体力と時間のない方にスローステップ(踏み台昇降運動)のすすめ

ステップ運動が、認知症の予防に取り入れられているという記事を昨日ご紹介しました。
(→「頭と体を使い記憶改善(読売新聞)」 リンクで国立長寿医療研究センター島田裕之氏ら作成の「認知症予防マニュアル」全文も)

スローステップ(ステップ運動)は、田中宏暁氏(福岡大学教授・福岡大学身体活動研究所所長)が考案した誰でもできる簡単な「踏み台昇降運動」(有酸素運動)です。
台の高さ(標準は20cm)やテンポを変える・手すりの使用といった工夫で、足腰の弱った高齢者膝や腰に問題を抱えた人でも自宅で気軽にできる運動です。

やり方を説明したYouTube動画こちら。 手すりを使った方法も説明 

理想は、10分を1日3回(朝、昼、晩と分けても30分続けても良い。5分×6回でも)。
効果は、スロージョギングとほぼ同じ。(→こちらの記事かカテゴリを )

楽に   (息切れしない。心肺に大きな負担をかけずに心肺機能を上げる)
疲れずに (疲れにくい遅筋という持久力を司る筋肉を主に使うため)
歩くよりも運動強度の強い(消費カロリーも高くダイエット効果も大きい)
運動を誰でも、いつでも、自宅の中でできることがポイントです。

以下(青字)田中宏暁著「スロージョギングで人生が変わる」(P.84〜P.90)から抜粋。

(略)ニコニコペースでゆっくり行うスローステップ運動なら、誰でもできます
しかもスローステップ運動では、手すりを使えば、足下がふらつく人や膝が痛い人でも、安全にやることができます。

(台に登って下りるを1回として)毎分15回でスロージョギングなら時速3km、20回で時速4km、25回で時速5km、30回で時速6km(の運動強度)に相当します。

スロージョギングと同様に、ニコニコペースを守ることが大切です。きつくなく、笑顔を保てる速度で行って下さい。
慣れてくるとTVを見たり新聞や本を読みながらでも、やることができます。
高齢者のグループに指導していたとき(略)8割が、スローステップ運動を始めてから(膝や足腰の痛みが)改善していたことがわかりました。 

*私(しば)自身は、楽しくて爽快感があるスロージョギングの方が好きです。でも体力や時間のない方が、健康のために始める運動には、スローステップがお勧めです。
これだけやっても楽しくないので上記の「○○をしながら」(ラジオで語学講座を聴きながら等)でどうぞ。歌を歌ったり、手も動かす(グーパーで拍手/エアロビ風に腕を動かす)と気分も良くなり、健康効果認知症予防効果もアップすると思います。
追記:台は、高価なものを買う必要はありません。安全ならどんな台でも(作っても)。
   絶対に無理をしないで下さい。倒れたり怪我をしたりしないように行って下さい。

「名医にQ」という番組では、「これだけ強度の強い運動をするとなると普通は大変なのに、誰でも楽にできてしまう点が凄い(非常に優れている)」と医師が語っていました。

*スローステップの方法→NHK「きょうの健康」公式サイト
*科学的効果などの詳細→「にこにこステップ運動とは」(久留米大学病院のサイト)
*カテゴリ:スロージョギング(運動の健康効果がわかります。)
*カテゴリ:「認知症の予防・診断・治療
*参考:田中宏暁著「脳細胞が増える!本当にすごい!スローステップ」(本の半分はスロージョギングについて)

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久留米市の市民向け介護予防事業(NPO法人シニアネット久留米のサイトから)
TBSテレビで紹介した大分県安心院町でも同じ取り組みをしている。

スロージョギングの無料講演会(東京)

今朝の日経新聞に載っていた講演会をご紹介しておきます。(以下、青字部分)

スロージョギングは、歩く速度から始める息の切れない(1秒3歩の)ジョギングです。
心肺、膝、腰への負担が少なく、歩ける方なら高齢者でも誰でも始められます。
生活習慣病認知症の予防・症状改善に効果があります。

   詳しくは→カテゴリ「スロージョギング」(脳と体の健康を!)


 講演会「スロージョギングのすすめ」福岡大学教授・田中宏暁氏
 座談会「シニア世代からのランニング 60歳過ぎてからの健康づくり
     増田明美氏、月刊ランナーズ編集長・下条由紀子氏ほか

2013年4月12日(金)午後2時から 大手町・日経ビルにて 参加費無料

主催:アールビーズスポーツ財団

詳細・申込み→こちら。 (年齢制限はありません。) 

申込締め切り 3月27日(希望者多数の場合は抽選)

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JAFMate(2011年4月号)より「スロージョギングの正しい走り方」。
1秒3歩でリズミカルに。ニコニコ笑って会話ができる速さで。
初心者は、歩く速度から。(もっと遅くして「前進する足踏み」でもOK)。
週3日各30分で健康効果。「10分×3回」でも「5分×6回」でも効果は同じ。

上手に歩いて健康効果

2012年7月6日の朝7時台のNHKニュースで面白い研究結果が放送されました。

東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利副部長の追跡研究で、どう歩けばどんな病気が予防できるかがわかったというものです。

青柳氏は、歩き方の2つの項目に注目しています。
 1. 毎日の歩数
 2. 軽く息が切れる速度(中強度の運動量)で歩行する時間
この両方の目標を達成しないと効果が出ないようです。

研究結果は、以下の通りです。

    うつ病予防  1日4000歩 中強度の歩行5分以上

    認知症予防
    脳梗塞予防  1日5000歩 中強度の歩行7.5分以上

    骨粗鬆症予防
    動脈硬化予防 1日7000歩 中強度の歩行15分以上

    糖尿病予防
    高血圧症予防 1日8000歩 中強度の歩行20分以上


この研究結果に基づき、東京都町田市など都内5カ所に「健寿の駅」を設置。
会員になると活動計を持ち、歩行の記録を毎日付け、それに従って指導を受けられるそうです。
埼玉県、宮城県でもこれから同様の取り組みを始めるそうです。

放送の中では、高血圧の高齢男性がこれに従って歩き続けた結果、1年後には血圧が正常値に下がったと伝えていました。
この男性は、軽く息が切れる中強度の歩行(かなり早足)のためにメトロノームを聞いていました。

このブログでは、田中宏暁教授の提唱するスロージョギングをおすすめしてきました。
(スロージョギングのカテゴリーは、こちら

しかし30年40年50年と運動習慣のまったくなかった方は、爽快感を感じる前に疲労感を感じてしまうようです。運動嫌いの方にとって「運動を続ける」というのは、思った以上にハードルが高いのですね。
(中には毎日5分から始めて数ヶ月後には30分楽に走れるようになったという50代の方も実際にいらっしゃいます。続けさえすれば誰でもそうなると思うのですが・・)

軽く息が切れる程度に歩くというのも中々キツいと思いますが、(スロージョギングは息が切れない速度で走ります。)ウォーキングから始めて、体力アップしてきたらスロージョギングを試してみるというのも良い方法かと思います。

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スロージョギングの正しい走り方。
1分間を180歩。1秒3歩で走るのがポイントです。
2012年7月4日の「ためしてガッテン」でも紹介されました。内容は、こちら。

スロージョギングと抑うつ症状

抗うつ剤を止めたいという方からスロージョギングについてご質問を頂きました。
ここに回答を書かせて頂きます。
ただ私は、医師でもスロージョギングの専門家でもないことは、ご了承下さい。

この方は、うつ病ではなく、軽度抑うつ状態で8年間抗うつ剤を服用中だそうです。
「気持ちがすっきりせず、生活に支障はないが、嫌な思い出が頭から離れず、理由もなく不安になったり悲しくなったり、ちょっとしたことで調子が落ちる。この状態をなんとか克服したい」と書かれています。

 <抗うつ剤について>

うつ病には、日本では薬物療法が一般的ですが、薬だけでは治らない患者が少なからずいることは、度々報道されています。一部のクリニックは、安易に大量の抗精神薬や睡眠導入剤を処方し、問題になっています。
一方、認知行動療法は、多くの方に確実な効果があると言われています。

私(うつ病)の場合、毎年変わる主治医(総合病院の精神科医)が、「調子の良い状態が、少なくとも半年以上続かない限りは、抗うつ剤を止めてはいけない」と言い、6年近く抗うつ剤を飲みました。
しかし最後の主治医は、一転して薬を止めることに積極的でした。
生活に支障ない(ある程度眠れ、食べられる)状態が続いているなら止めるべきだと。
私は、その主治医の言葉に従い服薬を止めて良かったと思っています。

 <うつを克服したいというお気持ちについて>

私は、うつ病を完全に治したいと切望している間は、良い状態が続きませんでした。
私も治したい一心であらゆることをしました。ヨガ、呼吸法、早朝散歩等々。
それぞれに確かにそれなりの効果はありました。

けれども完璧な(毎日体調も気分も良い)状態を求めると、小さな不調が、必要以上に大きなストレス(精神的ダメージ)になります。
「今日もやっぱり気分が重い!」「数日良かったのに、やっぱりまたダメか!」と。
そうした過度の期待と失望の繰り返しが、悪循環を生んでいた一因のように思います。

治ることを完全に諦めて「もう一生治らなくていい。こういう体質だと思って付き合っていこう」と決めた時から心身の不調は、少しづつ減っていき、自分でも驚きました。
ストレスがかかれば、体調はどうしても悪化します。それは健康な人間でも同じです。
だるさで動けなくなっても、夜眠れなくても、「そういう時もある。あってもいい。その内良くなる」と思って受け流していると徐々に治まっていきました。
(これは、抗うつ剤を飲んでいた頃の私の個人的な経験で、一般論ではありません。)

「人生は、天気と同じ」と河合隼雄は書いています。
晴れの日、雨の日、台風、梅雨、全部込みで人生だと。
まして中高年にもなれば、晴天の日が減っていくのは、ごく自然なことかと思います。

 長くなりましたが、以下が、ご質問への回答(個人的意見)です。

質問者:うつ病が治った頃、スロージョギングは、毎日続けていましたか?
しば: ほぼ毎日30分続けました。しかし毎日にこだわる必要はないと思います。
質問者:効果は、どのように感じましたか?波はありましたか?
しば: まず、毎日走ってみようと思い立った時点で、既にかなり良い状態になっていた
    のだろうと思います。走った後の爽快感を徐々に強く感じるようになりました。
    何週間かすると、気分も体調も良い日が増えて来たことを感じました。
    波は当然ありますが、毎日一喜一憂しないことが大事かと思います。
質問者:どれ位の運動量が適切なのかが、よくわかりません。
しば: スロージョギングは、毎日30~60分が良いそうです。
    気持ちが良いと思える範囲なら効果があり、苦しい・疲れた・足が痛いと思った
    らやり過ぎ(効果も出ない。)なのだろうと私は思っています。
質問者:30分の有酸素運動を続けていけば、うつは改善していくものでしょうか?
しば: 改善すると本には書いてあります。(下記リンク参照。)私もそう思います。
    短期間にすべての人に劇的な効果が出るとは思いませんが、運動を続けた方が、
    続けないよりも良いと思います。   
    久保田競教授は、ジョギングで脳が大きくなるのに半年かかると書いています。    
    
うつ病についての記事は、こちら。
スロージョギングについての記事は、こちら。
スロージョギングのうつ病への影響についての記事は、こちらこちらをお読み下さい。

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ゴデチア(6月初旬)

スロージョギングとウォーキングの比較

最近、本屋の目立つ場所に置かれている「20歳若く見えるために私が実践している100の習慣(南雲吉則著)」。
「走るな。ジョギングは健康に悪い」と書かれています。
けれども南雲氏のいうジョギングは、「息を切らせて走るジョギング」のことです。

スロージョギングは、息が切れません。(切れる方は、速度・走り方が違います。)
心肺への負担は、ウォーキングと変わらないと田中宏暁教授は言っています。

では、ウォーキングとスロージョギングを比較すると、何が違い、どちらが良いのでしょうか。

田中教授は、「ウォーキングは、健康な人の運動としては、軽過ぎる」と講演で話していました。
ウォーキングでスロージョギングと同程度の健康効果を得るためには、スロージョギングの2倍の距離を歩かなければいけないという話でした。
(同じ距離ならば、スロージョギングの消費カロリーは、ウォーキングの1.6倍と「ためしてガッテン」の公式サイトには、書かれていますが、田中教授は、2倍と言っています。)
田中教授は、日に30分(週3日で効果。理想は、週180分)のスロージョギングを勧めていますが、ウォーキングの場合は、日に1時間歩かなければいけません。

これだけウォーキングが良いという認識が全国に広まり、多くの人が、健康のために歩いているのに、「血圧・血糖値・悪玉コレステロール値が、正常値まで下がった。痩せた」という声をあまり聞かないのは、ウォーキングだけでは、十分な運動量に達していない人がほとんどだからだそうです。


スロージョギングでは、ウォーキングで鍛えられないインナーマッスルの大腰筋などを鍛える効果があると田中教授は、YouTubeのスロージョギング講座で説明しています。
大腰筋は、加齢と共に著しく衰える筋肉だそうです。
大腰筋が衰えるとつまづきやすくなる、転倒(骨折)する、姿勢・体型が崩れる、腰痛・むくみ・冷え性等になりやすくなるなど様々な深刻な影響が出ます。

また久保田競京都大学名誉教授(脳科学者)は、著書(「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」「バカはなおせる」他)の中で、「歩くよりも走る方が、脳の前頭前野の働きを活発にする(「「頭が良くなる」)ことが実験で証明された」と書いています。

ただし久保田教授のいう「走る」は、時速9kmですから、スロージョギング初心者のスピード(時速4~5km)ではありません。
しかし田中教授は、「スロージョギングを毎日続けると3ヶ月後には、多くの人が、息が切れないまま時速6~7kmで走れるようになる、さらに6~12ヶ月間続けると誰でもフルマラソンを完走できるようになる」と書いています。
長く続けることで、誰でも息切れなしに時速9kmに近付いていくことは確かです。

*スロージョギングについての今までの記事は、こちら。

追記:久保田競氏は「バカはなおせる」の98ページにこう書いています。
「走らなくなったら終わり」です。脳が衰えます。(略)意図して走るようにすべきです。歩くだけでは不十分です。

追記:私自身は、ウォーキング(散歩)も好きでよく歩きます。木や草花を見ながら歩くのは、とてもリラックスできます。
田中教授は、体力のない初心者や高齢者には、「1分走って1分歩く」を繰り返す方法を勧めています。

*スロージョギングの自分に合った最適速度(ニコニコペース)/ウォーキングの違いについて書かれた朝日新聞の良いサイトは、こちら。

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スロージョギングの正しい走り方。
1分間を180歩。1秒3歩で走るのがポイントです。

スロージョギングを過信しない

自分で大きな効果を実感してから積極的にご紹介してきたスロージョギング。

しかし最近、友人の中に、踵(かかと)を痛めてしまった人がいます。
踵から着地しない(フォアフット走行)スロージョギングは、足への衝撃が3分の1と言われいますが、それでも痛めてしまうことがあるのだと知りました。
そうした痛みを感じている方は、以下の部分(田中宏暁教授の著書)をお読み下さい。

スロージョギングは誰でもすぐにできますが、いままで運動をしてこなかった人がいきなりたくさんやれば、当然疲れるし、筋肉痛が起こります。
1、2週間たてば痛みは取れます。(略)
もし筋肉痛とは違う痛みが膝や足の裏に少しでも出たら、トレーニングは休んで下さい。
(略)トレーニングを休めば体力はいったん落ちますが、再開後は、非常に速く元に戻ります。それよりも、痛みがあるのに無理して走ってケガを大きくするほうが問題です。

ケガをするのは、がんばりすぎているからです。痛みが出るのは、速すぎるか量が多すぎるかという信号です。
痛みがとれるまで、トレーニングは休みましょう。
そして完全に治ってトレーニングを再開するときには、前より速度を落とすか、量を減らして始めるとよいでしょう。
(田中宏暁著「スロージョギングで人生が変わる」P.82~83)



また体調が優れないので『走れば治るだろう』と考えて長時間走ったら急激に悪化してしまったという方もいらっしゃいます。
スロージョギングには、確かに疲れを取ったり、体調を整える効果があるのですが、体が赤信号を出している時には、決して無理をしないようにして下さい。

健康に非常に良いとはいえ、スロージョギングもスポーツです。
ウォーキングの2倍のカロリーを消費する運動量の多いスポーツです。
体調が思わしくない時は、誰でもスポーツをひかえますよね。

健康な時は、10分位走ると体が軽くなり、気持ち良くなります。
もし10分位走っても体がずしりと重く、まったく気持ち良くなく、逆に嫌な感じがあれば、その日は、そこで止めた方が良いのだろうと思います。(自分の体験から。私は、専門家ではありませんので。)
体からの声にじっと耳を澄ませ、それに素直に従いましょうね。

うつ病への効果については、後日あらためて書きます。

スロージョギングに関する今までも記事は、こちらです。

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正しい走り方。踵から着地しません。
1分間に180歩の速いテンポで走ります

注目の素足ランは、スロージョギングの走り方

2012年3月16日の日本経済新聞に「素足ラン 自然で快適」という一面特集記事が載った。
ランニングの世界で注目されているという裸足(ベアフット)ランニングのメリットとメカニズムを紹介した市民ランナー向けの記事だ。

読んでみるとスロージョギングの走法と同じ。(歩幅は違う。)
何も知らない私は、『ユニークなジョギングだからユニークな走り方なのか』くらいに軽く考えていたが、実は、練り上げられた「驚異の走り方」なのだとわかった。

田中宏暁教授が、「裸足か地下足袋で走るのがベスト。それが無理ならなるべく底の薄い安い靴を」と説明するのを聞いても『本当に足を痛めないのか』と、私たち素人は、反射的に思ってしまう。
それ(私たちの長年の常識)が、とんでもない間違いで、ひざを曲げたまま前足部(足の指と土踏まずの間)で着地するこの走法は、合理的、効率的で安全性がとても高いということがわかる。

スロージョギングの走り方は、まだまだ正しく理解されていない。
「時速4~5km走法」ではなく「息が切れず、楽に走れるペース」で走ることが要点。
従ってその速度は、長期間走り続ける内に誰でもどんどんアップしていく。
(歯を食いしばって走らなければ、筋力も心肺機能も上がらないというのも誤解で、スロージョギングのペースでも同じだけ体が進化する。田中宏暁著「スロージョギングで人生が変わる」より)

時速4kmで走り始めた60代初心者もやがて普通のジョギングペースで楽に走れるようになり、ランニングペースで走れるようになり、マラソン完走もできるようになるというのが、田中教授の説明。
だからスロージョギングは、運動習慣のない人や中高年に適した運動であるだけでなく、フルマラソンを走る市民ランナーにも適した走り方ということになる。

スロージョギングに関する今までの記事は、こちら。

以下の青字部分は、日経新聞の記事からの抜き書き。


  ランニング特集 「素足ラン 自然で快適」 衝撃緩和、高率もアップ

裸足ランナーが増えたきっかけは、『BORN TO RUN 走るために生まれた』という本(こちら)
靴のなかった太古から前足部及び中足部で着地(フォアフット着地)して走るのが人間本来の走り方だったのが、靴をはいたことで、踵(かかと)着地に変わった。

踵から着地するとひざが伸びた状態で足が地面に着く。
そこから推進力を生み出すには、ひざをわざわざ折って、また伸ばして地面を蹴る必要がある。
踵着地でブレーキがかかり、再びアクセルを踏むサイクルに陥る。

前足部で着地するとひざが曲がった状態で地面に着く。
着地と同時に地面を蹴ることができる。
この感覚を実感するには、後ろ向きに軽く走ると良い。
自然にひざを曲げて前足部で着地するようになるので、この感覚を覚えて前に走れば良い。

ひざや足首の関節ではなく、股関節を使って脚を振ることで、大きな筋肉である臀(でん)筋、ももの裏のハムストリングが使われるので、より大きな力が生まれる。

加えて前足部着地をすると、靴をはいて踵着地した時よりも衝撃が小さい。
(2分の1~3分の1)
ひざや腰への衝撃が軽減されるため故障が減り安全。
その上、効率よくより速く走れる。

人間は、元々裸足で走っていた。
裸足になると感覚が研ぎ澄まされ、脚や体と会話しながら走れるようになる。
ナチュラルにリラックスして走っていけば、忘れていた合理的で快適な走り方を取り戻せる。何より、開放感を味わえるのがいい。

*関連カテゴリ:「スロージョギング(脳と体の健康を。認知症予防にも)
*関連記事:「スローステップ」(時間・体力がなくてもOK。ランナーの筋肉強化にも)

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絵の上をクリックすると拡大します。
スロージョギングの正しい走り方。1分間180歩で走ることも大切です。

むち打ち・腰痛・膝痛・五十肩と運動

11月にむち打ちになってから、まだ若干の影響があって整骨院に通っています。
とても腕の良い先生で、今まで色々教えて頂いたので、それを書いておきます。

この先生は、むち打ちでも腰痛でも膝痛でも五十肩でも、炎症が治まり回復期に入ったら「積極的に運動することでしか治らない」と力説します。
筋肉だけが、コルセットやサポーターの役割をしてくれるそうです。
「痛いから動かない→筋肉が衰える→痛みが増す」の悪循環は避けなければいけないと言います。

運動に決まりはないのですが、私が「スロージョギングをしている」と言うと、「理想的な運動だ」と誉めてくれました。

理想的だという理由としては、以下の4点を説明されました。

1. 体(心臓・肺・膝・腰など)への負担が小さい割には、運動量がかなり多い。
  (田中宏暁教授によると、消費カロリーは、ウォーキングの2倍。)
2. 全身を無理なくバランス良く使う。(腹筋・背筋・腕・肩の筋肉も)
3. 体の上下運動は、骨を強化する効果が高い。
4. 運動強度(スピードと時間)を自分で自由に調整できる。

追記:NHKテレビ体操も回復期には良いと言われました。
ラジオ体操第1第2は、こちらのYouTubeで。


  <むち打ち(首の捻挫)>

どんなに軽いむち打ちの場合でも骨に若干のズレや歪みが起こる。
(レントゲンには写らない。)
軽いからと放置して置くとそのまま固まってしまい、その後ずっと続く肩こり、腰痛、頭痛などの原因になる。
ズレや歪みを治せば完治し、その後に影響はない。
回復期に入ったらスロージョギングなどでどんどん体を動かすことがとても大切。
しばらく使わなかった首、肩、背中などの筋肉は、衰えているので疲れやすくなっているが、どんどん使わないと回復しない。
疲れは、整骨院でのマッサージで取れる。

  <加齢による腰痛>

骨や軟骨の劣化は、全ての人に起こり、避けられない。
グルサコミン、コンドロイチンといったサプリメントも宣伝されているような大きな効果はない。
腹筋と足の筋肉を日頃から鍛え続けておくことが、唯一の予防になる。

  <四十肩 五十肩>

原因不明。治るまでの期間は、個人差が大きい。
数ヶ月で治る人も中にはいるが、整骨院で治療して1年位かかる人が多い。
治療しない場合は、数年かかることもある。

痛みの強い時期は、炎症があるので積極的には動かせないが、そんな時でもスロージョギングは、とても良い効果があるはず。
腕を無理なく振ることで、肩回りの筋肉が衰えることを防ぐことができる。

自分で少し動かしてみて、その後、痛みが増すようならまだ無理してはいけない時期。
動かした時はかなり痛くても、その後、少し動きが良くなったと思うようなら回復期。
回復期に入ったら、痛みを我慢して積極的に肩を動かし筋肉を鍛えること。


*スロージョギングの走り方や効果などを書いた今までの記事は、こちら。

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スイセン(水仙)

有酸素運動がうつ病を治す(2)

(1)の続きです。>

「脳を鍛えるには運動しかない!」―最新科学でわかった脳細胞の増やし方―(ジョンj.レイティ著 2009年NHK出版発行)には、ストレス、加齢、女性のホルモンの変化などによって起こる脳の(全身の)不調や衰えを有酸素運動が回復させるメカニズムが、詳しく書かれています。

以下、青字部分は、本からの抜き書きです。

わたしが強調したかったこと―運動は脳の機能を最善にする唯一にして最強の手段だということ―は、何百という研究論文に基づいており、その論文の大半はこの10年以内に発表されたものだ。(P.308)

コットマン(神経科学者)は、毎日運動できればベストだが、休み休みでも運動すれば驚異的な効果がある、と結論した。
運動が「毎日やるか、まったくやらないか」というものではないということを肝に銘じてほしい。
もし数日間、あるいは、1、2週間、運動しそびれたとしても、再開した翌日には、海馬はBDNF(脳由来神経栄養因子)をどんどん生産している。その様子を想像しようではないか。(P.328)


(注byしば:BDNFは、脳を保護し、脳細胞の増殖を促進し、シナプスを伸ばす助けをし、ストレスによるダメージから脳を守る働きをする。加齢やストレスによって減少する。)


私は、抗うつ剤による治療を6年近く受けました。
比較的良い状態の時もありましたが、悪化を繰り返しました。

2009年に、うつ病に効果がありそうだと思い自己流の(速度の速い)スロージョギングを始めました。
症状は、徐々に改善し、半年後、薬物治療を止められました。
その数ヶ月後に突然の遠距離介護が始まり、全く運動をしなくなり、再び悪化。
2011年9月、遠距離介護も落ち着いて、ストレスが軽減した時、正しいスロージョギングを再開すると、8年続いた(もう一生治らないと思っていた)症状が、1ヶ月で消えました。

私が、繰り返し(しつこく)スロージョギングを紹介し続けているのは、このためです。
スロージョギングは、体も健康にしますが、抑うつ気分やうつ病に効果があります。
脳に効き、薬では治らない慢性化したうつ病が、治るんです。

認知症にも効きます。(進行を遅らせたり、症状を改善します。)
(この本によるとアルツだけでなくレビーにも他の認知症にも効果があります。)
様々な種類の認知症やうつ病を予防することもできます。

脳の機能を上げ、明るく前向きになり、エネルギー・やる気が上昇します。
心身の健康を簡単に無料で手に入れる最良の方法だと私は信じています。

*誰にでもできる有酸素運動、スロージョギングの過去の記事は、こちら。(走り方や効果など詳しく書いています。最も体力のない人は、10cmの歩幅で、1分走って1分歩く方法で良い無理のない走り方です。)


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サザンカ(山茶花)

有酸素運動がうつ病を治す(1)

スロージョギング講座で田中宏暁教授が勧められた「脳を鍛えるには運動しかない!」―最新科学でわかった脳細胞の増やし方―(ジョンj.レイティ著 2009年NHK出版発行)を読んでいます。
ハーバード大学医学部の准教授が書いた厚い本ですが、平易な文章で、読み出したら止まらない面白さです。

目次は、章ごとに学習、ストレス、不安、うつ、注意欠損障害、依存症、ホルモンの変化、加齢、鍛錬。
豊富な研究例や臨床ケースを紹介しながら、有酸素運動が、脳をどう変化させるのかをわかりやすく解説しています。


「うつ」の章は、私が今まで読んだどんな本よりもうつ病の仕組みについて納得でき、希望が持てるものでした。
スロージョギングで気持ちが明るくなる、前向きになる、自分に自信が持てるようになる、意欲が出て行動的になる等の変化を実感していましたが、それが気のせいではなく、科学で証明されたことなのだとわかりました。

驚いたことに、運動が、抗うつ剤よりも効果があるという研究結果(デューク大)は、2000年10月に既にニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたのだそうです。
(私は、過去にうつ病で6年間に9人の精神科医に診てもらいましたが―公立病院は主治医がどんどん変わるからです。―「運動しなさい」とは誰からも1度も言われませんでした。)

病気ではない抑うつ気分から重いうつ病までが、有酸素運動によって大きく改善したり、治る(緩解。症状が消える)ことが、多くの研究から明らかにされています。
適度な運動ならば悪影響も、薬に付き物の副作用も一切ありません。
(もちろん重症患者の場合は、運動させること自体が困難という問題はあります。)

有酸素運動によって脳内で増える物質は、(私が聞いたこともないものも含めて)数多くあり、それらが脳を修復、保護、発達させる仕組みは、複雑で、まだ完全には解明されていないそうです。

それでも脳細胞の変化によって起こる(以下に書くような)様々な症状が、有酸素運動によって改善される(或は消失する)というのは、何年薬を飲み続けても中々治らない多くの患者や家族にとって大きな希望です。

こうした症状は、うつ病を体験したことのない人にとっては、ほとんど理解できない、けれども本人にとっては、耐え難いものですから。

   <この本に書かれたうつ病の症状の1部>

 自己嫌悪の否定的な堂々巡りに陥り、そこから抜け出すための柔軟性も失われる。
 むなしく感じられる。何もできない気がする。希望が持てなくなる。
 学習能力、集中力、エネルギー、やる気が低下する。
 睡眠障害。食欲、性欲の低下。
 身の回りのごく基本的なことさえできなくなる。(P.164から)

続きは、(2)を。

*誰にでもできる有酸素運動、スロージョギングの過去の記事は、こちら。(走り方や効果など詳しく書いています。最も体力のない人は、10cmの歩幅でも良い無理のない走り方です。)

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こんな鳥を見かけました。
スズメ目ツグミ科のジョウビタキ(ヒタキの一種)だそうです。

スロージョギングを始める方のための資料

2012年1月14日、田中宏暁教授の「スロージョギング健康法体験講座」が開かれました。
(NPO法人認知症フレンドシップクラブ柏事務局主催。千葉市後援。)
田中教授の軽妙なお話とご指導で、とても楽しく有意義な会となり、参加者にも好評でした。

会場で配られたスロージョギングの資料が、わかりやすいと思うので、ここにそのまま書いておきます。
これからスロージョギングを始める人が、冷蔵庫などに貼って、やる気を上げるための資料です。
実は、これ、田中宏暁教授の3冊の本を熟読して、私が、抜き書きで作りました。
(1部本にはない部分もありますが、田中教授の承諾を取ってあります。)
「1分180歩で」というのは本にはなかったのですが、当日の指導を参考に追記しました。

追記: 当日、田中教授に「家の中でのスロージョギングは?」と質問しました。
   「家の中で走っても全然問題ない!」という答えでした。
(裸足で走って足を痛めることもないし、効果が変わることもないということです。)
ただスロージョギングは、すぐに体がポカポカ温まるので、「冬こそ外で走るのが良いのに・・」とは仰っていました。

外の空気や景色と接しない分、気分転換効果に影響し、非常にゆっくり走るので走行距離が中々伸びない(=消費カロリーが伸びない)という弱点はあるかなぁと個人的には思いました。
とはいえ、邪道なのかと思っていた家の中のスロージョギングがOKということで、ちょっとした合間に1分走るということが増えそうです。(カップラーメンができるまでの間に3分走れますよ~。)

スロージョギングについての過去の記事は、こちらを。
(走り方や効果などが詳しく書かれています。)
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<NPO法人認知症フレンドシップクラブ柏事務局 配布資料>


  <スロージョギングのコツ>

○笑顔を保てるペースでゆっくり走りましょう。(1分180歩で)
 (初心者は歩くより遅い位のスピードでも大丈夫です。)

○歩幅は狭く(10~40cmに)して、足の指の付け根あたりで着地しましょう。

○決して無理せず、まず15分から。「1分走る+1分歩く」を繰り返してもOK。

○1日30分、週3日でも効果あり。理想は、週180分(日に30~60分)。



  <気楽に、楽しく、長く続けていきましょう!>

○1~3週間で効果を実感!3ヶ月続ければ楽しくどこまでも走れるように!

○続かなくても、「またやるか」と再開すれば何の問題もありません。

○ご家族やお友だちと走ったり、ネット上の掲示板で仲間と交流したり。



  <スロージョギングで予防・治療効果が出る病気・症状>

糖尿病(高血糖値) 高血圧 脂質異常症(高コレステロール値) 骨粗鬆症
動脈硬化 心臓病 脳卒中 がん 認知症 うつ病 腎臓病 痛風 他

スロージョギングは、毎回が「お薬」と考えましょう。 体調の悪い日以外は
できるだけ毎日、少しずつでも続けることが大切です。


  <スロージョギングは減量に効果大>

スロージョギングのエネルギー消費量 = 走行距離(km) × 体重(kg)
(スロージョギングのエネルギー消費量は、ウォーキングの2倍)
毎日4km走れば、食事制限なしでも健康的に体重は落ちていきます。


参考文献:
「スロージョギング健康法」田中宏暁著(朝日新聞出版)
「スロージョギングで人生が変わる」田中宏暁著(廣済堂出版)
「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」久保田競・田中宏暁共著(角川SSC新書。)他

(アマゾンはこちら)

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JAFMateより。

「スロージョギング健康法体験講座」の報告

NPO法人認知症フレンドシップクラブ 柏事務局主催の「スロージョギング健康法体験講座」が2012年1月14日に千葉市中央コミュニティーセンターで開かれました。
ためしてガッテン」でスロージョギングを指導された田中宏暁先生(福岡大学教授。福岡大学身体活動研究所所長)の講演と実技指導。大変好評でした。
その内容の1部のみ、ちょっとご紹介します。走り方などの詳細は、過去の記事を。


講義は、スロージョギングのびっくりするような健康効果について、わかりやすく楽しく解説。
どんな薬よりもサプリメントよりも継続的な運動が、健康や脳の機能アップに効果的であることが、よくわかりました。
実技では、裸足になり、全員で和気あいあいと走りました。

裸足でその場をジャンプする足の使い方が、スロージョギングの足の使い方だそうです。
そして初めは、足の大きさの半分位(十数cm)の歩幅で前に進みます。
裸足になることで自然に正しい(安全な)走り方(フォアフット走行)になるそうです。
田中教授「走る時は、素足や地下足袋がベスト。シューズを履くなら底の薄い安いものを」
(クッション性の高い高価な厚底靴は、足を痛める踵着地用にできているから。)

走り慣れたら15秒を45歩(1分180歩)で走るように各自数えて確認。
そのペースで「い~ち。に~」と数えながら4歩づつ走ります。(1=4歩。2=8歩)
「よ~んじゅご~」と数えるとちょうど1分。(45×4歩=180歩)
1分走って、1分歩く、1分走って、1分歩く。これを繰り返します。

この方法だと初心者でも高齢者でもまったく無理なく楽々走れます。
また背広を着ていたとしても汗をかかずに何度も走ることができます。
田中先生は、電車を待つ間、ホームで1分、買い物をしながら1分という具合に細切れに何度も走り、出張先でも合計すれば、日に7kmほど走っているとのことでした。

<講義の中で出てきた推薦図書>(田中宏暁先生の著書は、こちら。)
「Born To Run 走るために生まれた」クリストファー・マクドゥーガル著
「脳を鍛えるには運動しかない!」ジョン・J・レイティ/エリック・ヘイガーマン共著

<田中教授が紹介した厚生労働省 「健やか生活習慣国民運動」の標語>
「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後に薬」

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実技指導の田中宏暁教授(中央)
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皆さん和やかに楽しそうに走っていらっしゃいましたね。
(体育館でなくても普通の広い部屋で実習できます。)

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1分180歩で走ります。

「あさイチ」物忘れよさようなら スロージョギング(14)

2012年1月16日のNHK「あさイチ」でスロージョギングが紹介されました。
以下、その内容です。

40代からひどい物忘れで悩んでいた女性(53歳)が、3年前からスロージョギングを始めたと紹介。
30分を週3日。
物忘れがなくなり、女性の夫は、「すべてにおいてテキパキとこなせるようになって家族が驚いている」と言っていました。

久保田競京都大学名誉教授は、週1時間半年間スロージョギングをすると脳の前頭前野が大きくなり、ワーキングメモリー(目的を果たすまでの間、1時的にものごとを覚えている機能)の働きが良くなると説明。
(詳しくは、「脳に効くスロージョギング」という記事を。)

スタジオの脳神経科学者小泉英明氏は、「有酸素運動も良いし、回りの景色が変わることも脳への良い刺激となって脳が活性化するだろう」とコメント。

スロージョギングの効果を40年以上研究している田中宏暁福岡大学教授が、アナウンサーに走り方の指導。
歩く早さでジョギングをすると普通のジョギングのような疲れもキツさも感じないことを乳酸の数値で説明。
走り方のポイントは:

1。背筋を伸ばす。
2。あごを上げる。
3。歩幅を小さく。
4。前傾姿勢で。
5。ニコニコ笑顔で、会話しながら。
(それがいつまでも走っていられるスロージョギングの最適ペース)

スロージョギングのワーキングメモリーへの効果は、半年位で出ると言っていました。
50代でも高齢者でも効果は出て、脳が発達すると説明していました。 以上。


スロージョギングに関する今までの記事は、こちら。(走り方などかなり詳しいです。)

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スロージョギングの走り方。1分を180歩でリズミカルに走ります。

脳に効くスロージョギング(13)

「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」<久保田競(京都大学名誉教授)田中宏暁(福岡大学身体活動研究所所長)共著。角川SSC新書>を読みました。

脳(特に前頭前野)研究の第一人者(大脳生理学の世界的権威とウィキペディアには書かれています。)という久保田教授の記述は、思わず「え~?!」と叫んでしまいそうなこと満載でした。

スロージョギングによって、脳のある部位(前頭前野や海馬など)が大きくなったり、機能が回復したり、活性化し働きが良くなることが、近年の脳科学研究で証明されてきたことが書かれています。

前頭前野は、「脳の最高司令部」なので、スロージョギングによって、計画性、判断力、決断力など、仕事に必要なあらゆる能力が向上することが説明されています。

海馬への好影響によって記憶力も上がり、ドーパミンなどの放出によってやる気も出、自律神経の調整によって質の良い睡眠を得られ、BDNF(走ることによって出る脳由来神経栄養因子)などの物質の放出によって脳を保護し、脳細胞の増殖を促進し、シナプスを伸ばす助けをし、ストレスによるダメージから脳を守る、等々と続きます。

認知症(アルツハイマー病など)やうつ病の予防だけでなく、治療(認知症の場合は、進行を遅くしたり、症状を改善)にも効果があると書かれています。
経験的に『そうだろう』とは思っていましたが、既にわかっていることだったんですね。


何歳からでも脳は鍛えられます
そして、スロージョギングは、今日からでもはじめられます。
3週間続ければ、必ず効果が現われます。」

(久保田競(京都大学名誉教授)P.52)

田中教授は、(初心者に)まず15分間走ることを勧めています。
続けていれば、誰でも徐々に30~60分楽に走れるようになります。
田中教授によると
早い人なら1週間、遅い人でも3週間続ければ、必ずなんらかの成果を実感できます。
「だまされたと思って」という言葉がありますが、まさに「だまされたと思って」やってみてほしい
そして走ることでどのくらい頭が良くなるのか、どれくらい体調が良くなるのかを知ってほしい。一人でも多くの人に実践してもらい、健康で仕事のできる、より良い人生を過ごしてほしい。

(田中宏暁 P.54~55)

本の中には、更に脳に効果的な走り方などが詳しく書かれています。
(1例:脳のためには30分以上続けて走る方が良いようです。P.163から。
減量には、10分×3回も5分×6回も1分×30回も変わらないそうです。)

スロージョギングに関する今までの記事は、こちら。
2012年1月14日の田中教授による「スロージョギング健康法体験講座」(無料)の案内は、こちら。

追記:2012年1月15日号の「サンデー毎日」の記事<快食療法で「疲弊脳」からストレスがみるみる消える>にも久保田教授のジョギングの話が載っています。

追記:この本の内容は我が家でも話題に。子供「そこまで言っちゃうと、逆に”眉唾”と思われちゃうんじゃないの?」。夫「(私の「頭、良くなった?」の質問に)腹が凹んだだけで十分だ」。(夫は、長年出ていたお腹が平になりました。)私自身は、脳が劇的に変わったと実感していますが、記憶力に関してはよくわかりません。よく物忘れしますが、走っていなかったら更にそれがひどくなっていたということでしょうか?
追記:記憶力アップなどの効果を感じるには、半年以上続けなければいけないそうです。(2012年1月16日の「あさイチ」より。)私たちは、まだ半年経っていませんでした。

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スロージョギングの走り方のポイント
1分間に180歩で走ります。

スロージョギング(12)日経新聞の記事から

2011年12月28日、日本経済新聞夕刊「現代ランニング事情⑨」(シリーズの9回目)にスロージョギングの記事が載りました。
20~30歳代の人を対象とした脳への影響についても書かれています。

この記事の田中宏暁教授が講演・実技指導をする千葉市後援「スロージョギング健康法体験講座」の詳細は、こちら(イベント情報サイト「ことさが」)を!

以下(青字部分)は、記事の抜き書きです。(全文は、日経Web版の会員は読めます。)


   < 現代ランニング事情⑨ 中高年は「にこにこペース」>

福岡市では福岡大学スポーツ科学部の田中宏暁教授が提唱するスロージョギングを市の介護予防事業に取り入れている。

疲れず、息も弾まず、笑って走れるスロージョギングの「にこにこペース」は、20代の平均で時速7キロ。50代で5キロ。70代で4キロ。
初心者は、時速4~5キロを目安に1日30~60分走るとよい。

「このペースは、主に遅筋という乳酸をためにくい筋肉を使うので疲れが少なく長時間走ることができる。つらくないのでランニング習慣を継続でき、徐々に”限界”を高めることで、運動経験がなくてもフルマラソンを走る持久力が身に付く」
「スロージョギングは、ウォーキングの約2倍のエネルギーを消費するので、内蔵脂肪を燃やす効果が高い」
と田中教授は語る。

スロージョギングは、各地で高齢者の転倒予防教室や中高年向け生活習慣病対策プログラムに取り入れられている。

近年の脳科学の発達により、スロージョギングが脳の働きを高めることも分かってきた。
大脳生理学者の久保田競・京都大学名誉教授は「複雑で重要な精神活動を司る脳の前頭前野の活動を活性化させる」と話す。

20~30代を対象に30分のスロージョギングを週3回、12週行ったところ、複雑な課題を解くテストの正解率が高くなった。
「無理なく有酸素運動を続けられるスロージョギングは、判断力や決断力に関わる前頭前野の部分も活性化させると久保田名誉教授。
研究は進化を続け、鬱(うつ)や認知症の領域にも広がっているという。
以上。


追記:脳への影響。詳しくは「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」久保田 競 ・ 田中 宏暁 (著) 。記憶力、対ストレス力もアップするそうなので受験生にも。

スロージョギングに関するこのブログの今までの記事はこちらを。

追記:スロージョギングでは、ウォーキングでは鍛えられないインナーマッスルの大腰筋(年齢と共も急速に衰える筋肉)を鍛えるので、つまずいたり、転ぶことが少なくなるそうです。大腰筋を鍛えると姿勢が良くなる、ウエストが引き締まる、ヒップアップする、腰痛や冷え性や便秘やむくみが改善されるなどの効果が出るそうです。

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スロージョギング(11)ピッチと歩幅

 <無料体験講座について>

2012年1月14日に千葉市で開かれる「スロージョギング健康法体験講座」の受け付けが始まっています。
NPO法人認知症フレンドシップクラブ主催、千葉市後援の無料講座です。
「ためしてガッテン」に出演されたスロージョギングの提唱者、田中宏暁教授が、九州からいらして講演と実技指導をされます。
既に東京や埼玉からのお申し込みもあります。
(会場までは、東京駅から快速38分+徒歩7分です。)
定員もありますので、お早めにお申し込みをされることをお勧めします。

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スロージョギングを人に勧めると「走り方がわからない」とよく言われます。
そこで「ピッチ」と「歩幅」についてもう少し詳しく書きますね。

 <走る時のピッチについて>

田中教授にスロージョギングで走る時のピッチ(1分間に何歩走るか)を伺いました。
180という答えを頂きました。

180BPM(1分間あたりのビート数)の音楽を探してみました。
ぴったりの音楽はなかったのですが、近いものが色々ありました。
90BPMならもっとありそうです。良い音楽があったら教えて下さい。

 「大塚愛のさくらんぼ」(175BPMぐらいでやや遅いです。)

  RADWIMPSの「ます。」(ほぼ180BPM)
   ↑現在、閉鎖。
  
RADWIMPSの「One Man Live」              
   ↑現在、閉鎖。
 「剣の舞」(クラシック音楽。180BPMぐらい)

 「ジューダス・プリーストのセンチネル」(ヘヴィ・メタル。180ぐらい)
   ↑現在、閉鎖。
 「東京スカパラダイスオーケストラの水琴窟」(ジャズ。約180。出だしはスロー)

この音楽に合わせて走ればピッチは大体正しいことになります。
普通に考えるよりずっとテンポが早いです。(歩幅が小さいため)
好きな曲のテンポを知りたい方は、このサイトが便利です。→<メトロノーム
 <歩幅について>

歩幅は、通常歩行の歩幅(70cm)よりもずっと狭く、10~40cmです。
その場で足踏みしながら、少しづつ前に出ていくような感覚でいいのです。
(田中宏暁著「スロージョギングで人生が変わる」P.20から)


あとは、下のイラストの注意点に気を付けて走れば完璧です。
動画は、「田中宏暁教授の講座1」「田中宏暁教授の講座2」をどうぞ。
スロージョギングに関する今までの記事は、こちらを。

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JAFMate(2011年4月号)より

スロージョギング(10)恥ずかしい・続かない・時間がない方のために

この所、シリーズでご紹介しているスロージョギング。(今までの記事は、こちら。
「効果を読むと惹かれるけど、恥ずかしくて始められない」「やっぱり続かなかった」
という声を周囲からチラホラ聞くようになりました。

梅方久仁子著の「ゆっくり走れば健康になる」を読んでいたら良いアドバイスがありました。
要約すると、こうです。(以下、青字部分がそうです。)

通行人は、あなたが思うほど、あなたに注目していない。
見られるのは一瞬だが、あなたにとっては24時間の体調や将来の健康がかかっている。
遅くても、今、走り出す自分の方が、走り出さずに今後どんどん走れなくなる自分よりかっこいい。
最初は恥ずかしくても、慣れればすぐに気にならなくなる。


私も最初は、何十分も走れる自信がなく、恥ずかしく、家の中を走っていました。
一度も走ったことのない人間にも走れるということは、初日からわかりました。
付け加えると、どんなに体力のない高齢者でも3ヶ月続ければ、スピードは自然にアップして、ニコニコペースのまま、ぐんぐんどこまでも走れるようになるそうです。(田中宏暁著「スロージョギングで人生が変わる」から。)

もの凄くゆっくりなのは、最初だけです。
40~50代なら1ヶ月で楽にスピードアップすると思います。
最近は、スロージョガーも少しづつ増えています。
(追記:2012年1月に田中宏暁教授に質問すると家の中でのスロージョギングは「何の問題もない」ということでした。勿論シューズを履く必要もありません。)

「遅いぞ」とやじられたら?という質問に対する答えも参考になります。

そういうときは、にっこり笑って「ゆっくり走る方が、実は健康にいいんですよ」と自信たっぷりに答えるといい。
苦しいのに頑張るのは時代遅れで、楽なペースでゆっくり走る方が、最新のスポーツ科学に基づいたトレーニング方法。「気の毒に。知らないんだな」と思おう。

継続のコツは「続かなかったら、再び始める」。
毎日走ろうとは思わず、週3日とか4日とかゆるい目標で始める。
長く中断してしまったとしても「ああ、やっぱり続かなかった」とあきらめるのではなく、「ああ、しばらくやってなかったな。またやるか」と再開すれば、何の問題もない。


私も遠距離介護が始まってから1度も走らず、1年7ヶ月中断していました。
「よ~し。また走ろう」と再開したのは、ほんの3ヶ月前です。
再開して本当に良かったと心の底から思っています。
介護が大変で心身の余裕がなかった時期でも、もし走っていれば、遥かに良い精神状態、健康状態でいられただろうなとも思っています。

田中宏暁著「スロージョギングで人生が変わる」には、1分間走法が紹介されています。
「体力に自信のない初心者には、1分走って1分歩くを繰り返すことを勧めている。
平均年齢78才のグループが、この走法で、初日から全員20分楽に走れた。」

これは、熟練者にもお勧めだそうで、まとまった時間が取れないなら、1分間走法を日に30~60回でも良いそうです。
30分続けて走るのも、5分×6回も1分×30回も効果は同じだと書かれています。

「20分以上運動を続けないと脂肪が燃焼しないので減量効果がないという説には、根拠がない。(略)短い時間でも動くことでエネルギー収支をマイナスにすれば、最終的には脂肪が減って減量の効果がある」そうです。

この走法だと30~60分走る爽快感は得られないと思いますが、家の中でも、通勤・買い物の途中でも、どこでもいつでも繰り返しできるところが画期的ですね。

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JAFMate(2011年4月号)より「スロージョギングの正しい走り方」。
普通の走り方とは全然違います。とても小さな歩幅で1分180歩で走ります。
(この画像は、こちらのブログにありました。)

スロージョギング(9)エイジングなんて恐くない!

最近、見たり聞いたりしない日はない言葉、「エイジング」(老いていくこと)。
その良い面と悪い面について、ここ数ヶ月あれこれ考えています。
自分が「アラフィフ」と呼ばれる世代なので、50代になるとどんな良いこと、楽しいことがあるかなぁと1つ1つ書き出してみているところです。
まぁ、悪い面、嫌な面は、すぐ出て来ますね。

1. 体力が落ちて疲れやすくなり、若い頃のように活発に動き回れなくなる。
2. 健康に自信がなくなり、どこかに不調があることが増え、将来に不安感がある。
3. 太りやすくなり、体型・顔が変わる。
4. 記憶力が悪くなる。新しいことが覚えられない。

他にもありますが、一応ここまでとしましょう。

この1~3までは、今までご紹介してきたスロージョギングの継続で、あっさり解決します。
(過去の記事は、こちら。 健康効果や走り方や無料講座の案内があります。)
4の「記憶」に関しても、20~30代のようにはならないにしても、萎縮した脳が大きくなる効果があると実証されています。
そうです。エイジングなんて、恐れおののくような相手じゃないとわかりました。

発売されたての「スロージョギングで人生が変わる」(田中宏暁著)を読みました。
大げさな題と思われるかも知れませんが、私は、『本当にそうだな』と実感しています。
別にマラソン大会に出ようとは思いませんが、ゆっくり、楽に、楽しく半年間走っているだけで、マラソンも完走できる体力が付くというのは、驚きです。
来たる50代に、自信と希望が持てます。

本には、こう書いてあります。(青字部分。原文のまま引用)

フルマラソンくらいの距離は、6ヶ月程度のトレーニングをすれば、ほぼ誰でも走れます。(P.22)
最初は時速4kmとか5kmで走り始めた人が、3ヶ月くらい経つと大半は時速6kmから7kmで走るようになります。
(略)3ヶ月経っても時速5kmくらいの人もいますが、それでも時速5kmで1時間くらいは、楽しく走り続けられるようになります。
ゆっくりでも1時間走り続けられるようになるのは、素晴らしいことです。(P.17~P.18)

それまでまったく走ったことがなかったのに、68歳で走り始めて、はやりフルマラソンを完走した人もいます。
(略)「もし本当に自分でも走れるようなら、70歳のお祝いにホノルルマラソンを完走したい」と言うのです。
この人に合ったペースは、最初は歩くよりもずっと遅いくらいでした。
それでも1年半計画でトレーニングをして、翌年、見事にホノルルマラソンを完走できたのです。(P.15~P.16)


これまで体力に自信がなかった人にとって、自分が「走れる」ということだけで、大きな喜びがあると思います。
しかもスロージョギングを続けていれば、体力がどんどん向上します。
身体が軽くなって自由に動けるようになると、人生が楽しくなります。

(略)長時間立ち続けるのが苦痛ではなくなります。
また、長時間歩くことも楽にできるようになります。
(略)歩き回るのが苦にならないため、ショッピングや観光も好きなだけ満喫できます。
富士山の山頂や屋久島の縄文杉など(略)にも行けるようになります。

電車が(略)止まっても10キロくらいは余裕で歩いて帰れます。
火事などの緊急時に、走って逃げることもできます。
人に助けられる前に、人を助けることができるようになります。

いろいろなことができれば、人生がずっと楽しくなるに違いありません。
あなたも、ぜひスロージョギングで走れる喜びを感じてください。(P.31~P.32)


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JAFMate(2011年4月号)より「スロージョギングの正しい走り方」。
1分180歩で走ります。

スロージョギング健康法体験講座

以前、ご紹介したNPO法人(非営利団体)「認知症フレンンドシップクラブ」(DFC)。
私は、この会の理念にひかれて会員になり、微力ながら活動を応援しています。

2012年1月14日、認知症フレンドシップクラブ柏事務局主催でスロージョギング講座が開かれます。

『こんなに楽なのに本当に効果あるの?!』と思う軽い運動で、ウォーキングやランニングでは得られない驚きの健康効果があることは、「ためしてガッテン」で3度放送されました。(1回目 2回目 3回目
スロージョギングの提唱者で、「ためしてガッテン」に出演された田中宏暁教授が、直接実技指導をして下さいます。
健康効果を最大にする効果的な走り方を田中先生から習えるまたとないチャンスです。
申し込めば、どなたでも参加できます。もちろん初心者大歓迎です。

下記(青字)は、このイベントのチラシのコピーです。
このチラシを公共施設や病院、学校、スーパー等々の掲示板に貼って下さる方、置いて下さる方は、非公開コメントで私(しば)までお知らせ下さい。よろしくお願い致します。
(スロージョギングに関する今までの記事は、こちらをご覧下さい。)

しば

~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪♪~♪~♪~

  運動をしたことのない人
   シニア世代でも楽々走れて
    血圧・血糖値・中性脂肪値・体重が低下
     成人病・認知症・がん・骨粗鬆症・うつ病も予防できる!
      認知症の方・ご家族の方も遠慮なくお気軽にご参加下さい。

 スロージョギング健康法 体験講座

講師    田中宏暁(福岡大学スポーツ科学部教授)
     (NHK「ためしてガッテン」テレビ朝日「モーニングバード」出演)

内容  講演(60分)実技・質疑応答(60分)
    認知症フレンドシップクラブの活動紹介(20分)

日時   2012年1月14日(土)13:00~16:00

場所  千葉市中央コミュニティーセンター5階 美術視聴覚室
   (中央区千葉港2-1 千葉市役所向かい)グーグル地図はこちら
    
    京葉線「千葉みなと駅」より徒歩7分。
    総武線「千葉駅」より徒歩14分。
    京成線「新千葉駅」より徒歩10分。
    モノレール「市役所前駅」より徒歩1分。

定員  100名(申し込みが必要です。)

参加費 無料

服装  実技のできる普段着とスニーカー等。
    (ランニングシューズや運動着は不要です。)

お申し込み・お問い合わせは、FAXかメールで。
      お名前(フリガナ)電話番号 メールアドレス 
      同伴者のお名前をお書き下さい。
      DFC会員の方、認知症の方、介護家族の方は、
      明記下さい。     

      認知症フレンドシップクラブ(DFC)柏事務局
      FAX 04-7197-1230
      E-mail  aotsu-a☆kra.biglobe.ne.jp 
         (☆を@に書き換えて下さい。)
        電話04-7132-0032

主催  NPO法人認知症フレンドシップクラブ(DFC)
   (認知症を患う方々とその家族が安心して暮らせる地域作り
    を応援する独立した非営利団体です。)

後援 千葉市

ペンギン
本当を言うと、これだと歩幅が広過ぎです。
1分180歩で走ります。歩幅は当然小さくなります。


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スロージョギングの走法 (新聞記事から)

2011年11月12日の日本経済新聞夕刊に、スロージョギングの記事が載った。
三浦豪太氏(スキーヤー。登山家)の「探検学校」というコラムだ。

田中宏暁教授の勧めるフォアフット(足の指の付け根)着地について詳しく書かれていた。
三浦氏は、クリストファー・マックドゥーガル著の「BORN TO RUN 走るために生まれた」を読んで2年前からこの走法に変えたのだという。
(田中教授は10年以上前からこの着地方法でスロージョギングを実践していたそうだ。)

走法など、深く考えることも勉強することもなく、ただ田中教授の書かれた「ポイント」だけに気を付けて走っていた私は、少々面食らった。
着地の位置だけにも、そんなに深い背景やら理論があったとは・・。
シンプルに見えるものほど奥が深いのかも知れない。


以下、青字部分が、新聞記事からの抜粋。(原文通り)


(田中教授は、スロージョギングの)効果についても長年研究しており、血圧の低下、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす、血糖値などの生活習慣病を改善する効果が認められるのに加え、脳の司令塔といわれる前頭前野の機能を高め、判断力や記憶力が向上するという証拠を研究によって明らかにした。

これまでジョギングの有酸素運動についての有効性は、多くの研究者によって証明されてきた。
半面、これまでのジョギングは、かかと着地による衝撃が強く、足首、膝、股関節、腰などのケガを発症するリスクが高く、デメリットも多い。
フォアフット着地は、衝撃を劇的に緩和することから、これまでのジョギングが持っていた弱点をカバーするエクササイズともいえる。

スロージョギングは、有史以前に人がはだしで走っていたことをヒントに編み出されたという。
元々、人は、1日10キロ以上も狩りや採取のために走るように進化してきた。
スロージョギングは、まさに原点回帰のトレーニングといえるのである。


スロージョギングに関する全ての記事は、こちら。


フォアフット
「スロージョギング健康法」(田中宏暁著)のP.20のイラスト
ちなみにこのイラストの走り方は、スロージョギングの走り方とは違います。
歩幅が広過ぎます。スロージョギングは、1分180歩で走ります。

スロージョギング(5)書籍からの詳細情報その2

実家のある故郷から来た高校時代の運動部仲間たちとジブリ美術館に行きました。
木でいっぱいの井の頭公園を気持ち良く歩いて行くと、ジョギングしている人がたくさんいました。
あんな所を毎日走れたら最高ですね。

前回の記事で、田中宏暁教授の「スロージョギング健康法」の内容を一部ご紹介しました。
それに少し追記します。青字部分が本からの引用です。


<スロージョギングで予防や治療ができる病気>

  糖尿病(血糖値)
  高血圧
  脂質異常症(コレステロール値)
  骨粗鬆症
  動脈硬化 (「ためしてガッテン」によると毎日30分2週間で効果が出ます
  心臓病
  脳卒中
  認知症
  がん
  腎臓病
  痛風(尿酸値)(これは本ではなく「ためしてガッテン」のサイトから)

スロージョギングは、血圧を下げ、動脈硬化を抑える善玉コレステロール(HDL)値を高める。
これは、週150分以上(週5日30分。週3日60分)のスロージョギングで十分な効果が出る。
しかし止めると1ヶ月後には血圧、善玉コレステロール値共に元に戻る。
スロージョギングは、毎回がお薬と考えるべきで、体調の悪い日以外は、できるだけ毎日続けることが大切。

追記:病気ではありませんが、本には便秘にも効果があると書かれています。
「ためしてガッテン」の雑誌(2011vol.10)には、膝痛、吹き出物、肌荒れにも効果が出たという体験談あり。
私は、うつ病、憂うつ気分、不定愁訴と呼ばれる症状(自律神経失調症や更年期障害と診断される。)にも効果があると実感しています。
スロージョギングは、全身の血流が良くなるそうなので、血流が悪いせいで起こるあらゆる病気や不快症状が軽減されると思われます。


<減量・ダイエット・脂肪燃焼>

  スロージョギングのエネルギー消費量 = 走行距離(km) × 体重(kg)
 (ランニングもスロージョギングも同じ計算)
 (スロージョギングのエネルギー消費量は、ウォーキングの2倍)
 
減量効果が出て体重が減るとエネルギー消費量も減っていく。
続けて同じ減量効果を得るには、距離を少しづつ伸ばしていく必要がある。
また体力の向上、体重の減少、走るスキルの向上によって同じ距離を走る時間は、どんどん短くなって行く。
そうなったら1日に何キロ走るという「距離走」ではなく、何分走るという「時間走」に切り替えると良い。

(減量方法に付いては、本をお読み下さい。)
スロージョギングに関して書いた過去の記事は、こちら。

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JAFMate(2011年4月号)より「スロージョギングの正しい走り方」。
1分180歩で走ります。

スロージョギング(4)書籍からの詳細情報

スロージョギングの考案者、田中宏暁教授の「スロージョギング健康法」(副題:ゆっくり走るだけで、脳と体が元気になる!)を読みました。
大きな字、たくさんの図やイラスト、95ページなので、30分くらいで読み終えました。

買う価値のある本(千円)です。
走り方に始まり、すべての説明が、懇切丁寧で、Q&Aもあります。
これ1冊読めば、スロージョギングに精通します。

「万能薬」とも言える驚きの健康効果が、とても詳しく科学的に書かれているので、やる気が、かなり上がります。
(以前書いた記事になかったものでは、免疫力アップによるがん予防・アルツハイマー病予防・便秘解消など)

減量の方法についてもとても詳しく書かれているので、何にどう気を付けて、自分が毎日どのくらい走ればどのくらい体重を落とせるのかがわかります。


普通の人に「ゆっくり走って下さい」と言うと時速7kmで走るそうです。
初心者に勧めている時速4~5kmは、誰も経験したことのない「のろさ」というわけです。

<スロージョギングのポイント>

*ニコニコペースで走る。(筋肉疲労も息切れもまったく起こらない速度)
*足の指の付け根で着地する。(かかと着地は3倍の衝撃がある。)
 (追記:つま先立ちした時に地面に触る部分で着地すると考えると分かりやすい。)
 (歩幅を小さくして、やや前傾姿勢で、2本のレールの上を進むイメージで。)
*あごを上げて、目線は遠方に。(足が上がりやすくなる。)
*口を開けて、呼吸は自然のままに。
*1日の目標は、トータルで30~60分。(朝10分昼10分夜10分でもOK)

<Q&Aから>
準備運動は必要なし。強いていえば、数十メートル歩いてから走り始める。
走った後はストレッチ。ももの前面も忘れずに。
走る時間帯はいつでも。食事の前後、どちらも有効。食後すぐ走ってもOK。
音楽やラジオを聴きながら、考え事をしながら走ると飽きないのでおすすめ。
地図サイト「マピオン」の「キョリ測」で走行距離を測るのもおすすめ。


追記:高齢者でも半年から1年続ければ、フルマラソンを完走する体力がつくと書かれてい   ます。「長い人生を生涯にわたって豊かな生活にする、その基盤を作るのがまさに
   スロージョギングなのです。(田中宏暁)」


スロージョギングに関する今までの記事は、こちら!
(追記:1分180歩で走るのも重要なポイントです。)

P1000706.jpg
ももの前面のストレッチは、こうやります。
整形外科リハビリの専門家のサイトからのコピーです。

スロージョギングの掲示板を作ってみました

追記:お詫び この掲示板は、5万3千を超えるアクセス数を頂きましたが、終了致しました。ご参加、ご愛読、ありがとうございました。
…………………………………………………………………………………………………

生まれて初めて、試しに作ってみました。
    
   (ここをクリック)
      ↓
 掲示板「打倒3日坊主 ☆ みんなのスロージョギング」


1人で走ってると淋しいので、仲間とおしゃべりしながらやれば、楽しく続けられるかなと思いまして・・。


「今から走ってきま~す」        
   「今日は3キロ走りました~」
    「今週の目標は、週4日走ることで~す」
       「こういう時は、どうしたらいいの?」
        「走っていて、こんなもの見つけちゃいました」
           「こんな効果を感じたんですよ~」などなど


何でもいいので、気楽に笑いながらおしゃべりできたらいいなぁと思っています。
きっとみなさんの書き込みが、みんなの、そして私の励ましになると思うし・・。

介護とは全然関係ない方でも歓迎ですよ。

一緒に「スロジョグ?」「スロジョ?!」仲間になりましょう♪


(万一不適切な書き込みがありましたら、削除させて頂きますのでご了承下さい。)

スロージョギングに関して書いた過去の記事は、こちら。


P1030016.jpg
今は泥の中でじっとしていますが、スロージョギングを続ければ
やがてこの蓮(はす)の花のようにパ~っと花開くんです。いつか、きっと!

スロージョギング初心者 挫折しないための3つの注意点(3)

皆さんから良いコメントを頂けたのですっかり嬉しくなり、もう少し追記することにしました。
これから始める方は、3つのことに気を付けて下さい。
(これは、私、しば個人が勝手に大事だと思っている注意点です。)


1. しんどくなったらスピードダウン

「ためしてガッテン」のサイトには「疲れたらいつでも歩け」と書いてあります。
(追記:途中で立ち止まっても、座って休んでも全く問題ありません。)
でも私個人は、歩くよりスピードを落とす(=歩幅を小さくする)方が好きです。

『あれ?何だか足が重いな』とか『何だかギクシャクするな』とか『膝に違和感を感じるな』というような時には、1度その場で足踏みにしてみます。(リセットするわけです。)
それから再び、できるだけゆっくりと前進してみます。
するとその後は、意外と平気で走れてしまいます。

ほとんどの方は、知らない内に無理なスピードになっていくと思いますので、くれぐれもご注意を。

私が、途中で歩かないのは、歩くとスイッチが入れ替わってしまって、気分もダウンしてしまうからです。
どんなに(歩くより)ゆっくりでも「走る」ことには、「歩く」ことでは味わえない高揚感、充実感、達成感があります。

2. 夜道に注意

交通事故や痴漢にぬかりなく。
なにせ暗がりですから、歳がわかりません。

3. 人と比べるのはやめよう

スロージョギングをしていると普通のジョギングをしている人にガンガン容赦なく追い抜かれます。
歩いている人に抜かれることはありませんが、抜くのもちょっと時間がかかります。
(或は、抜くこともできません。その時は、道を変えましょう。)

初心者は、(わっ、私、上級者みたい。)これで結構、恥ずかしく思ったり、めげちゃったりします。
私は、スロージョギングの唯一最大の欠点は、これだと思っています。

日本中あっちにもこっちにもスロージョギングをしている人がいればいいんですが、残念ながらまだ少数派です。
もうここは、開き直るしかありません。(中高年の得意技です。)
「千万人といえども我行かん!」です。
人は、ジョギング、私は、スロージョギング。はなから種目が違います。
痩せて、健康になって、脳が生き生きと活性化したバラ色の自分をイメージして、鼻歌を歌いながら、ご機嫌で走りましょっ♪

お知らせ「打倒3日坊主☆みんなのスロージョギング」という掲示板を試しに作ってみました。ちょっと介護を忘れて、ストレスを吹き飛ばして、「今日も走ったぞ~!」とか「こんな感じがしたよ」とか気楽に書いてみませんか?介護に関係ない方でも歓迎です。みんなで良い刺激を分け合って、楽しく健康になりましょう♪

スロージョギングに関して書いた過去の記事は、こちら。

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JAFMate(2011年4月号)より「スロージョギングの正しい走り方」。
1分180歩で走ります。

P1030657.jpg
ネコノヒゲ
ちょっと写り悪いですが、これが昨日ご紹介した
サルビア・ピンクパンサーの親戚です。






スロージョギング(2)安全のコツとダイエット効果

安全に走るためのポイントを追記しておきますね。

「ためしてガッテン」では、その後「スロージョギングの?に答えます」という番組を放送しました。その中で、足への負担を大幅に減らす走り方を紹介しています。

  1. 歩幅を小さくする。
  2. 着地の音を小さくする。


(追記:1秒3歩、1分180歩で走るのが正しい走り方です。自然に歩幅が縮まります。)

体が上下に大きく揺れる走り方は、膝や足首など痛め、危険です。
体重が多めの方は、特に注意が必要です。足踏みするつもりで、ゆっくり、ゆっくり。

でも毎日続けているとどんどん筋力が付いて、もっと速く走りたくなってきます。
私も2年前には、そうでした。どんどん速度を上げて失敗しました。

  速さを上げていく時の注意は:「走りながら話し続けられるペース」を保つ。

それが疲れずに(乳酸値を上げずに)最も速く走り続けられる「最適ペース」です。
このペースで続ければ、疲れず、筋力も体力も付いて、疲れにくい体に変化します。
息が切れるようなら、速く走り過ぎている(体に無理がかかっている)サインです。
このペースで走れる速度は、どんどん上がって行きます。(番組では健康のために始めた中高年が、長く続ける内に、ハーフマラソンやマラソンを完走できるようになると言っていました。)

  しかし速く走れば、どうしても足腰への負担は大きくなります。

私も2年前は、つい速く走ってしまいました。
その時は、爽快! でも翌日には、膝や足首などに違和感や痛みが出ました。
一度出た違和感や痛みは、何ヶ月も消えませんでした。
その間は、気持ち良く走ることができません。それでは走る意味がありません。

今は、歩幅をできる限り小さく、ゆっくり走ることを常に心がけています。
筋力が付いても、スピードは上げずに、走る距離(時間)を伸ばしています。
9月上旬までは30分で十分満足でしたが、今は、物足りなくて60分位、軽く走ります。
スピードを上げないので平気なんです。

さすがに1時間走ると温泉に長く浸かったような全身の疲れはあります。
でもそれは、コリが消え、全身が気持ちよくほぐれ、リフレッシュした感じの疲れです。
実際、仕事の後、家でゴロ寝をするよりも、30分でも走った方が、疲れも肩こりも腰痛も足のむくみも軽減されることがわかりました。

  <ダイエット効果・引きしめ効果>

普通に食事をしても、毎日走ってさえいれば、少しづつ自然に体重も落ちていきます。
1時間走った翌朝には、お腹がへこんでいるのを実感します。
(1回走っただけの夫も実感してびっくりしていました。)

スロージョギングは、お腹周りを引き締める効果があると感じています。
食べるのを我慢して減量すると胸から痩せていきますが(そしてストレスも溜まって、すぐリバウンドします。)スロージョギングだけで自然に体重を落とすと、痩せて欲しい所(ウエストからヒップ)から痩せます。
「気分がアップしたって、そのせい?!」と言われちゃったら・・、う~ん、ちょっとはあるかも。 (^_^;)

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JAFMate(2011年4月号)より「スロージョギングの正しい走り方」。
1分180歩で走ります。

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オルトシフォン・ラビアツス(シソ科)
( サルビア・ヒ゜ンクパンサー)
サルビアではなくネコノヒゲの仲間だそうです。

スロージョギングの脳と体への健康効果(1)

人に健康法を勧めるって、ちょっと(かなり?)オバサンっぽい気がして、ここでは遠慮していました。
でも先日、友人と久しぶりに会ったら「別人のように元気だ」と言われ、名前くらいは知っているだろうと思っていたスロージョギングを全然知らないと言われて、書こうと決めました。

というのは、体(首から下)への効果もさることながら、脳への効果をとても強く実感しているからです。
介護が始まってから止めていたスロージョギングを再開した1番の目的は、認知症予防でしたが、抑うつ的な気分解消にも明らかな効果があることを実感しています。

介護者は、心(脳)と体の健康が頼りです。
こんなに費用がかからず、楽で、年齢を問わずに誰でもできて、効果が高いものは、他に思い浮かびません。

2009年6月3日に「ためしてガッテン」が紹介したスロージョギング
時速4~5km(歩くスピード)でジョギングするだけのごく簡単なものです。
このスピードで走ると、息は絶対に切れず、疲れず、筋肉痛になることもありません。
3週間続ければ、体の変化を実感できると「ためしてガッテン」のサイトに書かれています。

 効果は:

*血糖値、血圧、尿酸値などの数値を平常値まで下げ、動脈硬化も予防
*筋肉内の毛細血管を増やし血流が良くなる。
*萎縮した脳を大きくしたり、働きを活発化させ、認知症を予防する。
*ウォーキングでは鍛えられないインナーマッスルの大腰筋などを鍛える。
(それによって腰痛、肩こり、冷え性を解消し、お腹周りの脂肪を減らす。)
*ダイエット効果が大きい(消費エネルギーがウォーキングの1.6~2倍)。

 体重70キロの人の消費カロリーは(10分間で)
  時速4キロ 約50kal  (30分なら150kal)
  時速5キロ 約60kal
  時速6キロ 約70kal     
(雑誌「ためしてガッテン」2011年Vol.10に掲載)


私が、今、一番強く実感している効果は、悲しみや辛さやイライラが消えて、明るく元気になる、思考がポジティブに、行動が積極的になることです。
走る前にあった抑うつ的な気分が、走った後、消えるんです。

走り方の見本は、YouTubeで、考案者自身が、走って見せていますので、是非1度ご覧下さい。
雑音がひどいですが、最後の方に出てきますから途中で止めないで下さいね。
ジョギングより遥かに歩幅が小さく、足踏みに近い感じです。

 動画 → 『 田中宏暁教授のスロージョギング講座 Part 1 』in 福岡大学

走る時は、踵(かかと)よりつま先に重心を置く気持ち。(田中教授)
足を蹴って走るのではなく、足踏みしながら少しづつ前に進んでいる感じ。(しば)
より速く走ることより、ゆっくりより長く走る方が効果的。(しば)
きついと感じたらいつでも歩く。絶対に無理をしない。(ためしてガッテン)
1日30分を目標に。(朝10分、昼10分、夜10分と分けても良い)(同上)


私のもう1つのブログにも体験談など少し書いています。

お知らせ「打倒3日坊主☆みんなのスロージョギング」という掲示板を試しに作ってみました。ちょっと介護を忘れて、ストレスを吹き飛ばして、「今日も走ったぞ~!」とか「こんな感じがしたよ」とか気楽に書いてみませんか?介護に関係ない方でも歓迎です。みんなで良い刺激を分け合って、楽しく健康になりましょう♪

スロージョギングに関して書いた過去の記事は、こちら。

ef1fbae69f5482b055963d34039f0e63.jpg
JAFMate(2011年4月号)より「スロージョギングの正しい走り方」。
1分180歩(1秒3歩)で走ります。

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鐘馗水仙 (ショウキズイセン)
彼岸花の仲間ですが、彼岸花ではないんですねぇ。
プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

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