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早期からレビー小体型を疑って注意深い治療を

ながみつクリニック(山口県防府市)の 長光勉院長が医師向けに書かれた論文をご本人から見せて頂きました。とても重要なことですので、ご本人の許可を得て、一部を抜粋し、一部を一般向けの言葉に書きかえて掲載させて頂きます。
…………………………………………………………………………………………………………

レビー小体型認知症は、初期には正しく診断されず、苦しむ患者が、依然として多い。
パーキンソン病と誤診されると パーキンソン治療薬によってさらなる幻視に苦しみ、
集中力低下うつ症状うつ病と誤診されると、抗うつ剤でさらに悪化
幻視などから統合失調症老人性精神病と誤診されることもある。

<早期からレビー小体型認知症を疑って対処するメリット>
抗認知症薬による改善や進行を遅らせることが期待できる。
薬剤過敏を持つ患者にも細やかな適量薬剤治療ができる。
パーキンソン症状自律神経症状への生活指導や薬物治療による対策が可能となる。

レビー小体型認知症は、記憶障害が出る(平均)約9年前から便秘臭覚障害が出る。
うつも平均4.8年前から出る。汗や唾液が多いなどの症状も。

レム睡眠行動異常症(障害)は、レビー小体型認知症の早期診断に重要な症状。これがあれば、便秘、臭覚低下、唾液の多さ、立ちくらみ失神などを確認することは重要。

幻視は、パーキンソン病の治療薬の副作用でも起こるが、原因となる薬剤を中断しても幻覚がなくならないのがレビー小体型認知症の特徴。

レビー小体型認知症では、半数近くの患者に薬剤過敏性があるという報告がある。
うつに対しても通常量ではかえって悪化し、増量や他剤の追加でさらに不調となる例も多く、少量の薬剤短期間治療するなどの工夫が必要。

レビー小体型認知症の患者は、診断基準を満たさない初期から生活に支障をきたし苦しんでいる。確定診断に至る前から「レビー小体型認知症かも」という視点を持って治療することが医師に求められる


高齢者と薬の副作用について解説(竹内和彦氏)認知症アシストフォーラム

<関連記事>
レビー小体型認知症の「薬に弱くなる特徴」(薬剤過敏性)とは
レビー小体型だけでなく全ての高齢者が気をつけるべき薬一覧
レビー小体型認知症へのアリセプト処方で起こりやすい副作用(製薬会社発表)
薬の副作用で起こる症状とは、具体的にどんなものなのか?

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「若年性認知症4万人 早期発見の課題」(NHKの放送)

追記:コメント欄をお読み下さい。 次の記事は、19日中にアップします。
………………………………………………………………………………………………

2015年4月10日 NHK「特報首都圏」で放送された番組を見ました。
「認知症だと気づかない〜若年性認知症4万人 早期発見の課題〜」

内容を抜粋してご紹介すると
●若年性認知症は、初期症状から認知症とは気づきにくい→発見が遅れる
働き盛りの時期(40代〜50代)の発症で、失職し、経済的に困窮する。
医師も認識不足かつ高齢者と違い脳画像にも出にくくうつ病との誤診が多い。

●早期で軽度認知障害(MCI)の段階なら生活改善(食生活・運動)で
 改善したり認知症状態(自立した生活が不可能な状態)への移行を予防できる

●「認知症は怖い・人間がダメになる」と思われてきたが、それは違う
  脳の機能のほとんどは、正常なまま

●若年性認知症の経過は、15〜20年であり、どんどん進行するわけではない
 人生を考え直す機会となり、診断されてからもやること・やれることはたくさんある

< しばの感想 >(コメントで指摘を受けて17日に訂正しました。)
番組は、希望を伝えていて良かったです。
ただ認知症にも色々な病気があるということは、番組では触れませんでした。
認知症の検査として紹介されていたものは、記憶障害(アルツハイマー病の主症状)を調べるもので、記憶障害のない、或は軽いレビー小体型認知症や前頭側頭型認知症の方は、見つけ出せません

「認知症には、色々な種類があり、記憶障害がない種類もあります」
という一言を私は、認知症番組の中には、必ず入れて頂きたいと思っています。

様々な症状長年苦しみ、多くの病院で検査を繰り返しながら、記憶障害がないために早期発見も適切な治療もされず、更に苦しみを深めているレビー小体型認知症の方々がいます。
異変に気づきながら物忘れはないし、しっかりしているから認知症ではないと思った」と多くの家族は語ります。

若年性レビー小体型認知症の 中には、パーキンソン症状があればパーキンソン病、なければうつ病誤診されている方が少なからずいらっしゃると思います。(激しい症状があれば統合失調症と誤診されることも)

家族が、診断に疑問を持ち、自分で調べ、レビー小体型認知症とわかり、医師と治療法を変えた途端に見違える程良くなった方々がいます。

認知症=アルツハイマー病ではありません
レビー小体型認知症の症状を知って頂きたいと願っています。


<関連記事>
認知症の種類別症状と早期発見チェックリスト(認知症に間違われる病気リストも)
 (高齢者の場合は、加齢に従い、いくつもの種類を合併することがあります。)
5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集(若年性認知症も)
読売新聞医療ルネサンスに掲載された「若年性認知症シリーズ」(万引き。リンクでレビーも)
とても役立つ認知症動画集(よくわかる講義動画など必見)
レビー小体型認知症に承認されたアリセプト(抗認知症薬)の副作用

第1回認知症治療研究会に参加した感想

追記:毎日発信している認知症情報は→twilogをご覧下さい
……………………………………………………………………………………………

2015年3月1日、品川で行われた第1回認知症治療研究会に行きました。
(医療関係者でなくても会員になり、参加費を払えば参加できます。
レビー小体型認知症研究会も同様に、以前参加しました。)

平川亘医師(誠弘会池袋病院)の発表されたリバスチグミン(リバスタッチパッチ・イクセロンパッチ)のせん妄意識障害への効果は、素人の私でも興奮しました。
全国に普及すれば、どれほど多くの高齢者や家族が救われるだろうと思いました。
せん妄とは→3種類のせん妄の具体例 入院中にせん妄を起こしやすい人

発表を伺いながら、私の母が、手術後のせん妄で、車いすに縛り付けられてナースステーションの隅に放置されていた姿を思い出し、涙が出ました。
せん妄は、医療者にとっても厄介でしょうが、家族の心痛は、計り知れません。
言葉にして伝えることもできない本人の苦痛は、どれほど深いでしょう。


認知症医療をどう改善していけば良いかと13人(医師、介護福祉士、ケアマネ)が発表したこの研究会を、私は、とても興味深いと思いましたし、希望を感じました。

レビー小体型認知症の治療は、まだまだ手探り状態で、全ての患者を救う正解はまだないと介護家族としては感じます。
同じ病気とは思えないほど個人差の大きな病気ですから、同じ薬で良くなる方もいれば、悪くなる方もいます。量によっても違う結果が出ます。
治療が成功してとても良い状態になる方もいれば、同じ医師の治療でまったく改善しない方もいます。
「例外」が多いのもレビー小体型認知症の特徴のように感じます。

だからこそ、皆で、知恵経験を集め、治療が、一歩でも二歩でも改善されるよう、
「例外」を一人でも二人でも救えるよう、全力を尽くして頂きたいというのが、
介護家族の悲痛な願いです。

薬剤過敏性の非常に強い方、急激に進行する方、どの治療でも改善しない方、慢性的にせん妄を起こしている方、パーキンソン症状がひどく薬の調整の難しい方などを救う道を一日も早く、見つけて頂きたいです。

何度か書いてきたように、レビー小体型認知症研究会の会員も認知症治療研究会の会員も大学病院の医師も開業医も皆集まって、患者を救う方法討論して頂きたいです。
何よりもまず、患者を救うこと、ただその一点だけを考えて頂きたいです。
そうすれば、今まで絶望しか味わうことのなかった患者家族にも、きっと希望が訪れるはずです。

<関連記事>
アリセプトとレビー小体型認知症(製薬会社発表の副作用)
ロビン・ウィリアムズはなぜ死んだのか?
レビーフォーラム2015 当事者の講演原稿全文

速報:『認知症の「真実」』東田勉著

追記:私は、一人の医師の言うことが、100%正しいということは、ありえないと思っています。
人間(患者)は多様です。経験を分かち合い、知恵を寄せ合い、当事者(患者)のために、あらゆる壁を越えて協力し合うことこそが、医師のあるべき姿ではないでしょうか。
処方薬で悪化した私の母と同じ苦しみを味わう人が、いなくなることが、介護家族としての私(しば)の望みです。

追記:この本について著者が語るインタビュー記事 →<現代ビジネス
………………………………………………………………………………………
本日(2014年11月19日)発売の

   認知症の「真実」 東田勉著 (講談社現代新書 864円)

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(クリックすると拡大し、字が読めます。)

帯は少々煽っていますが、内容は、多くのインタビューから成り、良識説得力があります。4大認知症(アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性、前頭側頭型)について詳しく書かれています。

私(しば)や若年性レビー小体型認知症当事者Kさん加畑さん達も登場します。
是非、お読み下さい。「常識」となっている認知症観が、変わります。
( →アマゾン  →楽天ブックス

<関連記事>
認知症タイプ分類質問票(山口晴保教授考案)
認知症の種類別早期発見チェックリスト(認知症に似た他の病気も)
パーキンソン病関連重要リンク集(レビー小体型認知症との関係、他)
5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集(必読)

認知症医療は、どこが間違っているのか

今までこのブログで繰り返し訴えてきたことが、朝日新聞に掲載されましたので、要約してご紹介します。(2014年8月6日の朝日新聞の記事→長尾和宏医師の記事全文

『認知症には、アリセプト(抗認知症薬)さえ飲ませておけばよい』と信じ込んでいる方は、少なくありませんが、アリセプトが、暴言・暴力・徘徊の原因となっている例が、多数あります。→医師多数の説明 →医師と介護職員の説明

薬に弱いことが特徴(個人差は大)のレビー小体型認知症では、様々な薬の副作用は、更に深刻な事態を引き起こします。 体験談集(5種類の認知症別)  →危険な薬一覧

追記:「早期発見・早期治療」さえすれば良いように広く言われていますが、現実には、早期であるほど誤診され(進行しても、どの型でもアルツハイマー型と誤診され)
治療(処方された薬)によって悪化する例が、あまりにも多いのです
家族は、医師から「認知症が進行した」と説明されることが殆どです。
アルツハイマー型認知症は、急に進行する病気ではありません

認知症が急激に悪化した/急に体の動きが悪くなった時は、すぐに
薬の副作用レビー小体型認知症薬剤過敏性による反応)の可能性を疑って下さい。
他にも脱水などによるせん妄突発性正常圧水頭症頭部打撲他の可能性もあります。
レビー小体型、ピック病など各種認知症別チェックリスト

以下、朝日新聞の医療サイト「アピタル」の記事の要約です。
……………………………………………………………………………………………

 <町医者だから言いたい! 処方を間違えている場合が多い!?認知症とお薬の話>
                              長尾和宏医師

認知症の薬には、①中核症状(短期記憶障害など)を改善するもの
        ②周辺症状(徘徊や暴言などのBPSD)を改善するものがある。 

①の抗認知症薬は、アルツハイマー型以外の病気(レビー小体型、脳血管性認知症など)には、保険適用とならない。また吐き気など副作用が多い薬である。

②の薬には、抑肝散(漢方薬)と向精神薬(グラマリール、セロクエル、リスパダール等)がよく使われている。しかし向精神薬は、きつい薬で副作用が出やすい
匙加減さえできれば、本人も家族も助かる場合が、現実にはあり得る。

抗認知症薬の副作用として周辺症状(徘徊や暴力等)が出ている場合が、実に多い

薬を中止しさえすれば解決するのに続け、更に、その周辺症状に対して②の薬が2〜3種類出ているのを本当によく見かける

その結果、転倒→骨折→認知症悪化悪循環になる。

暴れるピック病(前頭側頭型認知症)の人が誤診され、アリセプトを飲めば、火に油を注ぐように大変な事態にもなる。→記事

脳に作用する薬は、他の薬と違い適切な量は、個人差が大きい。100倍位。

脳に作用する抗認知症薬は、国と製薬会社が決めたスケジュールに従って増量していくことになっている。(違反すると医師が薬代を全額負担する。)

これは、脳の感受性個人差全く考慮していない
1mg単位のさじ加減」が、極めて重要ではないかと思う。

しかし現実には、不適切な投与例が、相当数あるのではと経験的に思う。

診断名は、途中から変わることもあり得る。
アルツハイマー型が、レビー小体型に変化する症例もある。

必要とされる薬の量も、刻々と変化しているのではないか。
認知症医療には「個別性」への最大限の配慮が必要だ。

アルツハイマー型に誤診されたレビー小体型が薬を止めただけで劇的に改善した症例
「ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!」長尾和宏・丸尾多重子著

<関連記事>
認知症を悪化させやすい薬一覧   *レビー小体型認知症の薬剤過敏性とは?
レビー小体型認知症とアリセプト(必読)
レビー小体型認知症の治療の注意点(必読)
レビー小体型認知症の治療の問題点(論文から)
レビー小体型認知症患者と家族に評判の良い認知症薬とかぶれ対策
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写真は、上下ともリスパダール。レビー小体型認知症に処方されやすいが、禁忌の薬。
少しでも体に異変を感じたら、これらの薬がないか処方箋をチェック!
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薬の副作用で起こる具体的な症状は?

追記:コメント欄に医師の詳しい説明、小阪憲司医師の解説(本から)があります。
  「家族がすべきこと」を書きましたので、是非お読み下さい。

………………………………………………………………………………………………………

人は、高齢になるに従って、薬の副作用が、出やすくなります
(特に、レビー小体型認知症では、その傾向が強いという特徴があります。→詳細

気楽に飲ませた市販の風邪薬、胃薬、鎮痛剤で、医師の処方した抗認知症薬、抗精神病薬、降圧剤、抗パーキンソン病薬などの副作用で認知症が進んだかのようになったり、
動きに障害が出る場合は、珍しくありません。→朝日新聞(出典一覧→こちら

では、具体的にどんな症状が出るのか、「平成18年11月厚生労働省作成 重篤副作用疾患別対応マニュアルマニュアル」から抜き書きします。

マニュアルのP26からは、原因となる薬の一覧表あり。(クリック↑)
「一般名」で書いてありますので、ネット検索すれば「商品名」がわかります。
例:表の中のドネペジルの商品名はアリセプト。リスペリドンの商品名はリスパダール

(追記:記事の下の追記に商品名入りの薬一覧表があります。)

以下は、マニュアルからの抜き書きです。
……………………………………………………………………………………………
医薬品の副作用としてパーキンソン症状が現れるものを薬剤性パーキンソニズムという。
主に一部の胃腸薬抗精神病薬などの医薬品でみられることがある。

 何らかのお薬を服用していて、次のような症状がみられた場合には、
 自己判断で服薬を中止したり放置したりせずに、医師・薬剤師に連絡してください


   ●動作が遅くなった
   ●今まで普通にできた動作(着替え、階段昇降、食事)ができなくなった
   ●声が小さくなった
   ●表情が少なくなった/固くなった

   ●歩き方ふらふらする ●歩幅狭くなった(小刻み歩行)
   ●一歩目が出ない ●方向転換がしにくい ●止まれず走り出すことがある
   ●手が震える

   ●手足固いこわばる ●筋肉がつる ●顔がひきつる
   ●よだれが出る ●落ち着きがない

原因となる薬は、全身麻酔剤、催眠鎮静剤、抗不安剤、抗てんかん剤、精神神経用薬、血圧降下剤、消化性潰瘍用薬、アレルギー用薬など(表参照)


注byしば)一部の胃腸薬とは、H2拮抗薬やH2ブロッカーと呼ばれるガスターなどです。
    出典→読売新聞(認知症を悪化させる薬の処方)
……………………………………………………………………………………………………
抗精神病薬の副作用としては、他に
   ●ぼーっとした状態が続く ●一日中寝てばかりいる
   ●口数が減り、会話が成り立たない     (以上の3つは過鎮静と呼ぶ)
   ●手足が落ち着かず、動いてしまう(アカシジア)
   ●くねくねと動いたり、もぐもぐさせてしまう(ジスキネジア)
   ●体や引きつり姿勢が傾いてしまう(ジストニア)
   ●さく呂律(ろれつ)がまわりにくくなる (後半4つは錐体外路症状
(出典:小阪憲司著「レビー小体型認知症がよくわかる本」2014年発行。P71)


注byしば)薬の副作用は、他にも個々に様々なものがあります。検索→ハイパー薬事典

追記:高齢者が避けるべき薬剤一覧こちら(国立保健医療科学院疫学部作成)
   (商品名入り。病気別禁忌の薬も。例:糖尿病にセロクエルは禁忌)
   BPSDに対応する向精神薬使用ガイドラインこちら

<関連記事>
副作用を起こしやすい薬一覧(一般高齢者/レビー小体型認知症患者)
レビー小体型認知症は薬で悪化する(朝日新聞)
レビー小体型認知症の治療の問題点(論文から)禁忌の薬他
とにかくアリセプトを飲ませておけばいいのか?(週刊誌から)
認知症と間違えやすい「せん妄」の種類(薬の服用で起こることも)
パーキンソン病の治療で悪化したレビー小体型認知症(新聞記事)
5種類の認知症 本人と家族の体験談(薬の副作用体験も)
パーキンソン病、レビー小体型認知症との関係に関する重要リンク集(必見)

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桔梗(キキョウ)

認知症タイプ分類質問票

認知症の種類を判別するためのチェックリストです。(下記青字部分)
考案者は、群馬大学大学院の山口晴保教授(週刊朝日 2014年7月4日号掲載)

注 byしば:分類が重要なのは、認知症の種類によって治療(薬の種類や量など)
対応(ケア)を変えなければ、更に悪化するからです。(→レビー小体型の場合
しかし認知症は、2〜3種類合併することも多いので注意と各認知症の知識が必要です。

レビー小体型認知症では、アルツハイマー型の症状や脳血管性の症状(やる気がない/飲み込みにくい)が出ることがあります。→詳細(レビー小体型の3タイプ)
物忘れはなく、注意力の低下(計算間違い等)だけが出たり、「非常にしっかりしているのに、たまにおかしなこと(ありえないこと)を言うのが始まりだった」という家族も少なくありません。

追記:前頭側頭型認知症は、ピック病を含みます。
………………………………………………………………………………………

    認知症タイプ分類質問票(考案:山口晴保教授)

 ご本人の日々の生活の様子から、当てはまるものに丸つけて下さい。
 (1つでも丸がついた場合は、疾病を疑います。) 

<軽度認知障害>(記憶障害があっても日常生活は送れる)詳細

    しっかりしていて、一人暮らしをするのに、手助けはほぼ不要
    買い物に行けば、必要なものを必要なだけ買える
    薬を自分で管理して飲む能力が保たれている

<せん妄>(意識障害の1種で症状が変動する) →詳細

    この1週間〜数ヶ月の間に症状が急に進んでいる

<アルツハイマー型認知症>(物忘れが多くなる) →詳細

    お金など大切なものが見つからないと、盗られたと言う
    最初の症状は物忘れだ
    物忘れが主な症状だ
    置き忘れやしまい忘れが目立つ
    日時がわからなくなった
    できないことに言い訳をする
    他人の前では取りつくろう

<レビー小体型認知症/パーキンソン病に伴う認知症 →詳細 →漫画集

    頭がはっきりしている時とそうでない時の差が激しい →詳細 →具体例
    実際には居ない人や動物や物が見える        →詳細 →具体例1 2
    見えたものに対して、話し掛ける・追い払うなどの反応をする 
    誰かが家の中に居るという             →漫画 →具体例
    介護者など身近な人を別人と間違える        →漫画 →具体例
    小股で歩く                    →詳細 →動画
    睡眠中に大声や異常な行動をとる          →詳細 →漫画
    失神(短時間気を失う)や立ちくらみがある     →詳細 →対策
    便秘がある                    →詳細 →対策
    動作が緩慢になった                →詳細 →動画
    悲観的である                   →詳細 →具体例

<脳血管性認知症>(意欲がなくなり、反応が鈍い)詳細 具体例

    動作が緩慢になった
    悲観的である
    やる気がない
    しゃべるのが遅く、言葉が不明瞭
    手足に麻痺がある
    飲み込みにくく、むせることがある          →詳細
    感情がもろくなった(涙もろい)           →具体例
    思考が鈍く、返答が遅い

<前頭側頭型認知症>(性格が変わり、社会性がなくなる)→詳細

    最近嗜好の変化があり、甘い物が好きになった
    以前よりも怒りっぽくなった
    同じ経路でぐるぐると歩き回ることがある       
    我慢できず、些細なことで激高する
    些細なことで、いきなり怒り出す
    こだわりがある、または、まとめ買いをする
    決まった時間に決まったことをしないと気がすまない  →具体例
    コロコロと気が変わりやすい
    店から物を持ち去る(万引き)などの反社会的行動がある
    じっとしていられない

<正座不能症状>(薬の副作用でじっとしていられず動き回る)

    じっとしていられない

<正常圧水頭症>(物忘れの他、尿失禁や歩行障害になる)詳細

    尿失禁がある
    ボーッとしている
    すり足で歩く                    →動画

<失語症>(言語障害が起こる)

    言葉が減った
    ものの名前が出ない

<関連記事>
*「認知症Q&A」(認知症の疑い!受診は?治療は?介護は?まず何をする?)
*「抗認知症薬アリセプトが徘徊や暴力の原因になることも」(長尾医師の本から)
*「認知症の種類別 本人と家族の体験談集」(貴重なヒント満載)
*「親の認知症に気づいて!」(日経新聞から)
認知症の種類別 解説講義動画集(治療やケアの注意点も詳しく分かり易い)
*「認知症の種類別 口答知能テスト(長谷川式スケール)の答え方
*「認知症の種類別 外見や言動の違い」(医師の解説)
*「アルツハイマー型認知症の進行の仕方(FAST)(大きく違えば他の認知症の可能性)
*「認知症の種類別 早期発見チェックリストと症状」(認知症以外で物忘れの出る病気も)
パーキンソン病、レビー小体型認知症との関係に関する重要リンク集(必見)

認知症チェック
認知症タイプ分類質問票(クリックすると拡大します。)

認知症のような症状の出る様々な病気(日経新聞)

認知症=物忘れ(=アルツハイマー型)と広く浸透していますが、趣味をやめる/だらしなくなる/怒りっぽくなる/心配性になる/味覚や臭覚が衰える/寝てばかりいる等、
他の症状が初期症状として出てくることも多いです。(チェックリスト

うつ病パーキンソン病等と誤診されることも多いレビー小体型認知症
前頭側頭型認知症(ピック病)の一部では、物忘れが目立たない場合があります

(レビー小体型認知症には、記憶障害が目立ち、アルツハイマー型と誤診されるタイプ
もあります。→3つのタイプの詳細
認知症の種類別チェックリストは→こちらを

レビー小体型認知症では、初期から
     ●表情の乏しさ(暗く硬く病的で異様な印象をうける無表情
     ●生気(覇気・元気・気力)のなさ
     ●歩行を含めた動作の緩慢さ、会話時の反応のにぶさ
等が目立つことがあります。
しかし目立った物忘れもなく会話は成立するので、多くの同居家族は
たまに変なことを言うけど、認知症じゃない」と思い込みます。(→実例漫画

追記: 適切な治療こちら)で生き生きした表情は、取り戻せます
(母は、パーキンソン病と診断され、治療中、上記3つと幻視どんどん悪化しましたが、その後、適切な治療によって4年後の現在でもにこやか穏やかに生活しています。)

以下は、2014年6月14日の日本経済新聞(NIKKEIプラス1)の記事です。
解説者は、筑波大学医学部付属病院精神神経科教授の浅田隆氏と牧野真理子医師。

以下、青字部分は、記事から一部抜粋、一部要約。


         < その物忘れに潜むもの >

最近、物忘れが多くなった。もしや認知症では…と心配している40、50代のほとんどは、他に原因がある。
一番多いのは、疲れストレス睡眠不足などから一時的に頭の働きが落ちている場合。

<認知症の可能性をチェック>(注byしば:アルツハイマー型のみに適応)
  ●食べたものではなく、食べたことそのものを思い出せない。
  ●何度も同じことを言ったり、聞いたりする
  ●いつもの道で迷子になった
  ●むしろ家族の方が心配している

  いずれにも当てはまらなければ、以下の原因が考えられる。

栄養不足 ビタミンB群などが不足すると疲れやすく頭が働かない症状が。
      ダイエットや摂食障害の10代20代の女性に多い。

更年期症状 女性ホルモンが減ると脳の情報伝達にも影響する。

うつ病  記憶力、集中力、注意力などが低下。覚えられない、思い出せない。

てんかん けいれんがなく、数分〜数十分意識だけもうろうとなるタイプがある。
      40代以降の発症が多い。

甲状腺機能低下症 記憶力低下、眠気、無気力などが出やすい。女性に多い。


<関連記事>
認知症の種類別 早期発見のチェックリスト・症状集
 (うつ病、てんかん、甲状腺機能低下症のチェックリスト等もあります)
パーキンソン病とレビー小体型認知症の関係(リンク集)(関連記事を)
5種類の認知症別 本人と家族の体験談集
認知症Q&A 認知症を疑ったら、まず何をどうすればいいのか
とても役立つ認知症動画集(各認知症の違いや注意点もわかる)
若年性レビー小体型認知症 本人の語る体験談集(リンク集)
何が認知症を悪化させているのか(医師の本から)
パーキンソン病、レビー小体型認知症との関係に関する重要リンク集(必見)

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鈴蘭(スズラン)の実

「とにかくアリセプトを飲ませておけばいい」のか?(週刊ポスト)

私は、アリセプトの有用性については、わかりません。
ですからアリセプトという薬自体を否定も肯定もしません。
ただ私の母も含め、レビー小体型認知症でアリセプトの副作用(症状悪化)
を経験した何人もの介護家族を知っていますので、
例え少数であろうともその可能性があるのなら、気をつけるべきだと考えています。

つい先日も「90を過ぎた親の物忘れが段々ひどくなってきたので、近所の病院に連れて行ったらアリセプトを処方された」と友人から聞き、私は、愕然としました。

以下は、「週刊ポスト」(2014年6月13日号)の認知症特集の記事から一部抜粋、一部要約。


  < 最新研究報告「認知症」について現在わかっていることの全て >

米国で約50の医学会が参加し、不必要な治療や検査をリストアップし公表する
「無駄な医療行為追放(Choosing Wisely)」キャンペーンにこんな項目が掲載されている。
「認知症による行動障害が現われても、『まず薬』で対処してはいけない」
理由は、「有効性が限られている上に、脳卒中などのリスクを高めてしまうから」。
だが、その無駄をひたすらやり続けているのが、日本の認知症医療である。
(略)
認知症の医療現場では、「とにかくアリセプトを処方しておけばいい」という空気が蔓延している。

「アルツハイマー型以外の認知症には副作用などの害の方が大きく一時的な利益もないのに、他の認知症治療にも使われるケースが後を絶たない。
認知症の怖さが強調され、家族が処方を望み、医師も処方してしまっているんです」
NPO法人医薬ビジランスセンター理事長・浜六郎医師

認知症と似た症状には、薬の副作用などで一時的に認知障害や記憶障害が起きる
「せん妄」をはじめ、転倒などで起こるものもあり、別の疾患を疑う必要がある。
だがこれらが「アルツハイマー型認知症」と誤診されるケースが多いのだという。

高齢者に多い側頭葉てんかん(記憶障害を伴う。)の60代男性が、アルツハイマー型認知症と誤診された。アリセプトを処方されたが、症状は悪化の一途
呼びかけれても反応しなかったり、会話の途中でもボーッとするようになった。
(→高齢で発症するてんかんの主な症状

「病院の大小にかかわらず、アルツハイマー病の診断は専門性の高いところでしかできない。初診でいきなり『アリセプトを飲んでみましょう』という医師は疑った方がいい。
この薬の難しい点は、初期段階のアルツハイマー病は、他の疾患との区別が付きづらく、一方アリセプトは初期段階しか効きづらいところです」
長浜バイオ大学教授・永田弘氏


<関連記事>
アリセプトの効果と副作用(権威も少量で処方)
認知症別早期発見チェックリストと知識(パーキンソン病も)
副作用で認知症の症状を悪化させる薬一覧
レビー小体型認知症が誤診されやすい6つの理由
入院して「せん妄」を起こしやすい人(「急に認知症になった」のではない)
5種類の認知症別 本人と家族の体験談集(役立つヒント満載)
誤診されやすいレビー小体型認知症は、向精神薬で劇的悪化を起こしやすい

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タチアオイ(立葵/ホリホック/ホリーホック)

漢方医学セミナー(難病と漢方薬)

2014年5月18日東京大学で行われた漢方医学講座(2時間)に行きました。

題:漢方病理学に基づく、癌・膠原病・神経変性疾患がどこまで治療できるか?
講師:岡部哲郎医師(去年まで東大医学部で漢方医学を教えた特任教授)
(追記:「病気を治せない医者」の著者)

講演を聴き、漢方医学の考え方は、私たちに希望を与えると私は、感じました。
茂木健一郎氏も「体に良いことは、脳にも良い」と著書に書いていますが、
難病認知症にとっても健康的な生活が重要であることをあらためて感じました。

ただ良質な漢方治療をする病院の探し方は、岡部氏もわからないと回答し、
岡部氏の説く治療が安価に受けられるものではないことも普及を妨げていると思います。

以下、この講座、講師の著書、講師への質問の回答から一部抜粋してお伝えします。

     < 西洋医学とはまったく異なる漢方医学の考え方>

西洋医学では、病気を部品(臓器)の故障ととらえるが、
漢方医学では、五臓の働きの乱れ・バランスの崩れが、症状を出していると考える。

西洋医学では治療法がないといわれる難病は、漢方医学の得意分野である。
(パーキンソン病等の神経難病や各種認知症、遺伝病、進行がんへの効果も論文に)

漢方医学の五臓は、西洋医学的な臓器よりも幅広い、心身の働きを含む機能を意味する。
例えば「肝」は、肝臓ではなく、「血(けつ)を貯蔵し栄養を供給する機能。神経活動を司り精神を安定させる機能」等も表す。

     < 東洋医学の「五臓」とその主な機能 >

 肝=神経系(自律神経、大脳辺縁系、静脈等の血液循環、免疫等)

 心=循環器および中枢神経系(情動、意識、睡眠リズムの調整等)

 脾=消化器系(消化・吸収・エネルギー供給等)

 肺=呼吸器系および皮膚(呼吸作用、体表の免疫機能等)

 腎=内分泌系(水分代謝、ホルモン分泌、生命力、骨格形成)

    (出典:岡部哲郎著「漢方で治す気になる不調」P.176〜178)

は、孤立したものではなく、五臓の働きの中に含まれている。
脳の病気も、脳が単独で病んでいるわけではない。
五臓の働き・バランスを正常化することで、完治はしなくても、多くの症状は治まる。

    < 日本で「漢方薬が効かない」といわれる理由 >

①東大医学部でも6年で講義は、3時間のみ。医師に十分な知識がない。
②漢方薬は品質の差が大きい。品質が悪ければ、十分な効果は出ない。

基本的に漢方薬は、空腹時(食事と食事の中間時)に飲まなければ十分な効果が出ない
食前や食後では、食べ物の影響を受け、正しく作用しない。

    < 質問に対する回答 >

保険適用の漢方エキス剤だけで効くかは、病気による。効く病気もある。
例えば、高血圧でも原因は全員違うので、オーダーメード処方になる。

漢方薬により体質が変わるので、飲むのは一時期(数ヶ月〜1年)
(難病のため、しばらくして症状が再発したら、再び一定期間飲む、を繰り返す。)
西洋薬のように一生同じ薬を飲み続けることは、漢方では有り得ない。

中国には5年間漢方医学を学ぶ国立大学が50カ所以上あり、正式な漢方医がいる。
韓国、台湾にも同様の漢方医がいる。
しかし日本には、そんな制度がないため(同じ意味で)漢方医と呼べる医師はいない。
日本で漢方治療をする各医師の実力は、私(岡部氏)にもわからない。調べ方もない。
神戸中医研には優れた医師がいる。

ある臓器にトラブルがあると、その異常は経絡(五臓六腑の作用で生産されたエネルギーが循環するルート)により他の臓器に伝わり経絡上のツボに情報として現われたりする。
そのツボを介して病気を治すアプローチが、鍼灸、あんま等の外治であり、漢方薬を用いた内治とともに重要な漢方医学の治療法となっている。
この2つの方法は、病気の症状に応じて選択または併用される。
   (出典:岡部哲郎著「漢方で治す気になる不調」P.179)


追記:漢方治療の受けられる大学病院は全国にあります。
   名称は、漢方外来/漢方内科/和漢診療科/東洋医学科/漢方医学科など病院に
   よって違います。

*症状に合う漢方薬を紹介する良いサイト→漢方ビュー 
 注:漢方薬の選択は体質(証)によっても変わり、実際はより複雑です。

追記:朝日新聞出版 別冊ムック「正しく付き合う漢方2014(完全ガイド)」は、全国の漢方治療医ガイドなど役に立つ記事が多いです。

<関連記事>
認知症に鍼灸治療(読売新聞)認知症、パーキンソン病に効果のあるツボ一覧
若年性レビー小体型認知症の漢方薬治療の実例  精神科医の説明
自律神経障害・自律神経失調症に効くツボ一覧と刺激の仕方
老年医学 論文集2006−07岡部氏の高齢者の漢方治療。小阪憲司氏、朝田隆氏の論文も

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多くの医師が、レビー小体型認知症の幻視に処方するツムラの漢方薬。
保険適用なので、高価ではない。効く人、効かない人に分かれるという。
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フードに取り付けた棒灸(もぐさを棒状に固め紙で包んだもの)。皮膚とは接触しない。
本格的なお灸が、自宅で気持ち良くでき、効果も高い。(画像は、ここからのコピー)

パーキンソン病の原因物質特定のニュース(パーキンソン病関連重要リンク集)

記事は、「重要リンク集」の下にあります。

パーキンソン病レビー小体型認知症について書かれた記事への重要リンク集

*「パーキンソン病とレビー小体型認知症はほぼ同じ病気と考えられている
*「パーキンソン病とレビー小体型認知症の関係」(薬剤過敏性の有無
*「NHK”きょうの健康”パーキンソン病特集」2014年2月放送

*「レビー小体型認知症の治療 注意点」(パーキンソン病治療のみでは悪化しやすい)
*「レビー小体型認知症の全症状(詳細)と飲ませると悪化する可能性の高い薬一覧
*「パーキンソン病の治療で悪化(新聞記事から)」

*「5種類の認知症 本人と家族の体験談集」(パーキンソン病と診断された方多数)
*「レビー小体型認知症のパーキンソン症状
*「パーキンソン病の初期症状」2012年「総合診療医 ドクターG」から

*「各種認知症早期発見のチェックリストレビー小体型認知症も
*「臭覚低下でパーキンソン病患者の認知機能低下を予測」(研究結果)
*「介護法、認知症がよく分かる優れた動画のリンク集

*「認知症・パーキンソン病に効果がある鍼灸のツボ一覧」自律神経障害のツボも
*「パーキンソン症状の”オフ状態”に効果があった介護技
*「パーキンソン病・パーキンソン症状を改善する音楽療法本(無料公開)
*「レビー小体型認知症がよく分かるほのぼの漫画シリーズ」(転倒対策)

パーキンソン病の治療で悪化したレビー小体型認知症(新聞記事)(2014年6月2日付け読売新聞)
パーキンソン病の新薬・認知障害・曖昧な分類 (2013年6月)

論文「パーキンソン病では病初期より認知症に関与する神経障害がある」

………………………………………………………………………………………
追記:コメント欄に「パーキンソン病を伴う認知症」とレビー小体型認知症違いなどについて書いてあります。是非お読み下さい。
………………………………………………………………………………………
(記事本文はここから)

2014年5月9日朝のNHKニュースで知りました。(→ニュース動画と全文
ほぼ同じ病気(一番下の関連記事参照)であるレビー小体型認知症の中の「純粋型」(発見者の小阪憲司医師命名。パーキンソン症状から始まるタイプ)早期発見にもつながると思います。

以下、2014年5月7日の毎日新聞から一部抜粋、一部要約。(→記事全文

神経難病「パーキンソン病」の原因となる細胞内の異常を除去する際に作り出される物質を突き止めたと、東京都医学総合研究所の田中啓二所長、松田憲之プロジェクトリーダーらの研究チームが、7日発表した。
この物質の増加を検査で確認できれば、パーキンソン病を早期発見できる可能性がある。
論文は英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。
遺伝性パーキンソン病(全体の1〜2割)で調べたが、遺伝性でないパーキンソン病でも同様の仕組みが働いている可能性があるという。


追記:病気は遺伝子だけでは発症しません。詳細→「親の認知症や癌は遺伝するか

追記:私の母は、67歳でパーキンソン病と診断され治療していた頃は、どんどん悪化しましたが(異様な無表情、小刻み歩き、転倒、動作と頭の回転の異常な遅さ、鬱、幻覚)
レビー小体型認知症とわかり、について学び(こちら)、適切な治療(副作用を起こしている薬を止める/量を減らす等)にたどりついてからは、劇的に改善しました。
完治はしない病気ですが(幻視、妄想、認知機能の低下はあります。)穏やかに、明るく、コミュニケーションにも問題なく、皆から愛されて幸せに生活できています。詳細
レビー小体型認知症は希望の持てる病気です

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テレビ放送の一場面。「ためしてガッテン」でも特集。実際には合併型も多い→出典

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「バック・トゥ・ザ・フューチャー」主演俳優マイケル・J・フォックスの著書。
30歳からパーキンソン病 と共に生きる体験記。写真と本の詳しい内容は→アマゾン

抗認知症薬(貼り薬)のかぶれ対策

シール型の認知症薬、リバスタッチパッチ/イクセロンパッチ(成分同じ)。
レビー小体型認知症では、使用し始めて「幻視が減った/体調が安定した/うつが改善」
アリセプトから変更後「歩行が良くなった」「イライラしなくなった」などの良い効果
介護家族・ご本人から多数伺っています。(私の母も怒りっぽさが消えました。)

(追記:パーキンソン病認知症を発症した方も同様です。同類の病気です詳細

欠点は、汗ではがれやすいこと、かぶれる(赤く、かゆくなる)方がいることです。
最初は大丈夫でも、増量すると急にかぶれるようになる方もいます。
(「87人対象の調査では、約35%の患者にかぶれが見られた」川畑信也医師)

最近、読者から質問を頂き、使用中の3人の方に質問。夫々の情報が違い、驚きました。
そこで、色々調べ、正しいと思われる情報を掲載します。

かぶれは、皮膚が乾燥していると起こりやすい。保湿予防になる。
保湿効果の最も高いヒルドイドソフト軟膏0.3%を処方する。
朝と風呂上がり(10分以内)の日に2回、白く見えるほどベッタリと厚塗りする。
25gのチュープを1週間で1本使い切る。広く厚く塗ることがポイント

これは、皮膚科の医師に使用方法を確認したという精神科医(A医師)の言葉です。

これだけでかぶれなくなった方がいます。
ただ「上に何か着るとベタベタになってしまうので難しい」と言う方もいました。

それでも赤くなるようならリンデロン-V軟膏0.12%(ステロイド剤)を薄く塗る。
効かなければフルメタローション0.1%(ステロイド剤。液体。即乾性)に代え、
1滴指にとって塗る。飲み薬ではないので、心配するような副作用はない
」(A医師)

フルメタローション1滴を丸く塗って乾いた上に貼るとかぶれなくなる患者がいる
(川畑信也著「事例で解決!もう迷わない 抗認知症薬・向精神薬のつかいかた」2014)


この貼り薬は、かぶれの有無に関係なく、をかくと簡単にはがれます。
薄くヒルドイドクリームを塗った上から貼ってもはがれます。(パッチの効果は同じ。)
市販の医療用紙テープ(つきが良い)で固定している方々がいます。

貼る場所は、上腕か上半身(背中や胸部)と説明書には書いてあります。
それ以外の所に貼っても効果がないことはない。効果が多少落ちる可能性はあるかも。
ただ脂肪のかなり厚い部分は、吸収が悪い場合があるかも知れない
」(A医師)

(追記:→体の部位別 経皮吸収率 他。「maruho ぬり薬の蘊蓄」から)

こうしたかぶれ対策を知らない医師、指導が面倒なのか飲み薬を勧める医師、「認知症薬は、皆同じで変わりはない」と言った医師の例も介護家族から伺っています。

どの薬にしても増量は、慎重に。(→医師のアドバイス)注意深い観察が必須です。
貼り薬の良い点は、おかしい(副作用が出た)と思ったら、すぐに剥がせることです。

他にも何か良い情報があれば、是非教えて下さい。よろしくお願いします。

追記:コメント欄に追加情報があります。

追記:ではかぶれるが、背中ではかぶれないという経験談が寄せられました。若年性などしっかりした方は、ご自分で胸や腕に貼られますが、家族の手を借りて背中に貼ってみる手もあります。

追記:足の裏に貼っている(足の裏ならかぶれない)というお話も聞きました。
メーカーも医師も薦めないはずですが、それで良い効果を得られているそうです。

追記:貼った後のかゆみ刺激(熱い蒸しタオル/湯入りペットボトル/棒灸等)が効果的という体験談を頂きました。お試しを。

追記:風呂上がりにすぐヒルロイドクリームを塗った上からワセリンを塗るようにしたら保湿効果が上がり、かぶれやかゆみが少なくなったという体験談を伺いました。

<関連記事>
*「レビー小体型認知症の治療 具体的な注意点」(必須の知識)
*「アリセプトの効果と副作用」(権威も少量処方をしている)
*「レビー小体型認知症は処方薬で悪化しやすい」(朝日新聞)
*「処方箋をチェック!高齢者に危険な処方薬一覧」(レビー小体型に禁忌の薬も)
*「認知症に処方される薬別の副作用」(認知症セミナー内容)

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ライラック(リラ。紫丁香花)

アロマセラピーと脳

認知症と香りについては、2013年4月にも書いたことがあります。
(認知症に効くアロマ/柑橘類の皮と認知症/グレープフルーツの覚醒効果→こちら

2014年3月23日の日経新聞(詳細は下。)によれば、レモングラスの香りに脳血流改善認知症予防)効果があるとか。(アロマオイルか否かは記述なし)

うつ病の人がラベンダーを嗅ぐと症状が悪化する場合があると本で読んだことがありますが、交感神経を鎮め過ぎるからだろうと、この記事を読んで思いました。
「うつ病は、副交感神経に大きく傾く」小林弘幸著『なぜ「これ」は健康にいいのか?』P.32)  *交感神経と副交感神経の働きを簡単に示した図→こちら

交感神経が障害されるというレビー小体型認知症に、ラベンダーは注意が必要かも知れません。日中には、柑橘(かんきつ)系の香りを試してみたいです。

漢方薬を使ったレビー小体型認知症の治療で、「美味しいと感じるものには効果が出やすく、まずいと感じるものには効果が出にくい」という医師の話がありました。(→記事

推測ですが、体が欲する(喜ぶ)食べ物があるように(例:体が弱った時のお粥など)
体(脳)が欲する香りもあるのではないでしょうか。
いい匂い!あぁ、気持ちがいい!」と感じる香りは、その人に効果がありそうです。
アロマオイルでも不快と感じるものなら脳にとってもストレスにしかならないでしょう。

不眠も、ラベンダーが苦手でもクラリセージが効く人、クラリセージが嫌いでもスイートマジョラムが効く人など様々。香りの好み・効果には、個人差があります。

アロマオイルは、種類によって自律神経に作用して血圧を下げ過ぎてしまったり、妊婦が流産したりと、危険も伴うので、使用前によく調べ、体調も必ず観察して下さい
(ラベンダーが血圧を下げるという研究論文→こちら

以下、2014年3月23日日経新聞の特集記事「香りで心と体スッキリ」から一部を抜粋。

レモングラスの前頭葉(思考や意欲等を司る)の血流増加作用が実験で分かった。
        認知症予防の可能性がある。
かんきつ系の香り:交感神経を刺激する効果。やる気を高める可能性。
スイートオレンジ:生理の間に女性がなりやすい体調不良を抑える効果。
          30人対象の調査で、体調不良が軽くなり、よく眠れるようになり、
          肌荒れを軽減する効果を確認。

グレープフルーツ:精神のリフレッシュ、食欲増進。(→眠気撃退も
ラベンダー:   交感神経を鎮めるリラックス効果。
バラ:      ストレスを緩和して皮膚の水分蒸発量を抑える。
ゼラニウム:   免疫細胞の活動を抑制する抗炎症作用。

<記事中で紹介していた本とサイト>
*塩田清二著「<香り>はなぜ脳に効くのか」NHK出版
*香りの作用などを解説する日本香料工業界によるサイト→「香りの教室


追記:アロマオイルは、植物から抽出した本物のオイルのみ効果。
  ローズマリーには3種類がありその中のローズマリー・カンファーのみ効果を保証。
  ただローズマリー・カンファーは交感神経を刺激するので高血圧の人は医師に相談
  においがわからない人もアロマの効果あり。におわなくても香りは神経細胞に届く。
  認知機能の改善とともに、臭覚が回復する人もいる。(浦上克哉鳥取大教授)
   出典:読売新聞

追記:ローズマリー・カンファーとレモンのブレンドは、アルツハイマー型認知症だけでなくレビー小体型認知症にも効果があるという体験談を伺っています。頭がもうろうとした状態を改善するそうです。 

追記:レモングラスは、関東なら鉢で生い茂ります。とても丈夫な多年草です。
   →こちら(私のもう1つのブログ)

<関連カテゴリ>
*「認知症の予防・診断・治療
*「認知症とは/認知症ケア・介護
*「4大認知症 早期発見のための知識とチェックリスト
*「認知症予防に効果のある運動
*「ほのぼの認知症マンガシリーズ」知られていないレビー小体型認知症が分かる!

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ローズマリー(香りは葉にあります。)

血流を良くする薬が軽度認知症の進行を抑制(朝日新聞)

アルツハイマー型認知症で効果が確認されたというニュースです。
自律神経障害があり、脳の血流が不安定というレビー小体型認知症にも同じ効果があるかどうかは分かりませんが、脳の血流は、重要なカギの1つなのだろうと思います。

<追記:この薬(プレタール)を試した若年性認知症の方の体験談→こちら

小林弘幸(順天堂大学医学部教授)著『自律神経を整える「あきらめる」健康法』P.63
には、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスと血流について書かれています。
交感神経が過剰に優位でも副交感神経が過剰に優位でも結果的には血行が悪くなる

レビー小体型認知症で脳の血流が悪くなる仕組みは、まだはっきりと分からずにいるのですが、薬以外でも血流を改善する方法が、多々あるのではないかと思っています。

以下、青字部分は、2014年2月27日のニュースを朝日新聞公式サイトより全文転記。
更に医学的に詳しい記事は→こちら(マイナビニュース)


   < 血液サラサラ薬、認知症を抑制 年内に臨床試験開始へ >

脳梗塞(こうそく)の予防に広く使われる血液の流れをよくする薬を飲めば、軽度認知症の進行を抑えられるという研究成果を国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)などがまとめ、2月27日付の米科学誌プロスワンで発表した。
効果をさらに確かめるため、年内に臨床試験を始める予定という。

同センター脳神経内科の猪原匡史医長らは、認知症患者が血管の病気を併発しがちなことから血管を広げて血を固まりにくくする脳梗塞などの予防薬「シロスタゾール」に着目。
この薬を飲んでいたアルツハイマー型認知症の患者にどんな効果があるかを調べた。

その結果、シロスタゾールを6カ月以上飲んだ34人は、飲まなかった36人に比べ、認知機能の下がり方が平均で約8割遅くなっていたことがわかった。

ただ、効果がみられたのは、仕事や日常生活が何とかこなせる程度の軽い認知症の人だけだった。症状がすでに進んだ人では効果ははっきりしないという。

シロスタゾールを飲むと血のめぐりがよくなり、認知症の原因とされる脳内の老廃物を流し去る働きが上がるらしい。
(小宮山亮磨)


*シロスタゾールの商品名は、プレタール(他)です。

<参考記事>
*「脳の血流を良くする鍼灸のツボ
*「冷えは、脳も含めた全身の血流が悪くなるという医師の発言」(漢方薬 改善例)
*「認知症予防になる指体操の動画」(NHK公式サイト)
*「温泉旅行が認知症に効果があった例」(関連記事に)
*カテゴリ「運動で認知症予防」踏み台昇降・ウォーキング・スロージョギング

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木瓜(ボケ)

若年性レビー小体型認知症 リハビリ入院 体験談

若年性レビー小体型認知症のHさん(63才。東京都在住)は、10年前にパーキンソン病と診断され、昨年2月にレビー小体型認知症と診断され直しました。
昨年11月から、45日間のリハビリ入院をされ、大きな効果があったとのこと。
これは、奥様のMさんの書かれた体験談です。(原文は、もっと長く丁寧ですが、字数の関係で敬語表現他を省かせて頂きました。)

 < リハビリ入院体験記 「リハビリで自分の病気と闘う」(2013年11月)>

夫は、2013年秋から立ったり座ったりの動作などが難しくなり、車いすを使い始めた。
薬もだんだん効かなくなり、気持ちも落ちていった。
そんな時、パーキンソン病を対象としたリハビリも行う専門病院が兵庫にあると知った。
東京では、回復期リハビリがほとんどで、進行性の病気のリハビリを行う病院は少ない。
本格期なリハビリを強く望んでいた夫のために、遠いけれど思い切って入院を決めた。

夫は、ヤール3(運動障害の段階)で特定疾患難病)の制度(医療費助成制度。都では通称「マル都医療券」)が使えるので、収入に応じて、医療費、入院費は月一定額で済む。
しかし都の制度(マル都医療券)は、都と契約している病院でしか使えない。
入院先の病院は、今回初めて都と契約して下さったので、入院の希望が叶った。
主治医の診断書を持って診察を受けに行き、入院の必要を認められ、後日入院した。

パーキンソンを熟知したスタッフによる理学療法(体を動かす)、作業療法(手先や日常動作)、言語療法(発音や飲み込み)が、毎日それぞれ40分ずつ。
他に音楽療法、水泳、料理、集団でのゲーム等も入り1日平均4種類のリハビリを受ける。

東京では、デイサービスでのリハビリを週数回(1回20分)と訪問リハビリを週1回(1回40分)だけだったので、このメニューについていけるかどうか、初めは心配だった。
しかしリハビリを望んでいた夫にとっては、まさに天国。「1日があっという間だった。」

リハビリの結果、夫は、行きに使った車いすではなく、杖2本を使い、自分の足で歩いて帰って来た
お土産に、クリスマス会やリハビリの様子を撮影したDVDと、自宅用リハビリメニュー(本人が実際にしている写真入り)をいただき、大感激だった。

「どんなに良い薬を飲んでいても、リハビリをしなければ身体が弱る。身体が弱ればますます動きたくなくなり、悪循環だ」と先生から伺い、私もリハビリの大切さを再認識。

帰宅した夫は、「デイケアのメニューが物足りなくなった」と言い、デイケアの後に散歩に行くなど、リハビリに対する意識が、ますます高くなった。
できることは、なるべく自分でやりたい』という自立性も高まったように思う。

「厳しいリハビリをすることが、自分の病気と闘っている実感が持てる唯一のときだ
63才の夫は、リハビリ=闘病という意識で取り組んでいる。

<関連記事>
*「Hさんの体験談」と「車いすで行った沖縄家族旅行
*「若年性レビー小体型認知症Kさんの体験談と具体的治療法
*「若年性レビー小体型認知症ominaeshiさんの幻視体験談」リンクでその他体験談。
*「レビー小体型認知症7人の体験談」家族会サイト。年齢も症状も多様

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兵庫県のリハビリ専門病院で杖2本を使って歩かれるHさん

レビー小体型認知症 漢方薬治療の例

若年性レビー小体型認知症のKさん(50代女性)の治療のその後。
自律神経症状に悩まされているKさんには、幻視を含む様々な幻覚はあるが、パーキンソン症状はなく、認知障害もほとんどない。(症状の詳細は、文字上をクリック)

不眠等に悩むKさん(睡眠導入剤は効かない。)は、主治医の勧めで漢方薬を試した。
しかし抑肝散加味帰脾湯には、効果を感じられず中止した。
(注:抑肝散はレビーの幻視等に効果があることが認められ、広く処方されている。)

Kさんは、主治医はそのままに、漢方薬に関してのみ漢方医に相談してみた。
東洋医学では、(東洋医学の体質分類)によって同じ症状でも薬の処方が変わる

年配の医師(内科医かつ漢方医)は、レビーという病名を知らなかったので、用意してあった資料を渡し説明した。医師は、その場で大きな本を出してきて調べたが、そこにレビーの記載は、なかった。

医師は、非常に長い問診票からチャートを作り、脈診舌診、腹部の触診をした。
「診たことのない状態だが、自律神経症状ならば、改善できる可能性は十分ある。
ただあなたの体に合う薬を見つけるまで、少し試行錯誤が必要かもしれない」

その病院では、湯に溶かした数種類の漢方薬の味比べをして患者に選ばせる。
まずい、飲みにくい感じる薬は、体に合わず、美味しい、飲みやすいと感じる薬は、良い効果が出やすいと説明された

感想を伝えると今度は、2種類を混ぜて1杯のみ、15分程してから再び診察した。
加味逍遥散(かみしょうようさん)と真武湯(しんぶとう)とそれに混ぜて飲むボレイ(牡蠣の殻の粉。薬の効果を高めると説明される。)を2週間分処方された。
日に3回食間に両方(2包)を1杯のに溶かし、少量のボレイを混ぜて飲む。
空腹時に飲まないと効果が落ちると言われた。(少なくとも食事の前後1時間は避ける)

しかし飲んで1時間位すると意識障害を起こした時のように起きていられず眠ってしまった。翌日の朝も飲んでみると1時間後から何時間も眠り続けたので服薬を中止。
しかし体は温まり、猛暑でも悩まされていたひどい冷え寒気は改善された。

再び漢方医を訪ね、相談。レビーの薬剤過敏性について初めて説明した。
医師は、通常は起こらない反応だと説明し、味の好きな方を3分の1の量にして(1日1包)試してみることを提案した。

選んだ加味逍遙散は、効果を感じず、どこか体に合わない感じがして止めた。
真武湯は、体が温まり、少し体が楽になる感覚以外は、特に変化を感じなかった。
しかし試しに3分の2に増やして飲むと、その時あった意識障害が改善することを実感。
座っていることも辛く、横になるしかない状態だったが、頭も体もほぼ正常に戻った。
夜、1包を飲んでみると(正反対に)起きていられなくなり、普段より長く眠ることができたが、良い効果なのか悪い効果なのか、まだ医師に確認していない。
次の診察まで1日3回 3分の2包で続けている。

<参考記事>
*「認知症に鍼(はり)治療が効果」(新聞記事)効くツボ等を紹介
*Kさんの体験談治療と経過(漢方薬も含む)/本人が語る症状(幻覚と意識障害)
<参考サイト>
抑肝散と認知症(論文)(QLife漢方←漢方薬の医療情報)
漢方薬辞典(Kampo view←一般向け漢方薬情報)
ツムラ 英オックスフォード大と共同研究(産経新聞)認知症やがんに効く薬を目指す

追記:真武湯は、パーキンソン病やメニエール病に処方されると書かれたサイトがある。高木嘉子著『「冷え性」を治す』(冷えを改善するための34種類の漢方薬が紹介)P.166にもそう書かれている。

追記(’13.11.3);
加味帰脾湯はアルツハイマー型認知症の脳の萎縮に効果があるという研究→こちら
抑肝散が脳血管性認知症にも有効とする研究も→こちら

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医師が処方するツムラの漢方薬
(Kさんの処方された4種類の漢方薬もこの形。保険適用なので、高価ではない。)

認知症の新画像診断技術(NHKニュース)

2013年9月19日朝のNHKニュース。(記事原文とニュース動画はこちら


        < 認知症の新画像診断技術を開発 >

アルツハイマー病に特有のたんぱく質が患者の脳に蓄積しているのを画像検査で見つけ出す技術の開発に放射線医学総合研究所のグループが世界で初めて成功し、病気の早期発見などに役立つと注目されている。

研究を行ったのは千葉市にある放射線医学総合研究所の樋口真人チームリーダーらのグループ。
アルツハイマー病では脳に「アミロイドベータ」と「タウ」という2種類のたんぱく質が蓄積するが「タウ」については、CTMRIなどの画像検査で捉えることができなかった。

グループではタウだけに結合して微弱な放射線を出す特殊な薬剤を開発した。

そして実際にアルツハイマー病の患者に注射しPETと呼ばれる画像診断装置で撮影することで世界で初めて、患者の脳に蓄積しているタウを捉えることに成功した。

タウは、アルツハイマー病のごく初期の段階から脳に蓄積することも確認されている。
樋口チームリーダーは、
タウはアルツハイマー病の発症と密接に関係していることが分かってきている。
今回の技術を使えば、早期発見予防法の開発などに役立つはずだ」と話している。

<関連記事>
*「4大認知症 早期発見のための知識とチェックリスト集
 (アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性、前頭側頭型認知症—ピック病—)
*カテゴリ「認知症の予防・診断・治療

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画像は、NHK NEWS WEBから。

アルツハイマー病の新たな原因発見

横浜市立大学のサイトから一部転記(青字部分)。(→記事全文
内容は、『Neuroscience Research』に掲載(米国2013年8月29日オンライン掲載)。
  

   アルツハイマー型認知症を発症する新たなメカニズムを発見 (2013年9月6日)

横浜市立大学学術院医学群 山下直也助教、中村史雄准教授、磯野俊成、五嶋良郎教授らは、アルツハイマー型認知症の原因分子であるタンパク質が、別のタンパク質のリン酸化を引き起こし脳内に蓄積することで認知機能が低下する、認知症発症のメカニズムを発見しました。

      <研究成果のポイント>

●アルツハイマー型認知症の原因分子であるアミロイドベータというタンパク質が、
 クリンプというタンパク質のリン酸化修飾を起こすことを発見した。

●遺伝子改変によって、クリンプのリン酸化修飾を受けないマウスを作製し、
 アミロイドベータの効果を検討したところ、アミロイドベータの持つ学習記憶を
 抑制する効果が全く見られなくなった


●アルツハイマー病脳においては、リン酸化修飾を受けたクリンプが蓄積していることが
 報告されているため、本知見は、リン酸化クリンプの抑制がアルツハイマー病の発症や
 進行の阻止に有効である
ことを示唆する。

これらは動物での結果ですが、ヒトのアルツハイマー病でもクリンプのリン酸化を抑えるという方法が認知機能の低下をおさえるのに有効かもしれないことを示しています。

注)クリンプは、脳内で神経回路を形成するときに必要なタンパク質。
  神経細胞の形や向きを決める重要な働きがある。類似の機能を持っている分子が
  10種類あるため、これらの仲間が協働して働いていると考えられる。

<関連記事>
*「記憶力低下の原因たんぱく質特定」2013年8月29日NHKニュース
*「アルツハイマー病の根本治療薬開発途中」2013年7月8日朝日新聞
*カテゴリ「認知症の予防・診断・治療

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オキザリス

認知症医療の良書

新しい認知症ケア 医療編」河野和彦(名古屋フォレストクリニック院長)著 
            編集協力:東田勉 講談社 2012年11月29日発行 3150円
           (内容紹介と目次→講談社公式サイト) アマゾン 楽天 

これは、介護家族、仕事で認知症の方に関わるすべての人に役立つ本だと思います。

私も先日までは、買いませんでした。かなり大きくて重い本ですし、買わなくても、内容は、河野医師のブログに全部書かれていると思ったからです。

しかし本を買って読んでみると、介護家族にも医師にも勧められる優れた本でした。
1. よく整理されていて読みやすい。極めて実践的。問題解決法の解説が懇切丁寧。
2. 目次や検索などで事典のように活用できる。(ブログはサイト内検索がない)
3. PCと比べて目が疲れず、付箋やマーカーを使える。
4. 大きなイラストや図表も効果的。字のレイアウトも良く読みやすい。

河野医師独自の薬物療法(コウノメソッド)は、100%支持する人と頭から否定する人に分かれがちです。
私は、医師ではないのでわかりませんが、効果は、学校時代の偏差値の曲線が示すようなものだろうと想像しています。

(これは、薬剤過敏性のために薬物療法が難しいレビー小体型認知症の場合ですが)
体質と薬(種類と量)が見事に合って劇的に改善する何%かの幸運な患者、
試行錯誤しながら徐々に自分の体に合う薬(種類と量)と出会う何%かの患者、
試行錯誤しても薬の恩恵を受けられない何%かの患者、
薬剤過敏性の激しい体質のためにどんな薬でも悪化する何%かの患者がいるだろうと。

その割合はわかりませんが、介護家族の方々のお話を伺っているとそう思います。
治療の成功は、体質(としか言えないものがレビーにはあります。)、更には、介護家族の医療知識観察眼にもよると思います。

ただ、アリセプトをルール(添付文書)通りに増量し、向精神薬(他の病気と同じ処方量)で症状を抑えようとする大病院で、治療が上手くいった例を介護家族から聞いたことはありません。
(劇的悪化に驚いた家族がネットで調べて初めて薬剤過敏性を知るケースが多いです。もちろん治療に問題がなければ、或は、医師の説明通り、「認知症の悪化」と考えていれば人に相談することもないので、治療の成功率はわかりません。)

それならば、レビー患者と家族が、薬物による悪化というリスクを避ける方法は、1つ。

唯一公開されているこの治療法(リスクを減らすために微量の処方をする等)を知った上で、主治医(勉強熱心で誠実な開業医)とよく話し合いながら一緒に治療を進めていくしかないのではないかと私は考えています。

<関連記事>
*「レビー小体型認知症の治療 家族にできること」(医師の選び方等)
*「河野和彦医師の認知症セミナー」(2013年6月30日東京)
*「レビー小体型認知症は薬で悪化する(朝日新聞)」2013年5月30日付
*「各種認知症におけるアリセプトの副作用」(医師達の言葉)
*「介護家族ができること(医療に関して)
*「病気を知って家族を守ろう」(推薦本。推薦サイト)

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講談社発行

認知症の可能性を電話で検査 (新聞記事)

2013年9月3日の日本経済新聞から。(途中まで公式サイトから転記。)

注byしば:この検査で発見されるのは、主にアルツハイマー型認知症で、レビー小体型認知症や前頭側頭型認知症(ピック病)等は、正常と判断される可能性があります。


    < 認知症の可能性、電話検査 ミレニア 1回10分 >

訪問看護などを手掛けるミレニア(東京・中央)は、認知症になる可能性がある軽度認知障害(MCI)かどうかを電話で検査できるサービスを月内にも始める
米で約50万人の実績があり、国内ではまず年間1万人の検査を目指す。

電話でオペレーターが話した10個の単語を覚えて、一定時間後に答えさせるテストを実施する。
10分間程度で認知機能の水準を調べられ、結果は郵送で通知される。
検査料は、3500円。(プリペイドカードをサイト上で購入)

厚生労働省の推定では、MCIの高齢者は、約380万人
認知症の高齢者は、約460万人。               以上。


2013年4月13日放送のEテレ「チョイス@病気になったとき」でも、MCIの発見方法や効果のある認知症発症予防法を伝えていました。
 →<番組内容(誰でも受けられるMCI早期発見テストへのリンクあり)

番組の中で国立長寿医療研究センターの島田裕之氏が語った言葉。
「認知症予防のために最も科学的根拠が高いのが、運動です」

<参考> 
1.認知症早期発見のためのチェックリスト
(趣味を止めてしまう、日中でもウトウト眠ってばかりいる、だらしなくなる、食べ物の好みが変わる、匂いに鈍感になる、怒りっぽくなる等も認知症のサインです。)

2. 2012年4月7日の Eテレ「名医にQ」で紹介された
  家庭でもできる認知症早期発見のテスト方法

3. 認知症の種類別 早期発見のための知識とチェックリスト
 (レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症等。パーキンソン病も)

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久留米市の市民向け介護予防事業(NPO法人シニアネット久留米のサイトから)
スローステップ運動(踏み台昇降運動)を取り入れている。

記憶力低下原因のたんぱく質特定(NHKニュース)

2013年8月29日のNHKの朝7時台のニュースから。
NHK公式サイトから全文転記。ニュース動画も見られます。)


        記憶力低下の原因となるたんぱく質を特定

老化に伴って記憶力が低下する原因となる脳のたんぱく質を特定したとアメリカの研究グループが発表しました。
年をとったネズミでこのたんぱく質を増やしたところ、衰えた記憶力が回復したということで、研究グループでは人にも応用できる可能性があるとしています。

この研究を行ったのは、ノーベル医学・生理学賞を受賞したコロンビア大学のエリック・カンデル教授の研究グループです。

研究グループでは、33歳から89歳までの男女18人の脳のうち、記憶に関わる海馬という領域に注目し、詳しく調べました。

その結果、老化に伴って「RbAp48」というたんぱく質の量が次第に減っていることが分かったということです。
さらに、ネズミを使った実験で、遺伝子を操作して、脳の中でこのたんぱく質の量を増やしたところ、生後15か月の年老いたネズミの記憶力が生後3か月ほどの若いネズミと同じ程度にまで回復したということです。

研究グループは、ネズミでの実験結果が人にそのまま当てはまるかどうかについては、さらなる研究が必要だとしていますが、「老化による記憶力の低下は改善できる可能性がある」としています。

研究を行ったカンデル教授は、「将来的には人にも役立てられるよう研究を加速させたい」と話しています。


<関連記事>
*「アルツハイマー病の根本治療薬開発途中」(2013年7月8日朝日新聞)
*「パーキンソン治療に一酸化窒素が効果(」(2013年7月16日日経新聞)
*「胃ろう後でも口から食べられるようになる」(2013年7月9日千葉日報)

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ハナトラノオ(シソ科)

ドーパミンは記憶力にも関係(新聞記事)

2013年8月9日の中日新聞の記事全文(→中日新聞公式サイトより)

注)ドーパミンは、パーキンソン病・レビー小体型認知症(この2つは兄弟のような関係)、うつ病などで低下します。(→パーキンソン病とレビー小体型認知症の関係


  < ドーパミン、記憶力にも関わり サルで解明 認知症治療に期待 >

  京大霊長類研 「やる気」だけじゃない

京都大・霊長類研究所(愛知県犬山市)の高田昌彦教授(脳神経科学)らのチームは、
脳内のドーパミン神経細胞の活動が、外部情報を一時的に記憶する「短期記憶」に関わっていることを突き止めた。米科学誌の電子版に9日発表する。

ドーパミン神経細胞は、おいしい食事や多額の報酬でやる気を出す際の「動機づけ」をつかさどることが知られていたが、短期記憶に関わっていると示されたのは初めて

チームはアカゲザルを使って実験。コンピューター画面上に、1本の短い線を表示して覚えさせ、その後複数の同じ長さの線をいろんな角度で表示した。
元の短い線を選んで画面に触れた時にだけジュースが飲めるといった課題を、条件を変えながら約10万回実施。
ドーパミン神経細胞が集まる中脳の黒質という部位の電気活動も記録した。
その結果、短い線を覚える必要がある条件では、この神経細胞の電気活動が上昇。
覚えておく必要がない場合は活動が変わらず、ドーパミン神経細胞が短期記憶に関わると分かった。

また、ジュースの量が10倍多くなると予告した際には、動機づけに関する神経細胞の活動が上昇。
動機づけの神経細胞は黒質の内側
短期記憶の神経細胞は黒質の外側で働いている可能性が高いことも判明した。

パーキンソン病うつ病など多くの病気は、ドーパミン神経系の異常で起きる

多様な症状のうち「抑うつ気分」「意欲低下」などは動機づけの神経細胞が、
「認知症」「記憶力低下」などは短期記憶をつかさどる神経細胞が、
それぞれ正常でなくなっている可能性がある。

高田教授は「ヒトとアカゲザルで脳の基本構造は一緒。ドーパミン神経細胞の機能と場所をさらに詳しく調べ、ヒトの効果的な治療への応用につなげたい」と話した。

<関連カテゴリ・記事>
*カテゴリ:うつ病(うつ病でも記憶障害が出ます)
(ちなみに「橋本病(甲状腺機能低下症)」でも記憶障害が出ます。)
*記事:「脳に効くスロージョギング」(走ることでドーパミンが放出されます)

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禊萩(ミソハギ)。別名:盆花。
名前のいわれ:禊(みそぎ)の儀式に使われた花。お盆の頃咲く花。

照明で睡眠と認知症を改善証明(新聞記事)

2013年8月9日日本経済新聞夕刊に掲載の記事全文。日経新聞公式サイトから。

追記:この照明が「太陽の変わり」ならば、自宅でも施設でも、「朝、屋外に出る/車いすでベランダに出て日光浴をする」「夕方から照明を徐々に落とし、夜は、ランプや間接照明等でほの暗い部屋にする」ことで似た効果が出るのでは?
夜、照度を落としてほの暗い部屋に居ると介護者も緊張がとけ、リラックスできます
読み書きが必要な時は、手元の読書灯を使います。(最初は暗く感じてもすぐ慣れます)
ベッドの上で過ごすことの多い方は、特に天井の光が直接目に入るので眩しいです。
ただレビー小体型認知症の方は、薄暗い部屋では幻視が見えやすいという問題があります。(しば)


    < 照明を制御して睡眠リズム改善 名大などが確認  >

名古屋大と愛知県立大などの研究グループは9日までに、発光ダイオード(LED)の青色の波長が睡眠を誘うホルモンの分泌に関わると特定し、青色の波長を制御する実験で、睡眠障害の改善を確認できたと発表した。

ヒトは脳内で眠りを誘う「メラトニン」というホルモンを分泌し、体温や脈拍を下げて眠りに入る。
太陽の光でこのホルモンが減り覚醒するが、朝日を浴びずに照明に当たりがちな現代社会では、これらの睡眠リズムが乱れるという。

グループは、学生にLED照明を見せる調査で、青色の波長でメラトニンが減少すると特定。
これを踏まえ、青色の波長を制御できるLED照明を開発、老人ホームなどに設置して高齢者の生活状況に変化があるか調べた。

実験では太陽の動きをイメージし、早朝から照明の青色を徐々に導入。夕方ごろから弱め、夜にはゼロとした。2週間後、調べた高齢者4人のうち3人は夜に覚醒する傾向が見られなくなった。また、昼間にうたた寝していた3人のうち2人に症状がなくなった

野菜の名前を列挙するテストでは、4人とも制限時間内に回答できる種類が増え、認知症への効果も確認できたとしている。

愛知県立大看護学部の岡本和士教授(疫学・公衆衛生学)は「この照明を太陽の役割として使うことで睡眠リズム調整することができるかもしれない」としている。〔共同〕

<関連記事>
*「日中でもウトウト眠ってばかりいる高齢者、認知症の可能性」(読売新聞)
*「日中の強い眠気は、レビー小体型認知症の症状の1つ」(チェックリスト)

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サルスベリ

「きょうの健康」認知症特集/見逃されるレビー小体型認知症

今週のEテレ「きょうの健康」は、「正しく向き合う 認知症」。(→番組公式サイト

「認知症」というと、大抵はアルツハイマー型認知症の話中心になります。
この特集の内容は、確認していませんのでわかりません。
追記:番組を見ました。齋藤氏の話はわかりやすく、とても良い内容だと思います。

   講師 東京都立松沢病院院長 齋藤正彦氏

  「早めの受診がかぎ」
     2013年8月5日(月)午後8:30~午後8:45

  「進行を遅らせる治療」
      2013年8月6日(火)午後8:30~午後8:45

  「周囲と一緒に 生活を維持」
      2013年8月7日(水)午後8:30~午後8:45

  「介護の負担を減らすために」
      2013年8月8日(木)午後8:30~午後8:45

*再放送は、8月12日〜15日 午後 1:35分〜(昼過ぎ)


  <見逃されるレビー小体型認知症の具体例集>

昨日、ブログの読者からご連絡を頂きました。偶然会った方が言われたそうです。
「私の母も認知症。でも身の回りのことは、何でも自分でできるんです。
薬の管理も自分でしてます。だから何を飲んでいるのか、私は、知りません。
しっかりしているんですけど・・ただ、変なものが見えたり(幻視、幻覚)変なことを言う(妄想)のだけがひどくて・・」

薬の管理ができる(=記憶障害が軽い)ことも含めて、レビー小体型認知症の可能性を疑うべきケースだと思います。他にもよく聞くこんな誤診例もあります。
すべてレビー小体型認知症の可能性が高い例です。

うつ病と言われて何年も薬を飲んでいたが良くならず、その内にボケまで出てきた
パーキンソン病だが、最近、会話をすると、なんだか理解力が落ちてきた気がする」
「アルツハイマーと言われて薬(アリセプト)を飲んだら怒りっぽくなって、
 体も動かなくなってきた」
「急に訳のわからないことを言ったり、騒いだり、暴れたりするようになったので
 薬(向精神薬)を処方してもらったら、認知症が急に進んで寝たきりになった
認知症と言われたが、運動不足で筋力が落ちたのか、歩き方までヨチヨチに」
認知症だけど普通の(しっかりしている)時もある。そうかと思うと寝てばかりいる」
結構しっかりしているのに、(大小便を)もらすことがよくあって本人も困っている」
認知症だが、歩いていて転んだり、立った途端に倒れたり意識を失う時がある」
認知症だが、怒りっぽかったと思ったらっぽくて、元気がない声も小さい

<関連カテゴリ・記事>
*記事「レビー小体型認知症の早期発見チェックリスト(3種)
*カテゴリ「各種認知症早期発見のための知識とチェックリスト
*記事「各種認知症のチェックリスト集
*記事「完全版:レビー小体型認知症の全症状
*「レビー小体型認知症の体験記集」(家族会サイト)
*記事「名古屋フォレストクリニック河野和彦院長の認知症セミナー」(種類別特徴を解説)

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「ブットレア」だそうです。

アルツハイマー発症前から追跡調査(新聞記事)

2013年7月23日の日本経済新聞の記事から一部抜粋、一部要約。


     アルツハイマー、発症前から追跡 東大など41施設
           たんぱく質蓄積を調査 予防・治療の時期探る
                     発症後に投与、効果薄く

東京大学病院、九州大学病院など全国41カ所の医療施設は、アルツハイマー病の予兆がある予備軍の人を発症前から観察して発症の仕組みを突きとめる臨床研究を始める
脳の画像で発症の主因とされる異常なたんぱく質(アミロイドベータ)がたまっている人を3年間追跡する。
完全にアルツハイマー病に至っていない軽度の患者も長期間調べる。
発症予防や発症を遅らせる薬などの超早期の治療法の開発につなげる

東大の岩坪威教授らのグループが厚生労働省と経済産業省のプロジェクトとして始める。
陽電子放射断層撮影装置(PET)でアミロイドベータの蓄積を調べ、蓄積している150人と、そうでない150人を3年間追跡し、蓄積の様子や血液、脳脊髄液、認知機能を調べる。
発症前後の様子が分かれば、予防や発症を遅らせる方法が見つかるかもしれない。

軽度認知障害(MCI)の人も「健康な人に近いMCI」と「アルツハイマー病に近いMCI」を100人つづ集め、同様の追跡調査をする。

すでに米国では、症状が出ていないが、アミロイドベータが蓄積している人を対象にアミロイドベータを取り除く薬を投与する臨床試験(治験)が始まっている。

アルツハイマー病の治療薬開発は、転換期を迎えている。
製薬企業に臨床試験が相次いで失敗しているためだ。
2012年に発表された米イーライ・リリー社の新薬候補ソラネズマブは、アミロイドベータを取り除く抗体だが、期待する効果が出なかった。(軽度の患者では、認知機能低下抑制効果があった。)

専門家の間には、発症してからアミロイドベータを取り除いても効果には限界があるという認識が広がりつつある
発症を直前で押さえる戦略に活路を見出そうと研究者が動き出している

ただ、アミロイドベータが蓄積し始めても全員がアルツハイマー病になるとは限らない
健康な人に薬を投与して副作用が出ないかなど検討課題は多い。


*関連カテゴリ:認知症予防・診断・治療

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半夏生 (半化粧 ハンゲショウ。別名 片白草 かたしろぐさ)
七十二候の1つ 半夏生の頃に咲くから。

認知症医療の問題

私は、最近、自分の書いてきたことが、正しかったのだろうかと考え続けています。

認知症専門医は、誰もが「早期発見、早期治療が大切!」と言います。それならば、
早期発見するにはどうすれば良いかと考え、チェックリストを作ってみたりしました。

けれども実際には、気付くのが、早ければ早いほど、私の知るほとんど全ての方は、認知症と診断されませんでした。脳の画像も知能検査も「正常」と言われてしまうのです。

鋭敏な方は、小さな違和感から認知症を疑い、家族を助けたい一心で病院を訪ねます。
しかし「年相応」と言われ、正しい診断まで更に何年もの間、葛藤を続けています。

つい最近、有名な大病院で心筋シンチグラフィ検査を受けた方は、「レビー小体型認知症ではない」と断定されたそうです。
このブログを読んで9割の精度しかないことを知っていたので、医師に確認すると
「レビーじゃなくて良かったじゃないですか。レビーなら治療法はありませんよ」
と言われたと、ご本人から直接伺いました。
そんな話ばかりをここ数年、多くの方から聞き続けています。

多分、世の中には、早期発見早期治療で順調な方もいらっしゃるのでしょう。
問題がなければ悩みも葛藤もありませんから、家族会やブログの運営者になど相談してこないでしょう。そういう例もきっとある、あって欲しいと私は、切望しています。

誤診され、治療で悪化した例ばかりを限りなく聞き続け、私の迷いは、深まっています。
『ならば、病院に行かなかった方が、まだ良かった・・・?』
そんなことは、ないはずです。薬が適切でさえあれば、患者は救われます

ただ1つ、間違いないと思えるのは、最低限の薬の知識を持って、自衛することです。

レビーは、薬剤過敏性という特性のために、薬の副作用が激しく出る方が多い。
医師が、アルツハイマー型と誤診して、処方する3mgや5mgのアリセプトで悪化する例がとても多いのです。
「落ち着かせましょう」と処方する向精神薬動けなくなってしまうのです。
「認知症が進行したね」と更に増量されて寝たきりになり、食べることも話すこともできなくなります。その過ちに気付かない医師が、全国にまだいくらでもいます。

レビー小体型認知症にも、対処療法ではありますが、ちゃんと治療法はあります
治すことはできませんが、様々な症状を緩和し、穏やかな生活が可能になります
薬剤に過敏」=「ごく少量(適量)で非常に良い効果も出やすい」ということです。
その方に合った薬と量医師と根気強く探していけば、良い結果が出やすいのです。

レビーは、病状が不安定になりやすく、薬を抜きにしても、原因のよくわからない急激な悪化や劇的な改善を繰り返される方が少なくありません
私の母も要支援2から一気に要介護4、そして5に進み、「長くはない」と言われました。
その後、薬の量も種類も減らし、2年経った現在は、とても元気に(私とは)普通に会話をしています。(→母の記事

<関連記事>
*「認知症の種類別 見極めのための知識とチェックリスト
*「認知症症状を悪化させる薬剤リスト(朝日新聞)
*「早期発見されず薬で悪化するレビー小体型認知症
*「プロの言葉を鵜呑みにして絶望しない・諦めない」
*「レビー小体型認知症を理解する動画」(この病気の発見者の講義)

*薬について知識を得られる資料→認知症薬物療法マニュアル コウノメソッド2013

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イワダレソウ(岩垂草)
花の大きさは、1cmくらい。
グラウンドカバーによく使われる。

パーキンソン病治療に一酸化窒素が効果(新聞記事)

全国に14万人いるという「パーキンソン病患者の治療に光」という新聞記事です。
レビー小体型認知症(推定患者数64万人)のパーキンソン症状にも効果があるはずです。

「パーキンソン病の新薬・認知障害」の記事の中でも詳しく書きましたが、現在、
パーキンソン病とレビー小体型認知症の症状は、(認知機能低下も含めて)「同じ」ということになっています。

この2つの病気を「同じ病気」と見る医師と「違う病気」と見る医師がいます。

レビー小体型認知症の発見者・小坂憲司医師は、
薬剤過敏性(薬物、特に抗精神病薬に対して悪い影響が現われやすい特徴)は、レビー小体型認知症特有のものでパーキンソン病やアルツハイマー型など他の認知症にはあまり見られない」と著書「第二の認知症」P.92に書いています。

名古屋フォレストクリニックの河野和彦医師は、立った時の左右の足の開き方が、パーキンソン病では狭くレビー小体型認知症・正常圧水頭症・脳血管性認知症では広い患者が多いと説明しています。→こちら

私は、母が、幻視(幻覚)から起こった妄想せん妄(意識障害)に苦しめられてもパーキンソン病の診断を押し通され悩んだ経験があり、両者は違うという立場です。
そしてこうした記事には、「パーキンソン病」と並べて「レビー小体型認知症(LBD)のパーキンソン症状」と必ず書いて欲しいと願っています。

以下、2013年7月16日日経新聞の記事全文。原文通り。(→日本経済新聞公式サイト


< パーキンソン病治療に光 一酸化窒素、役立つ可能性 >

手が震え、体がこわばる難病「パーキンソン病」の治療に、体内にある一酸化窒素(NO)が役立つ可能性があることを奈良県立医大や京都大、三重大のチームが突き止め、16日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に発表した。

パーキンソン病は、不要な物質を分解するタンパク質「パーキン」が働かなくなり、神経細胞が不要物質により傷つけられ発症すると考えられている。
NOはパーキンをよく働くようにし、神経細胞を保護することが分かり、チームは「NOを増やす薬剤を開発できれば、新たな治療薬となり得る」としている。

奈良県立医大の小沢健太郎准教授らは、ヒトの神経細胞から培養した細胞にNOを加えると、細胞内にある特定の不要物質の分解が、加えない場合の約2倍促進されることを解明。
パーキンソン病を防げる可能性があることを明らかにした。

一方、NOを長時間加え続けるとパーキンの働きが低下。これはNOが別の物質に変化し、パーキンを働かなくするためだと分かった。

小沢准教授は「NOの細胞保護の作用だけを利用できる薬剤を造れれば、多くの患者の症状を緩和できる可能性がある」と話している。


<関連記事>
*「パーキンソン病とレビー小体型認知症の関係(違い)
*「完全版:レビー小体型認知症の全症状
*「レビー小体型認知症を理解する動画」(この病気の発見者の講義)
*カテゴリ:「レビーと各種認知症の症状と早期発見チェックリスト)
*家族会のサイトに私が書いている→<レビー小体型認知症 体験談集>
*「神経内科医はレビー小体型認知症とパーキンソン病の症状は同じとしている
2013年6月の記事

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サボテン

アルツハイマー病の根本治療薬開発途中(新聞記事)

2013年7月8日の朝日新聞から一部抜粋、一部要約。→記事全文


 シリーズ「ひょっとして認知症」No.190 アルツハイマー病の根本治療に向かって
                            筆者:笠間睦

ミクログリア(=神経炎症、神経細胞死に深く関与)が、アルツハイマー型認知症発症に関わっていることが明らかになってきた。RAGE阻害薬が治療薬となる可能性も。
しかし神経細胞の信号を受けて保護するように働くのもミクログリア。諸刃の剣である。

国立長寿医療研究センター・認知症先進医療開発センターの柳澤勝彦氏は
ガランタミン(ヒガンバナの仲間のスノードロップの成分)には、ミクログリアのアミロイド貪食能を高める作用があることが最近報告された」と発表。
(柳澤勝彦:Alzheimer病の新承認薬-その効能と限界. BRAIN and NERVE Vol.63 863-868 2011)。

「佐賀大学医学部附属病院神経内科の原英夫診療教授らは、
十全大補湯老人斑を除去する効果があることを示した。
これは十全大補湯の免疫機能賦活作用によると思われ、実際、十全大補湯はミクログリアを活性化し、アミロイドの貪食活性を高める作用が認められた」
(田平 武・順天堂大学大学院客員教授:進行中のアルツハイマー病臨床治験と近未来の治療戦略. 臨牀と研究 Vol.88 727-734 2011)。

アミロイドβを標的とした薬がことごとく不調に終わっている現在、タウを標的とした薬剤(レンバー等)にかかる期待は決して小さくない。
「タウ重合阻害薬などについても一部臨床試験が始まっているようであるがまだ将来性が見込める状況には至っていない」と大阪大学大学院・武田雅俊教授らは指摘。(大河内正康、田上真次、武田雅俊:アルツハイマー病薬開発の現状. 脳21 Vol.15 191-200 2012)
レンバーが治験の最終段階(第Ⅲ相試験)に入ったことは、朗報。

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赤詰草(アカツメクサ)

親の認知症やがんは遺伝するか

2013年7月7日のNHKスペシャル「遺伝子が語る運命」を見ました。(→番組サイト
アンジェリーナ・ジョリーさんの乳房切除手術で話題になっている遺伝子検査で、人の未来はどこまで予測できるのかというテーマ。

結論は、「遺伝子だけで決まるわけではない。ある病気になりやすい遺伝子を持っていたとしても、遺伝子以外に環境要因等が加わらないと発症しない」。
環境要因とは、どんな風に育ち、毎日どんな生活を送っているかということです。

多くの人は、親が、がんや認知症など深刻な病気になると遺伝を心配します。
けれども病気になる、ならないは、遺伝子だけでは、決定しないということです。

(追記:家族性アルツハイマーやレビー小体型は、稀と言われています。)

ネットで調べると山梨大学の環境遺伝医学講座に似たことが書いてありました。
以下、青字部分は、抜粋と要約です。全文は→久保田教授の学会見聞録


<文部科学省 新学術領域ゲノム支援 国際シンポジウムに参加して>( 2013年1月9日)

ヒトの全遺伝子を解析できる「次世代シーケンサー」(高速遺伝子解析装置)により
この数年間で、(略)一つの遺伝子の異常で発症するタイプの遺伝病(何万人に一人という珍しい病気)の原因遺伝子は次々と明らかにされてきた

しかし一般の人になじみのあるタイプの遺伝病(生活習慣病、自閉症、精神疾患などで、専門用語で多因子遺伝病と呼ばれる)の原因を次世代シーケンサーが自動的に解明してくれることはない

多因子遺伝病は、遺伝的要素だけではなく、環境要因などの遺伝子以外の要素が加わって発症するので、(略)従来の遺伝学を超えた発想が必要であることを実感することができた。

疾患遺伝子に異常が認められても、発症する人としない人がいる

特に、多くの人になじみのあるタイプの遺伝病(多因子遺伝病)でこれがあてはまる
この場合、主要な遺伝子の異常(変異)に加えて第2の遺伝的要素(疾患修飾遺伝子)にも異常をもっていると発症し、第2の要素をもっていないと発症しない、という考え方をとることができる。

すなわち、染色体微細欠失があっても自閉症にならない者が世の中にはいる。
例外の存在を否定し来たのが従来の純粋遺伝学であった。
しかしこの例外事例から、新たな見方が湧いてくる。

遺伝的異常を持ちながら発症しなかった人の存在こそが、生き方の教科書、すなわち、遺伝的異常を持ちながら発症しなかった人がどのような環境で育ったかを知ることで、同じ遺伝的異常をもって生まれてくる人への朗報となるのだ。


<関連カテゴリ>
*「認知症予防・診断・治療
*「認知症を予防する運動」(スローステップ。ウォーキング。スロージョギング)
*記事:「iPS細胞を使った治療について」(リンクで家族性アルツハイマー病、コメント欄に家族性パーキンソン病について書かれています。)

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遺伝子検査を受ける赤ちゃん。
少量の唾液で何十種類もの病気の可能性や才能までも判定するビジネスが海外にはある。
写真は、番組サイトから。

血管性認知症(皮質下血管性認知症)の「まだらボケ」 症状

認知症発症後も高齢者の脳内は、変化を続け、他の病気(認知症)との合併が増えます

アルツハイマー型の高齢者は、血管性認知症やレビー小体型認知症を合併し、レビー患者もアルツハイマー型や血管性認知症等を合併する場合は、決して少なくありません。
*詳細・正確な数値は、こちらを久山町の調査報告

そのため血管性認知症(脳血管性認知症)のことを知っておくことは重要です。

以下、青字部分は、2013年1月7日の朝日新聞掲載の記事からの一部抜粋一部要約です。
(→記事全文—アピタル—)

「血管性認知症では、記憶障害よりも、実行機能障害、遂行機能障害が目立つ。
具体的には、物忘れはそれほど目立たないが、レンジの使い方がわからない、衣服を前後反対に着る、歯磨きのしかたがわからないなど、生活上の支障が出る

感情の易変性(感情障害)が目立ち、怒りっぽい。ときに暴力行為がみられる。」
(川畑信也:エキスパートの思考法・認知症診療─病歴、問診・診察から診断を考える④ 治療 Vol.94 1628-1632 2012)

「アルツハイマー型においては、明確に自己主張するということがあまりない。
脳血管性においては、プライドが高く、ややかたくなに自己主張を押し通そうとされる」
(小澤 勲:認知症とは何か 岩波新書出版, 東京, 2005, pp63-66)

脳血管性では、一般的に「物忘れ」を深刻に受け止める傾向が強く、悲観的な印象。
できることとできないことが入り混じるまだら認知症)。
感情失禁(強制泣き、強制笑い)も目立つ。(笠間睦)

「脳血管性認知症の人たちは、日によって、あるいは一日のうちでも覚醒度(意識レベル)のゆれがみられる。情動にも認知レベルにもゆれが生じる

具体例:朝『おはよう』と声をかけても呆然としていて答えがない
    昼頃にはすっかり元気になって、顔つきまですっきりし、声をかけてくる。
    その中間の時間帯には、挨拶しただけで、涙がどどっとこぼれる(情動失禁)。
    丁度その時、おむつ交換のスタッフが来て声を掛けると急に激怒される。」

(小澤勲著『認知症とは何か』)

<関連記事>
*「脳血管性認知症(皮質下血管性認知症)」(朝日新聞2013年1月5日)
*「脳梗塞・リハビリによる回復の体験談
*「認知症は合併する(久山町の調査)
*「各種認知症早期発見のための知識とチェックリスト
 (前頭側頭型認知症—ピック病—とパーキンソン病も)

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柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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