「認知症の人にやさしいまちづくりガイド」

追記:毎日発信している認知症情報は→twilogをご覧下さい
……………………………………………………………………………………………

認知症になっても大丈夫な地域、社会をつくるためのガイドブックができました。
私たちの親が、家族が、自分が、認知症になっても安心して、生き生きと自分の町で
暮らし続けられる社会をつくるヒントが、ぎっしりと詰まっています。

    認知症の人にやさしいまちづくりガイド
    セクター・世代を超えて、取り組みを広げるためのヒント


写真が多く、わかりやすく、楽く、色々な勉強会でもテキストとして活用できそうです。

     ★ 全ページ無料公開。ダウンロードできますこちら

    < 内容は 〜目次から〜 >
  データで見る認知症 / 認知症の人から見たまちの状況(アンケート調査)
  認知症の人にやさしいまちづくり 6つの課題 / まちづくりのヒント①②③
  英国 認知症フレンドリーコミュニティを加速させる仕組みづくり
  まちづくりの課題を突破する6つのヒント

    < 作ったのは >
  国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
  認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ
  協力:スマートエイジング 浜銀総合研究所 富士通研究所
   (平成26年度厚生労働省老人保健健康増進等事業。
    認知症の人にやさしいまちづくりの推進に関する調査研究事業)

423225c5.png
(写真は→認知症フレンドシップクラブの公式サイトから)

超高齢化社会を前に、私たちは、今、発想を変えるべき所に来ています。
高齢になることが、認知症になることが 問題なのでは ありません。
病気になったり、障害を持った途端に、それまでの、自分らしい、普通の生活
できなくなる 社会のあり方が 問題なのです。そして それは 変えられます

★ずっとご紹介してきた「旅のことば—認知症とともによりよく生きるためのヒント」
 も来月から発売アマゾン(予約受付中)  →内容詳細が分かるスライド
 認知症と診断された本人にも家族にもこの社会の誰にも知恵を与えてくれます。
 こちらのスライドも是非↓

おれんじドア(認知症本人のための相談窓口) in 仙台

39才で若年性アルツハイマー病(若年性認知症)と診断された丹野智文さんは
同じ病気の方々の力になりたいと、お仕事を続けつつ、活動をされています。
これは、丹野さんたちの活動「おれんじドア」のチラシを書き写したものです。
東北の皆さん、ぜひご参加を! 日本中に広がるよう、拡散もお願いします!

丹野さんのスピーチ動画が見られますこちら(大熊由紀子さんのサイト)
左下の「今年もまた縁を結ぶ会」から「第3部」(2015年4月のシンポジウム)を。

★丹野さんがお話しされる「宮城の認知症ケアを考える会 講演会」7月25日

……………………………………………………………………………………………

  認知症と診断されたご本人の、その不安一緒に乗り越えられたら

 おれんじドア —ご本人のためのもの忘れ総合相談窓口—

認知症の診断を受けて、これから先、どうなるだろうと不安で仕方なかったとき、
私を前向きにさせてくれたのは、私より先に診断を受け、その不安を乗り越えてきた
認知症当事者の方々との出会いでした。
このオレンジドアには、もの忘れなどで不安を抱える方や認知症と診断されたご本人
ぜひ足を運んでいただきたいと思います。(おれんじドア実行委員会代表 丹野智文)

   日時:2015年5月23日(土)14時〜16時
          6月27日(土) 同上
          8月22日(土) 同上

   場所:東北福祉大学ステーションキャンパス1階「郷(ふるさと)』
      宮城県仙台市青葉区国見1丁目19番1号(公共交通機関をご利用下さい)

   主催:おれんじドア実行委員会 代表 丹野智文

   後援:宮城の認知症ケアを考える会/認知症の人と家族の会宮城県支部
      認知症介護研究研修仙台センター/東北福祉大学

問い合わせ:070-5477-0718(月〜金 10時〜15時)


オレンジドア
クリックすると拡大します。

<関連記事>
丹野さんも登場する「RUN伴」(ランとも)感動動画
丹野智文さんの徒然日記 *丹野さんが出演された ハートネットTV
5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集
若年性レビー小体型認知症 うつ病に誤診(新聞記事)
若年性レビー小体型認知症 デイケアで改善 復職(新聞記事) 
若年性認知症4万人 早期発見の課題(NHK)

元気です!

追記:文中のおすすめの記事、毎日追加しています。ご覧下さい。
……………………………………………………………………………………………

「しばらく更新してないけど、インフルエンザ?」というメールを頂きました。
ご心配おかけして、すみません。大変に忙しく、元気にしております。

更新していない時は、どうぞコメント欄(記事の補足も書いてます。)や
(ほぼ)毎日情報を発信しているtwilogをご覧下さいませ。こちらです
ツイッターに書いているものですが、登録していなくても読めます。

27日(火)の「レビーフォーラム2015」は、非常に期待しています。
 新幹線に乗ってでも、行く価値があると思います。

 参加費千円は、製薬会社などが、バックアップしていないためです。
 よくある認知症フォーラムとは、ずいぶん違うものになると思います。
   ★詳細・申し込み → こちらを (当日まで間に合うと思います)

「認知症なんて、皆、同じでしょ?レビー小体型なんて、何だかよく分からないし」
 という方は、是非この記事を →「2分でわかるレビー小体型認知症」

「認知症って診断だから、アルツハイマーよね? レビー小体型なんて言われてないし」
 という方でも、これを読むとレビーと気づくことも多いです チェックリスト

アルツハイマー病の方は、突然スイッチを切った様にボーっとすることはないです。
便秘とか、立ちくらみとか、だるそうとか、昼寝ばかりしている等もレビーの特徴です。


古い記事も是非読んでみて下さい。例えば

  アリセプトとレビー小体型認知症(製薬会社発表の副作用情報)

  ●リバスタッチパッチ・イクセロンパッチなどのシール型薬のかぶれ対策

  ●レビーの自律神経障害である重症の便秘を治す完全ガイド

  ●とても役立つ認知症 無料動画集

  ●レビー小体型認知症の日常 家族が描いたほのぼの漫画

  ●5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集

  ●4大 認知症 早期発見チェックリストと認知症に間違われやすい病気

  ●認知症を主題にした映画集

関東の辺りは(全国的に?)、
大寒(1月20〜24日頃)から立春(2月4〜8日頃)が1年で1番寒いんだそうです。
インフルエンザやらノロやらも流行っています。
どうぞ皆様、お体に気を付けて!
春は、あと少し…。
P1020966_convert_20140205191524.jpg
蠟梅(ロウバイ) 香りが素敵です。

必見のドラマ「悪夢」

追記:コメント欄を是非お読み下さい!多くの方の感想体験談が寄せられています。

追記:12月20日〜1月9日まで新宿のK's cinemaにて「妻の病—レビー小体型認知症」
  監督とのトークショーあり。石本浩市さん、いせひでこさん、永田久美子さん他
  →見た私の感想  →認知症をテーマにした映画集

追記:9日9pm BSプレミアムで映画「わが母の記」も放送(→見た感想
…………………………………………………………………………………………………

2014年12月9日(火)の深夜12:00時(10日0時)

Eテレ バリバラ(毎週金曜9pm)の特集ドラマ「悪夢」再放送します。

これは、先入観を持たずに、何も言わずに、とにかく録画して見て下さい!

主人公は、幻覚に苦しめられる統合失調症の男性(この病気の経験者ハウス加賀谷氏)。
その友人は、ダウン症の男性(ダウン症のタレントあべけん太氏)。
他に、身体障害のある方、高次脳機能障害の方、盲ろうの方など様々な障害と生きる約40人の方(バリバラの常連)が出演されています。(役者ではありませんが上手いです)

ハートフルコメディーと宣伝していて、笑える場面も散りばめられていますが、もの凄くたくさんのことを深く考えさせられると思います。

私は、単に障害のことだけでなく、人間が生きるということはどういうことかを考えさせられ、出演者の方々に深い尊敬の念を感じました。

そして制作スタッフの勇気ある挑戦を素晴らしいと思いました。

ドラマの中には、ドキュメンタリー(インタビュー)が盛り込まれています。
障害でも病気でもそうですが、私たちは、本人(当事者・体験者)の言葉から多くを学ぶことができます。


レビー小体型認知症は、統合失調症と誤診されることもある病気です。→実例
レビー小体型の幻視幻聴は、統合失調症のものとは、随分違いますが、突然人が現われる恐怖や誰にも理解されない苦悩は同じだと思います。

レビー小体型認知症の幻視は、通常、言葉を話さず、ただ居る—見える—だけです。
目的を持って接触してきたり、何かを訴えかけてきたり、命令したりすることは、ありません。幻聴も物音など幻視とは無関係に起こる意味を持たないものが多いです。
統合失調症のように「お前はダメだ!」「死ね!」といった幻聴が聞こえたという例は、1度も伺った事がありません。

<関連記事>
*体験談:レビー小体型認知症の幻覚の具体例(いつ、なにが、どう見えるのか)
他にもあるおすすめの番組・映画等(統合失調症、自閉症など)
脳性まひの障害を持つ医師、熊谷晋一郎さんのインタビュー 必読!
高次脳機能障害と認知症
統合失調症を描いた漫画「わが家の母はビョーキです」中村ユキ著
「正常」と「異常」の間(幻視)(映画「最強のふたり」も)
認知症と障害者(読売新聞)
認知症への偏見(クリスティーン・ブライデンさんの著書から)
RW1hZ19pc3N1ZTBfY292ZXK2Nw_convert_20141207183920.jpg
ドラマで重要な役を演じた片山真理さん(アーティスト)。
写真は、こちらから。

おすすめの本、記事、番組ほか

追記:コメント欄を是非お読み下さい。(12月1日)

追記:同じ病気の方が佐藤雅彦さんの本を読んだ感想、他→3つの会の掲示板
   レビー小体型認知症と生きる本人同士の交流の場掲示板(今月開設)

追記:最新刊 山口晴保著「認知症にならない、負けない生き方」も良い本です。

     < 是非読みたい記事 >

絵画音楽を「美しい」と感じたとき、の一部分の血流量が増加するという研究
 →日経新聞(2014年11月22日付)英ロンドン大神経生物学研究所の石津智大氏ら。
 「気持ちがいい!楽しい!素晴らしい!」と思うことが、症状を改善する
 とこのブログに繰り返し書いてきましたが、それが科学的に証明されてきました。

●アピタル(朝日新聞社)で笠間睦医師が連載中のレビー小体型認知症特集(継続中)

●英国アルツハイマー協会:「認知症にやさしい金融サービス憲章」 和訳
認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ作成)
認知症になっても暗証番号ではなくサインなら問題なく預金を引き下ろせます。
社会が変われば、認知症になっても安心して生き生きと暮らし続けることは可能です。
先進諸国は、既にそれを実現する段階に入っています。→関連記事 

     < 是非読みたい本 —新刊— >

●佐藤雅彦著「認知症になった私が伝えたいこと」→アマゾン →佐藤さんの講演動画
佐藤さんimages
●東田勉著『認知症の「真実」』→画像・詳細

     < 是非見たい番組・映画 >

●11月30日深夜 Eテレ「スーパープレゼンテーション」。全内容・動画
オリバー・サックス氏(映画「レナードの朝」の原作者)が、視覚障害者の1割に起こる幻覚について「私も見る。誰にでも起こりうる。珍しいものではない」と語ります。
語られる幻視は、レビー小体型認知症の幻視と酷似

追記:サックスの新刊「見てしまう人びと 幻覚の脳科学」も面白かったです。

●映画「ビューティフル・マインド統合失調症と生きるノーベル賞受賞者を描く。
レビー小体型認知症の幻視との共通点・相違点や、本人・家族・友人・他人が、それぞれの視点で、主人公の症状(主に幻視)をどう捉えるかの違いを興味深く見ました。
幻視と本物の区別がつかないのは、レビーも同じ。しかしレビーの幻視は、通常、音声がないです。幻視を本物と間違って混乱しても、幻視の人物の言葉に操られることは、レビーでは通常ありません

●NHK特集「君が僕の息子について教えてくれたこと
重度自閉症東田直樹さんの書いた本が20か国以上で翻訳され、自閉症の子どもを持つ世界の家族に希望を与えています。訳したのは自閉症の子供を持つ作家。2人の交流、東田さんの優れた知性と感性が描かれ、衝撃と感動を与えます。
オンデマンドでも見る価値があります。言葉が理解できないように見える方々の内面に私たちが想像もしない豊かな感情があるというのは、進行した認知症の方にも共通していると私は信じています。

追記:「君が僕の息子について教えてくれたこと」は、文化庁芸術祭の大賞受賞

追加

アルツハイマー型認知症になると物の見え方が変わると説明する動画(英語)
視野は直径30cmに狭まり立体感距離感も失われる。床にあるものが模様なのか階段なのかなのか分からない。妙な仕草をするのは(幻視の場合もあるが)遥か遠くの物が、目の前にあるように見えていることもある。
介護者は、そうした見え方の問題を理解すれば、より良いケアができると話しています。

がんの手術を受けるために踊りながら手術室へ向かう女性と医療スタッフの動画
笑いには、活性化する凄い力があることを忘れないでいましょう。
笑えない状況でも敢えて笑うことが、薬以上の効果を発揮すると私は思います。

レビー小体型認知症<本人>のための掲示板

レビー小体型認知症と診断され、その病と一緒に生きていらっしゃる本人が、気楽に
交流できる場をと、若年性レビー小体型認知症のKさん他が掲示板を作ってくれました。

レビー小体型認知症と診断された方々には、(病名に「認知症」と付いていますが)
お話ししても病気があるとは全く思えない方々、進行されてもご自身のお気持ちやご意見をはっきり伝えることのできる方々が、、大勢いらっしゃいます。

診断後は、みなさん、大変苦しまれ、「同じ病気の人と会いたい、話がしたい」と言われますが、遠くれていらっしゃるので、決まった日に集合するのも非常に大変です。
レビー小体型認知症には、パーキンソン症状の歩行困難があったり(ない方もいます。)、自律神経障害があり、体調安定しないからです。

そこで、遠出が難しい方でも、自宅に居て交流ができる掲示板は、素晴らしい道具です。

既に、「3つの会」が、全ての認知症を対象に素晴らしい掲示板を運営しています。
掲示板ってどんなものか、是非のぞいてみて下さい。書き込みも是非!
 「3つの会」の掲示板

「同じレビー小体型認知症の人同士でお話ししてみたい」という方は、是非こちらにも「こんにちは」と気楽に一言書いてみて下さい!
パソコン操作が難しい場合は、ご家族が代筆(代打?)して下さいとのことです。

    掲示板 (レビー小体型認知症 本人同士の交流の場)

<関連記事>
Kさん、しば他がインタビューに答えている本『認知症の「真実」』
若年性レビー小体型認知症 Kさん他の体験談集(リンク集)
ロビン・ウィリアムズはなぜ死んだのか?
レビー小体型認知症 発見チェックリスト(3種類)症状を知れば発見は難しくない!
5種類の認知症 種類別 本人と家族の体験談集(必読)
レビー小体型認知症への抗認知症薬(アリセプト)の副作用(製薬会社発表)
レビー小体型認知症 はじめの一歩 まずここから読もう!
P1020884_convert_20141121143802.jpg
紅葉(もみじ)

迷子になった時に役立つアクセサリー

街を歩いていて、いい物を見つけました。
ドッグタグ(元々は米兵が身元確認用に付けていたアルミの札)風のアクセサリー。
dogtag1.jpg
ここまでお洒落だったら、性別年齢問わずに、気分よく付けられると思いませんか?
(「迷子札なんて、みっともなくて嫌だ」と言う方は多いです。特に若い方、軽度の方)

文字数に限りがありますが、表に名前、裏に携帯電話番号を入れたら十分では?
迷子になっている時、文字を見た方が、病気と気づき易い利点もあるでしょう。

ただこれは、認知症の方用の製品ではありません
関係者・業者の皆さん、どうかこういう素敵な製品を作って下さい

追記:ドコモが、子供見守り用時計を発売。ポップなデザインですが
   役立ちそうです。ドコッチサービス→こちら
es.jpeg

*最近「徘徊、徘徊」と社会問題としてテレビ等でもよく取り上げられています。
でも徘徊は意味も目的もなくフラフラ歩き回ることで、実態と大きく異なります
徘徊という言葉は、誤解と偏見を生むので、違う言葉に言い換えたい言葉の1つです。
しかし以前の記事には「徘徊」という言葉を使っています。ご容赦下さい。
      ↓
<関連記事>
本人の気持ち grandodoさんの奥様の場合(記事の一番下)
徘徊への対応(体験談)「対応サイト」リンク集も
徘徊の種類(アピタル)それぞれの原因と種類別対応方法
介護現場の声「徘徊と呼ぶ事が罪」「アリセプトを飲んで徘徊が始まった例」
映画「わが母の記」で描かれる「徘徊」(主演:樹木希林)
「ヘルプマーク」「ヘルプカード」の普及を!
dogtag3.jpg
拡大したもの

脳、身体、人間について深く知ることのできる良書

最近読んだ本の中で強く印象に残った作品をご紹介しますね。

  「逝かない身体 ALS的日常を生きる」 川口有美子著(→書評集

ALSの母親を介護した冷静な記録と深い考察で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
人間について、介護について、病について、たくさんのことを深く考えさせられます。
他者からは想像もつかない症状、苦労、誤解があることは、多くの病気に共通します。
認知症、高次脳機能障害、発達障害など、脳の病気や障害では、特に。

『略)どの宗教の誰に教わるわけでもなく「運命は神様が決めてくれる」という態度に移り変わっていった。それは何でも自分で決めなければ気がすまなかった以前の母にはみられなかった、別の性質でもある。他者への信頼に身を投げ出すことは、ALSが母に授けた最後の才でもあった』P102

  「マンガでわかる!統合失調症」 中村ユキ著(→詳細

当事者や家族には有り難い本。うつ病やレビー小体型等の脳の病気でも参考になります。
症状だけを医師に伝えると薬が増える。その原因、対処法、支障の有無も伝えると薬が増えない。薬を40%減らしたら良くなったといった「当事者・家族目線のアドバイス」の数々は貴重で、 専門医の書く本の中には、まず見られないものです。
(医師が監修していますので、医学情報もきっちり、分かりやすく書かれています。)
レビー小体型認知症にもこういう本が必要だと切実に思いました。
幻覚以外にもレビー小体型認知症と共通する症状が思った以上に多いことも知りました。


  「新・脳と心の地形図 思考・感情・意識の深淵に向かって(ビジュアル版)」
   リタ・カーター著 養老孟司監修(→内容

精神活動と脳のメカニズムの関係を豊富な画像具体例で解説する一般向けの本。
びっくりするような例が次々と出て来て、興味が尽きません。
幻臭はパーキンソン病初期の一般的な症状だし、うつ病患者は自分の身体が臭うとか、口にいやな味がすると訴える。」(P203〜205)というのは、今まで読んだことがなく「ホント?!」という感じ。臭覚・幻臭は、もっと知りたいことの1つです。

最近、ピーナッツバターと定規でアルツハイマー型認知症を早期発見できるというニュース動画を見て、もの凄く面白いと思いました。→動画と解説(英語)
追記:左鼻孔の方が右鼻孔よりも臭覚が低下するのが特徴だそうです。
 
 脳に棲む魔物」 スザンナ・キャラハン著(→内容

「ニューヨーク・ポスト」の若き記者が、抗NMDA受容体自己免疫性脳症(不眠、幻聴、妄想等で始まる)に罹った自らの体験をスリリングに書いた本。映画化決定だそうです。
正確な診断までの道が遠く、どの医師と出会うかで運命が決まるという事実(ある病気の権威が、他の病気のことは全く知らない等)は、レビー小体型認知症や様々な難病が置かれたままの状況とよく似ていると思いました。


読みたい本:高価で図書館にもないため、まだ立ち読みだけですが是非読みたいです。

  「認知症医療」木之下徹・長尾和宏編集。垂井清一郎監修(→詳細

「地域医療者向け書籍ですが、医療の視点からだけでなく、生活の視点から各分野の専門家が執筆。医療関係の本としては非常に珍しく、生活者目線で情報がまとまった、とてもよい本です」と執筆者のお一人から紹介されました。

<関連記事>
漫画でわかるレビー小体型認知症 シリーズ。現在10作。
臭覚でパーキンソン病患者の認知症を予測
幻覚の種類と具体例 若年性レビー小体型認知症 本人が語る

逝かない身体
(本の画像は→医学書院の公式サイトから)

TVドラマ「ペコロス、母に会いに行く」再放送

2013年2月17日にBSで放送された素晴らしいテレビドラマの再放送です。
(同じ漫画を原作にした映画「ペコロスの母に会いに行く」ではありません。)

このドラマで愛らしい認知症の母、光江さんを演じた草村礼子さん(→写真)の演技には、心打たれました。認知症と生きる光江さんの可愛らしさも不安も哀しみもよろこびも、丁寧に過不足なく、リアルに演じていらっしゃいました。

追記:原作漫画とドラマには、故人の幻視が度々現われるのですが、それはフィクションで「実際には、数回、”父ちゃんがおった”と話しただけ」と岡野さんは、語っています。

 BSプレミアム  2014年3月22日(土)午後6:00~(60分)

 <番組内容> (NHKネットクラブからの全文コピー)
“ハゲちゃびん”の漫画家ペコロスこと雄一が、父の死後に認知症と診断され施設で暮らす母みつえの老いの日々を見つめる、笑え泣けて、切なくほのぼのした家族の物語。

父の死後、少しずつ認知症が始まった母。症状から、母の中によみがえった父。
それをいとおしく見つめて介護する息子。
40歳で故郷・長崎にUターンした“ハゲちゃびん”漫画家ペコロスが、施設に暮らす認知症の母とのおかしくも切ない日々をつづった話題の漫画をドキュメンタリードラマ化
介護というどこか暗く直視したくない現実を、温かいタッチの絵と長崎弁で“ほっこり”そして“切なく”描く。

出演:イッセー尾形,草村礼子,モロ師岡,柾木玲弥,山田真歩,安藤サクラ,
   木内みどり他


同じ日、TVシンポジウム「あなたも認知症予備群?早期発見10か条」の放送も。
Eテレで午後2:00~(60分)パネリスト:神戸大学大学院神経内科学准教授古和久朋氏・神戸市長田区医師会会長久次米健市氏・日本介護支援専門員協会常任理事助川未枝保氏・認知症の人と家族の会 兵庫県支部代表河西美保氏

追記:放送された認知症早期発見10か条は以下の通りです。
1. 同じ話や質問を何度もする。2. 同じ物を何個も買ってたまっている。3. 冷蔵庫の中に古い物がたまっている。4. 通超・キャッシュカード・診察券を何度も再発行する。5. 常に探し物をしている。6. 自分で薬が飲めなくなった。7. 昔のことばかりを話している。8. ニュースへの関心が薄れた。9. ドタキャンが増えた。10.外出する機会が減った。
しかしこれは、主にアルツハイマー型を発見するリストで、レビー小体型認知症や前頭側頭型認知症(ピック病)は、早期には、物忘れがない場合があります
4大認知症を早期発見するための知識とチェックリスト→こちら

<関連記事>
*「アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の幻視の違い
*「ドラマを見た感想と 主演女優 草村礼子さんのダンス・ボランティア
*「原作漫画の作者 岡野雄一さんと田口ランディさんの対談」(介護の何が辛いか)
*「レビー小体型認知症を描いた漫画」(介護職員の研修にも利用されています。)
*「監督自身が認知症と闘いながら撮った映画「ペコロスの母に会いにいく」
*「作者・岡野さんの言葉」(文芸春秋から)

ペコリス母に会いに行く
漫画「ペコロスの母に会いに行く」
121129_3.jpg
作者の岡野雄一さん(ペコロス)とグループホームに暮らす母・光江さん
(写真は、「ハートネットTV」公式サイトから。)

腸内細菌のバランスと病気の関係

パーキンソン病レビー小体型認知症の脳で減少するというドーパミン
うつ病で減少するセロトニン。これら脳の神経伝達物質の前駆体は、で作られる
腸内細菌のバランスが良くなければ、神経伝達物質を正常に作ることはできない
という主張を藤田鉱一郎東京医科歯科大学名誉教授の著書で去年読んでから、腸内細菌に興味を持ちました。

<追記:「脳がすべて」ではなく、健康は全身のバランスで保たれるという当たり前のことを再確認しました。バランスのとれた食事。よく噛んでゆっくり食べるといった忘れがちな常識も含め。)の重要性も。乳酸菌をとれば問題解決ということではなく、食生活全体を「正常化」させることが大切なのだろうと思います。>

厚生労働省公式サイト:(原文通り)
善玉菌は腸内でビタミン(B1、B2、B6、B12、K、ニコチン酸、葉酸)を産生したり、消化管の粘膜免疫を高めます。さらに、善玉菌のからだを構成する物質には、からだの免疫力を高め、血清コレステロールを低下させる効果も報告されています。」

小林弘幸(順天堂大学教授)著「自律神経を整える「あきらめる」健康法P.91には
『なぜ便秘外来糖尿病高脂血症腎臓疾患肝臓の数値がよくなるのか(略)。
腸内環境と自律神経のバランスがよくなって、質のよいきれいな血液が体の隅々まで行き渡ったからなのです。そもそも、血液の質「腸」で決まります
腸内環境がよく、腸の活動が正常なら、それだけ良質な血液が作られます。
つまり腸は、食物の栄養素を吸収するという働きをしながら、それに負けないくらいに大切な「血液の質を決定する」という役割も担っているのです。』


2012年7月24日の日経新聞では「乳酸菌睡眠障害改善効果」とあります。 →記事全文
2013年3月25日のマイナビニュースでは「乳酸菌摂取でストレス軽減」→記事全文

2014年3月18日のNHK「あさイチ」でも腸内細菌を取り上げていました。→詳細
一般に人の腸内には、1kg以上の腸内細菌が住んでいるのだそうです。

以下は、2014年3月16日の日経新聞から一部抜粋。(→記事全文

    
 < 腸内細菌バランス大切に 抗生物質や食習慣で乱れ 病気との関係、解明進む >

腸内細菌のバランスを保つことが、健康に大切。
光岡知足東京大学名誉教授は、ビフィズス菌などの善玉菌を多く含む乳製品や納豆などの発酵食品、善玉菌の働きを良くする食物繊維オリゴ糖を多く含む食品をとることが効果的としている。

抗生物質で腸内細菌のバランスが崩れるとぜんそくが悪化する仕組みが明らかになった」「乳幼児期にどれだけ多くの細菌に接しているかも大切と分かってきた」
(筑波大学渋谷彰教授)

ぜんそく、アトピー性皮膚炎などのアレルギー、糖尿病といった生活習慣病など腸内の細菌バランスの乱れが影響していると考えられる病気は少なくない。
病気によって腸内細菌の構成パターンに特徴があることもわかってきた。
糖尿病自閉症にも特有の腸内最細菌構成パターンがある。

我々が思っている以上に様々な病気に関係している可能性がある
(東京大学オーミクス情報センター長服部正平教授)

*記事で紹介されていたサイト(腸内年齢や腸内細菌バランスがわかる)→こちら

追記:「食物中のトリプトファンからセロトニンを合成できる器官は、消化管と腎臓と脳
   です
」(有田秀穂著「セロトニン欠乏脳」P.94)

追記:腸内細菌が肥満にも関連という産経新聞の記事→2014年5月7日付

<関連記事>
*「便秘を治す」(レビー小体型認知症に多い自律神経障害の1つ)
*「ドーパミンは記憶力にも関係」(新聞記事 2013年8月9日付)
*「ドーパミンを一瞬で出す方法」(パーキンソンの「オフ」状態に対応)

P1030089_convert_20140317194416.jpg
椿(ツバキ)

人生の特別な一瞬

今年は、家族全員が、それぞれに式と呼ばれるものを控えているせいか、
それとも単に歳をとったせいか、昔のことが、次々と思い出されます。
(今まで、昔の思い出に浸るということは、なかったのですが・・)

母と生活していた頃のことも、一緒に笑った日々のことばかり、ふっと蘇ってきます。

不思議なことに、それは、どこかに旅行に行った日のことでも、
レストランで御馳走を食べた日のことでも、何かのお祝いをした日のことでもなく、
なぜか、何でもない日常のことばかりです。

特別に何があったわけでもない、
ただ小さなことを、家族みんなで、くったくなく笑い合っていた
(でも、今、思い出せば、胸が打ち震えるような)記憶のかけらです。

しあわせというのは、その時には、気がつかないものなんだなと、今、思います。
長い年月を経て(或は、一瞬で)2度と手の届かないものになる日まで・・。

母と老人ホームで交わす会話も、そんなしあわせの1つだったと
いつか、思う日が、来るのだなと思います。


長田弘著「人生の特別な一瞬」の中に、まったく同じ感覚を見つけたのでご紹介します。

 人生の特別な一瞬というのは、本当は、ごくありふれた、なにげない、あるときの、ある一瞬の光景に過ぎないだろう。そのときはすこしも気づかない。けれども、あるとき、ふっと、あのときがそうだったのだということに気づいて、思わずふりむく。
  ほとんど、なにげなく、あたりまえのように、そうと意識されないままに過ぎていったのに、ある一瞬の光景が、そこだけ切りぬかれたかのように、ずっと後になってから、人生の特別な一瞬として、ありありとした記憶となってもどってくる。

(P.123)

追記:家族は全員健在で、関係も良好で、式は、おめでたいことだけです。
思い出すのは、子供が幼かった頃のこと、母が若くて元気だった頃のことなどです。

P1020186_convert_20130411120525.jpg
蒲公英(タンポポ)

naさんへ

非公開コメントでご連絡下さったnaさんへ

返信致しましたが、何回送ってもエラーになってしまいました。
メールアドレスが、正しくないようです。
もう1度、ご連絡頂けたらと思います。
よろしくお願い致します。

参考までに、水頭症についての過去の記事はこちらです。

突発性正常圧水頭症(iNPH)とレビー小体型認知症の違い

正常圧水頭症 体験談

レビー小体型認知症を発見するチェックリスト3種 

アルツハイマー型認知症 grandodoさんの体験談

2014年1月の記事(こちら)でご紹介したgrandodoさんの貴重な体験談です。(青字)

「認知症も早期発見・早期治療が大切」と言われますが、実際には、早期では「脳の萎縮もないし歳相応」と見過ごされる場合が少なくありません。
本人や家族が「おかしい今までと違う」と思う感覚の方が、正しい場合が多いです。

またアルツハイマー型認知症では、レビー小体型認知症と違い、病識(病気の自覚)が早期に失われ、明るく元気な方が多いと言われたりしますが、grandodoさんの奥様の場合は違っています。

追記:2014年4月11日の朝日新聞の記事:「アルツハイマー型認知症では早期からもの忘れを自覚しなくなる(病識がない)と広く言われているが誤っている。認めたくないという思いが否認となる。取り繕いも異常に気づいているからこそ。中期でも病識はある」(記事全文

(追記:その後、2014年夏から薬剤過敏性や幻視などレビー小体型認知症の症状が現れてきているそうです。)
………………………………………………………………………………………………………………………

カミさん:69才。アルツハイマー型認知症 (2014年2月現在)
私(夫):73才。視覚障害者の音訳ボランティアをしていた影響で福祉に関心を持った。

2009年(65歳)カミさんがもの忘れを自覚し一人で受診する。異常なし。経過観察。
2011年(67歳)カミさんが同窓会の場所に一人で行けず付き添う。MRI撮るが異常なし。
        別の病院に行っても「異常はない」と言われた。
2012年(68歳)3つ目の病院で初めて「アルツハイマー病の疑いがある」と言われる。
        しかし「まだ軽度。進むばかりなので画像は撮らない」と言われたりし
        私には、納得できない部分があった。

カミさんは、診断時も冷静で、その後も取り乱したり、落ち込んだりはしなかった。
介護をした認知症の実母と同じ経過を辿ると考えていて「怖くはない」と言うが「早く死にたい」と言うことがある。
毎晩寝る前に、カミさんは、弥勒菩薩像の絵に5〜10分手を合わせている。

私たち夫婦は、長年、近所に住む3人の幼い孫達を毎日預かっている。
妻の脳にも良いと考えて、積極的に引き受けているが、負担が大きくなってきている。

カミさんは、「おばあちゃんは、すぐ忘れるからね」と孫達に言い聞かせている。
孫達は、それを素直に受け入れているように見える。
「手を洗ったの?」等と何度も同じことを言われると、うるさそうにはしている。

私が倒れて妻や孫達の世話ができなくなることが一番辛いので、健康には留意している。

現在(2014年)、カミさんの初めての介護認定を申請中。
近くに小規模多機能施設ができたので、少しづつ利用して慣れておこうかと考えている。
今まで認知症について相談する相手はいなかった。家族会等に関心は持っている。

夫婦が、元気で居られることが、一番の望み。
2人でお喋りすることが、楽しみでもあり、幸せだと思う瞬間。
一緒にハイキング・散歩・コーラス・外食・テレビ・カミさんに教えてもらいながらの料理などを楽しんでいる。
進行を遅らせる(少なくとも現状維持する)ために積極的にしている。
しかし進行を遅らせることは、とても難しいとも感じている。

  <2013年の奥様の発言から  日常生活の様子は→こちら
(慣れた道が分からなくなって歩き回わり)「たまらなく不安で辛かった」
「生き恥を晒すのは、侮辱されているのと同じ。とてもしんどい」
「人に迷惑を掛けて生きる自分を許せない」
「今していることが覚えられないのが、どんなに辛いか・・なった者しかわからへん」
「何度も何度も、同じことを聞くのがイヤになる」
「こんなボケた頭で、生きていくのがイヤになる」

………………………………………………………………………………………………………………
<「しば」から、まだ介護認定を受けていらっしゃらない皆さんへ >
認知症を疑ったら、診断されたら、とにかくまず「地域包括支援センター」に電話をして相談することをお勧めします。連絡先は、市区町村の役所の福祉窓口で。

「どこの病院にどうやって連れて行けばいいか分からない」「何をどうすればいいか分からない」と言えば、親切な職員適切なアドバイスや情報をくれます。万々一ダメだった場合は、違う地域包括支援センターに電話してみて下さい。必ず助けてもらえます。

追記:コメント欄に「何型の認知症か」を区別する方法へのリンクがあります
(レビー小体型、前頭側頭型がアルツハイマー病と誤診される例は少なくありません。)

<関連記事>
*「早期発見のヒント」と「進行を遅らせるヒント」(NHK「あさイチ」から)
*「認知症と診断されても」悲観しないで!できることはいくらでもあります。
*「4大認知症 早期発見のための知識とチェックリスト

P1000434_convert_20130307090821.jpg
梅(ウメ)

アルツハイマー型認知症を描いた映画

追記:コメント欄にレビー小体型認知症の幻視の特徴(あまり知られていないものも。)
   や対応の仕方・注意点などを書きました。
÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷÷

映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(2012年)を見ました。
予告篇とは違い、アルツハイマー型認知症を病んだサッチャー元首相の視点から描かれ、認知症と生きることの不安、混乱、孤独、そして同時に幸せ、強さも胸に迫ります。
類い稀な人生と夫婦愛のドラマとしても感動的な名画です。お勧めします。

メリル・ストリープは、この演技で2つの主演女優賞を取っています。驚異的な演技です。
晩年の、病み衰えた姿にも消えることのない知性、気品を漂わせています。

アルツハイマー型では、レビー小体型と違い病識(病気の自覚)がないと言われます。
映画の中のサッチャーにも病気の自覚はありません。
(首相だった頃の自分の姿を見て「自分で自分がわからない。I don't recognize myself.」と打ちひしがれる場面はあります。)
しかし自分のことをヒソヒソと話している周囲の否定的な雰囲気は感じています
色々な問題に自力で対処しようとしては、訳のわからない「問題行動」と取られます。


映画を見て、1つ疑問に思ったのは、アルツハイマー型認知症の幻視です。
漫画「ペコロスの母に会いに行く」でも亡き夫が見えるエピソードがありました。
(実際は、数回「父ちゃんが居た」と話しただけと原作者がテレビで語っていました。)
映画の中のサッチャーは、亡くなった夫(幻視)と暮らしています。
アルツハイマー型の幻視について、当事者に直接伺ってみたいと思いました。

レビー小体型認知症の幻視では、家族や友人など知った人間が見えることは、少ないと言われています。
知らない人、子供、小動物、虫が、本物と全く同じように見えることが多いです。
(しかしレビーには常に例外があり、母は、亡き家族や熊など大型動物もよく見ます。)

「今、何が見える?」と聞くと、幻視を見ながら、色、形、大きさ、表情、動きなどを詳細に説明できることが、レビー小体型認知症の幻視の特徴です。

アルツハイマー型の家族会の方のお話では「アルツハイマー型では、幻視の詳細な説明は聞かない。”今、見える”ではなく、”居た”と過去形で言うことが多い。何でも見えるが、は聞いたことがない」そうです。

<関連記事>
*幻視体験談「Kさんの例」「ominaeshiさんの例」「母の例
*「映画化、ドラマ化された漫画「ペコロスの母に会いに行く」の作者の言葉
*「きみに読む物語」アルツハイマー型認知症を描いた映画
*「明日の記憶」記事の下に少し紹介。若年性認知症が主題の小説、映画。

artic.jpg
ストリープ演じる晩年のサッチャー(外出のために身なりを整えたところ)
画像はこちらから。

遠距離介護研究の協力者を大学が募集

島根県立大学の教員、中川氏から研究協力者を探しているというお話が、このブログ経由(非公開コメント)で来ました。まず、内容をごく簡単にご紹介させて下さい。

 < 何の研究? >

遠距離介護(2時間以上の距離、または県外)中の方とケアマネとのコミュニケーション。
そこからより良い支援の方法を探ろうという目的です。

 < 協力の仕方は? >

ケアマネと話し合っている所を撮影します。
特別な話でなくても、ケアやサービスに関するごく普通の会話で良いようです。
映像は、研究、教育目的以外には使われません。
プライバシーも保護されます。

 < 住んでいる(撮影)場所は? >

日本国内であれば、場所は、どこでも構わないそうです。
 
 < 協力したら何か良いことが? >

遠距離介護で苦労されている方は多く、今後どんどん増えていくはずです。
そういう方々のために、少しでも役立つことになると思います。
また協力者には、謝礼が出ます。


人の役に立つなら、ちょっと協力してみてもいいかなと思われる方は
   詳細(依頼文)を。
(「添付ファイルをダウンロードして下さい」と出ます。大丈夫ですのでクリックを。
  中川氏の連絡先もあります。)

協力者が予定の数に満たないためにご苦労されていらっしゃるようです。
ご協力頂ければ、私もうれしいです。どうぞよろしくお願いします。
しば

追記:認知症介護と仕事の両立に関するインタビュー調査も協力者を募っています。
  (放送大学教授の調査 です。)

私、しばは、メールインタビューによる 体験談(レビー小体型認知症と前頭側頭型認知症)を常時募集しています。詳細は→こちらを

P1040447.jpg
山茶花(サザンカ)

公的支援の受け方 (体験談)(3)障害者年金

子供の教育費や住宅ローンがのしかかる時期に発症し、働けなくなる若年性認知症(推定発症年齢、平均51才)と生きる方には、特に必要な支援です。(→関連記事
(この体験談は、複数の方から伺ったお話を合わせています。)


レビー小体型認知症と精神科で診断された時、病院のソーシャルワーカーが勧めたのが
自立支援医療障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)の同時申請
(同時なら1枚の診断書で可。詳細は、夫々の上をクリック)
その後、勧められたのが、精神障害者年金だった。(初診から1年半は申請できない。)

「自分では、”何とかやっている”と思っても、普通に生活ができている訳ではない。
病気で働きたくても働けなくなったのだから、事故で働けなくなったのと変わらない。
そういう時のために、若い頃から保険料を払い続けてきた。堂々と申請するべきだ」
と言われ、勇気を奮い起こして年金事務所に電話をし、言われた通り、年金手帳病院歴を持って年金事務所に行った。(若年性レビー小体型認知症。50代前半)

初診日前からの年金保険料の未納の有無初診日から1年半以上経っていることを確認。
今までの病状やかかった病院(名称、場所、初診日、最終通院日)などを詳しく伝える。

うつ病と誤診された時点から対象になる(誤診を証明する必要はない)と言われ、沢山の書類の書き方の説明を受け、手渡される。
書類には、書くべき所に鉛筆で印をつけられたので、自宅で混乱することはなかった。

戸籍謄本、住民票、初診の(誤診した)病院現在かかっている病院両方の診断書(5千円弱〜1万円強かかる。申請が通らなくても自己負担)を用意しなければいけない。
自分で書くものの中では、病気の症状や経過等を詳しく書く申立書が大変だった。

指定の診断書の項目はとても細かい。日常生活能力(7種類)の判定等は、余程詳しく日常生活のことを伝えておかなければ、短い診察の中では医師も把握できないような内容
診断書を書くことに協力的な医師と日常生活の何でどう具体的に困っているのか(症状)を正確に伝える努力の両方がなければ、作成は不可能だと思った。

また初診の(過去の)病院での病状は、初診時の病状ではなく、初診から1年半後からの3ヶ月間に限定される。レビー小体型認知症特有の波で、その時期にたまたま調子の良い状態が続いていれば(理不尽だと思うが)過去の障害の認定は困難になるかも知れない。

過去の障害を認められると5年前まで遡って年金が支給される。それ以前は時効。
当時の病状や生活の困難さを詳細に記録した日記などがあれば、役に立つと思う。

書類を揃えて年金事務所に行くと、全て(診断書含む)を念入りに点検された。
訂正部分が複数あったが、1つ1つ指摘されるままに訂正印を押し、その場で書き直す。
無事終了し、書類を受理された。

審査結果が来るのが、3ヶ月半後、年金の最初の支払いは、その50日後と説明される。
(支給金額など詳細は、日本年金機構の公式サイトを。


追記:若年性レビー小体型認知症で障害者年金を受給していらっしゃる方とほぼ同じ病状で、年金事務所では該当すると言われた方ですが、不支給(障害が軽く、該当しない。)の通知が来たそうです。

<関連記事>
*公的支援の受け方・体験談 自立支援医療 障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)
*「若年性レビー小体型認知症の症状と治療」(体験談)リンクも参照
*「認知症という病気を隠す苦しみと打ちあけて良かったこと」本人と家族の体験談

P1030004_convert_20140117110556.jpg
シャコバサボテン(しゃこ葉サボテン。別名:デンマークカクタス)

わくわくプロジェエクト

   あけまして おめでとうございます。

お陰さまで 穏やかに 2014年が迎えられました。
みなさんの元旦は、いかがでしたでしょうか?

今年のしばは、「わくわくプロジェクト」を再び発動しようと思っています。
考えるだけでわくわくするような計画を立てて実行するというプロジェクトです。

週、月、季節単位でも、年単位でもOK。
1つでも5つでも10個でもOK。
「野の花をつんできて部屋に飾る」でも「オーロラを見にアラスカに行く」でも「昔の恩人に手紙を書く」でも「芝生の上を裸足で歩く」でも何でもいいんです。

とにかく「今週のわくわくプロジェクト!」「今月のわくわくプロジェクト!」「この冬のわくわくプロジェクト」「今年のわくわくプロジェエクト!」を考える。

考えるだけで、結構わくわくしてきます。

実は、これ、ある誕生日を迎えるのが憂鬱だった時に、ふと思い付きました。
「○○才になるのを記念して、生まれて初めてやってみる10のプロジェクト」
半年位かけて考えたんですが、考えている内に、○○才になるのが楽しくなってきました。

コツは、できるか、できないかとか、歳・体裁・周囲の思惑なんか、考えないこと
考えて、わくわくするかしないか、それだけを基準に決めて、やってみます。

みなさんも是非、1つ、試しにやってみて下さい
自分一人のことでもいいですし、ご家族を巻き込んでも、何でもいいんです。
「今年は、車いすのお母さんと思い出の場所に日帰り旅行をしてみよう!」でも。
「お父さんの好きな和菓子を遠くから買って来て、一緒に食べよう!」でも。

あっ。年末に突然思い付いたOFF会も今年の私の「わくわくプロジェクト」の1つです。
詳細はこちらのコメント欄を

30.png
「・・また、後先考えずに・・」
(以前、facebookで見つけた写真。出所は不明)

2013年の終わりに

    今年も もうじき 終わっていきます。

    大変なことが 今年も 色々あったのに
    (介護をされている方は みなさん 同じでしょう。)

    ふりかえってみると とても幸せな気持ちです。


    お一人おひとりに 深く 頭を下げて

   「ありがとうございました」と 伝えたい

    ただ その気持ちだけが あふれてきます。


    レビーや認知症について 知ろうとして下さったみなさん

    今日も介護に 奮闘されていらっしゃるみなさん

    感謝と エールと パワーを 全力で送ります。


    来年が きっと良い年で ありますように・・・


     し ば

P1020839_convert_20131230155235.jpg
ヤブコウジ(十両)でしょうか?

一日一笑「お団子じゃないってば!」

突然ですが、これ、今朝、見つけちゃいまして・・・。
すみません。どうしても素通りできません。
みなさまにも ちょっと おすそわけ。

A.jpg
(かわいい動物bot ‏@cutey_animalsさんのツイートから)
タイトルは、勝手につけました。

追記:落ち着いて見ると、この鳥は、作ってありますね。でも可愛いからOK!
海岸に行くと、丸いおにぎりみたいな千鳥が、たくさん歩いているんですよ。一緒に歩きたいのに、エッサ、ホイサと必死で歩いて、距離が縮まるとすぐ飛んで行ってしまいます。つれないなぁ。   

<他にも色々・・>
*「1日1笑シリーズ」「恋人たち&地球外生物
*「疲れた時に効く自然音と映像

公的支援の受け方(体験談)(2)障害者手帳

自立支援医療を申請する時、同じ窓口で、同時に申請できるのが、障害者手帳(正式には、精神障害者保健福祉手帳)です。
(歩行障害などパーキンソン症状から始まった方は、身体障害者手帳を申請する方が多いです。両方を申請することもできます。)

同時申請なら1枚の診断書—この窓口で渡される記入欄の多いもの—で済みます
診断書以外は、手帳に貼るための証明写真を1枚用意するだけです。

 障害者手帳 詳細。(受けられるサービスは、所得制限等で若干異なります。)

病気のために「日常生活や社会生活に制約のある方」が対象になると書かれています。
ある方は、レビー小体型認知症と診断後、すぐに病院のソーシャルワーカーから「自立支援医療とセットで申請するように」と勧められたそうです。

1級から3級に分けられ、級により、住む地域により、受けられる支援は違います
支援の内容は、役所にある冊子を見て下さい。(ある市の冊子は100ページ弱。)
3級では支援も限られますが、上手く利用すれば、交通公共施設税金など色々な支援、優遇措置があります。
会社(公共交通機関、携帯電話会社など)によっても内容が変わります

ちなみに私の知人は、40才を過ぎてから発達障害と診断され、この手帳を取得しました。
障害者枠で再就職し、若い頃から続けて来た看護師として働いています。


  <「精神障害」という言葉>

脳の病気や障害を診る科を日本では、精神科と呼びます。
心臓の病気は、心臓病と呼ぶのに、脳の病気は、(一般に)精神病と呼び、
脳の病気(や障害)によって起こる障害は、精神障害と呼ばれています。

私の兄は、昔、「精神薄弱(精薄)」と言われていました。今の「知的障害」です。
『あの純粋で心優しい兄の”精神”が、”薄くて弱い”とは、いったいどういう意味なのか』と、私は、子供の頃から疑問と反抗心を強く抱いていました。

精神」という言葉は、「脳機能」なり、より正確な名称に変えて欲しいと思います。
同時に、脳の病気に罹られた皆さんとご家族には、この言葉で傷ついたり、拒絶しないで欲しいです。言葉に負けないで、跳ね返し、堂々と支援を受けて頂きたいです。


  < 誰もが、精神障害者になりえる >

以前から繰り返し書いていますが「人間には2種類しかいません。今、障害を持っている人とこれから障害を持つ人です」(放送大学講師の言葉)。

誰もが、様々な臓器を病むように、脳という臓器の病気にもなります
その人の人格や精神や心の強さや美しさとは、まったく関係なく、人は、がんになるのと同じように、脳の病気にもなるのです。
そして脳の病気になったからといって、その人の人間としての存在価値が変わることはありません。
脳のほんの一部の機能が落ちて、色々な不便が出て来たとしても、その人はその人です
違いますか?

「認知症や子供の障害を受け入れられないのは、その人自身の心の奥底に偏見差別が潜んでいるから」と読んだことがあります。
ならば、まず病気や障害を正しく理解することで、自らの誤解と偏見を手放しましょう
 
 →(3)障害者年金に続く

<関連記事>
*「精神科医療医が1割負担になる自立支援医療の受け方(体験談)
*「若年(性)認知症の方の抱える問題」(一番は経済的問題です。)
*「若年性レビー小体型認知症の治療例」(リンクも参照)
*「レビー小体型認知症 治療の具体的注意点(1)」「(2)治療で悪化した例
*「病気を打ち明けることの利点(体験談)」(若年性レビー小体型認知症)
大野更紗さんらの「見えない障害バッジ」
*外部リンク「障害者手帳で行こう!」(手帳で利用料が免除・割引になる全国の施設一覧

P1020928_convert_20131226075319.jpg
12月の薔薇(バラ)

公的支援の受け方(体験談)(1)自立支援医療

レビー小体型認知症で公的(主に経済的)支援を受けていらっしゃる方々から様々な制度具体的な申請の方法や注意点などを詳しく教えて頂いたのでお伝えします。

これらの制度は、住む地域によっても収入の額によっても変わり、詳しくご説明すると大変複雑になります。ここでは、大事なことだけをごく簡単にお伝えします
詳細は、リンク先の情報をお読み頂くか、役所の担当課にご相談下さい。


パーキンソン病(パーキンソン病と診断されたレビーを含む。)は、症状の程度により
特定疾患難病)」に指定されています。
申請して認定されると治療費(薬代)が、全額免除される等の手厚い公的支援を受けられます。 こちらは、また後日詳しくお知らせします。
(詳細→難病情報センター。 都道府県別 相談窓口 連絡先

パーキンソン病とレビー小体型認知症は、ほぼ同じ病気と専門医たちは言いますが、
レビー小体型認知症は、現在、「特定疾患(難病)」に指定されていません


しかしレビー小体型認知症は、(追記:主治医が精神科医の場合)「自立支援医療(精神通院医療)」という制度で支援を受けられます。
レビーの診察代と薬代に限り、共に1割負担になります。


市町村の保健福祉課など(課名は地域により様々)に行って書類をもらい、申請します。
審査に通れば支援を受けられます。(申請してから1〜2ヶ月程度かかります。)

レビー小体型認知症の治療費は、高額になりやすいです。レビーに良いとされる認知症薬、リバスタッチパッチイクセロンパッチだけでも、1枚(9mg)379.7円です。
病気のために働きたくても働けなくなった若年性認知症の方々にとって、医療費の3割負担1割負担は、大きな違いです。是非申請して下さい


前述の役所の担当窓口に行って「自立支援医療を申請したいがどうすれば良いか」と言えば、優しく懇切丁寧に教えてくれるそうです。
自分自身で用意するものは、世帯全員の保険証のコピーだけ。
申請書窓口で職員と一緒に書くので、書き方がよくわからず途方に暮れたり、間違っていると突き返されることもありません。

最大の問題は、(症状等を詳細に書く)主治医の診断書です。これが必須です。
病院によっては、診断直後にソーシャルワーカーが申請を勧め、医師快く、すぐに診断書を書いてくれるそうです。

しかし医師によっては、その逆の例もあります。
精神科医は慣れていても、他の科の場合は、書き方が分からないこともあるそうです。
(追記:これは実際に窓口で言われたことだそうですが、正確には、精神科医のみが診断書を書けるようです。)
手書きで細かく記入する欄がたくさんあり、面倒で避けたいのも本音でしょう。
診察で、遠慮や自尊心から「まあ、何とかやっています」としか言わなければ、自立支援医療の対象にはならない(=生活上の困難なし)と判断されてしまうかも知れません。

診断書には、日常生活の各場面で、どう困っているのかを具体的に書く欄がありますから、それを医師にはっきりと伝えなければいけません
役所でもらった診断書の項目を見ながら、メモを作って医師に手渡すと良いそうです。

その時、調子の良い時の状態ではなく、悪い時の状態を(遠慮せずに)書くことが重要
症状の変動(波)の大きさは、医師もわかっていますから、診断書にも「変動があり、悪い時には、このような不便がある」と書いてくれるそうです。
それは事実ですから、良い時を基準に考えて、後ろめたく思う必要はありません


自立支援医療(精神通院医療)全詳細
 (うつ病、躁うつ病、てんかん、統合失調症などにも適用)

 < 自立支援医療と同時に申請できる障害者手帳に続く >

追記:コメント欄に更に詳しい情報、追加情報があります。
   介護保険認定の面接調査を受ける時の注意点も。
自治体により行っている紙オムツ、リハビリパンツへの支援についても触れています。


*「若年(性)認知症の方の抱える問題」(一番は経済的問題です。)
*「若年性レビー小体型認知症の治療例」(リンクも参照)
*「レビー小体型認知症 治療の具体的注意点(1)」「(2)治療で悪化した例
*「病気を打ち明けることの利点(体験談)」(若年性レビー小体型認知症)
大野更紗さんらの「見えない障害バッジ」

P1020917_convert_20131222165254.jpg
菊(キク)

河野進著「ぞうきん」

「ぞうきん」という詩を初めて読んだのは、10年以上前です。
『世の中には、こんなことを言う人がいるのか?!』と、当時は、衝撃を受けました。
今、読み返すと、『こう思えたら、普通の人が抱く悩みとか苦しみは、ないだろうな』となんだか羨ましく思います。

「病む」の詩からもわかるように作者は、牧師です。
マザーテレサに協力したり、長島愛生園(ハンセン病療養所)に居たと知り驚きました。
そこで働いていた神谷美恵子(精神科医・作家)とも交流があったと想像します。
神谷美恵子の詩も遠からぬうちにご紹介したいです。


<河野進著「ぞうきん」から2篇>

     ぞうきん

   こまった時に思い出され
   用がすめば すぐ忘れられる
   ぞうきん
   台所のすみに小さくなり
   むくいを知らず
   朝も夜もよろこんで仕える
   ぞうきんになりたい

                 病む

               病まなければ
               聞き得ない慰めのみ言葉があり
               捧げ得ない真実な祈りがあり
               感謝し得ない一杯の水があり
               見得ない奉仕の天使があり
               信じ得ない愛の奇跡があり
               下り得ない謙遜の谷があり
               登り得ない希望の山頂がある


<関連記事>
*「病気になったら(晴佐久昌英の詩)
認知症の母からの「手紙」
*「美しい秋に、美しい詩を」(リンクでその他多数の詩を紹ご介)
*「雨ニモマケズ」(原文とロジャー・パルバースの感動的な英訳)このサイト外

P1020907_convert_20131217162333.jpg

林成之著「<勝負脳>の鍛え方」

あまり期待せずに読んだ「脳に悪い7つの習慣」という本が、とても面白く、同じ著者の「<勝負脳>の鍛え方」も読みました。
著者は、北京オリンピックの日本競泳チームにメンタルトレーニングをした脳神経外科医、日本大学教授です。

脳については、数多くの本が出版され、数え切れない程の健康法が唱えられています。
その内容の真偽については、私には、わかりません。この本に関しても。

ただ、読んで元気が出た部分、参考にしても害にはならない部分、病気と生きる方・介護中の方にも参考になりそうな部分だけを抜き書きしてご紹介します。
みなさんの心(脳)の健康を祈りつつ・・。


  林成之著「<勝負脳>の鍛え方」(2006年発行。講談社現代新書)から

サイコサバネティックス理論(人間が目的を達成するためにはどうすればよいかを明確に説いた理論P.77)。
人間が成功するか否かは、現象の受け取り方次第であり、成功するイメージさえ持っていれば必ずそこにたどり着くことができる、という理論。

具体的なアドバイスとしては、できるだけ陽気にふるまう他人に好意的にふるまうそうありたいと思っている自分になったつもりで行動する悲観的なことは考えない・・・といった習慣づけをすることが推奨されています。P.78

人間の脳は、強く望めばそれを可能にする力を持っているのです。
私は、人間の脳は、本気になればとてつもない力を発揮すると信じています。P.90


脳の疲労を取り除くためには、この前頭眼窩野と、(略)モジュレータ神経群の機能を高めることです。まず、前頭眼窩野の機能を高める方法(略)。

気のおけない友だちや家族と話をすることが有効なのです。
ただし、そこで愚痴をこぼしているとよけいストレスになります。
(略)必ず楽しい会話をすることが大切です。
ただリラックスしているだけでは、体の疲労はとれても脳の疲労はとれないのです。

また前頭眼窩野は、嗅結節とも機能が関連していますので、好きな香りを嗅ぎながら楽しい話をすれば、効果は倍増します。

(話相手がいない場合でも)(略)好きな友だちを思い浮かべながら、架空の楽しい会話をすることで、脳の疲労をとることができるのです。P.101〜102

<本を紹介した記事>(他にも沢山ありますが)
「誤解だらけの認知症」市川衛著(NHKディレクターの本)
「困ってる人」大野更紗著(優れた難病闘病記)
「パピヨン」田口ランディ著
「驚きの介護民俗学」六車由実著
*カテゴリ「死を受け入れるために」

P1020908_2_convert_20131214202939.jpg

認知症介護と仕事の両立に関する調査 協力者募集

NPO法人認知症フレンドシップクラブ理事の徳田雄人さんが、同法人理事長の井出訓放送大学教授と調査をします。
お2人ともイベントでお会いし、お話ししたことがあるのですが、とても素敵な方々です。
ご協力可能な方は、この状況を変えるため、是非ご協力よろしくお願いします。
以下青字部分は、こちら(問い合わせ・連絡先も。)からの抜粋です。


   【介護離職に関するインタビュー調査 ご協力のお願い】
 
高齢化が進む中、親などの介護をしながら働く人は、全国に240万人
仕事の調整や、介護サービスの選択などに悩む人が増える中、残念ながら、年間10万人が介護を理由に仕事を辞めざるを得ない現状です。

本調査では、特に介護において負担が大きいとされる認知症の人の介護をテーマに、介護で離職せざるを得なかった方、あるいは、現在、介護と仕事の両立に困難を感じている方を対象に、現状についてのインタビュー調査を実施します。

今後、介護と仕事の両立が可能な社会環境に必要な施策や支援の方向性を考える上で、基礎的な資料として役立ていきたいと考えております。どうぞご協力の程よろしくお願い申し上げます。

  □研究課題名
認知症高齢者を介護する家族介護者の離職に関する現状分析とサポートシステムの構築
  (科学研究費助成事業:平成25〜27年)
  □研究代表者 井出訓(放送大学・教養学部教授)
  □インタビュー実施者 徳田雄人(株式会社スマートエイジング)

  □実施期間 2013年11月〜2014年1月
  □実施時間:1〜2時間
  □実施場所:ご都合のよい場所へ訪問し、実施いたします

<インタビューのご協力をお願いしたい方>
 ● 認知症の方を介護されている方で既に離職された経験のある方
 ● 認知症の方を介護されている方で仕事との両立について困難を感じる方

<インタビュー内容>
 ● 家族構成・労働環境・利用している介護サービス
 ● 介護と仕事の両立に関して感じる困難・必要な支援・施策 など
 ● お話いただいた内容は、秘密を厳守いたします。

 ★お問い合わせ・連絡先は→こちら

<関連記事>
*「認知症になっても普通に、安心して暮らせる社会を目指して
 認知症フレンドシップクラブの啓蒙イベント「RUN伴」(ランとも)

P1020832_convert_20131121090546.jpg
カラスウリ
(写真の上をクリックしないと小さくて見えないですね。)

大野更紗さんらの「見えない障害バッジ」

身体症状も強いレビー小体型認知症、一見元気なアルツハイマー型認知症、話しても認知症とはわからない方も少なくない前頭側頭型認知症(ピック病)。(→関連記事
それぞれ症状はまったく違いますが、皆さん「見えない障害」のために誤解を受けたり、様々な不便、苦労を抱えながら社会の中で生活していらっしゃいます。

周囲の配慮が必要な病気であることをさりげなく知らせることのできる素敵な(病気でない若者も付けたくなるような)目印ができたらいいのにと去年位から思っていました。

認知症に限りませんが、「見えない障害」向けのとても素敵なバッジがあることを最近知りました。「困ってる人」の著者、大野更紗さんたちの呼びかけで(会社でもNPOでもなく)有志が作って実費で配布しています。(下の写真)

デザインも理念もこの活動も、なんだかワクワクしませんか?
応援したいです。これを全国に普及させたい。障害は、他人の話ではないからです。

「人間には2種類しかいません。今、障害を持っている人とこれから障害を持つ人です」
(放送大学講師の言葉。すみません、ご本人から伺ったのにお名前を覚えていません。)

  ★ バッジのお申込はこちらから「わたしのフクシ。」(公式サイト)

以下青字部分は、「わたしのフクシ。」「見えない障害バッジ」からの抜き書きです。

難病、内部疾患、発達障害など、社会で認知されず
   福祉政策でも「制度の谷間」に落ち込み、サポートが受けにくい
      「目に見えない」障がい、困難、痛みをもつ人が数多くいます。
電車で席を譲られることもなく、「怠けている」「わがまま」「やる気がない」
   と思われることもめずらしくありません。

「バッジをつけて、見えない障害を知ってもらおうよ。」
    twitter のみんなの声から、このバッジはうまれました。
       障害をもつひとに当事者用と、もたないひとには啓発用を。
『 大切なものは目にみえない 』
 「星の王子さま」の)きつねの秘密が刻んであります。
   当事者バッジをつけているひとがいたら、「お手伝いできることありますか?」
     って声をかけてみてくださいね。

<関連記事とリンク>
大野更紗著「困ってる人」(壮絶な難病体験をユーモアに包んで綴る)
*「優先席に座って白眼視・見えない障害」(2012年9月23日産經新聞・公式サイト)
男性介護者を助ける「介護中」マーク(トイレ介助や下着売り場などで役立つ)
*内部障害者・内蔵疾患者のための「ハート・プラスマーク」(公式サイトへ飛びます)
「手助けをして下さい」(「認知症のわたし」朝日新聞)
「ケア・ダイアリー(介護手帳)」ピック病体験談に協力して下さった家族が作成。
*「リクライニング式車いすの乗る軽自動車」(役立つモノの1つ)

300.jpg
当事者用(赤いハート入り。啓発用はハートなし。両方共350円+送料80円〜)

1日1笑 レビー爆笑エピソード募集

「1日1笑シリーズ」、ずっとサボってました。
最近、ちょっと真面目そうな顔をして、真面目そうなことばっかり書いていたので、肩こりが・・・。

介護家族のみなさん、1日1回笑ってますか〜?

レビーと共に生きている方って、中々にひょうきんな方が多いので、そんな爆笑エピソードを集めたいなぁと、秋の夜長に夢見ています。
どうぞコメント(公開/非公開)でお寄せ下さいね〜!

私のレビーの母も言うことが、一々可笑しいのですが、今までの「ベスト」は、これでしょうか?

私「お母さん、お土産だよ〜。水まんじゅうとドライマンゴー。どっち食べたい?」
母「ドライマンジュ〜!!」

・・・はい。特養に置いておくのは、もったいないような人です。


では、私が撮った3枚の写真をお楽しみ下さい。(クリックすると拡大します。)

P1020672_convert_20131008151346.jpg
 ♡ ♡ ♡

P1010980_convert_20131008151711.jpg
我が家に密かに生息していた地球外生物 個体その1

P1010979_convert_20131008151918.jpg
個体その2  
2体とも地中に入れると植物に擬態。子供を産んだ後、溶けて消滅す。(本当ですよ!)

<関連記事>
1日1笑シリーズ
疲れた時に効く自然音と映像

病気になったら(詩)

読者のMさんが教えて下さった詩です。作者は、神父だそうです。


   病気になったら    晴佐久昌英

病気になったら、どんどん泣こう。
痛くて眠れないといって泣き、手術がこわいといって涙ぐみ、
死にたくないといって、めそめそしよう。
恥も外聞もいらない。
いつものやせ我慢や見えっぱりをすて、かっこわるく涙をこぼそう。
またとないチャンスをもらったのだ。
自分の弱さと、思いあがりを知るチャンスを。

病気になったら、おもいきり甘えよう。
あれが食べたいといい、こうしてほしいと頼み、もうすこしそばにいてとお願いしよう。
遠慮も気づかいもいらない、正直に、わがままに自分をされけだし、
赤ん坊のようにみんなに甘えよう。
またとないチャンスをもらったのだ。
人の情けと、まごころに触れるチャンスを。

病気になったら、心ゆくまで感動しよう。
食べられることがどれほどありがたいことか、歩けることがどんなにすばらしいことか、
新しい朝を迎えるのがいかに尊いことか、
忘れていた感謝の心を取りもどし、見過ごしていた当り前のことに感動しよう。
またとないチャンスをもらったのだ。
この瞬間に自分が存在しているという神秘、いのちの不思議に、感動するチャンスを。

病気になったら、すてきな友達を作ろう。
同じ病を背負った仲間、日夜看病してくれる人、すぐに駆けつけてくれる友人たち。
義理のことばも、儀礼の品もいらない。
黙って手を握るだけですべてを分かち合える、あたたかい友達をつくろう。
またとないチャンスをもらったのだ。
神様がみんなを結んでくれるチャンスを。  (中略)

そしていつか、病気が治っても治らなくても、
みんなみんな、流した涙の分だけ優しくなり、
甘えとわがままをこえて自由になり、感動と感謝によって大きくなり、
友達を増やして豊かになり、信じ続けて強くなり、祈りのうちに、神の子になるだろう。
病気になったら、またとないチャンス到来。
病のときは恵みのとき。


<関連記事>
*「美しい詩の数々」(生きる力を与えてくれる言葉)
*「認知症を患う人とつながる

P1020677_convert_20130924162305.jpg
近所の公園で、そっと寄り添って立っていたキノコ

10月2日の「ためしてガッテン」はレビー小体型認知症

  2013年10日2日(再放送は8日火曜日午後4時5分)

   NHK ためしてガッテンのテーマは

         レビー小体型認知症 です。

 「気づいて!新型認知症 見分け方&対策大公開」→番組内容詳細
       NHKオンデマンドなら有料で常時配信中。)

私もお声をかけて頂き、番組ディレクターの取材を受けました。
このブログの読者の方々にも取材にご協力頂きました。
本当にありがとうございました。

たくさんのレビー介護家族が、レビーを取りまく医療・介護の現状を
変えて欲しい
という切実な想いをディレクターに伝えました。
想いは、真っすぐに受け止められました。

短い番組の中で、多種多様な症状、医療問題など、すべてを伝えることは無理です。
でも様々な制限の中で、可能な限り、最良の情報を伝えようと、
ディレクターは、力を尽くして下さいました。

私たちの想いをこめた番組を一人でも多くの方に見て頂きたいです
医療従事者にも ケアマネにも 介護職員にも 介護家族にも レビーと生きるご本人にも パーキンソン病と診断されている方にも 今はまだ認知症とは無縁の方にも。
レビーを知らない方も、熟知している方も、必ず驚き、学ぶことがあると思います。

知人友人に、職場の方に、親戚に、近所の方に、番組のことを伝えて下さい
10月2日には録画をして、「見たかった」という人にDVDを貸しましょう。

一人ができることは、本当にささやかです。
『これが、何の役に立つのか』と思ってしまうほど・・。
私も3年余りブログを書きながら、今まで何度も思いました。

でも十人が、百人が、千人が動けば、変わります。
レビーという病気を、その問題を多くの方に知ってもらうことができます

今、アルツハイマー病、うつ病、統合失調症などと誤診されて、
処方された治療薬で動けなくなっている多くの方を救う道も開かれます

治療して悪化するなんて、こんなバカな、こんなむごい、こんな悲しいことは、
もう終わらせましょう。
そのために力を貸して下さい


追記:この番組のDVDを勉強会などで使用したいというご希望のある方は、非公開コメントでご相談下さい

<関連記事>
*「レビー小体型認知症の本質」(アルツハイマー型とは全く違う対応を
*「医師は、レビー小体型認知症を知らない」(朝日新聞)」2013年8月31日
*「家族にできること(医療編)飲ませてはいけない薬一覧
(家族会のサイトに連載している「知識ゼロから始めてすぐレビーに精通する講座」)
*「完全版:レビー小体型認知症の全症状」詳細記事へのリンク集
*「レビー小体型認知症早期発見チェックリスト」(3種類)
*「幻視(幻覚)はどう見え、どう感じているかを疑似体験しよう
*「役に立つ 各種認知症 動画集」(齋藤正彦医師の講座他)
*「パーキンソン病とレビー小体型認知症の関係」(2点ある相違点は何か)

P1010044_convert_20130920065632.jpg
薔薇(バラ)

美しい秋に、美しい詩を

病気から離れて、「一日一笑シリーズ」か、何かとても美しいものをご紹介したいと時々思うのですが、中々できずにいますね。
今日は、八木重吉の美しい詩をお届けします。


          素朴な琴

       この明るさのなかへ
       ひとつの素朴な琴をおけば
       秋の美しさにたえかねて
       琴はしずかに鳴りいだすだろう


      
         母 (「しずかな朝」)

       お母さま
       わたしは 時とすると
       お母さまがたいへん小さいひとのようにおもえてきて
       このてのひらのうえへいただいて
       あなたを拝んでいるようなきがしてくることがあります
       こんなあかるい日なぞ
       わたしの心は美しくなってしまって
       お母さんをこの胸へかざり
       いばってやりたいようなきがします

     
(注:最後だけ「お母さん」と書かれています。) 

<その他の詩>
谷川俊太郎の詩  *細川宏の詩「しなう心」  *宮澤賢治の詩
シンボルスカの詩「春を恨んだりはしない」 *アッシジのフランチェスコの祈り
手紙〜親愛なる子どもたちへ〜 (認知症の母からの「手紙」)
川上未映子の言葉(幸福とは)

P1010723_convert_20130918092707.jpg
秋明菊(シュウメイギク)

「患者の孤独」柳澤桂子著

生命科学者の柳澤桂子さんが、30年におよぶ闘病生活(正しい診断も理解もされなかった医療体験)を記した「患者の孤独」P.174〜P.176からの抜粋。(以下、青字部分)


特に「周期性嘔吐症候群」については、日本の医師の不勉強を感じた。
偶然それを知っている医師にめぐりあうまで患者はさまよわねばならない
(略)ほんの一例に過ぎず、こうしたことが
他にもあるのではないかということを危惧する。
ここに述べたような医療の現状を変えることは一朝一夕にできることではないだろう。

ただ一つだけ、患者側としてできることは、患者自身が勉強することであろう。
自分の病気について調べ、できれば、新しい医学の論文を読んで、医師と議論する

おそらくそんな患者は嫌われるであろう。
しかし、そういう人が増えてくれば、それが一つの流れになって、
医療を大きく変えることができると私は思っている。
そして、私はそこで受けるつらさに耐えるつもりである。

これはすべての人にできることではないかもしれないが、
できる人ができるだけだけのことをするだけでよい

そうすれば、医療は変わると私は確信する
非常にやりにくいつらいことであるとはわかっているが、
日本の医学は変わらなければならない

著者は、ネットで専門医、患者の会、治療法などを広く調べることを勧めている。
著者が紹介するアメリカの国立医学図書館のサイト→こちら
論文を読むには、国会図書館へ行くことを勧めている。

<関連記事>
*「困ってる人」大野更紗著(壮絶な難病体験をユーモアを込めて語る)
*「医師はレビー小体型認知症を知らない」2013年8月31日の朝日新聞
*「介護家族にできること(医療)」(飲ませてはいけない薬一覧)
*「レビー小体型認知症 体験記集」(家族会のサイト)

P1020643_convert_20130913091720.jpg
アベリア(花園衝羽根空木・ハナゾノツクバネウツギ)

プロフィール

<しば>

Author:<しば>
私は認知症について希望を持てる情報を集め、共有している一介護家族です。医療・福祉の従事者ではありません。

特定の医師・治療法等へのこだわり、信仰する宗教はありません。
認知症に関連するビジネスもしていません。
掲載する情報は正確・公正であるよう努めています。

このブログ内の記事は、出典さえ書いて頂ければ、自由にコピーして資料等として使って頂いて構いません。リンクもご自由に。

’13年5月から「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」(全国に広がる家族会)公式サイトに「しば記者デスク」「体験記」というコーナーを頂き記事を連載中。(こちらの記事は会に著作権があります。)

ツイッター:しば@703shiba

*レビー小体型認知症の症状やチェック方法は、カテゴリの一番上「症状チェック」を。


母 '05パーキンソン病と診断。’10.3月要支援2→要介護4へ激変。5月レビーと診断。2度の転倒骨折入院の後、自宅介護が困難に。8月末グループホーム入所。’11年3月に圧迫骨折で寝たきりに。7月特養入所・要介護5に認定。'12年要介護4に回復。’14年なぜか要介護5になるが穏やかで普通に会話が可能。
S13(1938)年生まれ。

父 ’10年9月ピック病(前頭側頭型認知症)と診断。
昭和2桁生まれ。

私 ’60年代生の女性。300km離れた所に住む。日々の介護はきょうだいに頼り’10年から月1回、’12年から1〜2ヶ月に1回帰省。

好きなこと:読むこと・書くこと・草花の写真を撮ること等々。

*記事に付けた花の写真は私が撮影したものです。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR