集積が低下することを明らかにした。
現在は、レビー小体病の心臓交感神経変性のメカニズムの解明、ならびにレビー小体型認知症の診断基準におけるMIBG集積低下の重要性の啓発などに力をそそいでいる。
「平成11年度上田記念心臓財団賞」「平成19年度日本神経学会楢林賞」「平成20年度東京都医師会医学研究賞」「平成20年度信州大学同窓会(松医会)賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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グラジオラス(そう見えませんが)

認知症の症状(基本) 日経新聞の特集記事から

2011年8月14日日本経済新聞に「認知症を知る(上)医療編」という一面記事が載った。
何回かに分けて、記事内容を紹介したい。

認知症に関して「広く理解が進んでいるとは言い難い」現状を受けて、「どこでどんな治療や介護を受け、周りの人や地域はどう支えていけばよいのか。2週にわたって基本を探る。」と記事の冒頭にある。

基本的なことだが、広く一般に知られていないことの1つに「認知症の症状」がある。

症状には、2種類がある。

 「中核症状」 脳の変化によって起こる。認知症の種類によって出る順番が異なる。
 「周辺症状」 本人が精神的に安定していれば目立つことが少ない。
 (BPSD)  (以前は「問題行動」「異常行動」などと呼ばれた。)

レビー小体型認知症でパーキンソン症状が強く出た母は、重症化するまで(下記の記事に書かれた)記憶障害も見当識障害も目立たなかった。(理解・判断力障害と実行機能障害は、強く出ていた。)
そのために家族は、重症化するまで(去年の春まで)認知症を疑わなかった。

私を含め、多くの人は、「認知症=物忘れ」と思っている(或は、「いた」)が、ピック病(前頭側頭葉変性症)も初期には記憶障害が目立たないと言われている。

認知症といっても種類、原因はとても多く、症状も治療法も大きく異なる。
さらに厄介なのは、認知症症状が出る複数の病気を合併している場合もあることだ。
(最初から合併している場合もあれば、途中から脳の中で変化が起こり、他の病気を合併することもある。)

薬に対して過敏な(副作用が激しく出る)レビー小体型認知症では、医師から処方された(多過ぎる)アリセプトを飲んで、徘徊(はいかい)、興奮(錯乱状態)、暴言・暴力が始まる人がいる。
(そういうことが、まったく起こらない人もいる。
適量ならば良い効果が出るが、レビーの適量は、アルツハイマーの適量とは異なる。)

その事実が、医師の間で浸透しているとは、とても言えないのが現実だ。
だから家族は、薬についても学び、患者を守らなければいけない。

(ここまでの文責は、このブログを書いている「しば」。
医療関係者ではないが、この1年半程の間、必死で情報を収集して学んだことを書いた。)


以下、日経新聞記事からのコピー。

 ・・・認知症の症状・・・

<脳の細胞の死滅など>  アルツハイマー型=脳に異常物質がたまる。
             脳血管性=脳梗塞や脳出血などで起こる。
↓            このほか様々な原因がある。

<中核症状>

記憶障害  新しい事が記憶できない。さっき聞いたことも思い出せない。
見当識障害 時間、日時、季節、場所の感覚が薄れ、自分の歳がわからなくなる。
理解・判断力障害 考えるスピードが遅くなったり、ささいな変化で混乱したりする。
実行機能障害 計画を立てて物事を進めることができなくなり、献立を立てて買い物をし
       料理を作ることなどは困難に。
↓ 
↓ ←<本人の性格、置かれた環境、心理状況によっては>

<周辺症状(BPSD)>

うつ状態、徘徊(はいかい)、興奮、暴力、不潔行為(弄便)、幻覚妄想など
(夜起き出してうろうろしたり、興奮して錯乱状態になったりするなどの「せん妄」は
からだの病気で引き起こされることもあるので注意が必要。脱水で起こることも。)

(認知症サポーター養成講座標準教材などを基に作成。)
2011年8月14日 日本経済新聞(p.11 )より


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ポドラネア・リカソリニアでした。
(ピンクノウゼンカズラ)
背の高い植物。固まりになって花が付く。

訪問リハビリを受けられる!(2)

何かが起こっている、と思う。

父は、勿論うるさい。黙らせるためには、従うのが一番楽だろうと思う。

けれどもそれだけではない気がする。
「末期で、寝たきりで、先の短い人」という認識から「何かわからない潜在能力がまだ残っていて、”末期で寝たきり”とは、明らかに違う」という見方に変わったのだと思う。

妹が、母の寝返りを見たように、「えっ?!○○さん、こんなことができたの~?!」と職員がびっくりするようなことを、母は、何度もやっているのではないだろうか。
まともな返事などまったく期待せずに話かけた言葉に、認知症でない人のように、ごく普通に答えているのではないだろうか。
(私が7月に帰省した時も私と正常に会話できる時はあったが、主治医や職員の話からは、それを知っているとは思えなかった。)

良かったと思う。本当に良かったと思う。
人間関係は、どの世界でも同じだが、1度ネガティブなレッテルを貼られてしまうと悪循環が起こる。
7月。母が、明るく社交的で思いやりのある人だと受け止めている人は、いないように思えた。
周りの目が変われば、母の良い面も出てくるだろう。
良い循環が始まる。


正直言って、先月の帰省以来『疲れた』と思っていた。
この猛暑と熱帯夜のせいもあるのだろう。
特養との間の関係を修復し、家族の希望を理解してもらうためには、どうすればいいかと、暑さで動かない頭を振り絞って考え続けている自分が、とても嫌らしい人間に思えて、げんなりしていた。
自分はもっとシンプルで、大抵のことは受け入れ、利益のために策を練ったりする人間ではないと思っていたのに・・。

シンプルそのものの父が、母の中に残っているものが、状況を打破した。
私が守っていると思っていた両親に、私は、守られている。


写真
夕べ見た月下美人。(多肉植物らしい)
夕方からゆっくり開いていき、それに連れ、香りも強まる。
これは午後9時。さらに時間が経つと、もっと開くらしい。

訪問リハビリを受けられる!(1)

父から弾んだ声で電話が入る。

「リハビリな!。今日行ったら、責任者っていうのが、”来月から来てもらうことが決まりました”って、そう言ったぞ!
毎日言ってやったからなぁ・・。別に怒って言った訳じゃないぞ。前のとこ(グループホーム)は、週3回マッサージに来てくれて、お母さん、それを楽しみにしてたって、生き甲斐にしてたって、毎日誰にでも言ってやった。
マッサージしてもらえば、あの足だって伸びるだろ。お母さんだって、気持ちいいだろ。少しは気も紛れるだろ」

「食事もなぁ。普通の飯(食事)を実験的にやってみるって言ってたぞ。俺もそれでいいって言ったんだ。食わしてみて、ダメなら止めてくれりゃいいって言ったんだ。
俺は、食えると思うんだ。あんなグチャグチャ(刻み食)だから、お母さん、嫌がって食べんけど、普通の飯ならもっとたくさん食えると思うんだ。前のとこで、いつも全部食ったって言ってただろ?」


確認のためにすぐに妹に連絡すると、相談員の○○さんから電話をもらったという。
父があまりにも熱心に毎日言い続けるので、
「ご家族の要望になるべく添いたいと思います」

訪問リハビリは、週2回。熱心なスタッフのようだ。
寝たきりで入所した人が、訪問リハビリで歩けるようになった例があると言ったという。


訪問リハビリのことは、私は完全に諦めていた。
特養付きの主治医が必要と認めた10人しか保険で受けられないと言われた。
(完全自費なら自由に受けられるが、かなり費用がかかる。)
「パーキンソンの末期です。どんどん悪くなっても良くなることはありません。薬もありませんし、もう手立てはありません」
と断言した主治医が、母を10人の中に入れる可能性は、ゼロだと思った。

食事のことは、この3週間ずっと考え続けていた。
『母は、今ならまだ食べられるのはないか?おにぎりを問題なく食べているのだから』
『刻み食をひどく嫌う母が、このまま小食でいたら、どんどん弱ってしまう・・』

次回の帰省の時に、何気なく職員に言ってみようと思っていた。
ただどう伝えれば良いのか、わからなかった。
看護師から言われた「窒息の危険」を覚悟でと言えば、「それなら3食、ご家族が必ず付いて見守りをして下さい」と言われるのではないかと思った。
「窒息死も覚悟の上」と家族が言ったところで、特養の負う責任が消える訳ではない。

(2)に続く。

P1030009.jpg
アメリカン・ブルーと呼ばれる園芸用の花。
盛夏に涼しげな花をたくさん付ける。

母,寝返りを打つ

母は、7月25日から調子の良い日が1週間ほど続いた。
毎日父から嬉しそうな電話が入った。
「ほとんど正常だぞ!帰る時、”ご苦労様”って言うぞ!そう言う時は、調子がいいんだ!」

半信半疑で母を訪ねた妹も驚いていた。
言うことの80%くらいは正常だったという。

妹が促してみると、母は、苦労しながらも自分で体の向きを180度変えることができた。
母が寝返りを打てなくなってからもう1年以上過ぎている。
特別養護老人ホーム(特養)では、クッションで常に体を固定され、褥瘡(じょくそう。床ずれ)予防のため、時間毎に向きを変えてもらっている。
妹が支えるとベッドに腰掛けて30秒ほど座位も取れたという。

母には、まだ誰にもわからない力(能力)が残っている。

なぜそんなことが起こったのかと考えたとき、それ以前と異なると考えられることは、2つ。
1. サプリメント(健康食品)の「フェルガードハーフ」を再開した。
2. 介護計画で、職員の声かけやスキンシップを増やすという目標が立てられた。
  (実際にどの程度増えたのかは、わからない。)

しかし次に妹が行った時には、母は恐ろしく不機嫌で、職員に喧嘩をふっかけていたという。
妹は、調子が良かったのは、ただの偶然に過ぎないと言う。

その後も母の状態には、大きな波がある。
しかし毎日訪ねる父の話から考えると、以前より調子の良い時が多い気がする。

こういう時、遠距離に居ると自分の目で日々の症状の変化を確かめられない。
特養に電話をして訊くという方法もあるが、誤解のある今は、控えている。

実際の母を見ていない私には何とも言えないけれど、調子の良い日が1日でも増えたのなら、それだけで万歳したい気分だ。


P1030111.jpg
2mほどの木に小さな花がたくさん付いていた。
デュランタ・タカラヅカだそうです。
宝塚ですか・・。
母が若い頃、宝塚歌劇に夢中だったと聞いています。
「ベルバラ」を見に連れて行ってくれたことがあります。





意識がないように見える人に話しかける

最近読んだ「寄る辺なき時代の希望」(田口ランディ著。ノンフィクション)。
その中に脳出血で倒れ、医師から「絶対に意識が戻ることはありえない」と言われた母親と著者のコミュニケーションの話が出てくる。
著者が、手を握って話しかけると、その手をかすかに握り返し、「母は母らしい顔面神経の歪みを見せて笑った」という。
「まぎれもなく母だ。私にはわかる。意識がある。信じられなかった。」と書かれている。

似た話は、今まで何度か読んだり、人から聞いたりしてきた。
柳田邦男の「犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日」にもあった。
脳死のはずの息子さんが、柳田氏の見舞いに反応する。
目に見えないほどの微かな変化が、柳田氏には「確かにわかる」ということが書かれていた。


私の知る複数の特別養護老人ホーム(特養。1つでは、短い期間だったが、働いていた。)では、コミュニケーションの手段を失ったように見える利用者に話しかける職員を目にしたことはなかった。
オムツをかえる時も風呂に入れる時も胃ろうで食事を入れる時も誰も一言も発せず仕事をしていた。
(勿論、たまたま私が見た時だけがそうだったのかも知れない。)

それを批判しようとは思わない。

けれども話しかけた方が、職員自身が楽ではないかと考えてしまう。
何もわからなくなった人の世話をするのは、誰でも辛い。
この人には、何をしても何もわからないのだと思いながら、黙って世話をしていたら、私なら、その人が「個性ある1人の人間」だとは思えなくなってしまう気がする。
「物」となった人の世話は、人を虚しくさせる作業ではないだろうか。

聞こえても聞こえなくても「○○さん、おはようございます」と笑顔で挨拶し、「お風呂に行きましょうね」と声をかける方が、世話している職員自身が、より楽しくはないだろうか。
10回に1回、或は、100回に1回、声が届き、反応はできないけれど、喜んでいらっしゃると考える方が、精神的にずっと楽ではないだろうか。


昔、ワシントンDCのホスピスでボランティアをした時、スタッフの誰もが、そうした患者さんに、笑顔で話しかけることに、私自身、とても驚いた。
そしてもっと驚いたことは、それが聞こえていると知ったことだ。
入院以来、1度も何の反応のなかった患者さんが、ある日突然返事をしたり、微笑んだり、話し始めて、私は何度も飛び上がった。
「米国ホスピス・ボランティア体験記」40章)

人は死ぬまで聴覚は残っているとよく言われる。
私の家族が、意識のないようにしか見えない状態になった時、接する職員や看護師が、声をかけて下さっていたら心の底から嬉しい。

*関連記事:「昏睡状態にある人とのコミュニケーションの仕方」(コーマ・ワーク)

P1030169.jpg
イワダレソウ(岩垂草)だそうです。
肉眼ではよくわからないくらい小さな花。
グラウンドカバーによく使われるそうです。

認知症を患う人への田口ランディのまなざし

「寄る辺なき時代の希望 副題:人は死ぬのになぜ生きるのか」(田口ランディ著 春秋社 2006年発行)を興味深く読んだ。

第一章「老いという希望」には、2003年頃から複数のグループホームに(取材、或は、自分の興味で)通うようになった田口ランディの認知症を患った人への感動や鋭い観察が綴られている。

ひきこもりの末に孤独死したお兄さんの話、突然倒れて植物人間のようになって亡くなったお母さんの話、激しい気性のお父さんの話、2005年にスウェーデンの老人福祉施設を訪ねた話を混ぜながら、認知症を患うことの意味、人間が生きることの意味を追求している。

印象的な文章は、数多くある。
下の引用(青字部分)は、主にアルツハイマーの利用者さんのことを言っていると思うが、レビー小体型認知症にも当てはまる部分があり、身につまされる指摘だ。

(「痴呆症」は、現在は、「認知症」と呼び名が変わっているが、著者がこれを書いた当時は、一般的な名称だったので、そのまま使用していると書かれている。)



(略)
ご家族にとっては、桜餅は大切な思い出なのだろう。でも、このお年寄りの中から、そのような記憶は消えてしまっている。それは病気なのだ。本人のせいではない。
 
痴呆の方は、覚えていないことを責められるととても罪悪感を感じてしまう。彼らは脳の病気だが、心の病気ではない。ただ記憶できないだけなのだ。理性も、思いやりも、自尊心も、発病する前と変わらない。でも、そのことをご家族は理解できない。いや、たぶん、私だって家族の当事者なら理解できないだろう。理解できないというか、理解したくないんだと思う。元の状態に戻ってほしい。そう願ってしまう家族の気持ち、それを責めることはできない。

「おばあちゃんは変わってしまった」「あんなにちゃんとしたおじいちゃんだったのに」、そう呟いて落胆して帰られる家族の方も多い。

ご家族が落胆して去っていくと、後になってからご老人はどっと落ち込む。自分がどうやら悪いことをしでかした・・・と感じるのだ。時として痴呆症状が進む場合もある。誰よりもどまどい、混乱しているのはご本人なのだが、それが周りからは理解できない。すべてを忘れてケロッとしているように見えてしまう。混乱のなかで必死に取り繕っていることを、察することができない。

「寄る辺なき時代の希望」P.30~31より

P1030065.jpg
グズマニア(アナナスの1種)だそうです。
ネットに「高級観葉植物」と書いてありました。
花に高級とか低級とかあるんですかぁ?!

父の無理な要望・理解できない認識

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新聞記事「脳の老化・若返り、たんぱく質が調節」

今朝の日経新聞朝刊に脳の老化と若返りを調節する「ウィント3」という物質が発見されたと書かれていた。
そのたんぱく質は、継続的な運動により「大量に増える」という。

今までも継続的な運動が、認知症やうつ病に効果があるようだということは、盛んに言われてきた。
けれどもその科学的なメカニズムは、不明だった。

私も2年数ヶ月前に、慢性化していたうつ病が治るのではないかと思ってスロージョギングを始めた。
確かに効果を実感した。
頭も体もすっきり軽くなり、気分も爽快になる。
走り始めて7ヶ月後、長年飲んできた抗うつ剤も止められた。

けれども「継続」が、難しい。
寒い日、暑い日は、する気にならない。
体や心が疲れている時もできない。
去年、母の病状が急激に悪化してからは、運動らしい運動は、ほとんどしていない。

脳の健康(認知症・うつ病予防)を保つためには、やはり努力しなければ・・と今朝、あらためて強く思った。



以下、日本経済新聞WEB版からのコピー。(青字部分)


  <脳の老化・若返り、たんぱく質が調節 >
  
 (2011年8月8日 22:31ネット上に掲載。朝刊は8月9日)

産業技術総合研究所は8日、脳の老化と若返りを調節するたんぱく質をマウスの実験で発見したと発表した。記憶などにかかわる海馬で新しい神経が作られるのを、このたんぱく質が促進しており、若いマウスでは量が多く、老齢では少なかった。運動によって増えることもわかった。アルツハイマー病やうつ病の治療に役立つ可能性があるという。

筑波大との共同研究成果で、米国の実験生物学の科学誌「FASEBジャーナル」に論文が掲載された。

たんぱく質は「ウィント3」。海馬の中で神経の元になる神経幹細胞と隣接するアストロサイト細胞が分泌する。細胞培養実験で調べると、老齢マウスの細胞のウィント3生産能力は若齢の30分の1程度に減っていた。

マウスに1日20分のランニングを2週間させると、ウィント3の生産が大幅に増え、幹細胞が活性化され新しく生まれる神経細胞が増えた。運動の効果の仕組み解明が進んだほか、ウィント3を増やす物質を見つければ神経疾患の新薬開発につながると期待している。

P1030042.jpg
アベリアだそうです。
大正時代に渡来した園芸植物で、日本名「ハナゾノツクバネウツギ」

レビーの必見セミナー (英語動画)

今まで何度もご紹介している「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会のブログ」

今日、見たらYouTubeにあったという映像(英語動画)が2つありました。
1つは、家族が撮ったレビー患者さんの映像。
パーキンソン症状の出た体の動きがわかります。

もう1つは、セミナーの映像。
両方共、英語で、字幕はないのですが、日本語の解説付き。
必見です。(特にセミナー)

レビーの症状(歩行があやうくなって転ぶ。幻視が妄想になる等)や問題点(誤診されやすい。薬の副作用が過剰に出て動けなくなる等)を短時間に、わかりやすく見事に説明しています。

その中で、レビー患者が、実際にどうなるかを繰り返し演技で示します。
それが、プロの役者かと思う程、リアル。
歩き方に始まり、幻視を見た反応、それが妄想になる様子など、「そのもの」です。
母も興奮すると本当にあんな風になりました。

国が違っても幻視で見えるもの(生き物、子供、人)やそこから起こる妄想、それに対する反応は、一緒なんだなぁと見入ってしまいました。
誤診されたり、効かないならと薬の量を増やされて廃人にされてしまうというのも同じで、日本だけの問題じゃないんだと、今頃になって知りました。

すべての人に見て頂きたいです。
特に、すべての医師(眼科医でも整形外科医でも)に見て頂きたいと心から思いました。


P1030084.jpg
初雪草だそうです。
おぉ、この暑さの中で・・。




夢を見た。

人がたくさん歩いている広い場所で、母が歩いているのを見つける。
「お母さん!歩けるの?!」
「歩けるよ。でも(歩くと)、○○(兄)が心配するんだよね・・」
独り言のようにつぶやきながら、母は、私の顔も見ず、真っすぐ歩いて行く。
少し体が傾いているが、とても早足だ。
私は、付いて行こうと懸命に歩く。
しかし気が付くと母は、人混みの中に消えてしまう。
「お母さーん!お母さーん!」

叫んでいるところで目が覚めた。


P1030139.jpg
近所の公園。3月11日から閉鎖されたまま。
(私の別のブログに関東の震災被害写真を載せています。)

高齢者ソフト食とは

施設の「刻み食」と「ソフト食」について以前書いた時、非公開コメントで良い情報が寄せられました。

北海道の特別養護老人ホーム 渓樹園のサイト(高齢者ソフト食導入への道のり)です。

聞き慣れない言葉で、中々イメージしにくかったのですが、この「ソフト食の写真」を見ると、思わず感動します。

繰り返し書きますが、私の見た安全で正しい「刻み食」というのは、色々な色の混じった大粒の固めのお粥のようなものです。
何という料理を粉々に砕いたものなのか、食材は何なのかは、見た目からは、まったく想像ができません。

初めて「食べろ」と出されたら、ギョッとして、口に入れるのにかなり勇気が要るものです。
(人間は、見たことのないもの、何だかまったくわからないものは、平気で食べられません。)
荒っぽい言い方ですが、自分なら「残りの一生をこれを食べて生きる」のと「普通の食事を食べて、もしかしたら窒息死する」のどちらを選ぶかわかりません。(まだ普通の食事を飲み込めるという条件下で、です。)

この写真を載せているサイトは、高齢化と共に、「食べるための身体機能はどう変化し、どういう症状が現れるのか」をわかりやすく説明しています。

「きざみ食」と「高齢者ソフト食」のメリットとデメリットも理解を深めるのに役に立ちます。


P1030099.jpg
ちょっとピントがずれていますが、これが
千利休の孫が愛したという宗旦むくげです。
むくげは、韓国の国花。
英名は、シャロンのバラ( rose of Sharon)。

特養との間の誤解 主治医は誰に?

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新聞記事「電気治療,アルツハイマーにも有効」

2011年8月4日の日本経済新聞に掲載。見出しは、
<うつ病に使う電気治療、アルツハイマーにも有効 マウスの実験で効果>。

ここでいう「電気治療/電気刺激療法」とは、「電気痙攣(けいれん)療法」と呼ばれている(いた?)ものだと思う。
「頭部に100ボルトの電圧を与えて痙攣(けいれん)させることで、理由はわからないが、なぜかうつ病などの精神疾患に効く」と10年程前に放送大学で学んだ。
しかしその後、「修正型電気けいれん療法」(全身麻酔と筋弛緩剤を使用。)では、苦痛なく効果的に治療できると書かれたものを何度か目にした。

とはいっても、電気ショックで痙攣(けいれん)させるというこの治療に対するイメージは、一般的に非常に悪いのではないだろうか。
本当に安全で優れた治療ならば、まずこうした負のイメージを完全に払拭することが必要だと思う。


日経ウェブ版では、2011年8月3日21時57分掲載。
以下、青字部分は、ウェブ版からのコピー。


  <うつ病に使う電気治療、アルツハイマーにも有効 マウスの実験で効果>

 重症のうつ病患者らの治療に使われる電気刺激療法が、アルツハイマー病にも有効であるとするマウスの実験結果を、加藤伸郎金沢医大教授と国立病院機構宇多野病院(京都市)の山本兼司医師らのチームが、3日付の米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに発表した。

 病気の進行を遅らせることに主眼を置いた現在の治療薬とは異なり、アルツハイマー病の主な原因物質のタンパク質「ベータアミロイド」の作用を直接抑えるのが特長という。

 研究チームは、細胞の内外を出入りする複数のイオンの通り道のうち、細胞を死滅から守るカリウムイオンの通り道が、ベータアミロイドの影響で必要な時に開けなくなっている現象に注目。

 ベータアミロイドが細胞内にたまるよう遺伝子改変したマウスの耳に電極を付け、電気刺激を与えたところ、通り道が開きやすくなる別のタンパク質が発現。道が開くようになったといい、細胞の死滅を防ぐことができると考えられる。

 将来の人への応用の可能性について加藤教授は「細胞の死滅が進んでいない初期のアルツハイマー病患者への適用が有望だが、倫理的な手続きを慎重に進める必要がある」と話している。〔共同〕



追記:非公開コメントの指摘により、一部訂正。(8月4日9:20am)
   (映画「カッコーの巣の上で」の主人公ジャックニコルソンが廃人にされたのは、
   電気ショックではなく、ロボトミー手術でした。
   ウィキペディアにも誤った情報が掲載されていました。)

P1030054.jpg
リンドウ

父の特養への要望 「富士山に連れて行く」

その後、父は父で、特養にとって「扱いの難しい人」になっている。

「なぁ、あそこ(特養)に何か言う時は、誰に言えばいいんだ?」
父が電話で訊いてきた時、何度も説明した。
「事務所にいる相談員の○○さん(男性)。それ以外の人はダメだよ」

父があれこれ言うのは迷惑だとはわかっているが、何を言っても父を止めることはできない。
相談員の○○さんは、優秀な人だと思うので、父の訳のわからない要望にも上手く対応してもらえると信じていた。
(実際そうなっている。)
万一、父が突然怒り、大声を張り上げたとしても(父の声は人より大きい。)男性職員相手なら、相手への精神的ダメージも小さいだろうと思う。
(父は、家族にも人にも暴力は決して振るわない人だが、激怒すると、今にも拳が飛んできそうな迫力がある。そんな恐れを女性職員に抱かせるのは、とても辛い。)

父は、様々なことを要望し続けているが、最初は、こうだった。

 外出させたい。2人で富士山までドライブに行く。

相談員の○○さんは、丁寧に、しかしきっぱりと断った。
福祉タクシー(車いすやストレッチャーに乗ったまま乗車できる。)を利用すれば外出もできるが、それでも遠出は、危険も伴い無理だと。

私はといえば、ただただ驚いて、言葉もなかった。
母が、大好きな富士山に行きたいと言ったのだろうか。
恐らくそうだろう。

父は、母が急変した時(2010年3月)からずっと、母が「こうしたい」と言えば、どんなことでもその通りにしようとした。
母が「薬を捨てて」と言えば、捨て、「家で暮らしたい」と言えば、自宅介護をしようと、今でも思っている。

特養付きの主治医から「末期です」と言われたことは、父には伝えていない。
(私自身、今は、まだ末期だとは思っていない。)
「お父さんは、どんどん良くなるって言ってるよ」
という母の言葉通り、父は、母の回復を信じて疑っていないようだ。


P1030073.jpg
アンセリウム。
今日が誕生日の友人が好きな花。


アリセプト10mgから1mgに戻してもらう

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「ソフト食」おすすめサイトと栄養ケア専門誌

「刻み食」を調べていて初めて知った「ソフト食」。
見た目も味も劣る「刻み食」から、「ソフト食」に変える施設や病院も出てきているようです。

飲み込みが難しくなった人(嚥下障害のある人)にも食べやすい、しかも食べ物の形をしていて、ちゃんと美味しそうに見えるというのがソフト食だそうです。
(刻み食は、残念ながら見ただけでは何なのかがわからない食事です。)

自宅介護で、食事作りに苦労している方から良い情報を頂きました。


高齢者ソフト食の普及に尽力している黒田留美子さんの公式サイトです。

サイトには、<楽しく、美味しく、安全に。 食べることは「生きる喜び」です>と書かれています。
ソフト食の詳しい説明、レシピやレシピ本、全国でのセミナーの予定などが掲載されています。

これを自宅で「毎食作らなければならない!」というと、辛くなると思うんですが、ちょっと参考にして、工夫に取り入れるというのは・・?
それにしても、食べることが難しい家族のために料理をするというのは、本当に言葉には尽くせないご苦労があるのだろうと想像します。頭が下がります。



管理栄養士・栄養士向け雑誌「ヘルスケア・レストラン」も面白くて役に立つそうです。

「保健・医療・福祉分野の栄養ケア( 食事で病気を予防し、治療効果をあげる。)に対応する能力を身に付けるための情報を多方面から満載している」と書かれています。

◆ 毎月20日発行◆ A4判 88ページ◆ 定価:1,100円
最新(8月)号の特集:高齢者の食べる意欲を高める/食卓でのリハビリテーション


P1020855.jpg
ちょっとブレてますが6月に撮ったもの。
ヤマモモだそうです。
美味しそうだなぁっと思ったんですが、
やっぱり食べられますか~♪
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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